JPH044163A

JPH044163A - 多色ラベルプリンタ

Info

Publication number: JPH044163A
Application number: JP10622890A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Yamaguchi; 保博山口
Original assignee: Osaka Sealing Printing Co Ltd
Current assignee: Osaka Sealing Printing Co Ltd
Priority date: 1990-04-20
Filing date: 1990-04-20
Publication date: 1992-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は多色ラベルプリンタに関し、特にたとえば画
像１文字、バーコードなどを多色刷りで印刷するための
多色ラベルプリンタに関する。

（従来技術）現在、画像１文字２バーコードなどを印刷するラベルプ
リンタとして、たとえば黒色の濃淡を用いた単色ラベル
プリンタと印刷を多色刷りで行う多色ラベルプリンタと
がある。印刷を多色刷りで行うラベルプリンタでは、黄
色、赤色、青色の３原色が１枚のラベルにそれぞれ印刷
され、これらの３原色が合成されさまざまな色が表され
る。

１枚の用紙に黄色、赤色、青色の３色がそれぞれ印刷さ
れる方法としては、従来は３色とも共通のヘッドが用い
られた。この場合、まずラベル連続体が送られてたとえ
ば文字などの黄色部分が印刷される。次に、黄色で印刷
されたラベルが再びプリンタ内に引き戻され、たとえば
文字などの赤色部分が印刷される。さらに、黄色と赤色
で印刷されたラベルがプリンタ内に引き戻され、たとえ
ば文字などの青色部分が印刷される。このようにラベル
の送り戻しが計３回繰り返されることにより、３原色の
組合せによって多色刷りで文字などが印刷される。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような多色ラベルプリンタでは、印
刷を行う際にラベルの送り戻しが計３回繰り返される必
要があった。そのため、印刷に時間がかかり能率が悪か
った。

それゆえに、この発明の主たる目的は、多色刷りで印刷
を行う際にラベルの送り戻しを繰り返すことなく能率よ
く印刷が行える、多色ラベルプリンタを提供することで
ある。

（課題を解決するための手段）この発明は、ラベル連続体を保持するための保持手段と
、保持手段に保持されたラベル連続体を移送するための
回転ドラムと、回転ドラムの外周側においてラベル連続
体の移送経路上に設けられ、黄、赤、青のそれぞれの色
をラベルに印刷するための３組の印刷手段とを含む、多
色ラベルプリンタである。

（作用）回転ドラムの外周側に設置された３組の印刷装置によっ
て、順に黄色、赤色、青色で印刷することにより、３色
が合成されて、多色刷り印刷が行われる。

（発明の効果）この発明によれば、多色ラベルプリンタにおいて用紙の
送り戻しを繰り返すことなく多色刷りで印刷が行われる
。そのため、印刷の能率が大変よくなる。

この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。

（実施例）第１図はこの発明の一実施例を示す図解図である。この
多色ラベルプリンタ１０は、保持ローラ１２を含む。こ
の保持ローラ１２には、ラベル連続体１４がロール状に
保持される。

第２図に示すように、ラベル連続体１４は、帯状の剥離
紙からなるシート材１６を含む。シート材１６の一方主
面には、接着剤層１８が形成された複数のラベル２０が
仮着される。

ラベル連続体１４は保持ローラ１２からローラ２２を介
して回転ドラム２４へ導かれ、さらにローラ２６へ導か
れる。ラベル連続体１４のローラ２２までの移送経路上
には、シート材１６上のラベル２０を検出するためのセ
ンサ２８が設けられる。ラベル連続体１４の移送経路上
には、３つの印刷装置３０ａ、３０ｂ、３０ｃが設置さ
れる。

これらの印刷装置３０ａ、３０ｂ、３０ｃは、回転ドラ
ム２４の外周側に並んで設置される。この場合、たとえ
ば印刷装置３０ａは黄色用、印刷装置３０ｂは赤色用、
印刷装置３０ｃは青色用として用いられる。

印刷装置３０ａは保持ローラ３２ａを含む。保持ローラ
３２ａには、たとえば感熱型のインクリボン３４ａがロ
ーラ状に保持される。このインクリボン３４ａは黄色用
である。インクリボン３４ａはその一端が解きほどかれ
て、ローラ３６ａ。

ローラ３８ａを介して巻取り−ル４０ａに巻き取られる
。インクリボン３４ａの移送経路上には、サーマルヘッ
ド４２ａが設置される。このサーマルヘッド４２ａの上
部には、駆動回路４４ａが設置される。

同様に、印刷装置３０ｂは保持ローラ３２ｂ。

感熱型インクリボン３４ｂ、ローラ３６ｂ、ローラ３８
ｂ２巻取り−ル４０ｂ、サーマルヘッド４２ｂおよび駆
動回路４４ｂを含む。なお、このインクリボン３４ｂは
赤色用である。

同様に、印刷装置３０ｃは保持ローラ３２ｃ感熱型イン
クリボン３４ｃ、ローラ３６Ｃ，ローラ３８Ｃ１巻取り
−ル４０ｃ、サーマルヘッド４２Ｃおよび駆動回路４４
Ｃを含む。なお、このインクリボン３４ｃは青色用であ
る。

３つの駆動回路４４ａ、４４ｂ、４４ｃを制御するため
に、ＣＰＵ４６が設置される。

ラベル連続体１４は、まず印刷装置３０ａ内を通る。ラ
ベル連続体１４が保持ローラ１２からローラ２２へ送ら
れる途中で、センサ２８によりラベル２０の位置が検出
される。ＣＰＵ４６から駆動回路４４ａへ、印刷する画
像１文字またはバーコードに応した指示が与えられる。

その指示に応して、駆動回路４４ａは、サーマルヘット
４２ａの動きを制御する。インクリボン３４ａは感熱型
であるため、サーマルヘッド４２ａの接触した部分が、
ラベル２０上に印刷される。インクリボン３４ａは黄色
用であるため、この印刷装置３０ａでは、ラベル２０上
に文字や画像などの黄色部分が印刷される。

ラベル連続体１４は、次に印刷装置３０ｂ内を通る。印
刷装置３０ｂでは、印刷装置３０ａと同様にして、ラベ
ル２０上に文字や画像などの赤色部分が印刷される。

ラベル連続体１４は、最後に印刷装置３０Ｃ内を通る。

印刷装置３０ｃでは、印刷装置３０ａ。

印刷装置３０ｂと同様にして、ラベル２０上に文字や画
像などの青色部分が印刷される。

このように、黄色、赤色、青色の３色が、印刷されたラ
ベル２０は、ローラ２６を介して次の工程へ送られる。

なお、すべての色は黄色、赤色青色の３原色を混合する
ことによって表されるため、この多色ラベルプリンタ１
０では、上述の方法で、多色刷りの印刷を行うことがで
きる。

また、センサ２８によってラベル２０の位置が検出され
るため、検出されたラベル２０の位置に基づいてＣＰＵ
４６により駆動回路４４ａ、４４ｂ、４４ｃが制御され
る。したがって、３つの印刷装置３０ａ、３０ｂ、３０
ｃによる印刷時に、文字や画像の位置ずれを防止するこ
とができる。

このように、この多色ラベルプリンタ１０では、従来の
多色ラベルプリンタのように、用紙の送り戻しが繰り返
される必要がない。そのため、従来よりも印刷にかかる
時間を短縮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す図解図である。第２図はラベル連続体を示す図解図である。図において、１０は多色ラベルプリンタ、１２は保持ロ
ーラ、１４はラベル連続体、２０はラベル、２４は回転
ドラム、３０ａ、３０ｂおよび３０ｃは印刷装置、３４
ａ、３４ｂおよび３４Ｃはインクリボン、４２ａ、４２
ｂおよび４２Ｃはサーマルヘッドを示す。

Claims

【特許請求の範囲】ラベル連続体を保持するための保持手段、前記保持手段に保持された前記ラベル連続体を移送する
ための回転ドラム、および前記回転ドラムの外周側において前記ラベル連続体の移
送経路上に設けられ、黄、赤、青のそれぞれの色をラベ
ルに印刷するための３組の印刷手段を含む、多色ラベル
プリンタ。