JPH044162A - 多色ラベルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は多色ラベルプリンタに関し、特にたとえば画
像９文字、バーコードなどを多色刷りで印刷するための
多色ラベルプリンタに関する。

（従来技術） 現在、画像９文字、バーコードなどを印刷するラベルプ
リンタとして、たとえば黒色の濃淡を用いた単色ラベル
プリンタと印刷を多色刷りで行う多色ラベルプリンタと
がある。印刷を多色刷りで行うラベルプリンタでは、黄
色、赤色、青色の３原色が１枚のラベルにそれぞれ印刷
され、これらの３原色が合成されさまざまな色が表され
る。

１枚の用紙に黄色、赤色、青色の３色がそれぞれ印刷さ
れる方法としては、従来は３色とも共通のヘットが用い
られた。この場合、まずラベル連続体が送られてたとえ
ば文字などの黄色部分が印刷される。次に、黄色で印刷
されたラベルが再びプリンタ内に引き戻され、たとえば
文字などの赤色部分が印刷される。さらに、黄色と赤色
で印刷されたラベルがプリンタ内に引き戻され、たとえ
ば文字などの青色部分が印刷される。このようにラベル
の送り戻しが計３回繰り返されることにより、３原色の
組合せによって多色刷りで文字などが印刷される。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような多色ラベルプリンタでは、印
刷を行う際にラベルの送り戻しが計３回繰り返される必
要があった。そのため、印刷に時間がかかり能率が悪か
った。

それゆえに、この発明の主たる目的は、多色刷りで印刷
を行う際にラベルの送り戻しを繰り返すことなく能率よ
く印刷が行える、多色ラベルプリンタを提供することで
ある。

（課題を解決するための手段） この発明は、ラベル連続体を保持するための保持手段と
、保持手段に保持されたラベル連続体を移送するための
３つのローラと、ローラに対応して設けられ、黄、赤、
青のそれぞれの色をラベルに印刷するための３組の印刷
手段とを含む、多色ラベルプリンタである。

（作用） ３組の印刷装置によって、順に黄色、赤色、青色で印刷
することにより、３色が合成されて、多色刷り印刷が行
われる。

（発明の効果） この発明によれば、多色ラベルプリンタにおいて用紙の
送り戻しを繰り返すことなく多色刷りで印刷が行われる
。そのため、印刷の能率が大変よくなる。

この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。

（実施例） 第１図はこの発明の一実施例を示す図解図である。この
多色ラベルプリンタＩＯは、保持ローラ１２を含む。こ
の保持ローラ１２には、ラベル連続体１４がロール状に
保持される。

第２図に示すように、ラベル連続体１４は、帯状の剥離
紙からなるシート材１６を含む。シート材１６の一方主
面には、接着剤層１８が形成された複数のラベル２０が
仮着される。

ラベル連続体１４は、保持ローラ１２からローラ２２．
ローラ２４．ローラ２６およびローラ２８を介してロー
ラ３０へ導かれる。ラベル連続体１４のローラ２２まで
の移送経路上には、シート材１６上のラベル２０を検出
するためのセンサ３２が設けられる。ローラ２２の上部
には、たとえば黄色用の印刷装置３４ａが設置される。

印刷装置３４ａは保持ローラ３６ａを含む。保持ローラ
３６ａには、たとえば感熱型のインクリボン３８ａがロ
ーラ状に保持される。このインクリボン３８ａは黄色用
である。インクリボン３８ａはその一端が解きほどかれ
て、ローラ４０ａローラ４２ａを介して巻取り−ル４４
ａに巻き取られる。インクリボン３８ａの移送経路上に
は、サーマルヘッド４６ａが設置される。このサーマル
ヘッド４６　ａの上部には、駆動回路４８ａが設置され
る。

ローラ２６の上部には、印刷装置３４ｂが設置される。

印刷装置３４ｂは赤色用である。印刷装置３４ｂは保持
ローラ３６ｂ、感熱型インクリボン３８ｂ、ローラ４０
ｂ、ローラ４２ｂ５巻取り−ル４４ｂ、サーマルヘッド
４６ｂおよび駆動回路４８ｂを含む。なお、このインク
リボン３８ｂは赤色用である。

ローラ３０の上部には、印刷装置３４Ｃが設置される。

印刷装置３４Ｃは青色用である。印刷装置３４Ｃは保持
ローラ３６Ｃ１感熱型インクリボン３８Ｃ，ローラ４０
Ｃ，ローラ４２Ｃ１巻取り−ル４４Ｃ，サーマルへｙ　
ト４６　ｃおよび駆動回路４８ｃを含む。なお、このイ
ンクリボン３８ｃは青色用である。

ローラ２４には、たとえば棒状の補正用シャフト５０の
一端が接続される。補正用シャフト５０の中間部には、
支点５１が形成される。補正用シャフト５０の他端の下
方と上方には、ローラ２４の位置を検出するための位置
検出センサ５２ａ。

５２ｂが設けられる。

同様に、ローラ２８には、補正用シャフト５４の一端が
接続される。補正用シャフト５４の中間部には、支点５
５が形成される。補正用シャフト５４の他端の下方と上
方には、ローラ２８の位置を検出するための位置検出セ
ンサ５６ａ、５６ｂが設けられる。

３つの駆動回路４８ａ、４８ｂ、４８ｃを制御するため
に、ＣＰｔＪ５８が設置される。

ラベル連続体１４は、まず印刷装置３４ａとローラ２２
の間を通る。ラベル連続体１４が保持ローラ１２からロ
ーラ２２へ送られる途中で、センサ３２によりラベル２
０の位置が検出される。ＣＰＵ５８から駆動回路４８ａ
へ、印刷する画像。

文字またはバーコードに応じた指示が与えられる。

その指示に応じて、駆動回路４８ａは、サーマルヘッド
４６ａの動きを制御する。インクリボン３８ａは感熱型
であるため、サーマルヘソＦ４６ａの接触した部分が、
ラベル２０上に印刷される。

インクリボン３８ａは黄色用であるため、この印刷装置
３４ａでは、ラベル２０上に文字や画像などの黄色部分
が印刷される。

ラベル連続体１４は、次にローラ２４を介して、印刷装
置３４ｂとローラ２６の間を通る。印刷装置３４ｂでは
、印刷装置３４ａと同様にして、ラベル２０上に文字や
画像などの赤色部分が印刷される。

ラベル連続体１４は、最後にローラ２８を介して、印刷
装置３４ｃとローラ３０の間を通る。印刷装置３４Ｃで
は、印刷装置３４ａ、印刷装置３４ｂと同様にして、ラ
ベル２０上に文字や画像などの青色部分が印刷される。

すべての色は黄色、赤色、青色の３原色を混合すること
によって表されるため、この多色ラベルプリンタ１０で
は、上述の方法で、多色刷りの印刷を行うことができる
。

また、センサ３２によってラベル２０の位置が検出され
るため、検出されたラベル２０の位置に基づいてＣＰＵ
５８により駆動回路４８ａ、４８ｂ、４８ｃが制御され
る。したがって、３つの印刷装置３４ａ、３４ｂ、３４
ｃによる印刷時に、文字や画像の位置ずれを防止するこ
とができる。

この多色ラベルプリンタ１０では、ローラ２２の送りが
ローラ２６の送りより速い場合、ローラ２２とローラ２
６間のラベル連続体１４の長さが長くなり、ローラ２４
の位置が下がってくる。すると、補正用シャフト５０に
は支点５１が形成されているため、補正用シャフト５０
の他端が位置検出センサ５２ｂと接触する。位置検出セ
ンサ５２ｂからその情報がおくられると、ローラ２２と
ローラ２６の送りの速さが調節される。

逆に、ローラ２２の送りがローラ２６の送りより遅い場
合、補正用シャフト５０の他端が位置検出センサ５２ａ
と接触する。位置検出センサ５２ａからその情報がおく
られると、ローラ２２とローラ２６の送りの速さが調節
される。

同様に、補正用シャフト５４と位置検出センサ５６ａ、
５６ｂにより、ローラ２６とローラ３０の送りの速さが
調節される。このようにして、移送中のラベル連続体１
４のたるみが補正される。

黄色、赤色、青色の３色が、印刷されたラベル２０は、
次の工程へ送られる。

このように、この多色ラベルプリンタ１０では、従来の
多色ラベルプリンタのように、ラベルの送り戻しが繰り
返される必要がない。そのため、従来よりも印刷にかか
る時間を短縮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す図解図である。 第２図はラベル連続体を示す図解図である。 図において、１０は多色ラベルプリンタ、１２は保持ロ
ーラ、１４はラベル連続体、２０はラベル、２２．２６
および３０はローラ、３４ａ、３４ｂおよび３４ｃは印
刷装置、３８ａ、３８ｂおよび３８Ｃはインクリボン、
４６ａ、４６ｂおよび４６ｃはサーマルヘッドを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ラベル連続体を保持するための保持手段、 前記保持手段に保持された前記ラベル連続体を移送する
   ための３つのローラ、および 前記ローラに対応して設けられ、黄、赤、青のそれぞれ
   の色をラベルに印刷するための３組の印刷手段を含む、
   多色ラベルプリンタ。