JPH0441543Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0441543Y2
JPH0441543Y2 JP1986196269U JP19626986U JPH0441543Y2 JP H0441543 Y2 JPH0441543 Y2 JP H0441543Y2 JP 1986196269 U JP1986196269 U JP 1986196269U JP 19626986 U JP19626986 U JP 19626986U JP H0441543 Y2 JPH0441543 Y2 JP H0441543Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
heart cam
lever
operating section
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986196269U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6399726U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986196269U priority Critical patent/JPH0441543Y2/ja
Publication of JPS6399726U publication Critical patent/JPS6399726U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0441543Y2 publication Critical patent/JPH0441543Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電源のオン、オフを行なうスイツチに
関するものである。
従来の技術 電源のオン、オフを行なうスイツチは、たとえ
ば電子制御式洗濯機などの制御部に使用されてい
る。この制御部は第5図に示すような構成をして
おり、電源10が押しボタンのスイツチ11を介
して、制御回路12、モータや電磁弁等の負荷1
3とこの負荷13を駆動する駆動回路14に接続
されている。従つて、制御回路12は情報を入力
する信号入力部15からの信号に基づいて、駆動
回路14に信号を出力し、負荷13を制御するよ
うになつているが、押しボタンのスイツチ11は
使用者が切らない限り制御回路12は電源10と
接続されたままの状態となつている。
考案が解決しようとする問題点 上記のように制御回路12のスイツチ11とし
て押しボタンのスイツチを用いた場合、洗濯機等
が所定の運転をすべて終了し、信号入力部15か
らの信号で駆動回路14により負荷13への電力
供給を遮断した後も、制御回路12は電源10と
接続されているので、電力が無駄に消費され続け
るという問題点を有している。まお、制御回路1
2として、洗濯機の場合について説明したが、電
子制御を行う機器についても同様の問題点を有し
ている。
本考案はこのような問題点を解決し、洗濯機、
その他の機器の運転終了後は制御回路に無駄な電
力を供給しないスイツチを提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 本考案は上記目的達成のため、電源のスイツチ
と接続され、信号により負荷を駆動するようにし
た制御回路と、前記スイツチの接点をオン、オフ
する操作部と、この操作部と連動するよう偏心位
置で軸支されたハートカムと、前記操作部を押し
込み前記スイツチの接点をオンとした時、前記ハ
ートカムと係合して操作部を係止可能としたレバ
ーと、前記制御回路からの信号により励磁される
マグネツトと、このマグネツトにより動作するよ
う設けた略L字形の吸着しバーと、前記ハートカ
ムとマグネツトとを収納するケースとを備え、前
記吸着レバーの上方の吸着部を前記マグネツトの
上面部に位置させると共に制御回路の信号により
吸着レバーが吸着された時、吸着レバーの下方端
が前記ハートカムとの係合を解除し、前記ハート
カムが支点を中心に回動し、前記ハートカムと前
記レバーとの係合位置を変えて前記操作部の係止
を離反して前記スイツチの接点をオフとするよう
にしたスイツチとした。
作 用 上記のような構成をとることにより、操作部に
より接点をオン状態として放置した場合でも、運
転終了後に発する信号により、マグネツトが励磁
され、これと連動する吸着レバーが動作してハー
トカムとレバーとの係合位置関係を変化させ、操
作部の係止状態を離反して、操作部を元の位置に
復帰させるようになつた。従つて、この操作部の
復帰により、前記接点はオフ状態に戻るようにな
る。
吸着レバーは略L字形をし、マグネツトの上面
部にL字形の上方の吸着部を位置させたので、吸
着し易く且つ吸着レバーの上下動が確実にでき
る。
実施例 本考案の一実施例として示したスイツチを図面
により説明する。
第1図、第2図において、1は操作部で、押し
ボタンを用いた。1aは操作部1の連動部で、ハ
ートカム2を支点2aで回動可能に軸支してい
る。この支点2aはハートカム2を偏心位置で軸
支するようになつている。1bはスプリングで、
押しボタンの復帰用である。操作部1としての押
しボタンを押し込んだ時、ハートカム2の上端部
2bにレバー3が引掛り押しボタンは係止状態を
保持するようになつている(第4図a)。この保
持状態で可動接点4と接点5はオン状態となつ
て、制御回路12に(第5図参照)電源10が印
加される。この時、可動接点4は可動片6によつ
て押され、常時可動接点4を押圧するよう附勢さ
れている。
第1図及び第3図に示すように、7はマグネツ
ト、8は吸着レバーである。吸着レバー8は吸着
部8aを上方端に設けて略L字形に延び、下端に
係合片8bを有する。この係合片8bはハートカ
ム2の係合部2cと係合可能位置に設けられ、制
御回路12の信号によつて吸着レバー8が吸引さ
れた時、ハートカム2が支点2aを中心に矢印
(第4図b,c)の方向に回転し、レバー3の引
掛りを解除し、押しボタンはスプリング1bによ
つて復帰する。可動接点4と接点5とはオフ状態
となり制御回路12への電源10は断れる。
このように本実施例では操作部1が、機器の運
転終了後、ある一定の時間になると信号によつて
マグネツト7を動作させて押しボタンを復帰状態
にもどすようになつた。また、この復帰を行なう
ための吸着レバー3は略L字形をし、上端の吸着
部8aをマグネツト7の上方に設けたので、スイ
ツチ内部に万一水などが侵入したときでも動作不
良等の障害が生じるようなことがなくなつた。
また、操作部1の押しボタンを復帰させる信号
を、機器の異常信号と連結しておけば、制御回路
12への電源10の供給を異常時に確実に解除で
き、機器の誤動作を防止することができる効果が
ある。
考案の効果 上記のように本考案によれば、電源のスイツチ
を入れた状態で所定の時間、運転を行なつても、
運転終了後制御回路からの信号によつてマグネツ
トと吸着レバー及びハートカムとレバーとの係合
位置関係によつて、操作部の係止を解除する装置
が動作し、電源のスイツチをオフ状態にするた
め、電力の無駄な消費を防止できる。またこの状
態は操作部が初期に復帰しているため、次回の動
作ではオフ状態から確実に始めることができ、操
作が行ない易くなつた。
また操作部の復帰に信号で励磁されるマグネツ
トにより連動する吸着レバーと、これに係合可能
としたハートカムとレバーを使用しているため、
復帰用のマグネツトが小形でしかも安価に作るこ
とができる。
さらに吸着レバーが略L字形をして上方の吸着
面がメグネツトの上面部上に位置するため、スイ
ツチ内部に万一水が侵入した場合でも、動作不良
が生じることがない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すスイツチの一
部切欠断面図、第2図は同要部断面図、第3図は
ハートカム周辺の分解斜視図、第4図a,b,c
はハートカムと吸着レバーとの関係を示す正面
図、第5図は電子制御式洗濯機の制御部を示すブ
ロツク図である。 1……操作部、2……ハートカム、2a……支
点、3……レバー、4……可動接点、5……接
点、6……可動片、7……マグネツト、8……吸
着レバー、8a……吸着部、10……電源、11
……スイツチ、12……制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電源のスイツチと接続され、信号により負荷
    を駆動するようにした制御回路と、前記スイツ
    チの接点をオン、オフする操作部と、この操作
    部と連動するよう偏心位置で軸支されたハート
    カムと、前記操作部を押し込み前記スイツチの
    接点をオンとした時、前記ハートカムと係合し
    て操作部を係止可能としたレバーと、前記制御
    回路からの信号により励磁されるマグネツト
    と、このマグネツトにより動作するよう設けた
    略L字形の吸着レバーと、前記ハートカムとマ
    グネツトとを収納するケースとを備え、 前記吸着レバーの上方の吸着部を前記マグネ
    ツトの上面部に位置させると共に制御回路の信
    号により吸着レバーが吸着された時、吸着レバ
    ーの下方端が前記ハートカムとの係合を解除
    し、前記ハートカムが支点を中心に回動し、前
    記ハートカムと前記レバーとの係合位置を変え
    て前記操作部の係止を離反して前記スイツチの
    接点をオフとするようにしたことを特徴とする
    スイツチ。 (2) 操作部として、押しボタンと、操作部の連動
    部上で偏心位置で軸支したハートカムと、スイ
    ツチの可動接点と係合する可動片とを設けた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のスイツチ。
JP1986196269U 1986-12-19 1986-12-19 Expired JPH0441543Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196269U JPH0441543Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196269U JPH0441543Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6399726U JPS6399726U (ja) 1988-06-28
JPH0441543Y2 true JPH0441543Y2 (ja) 1992-09-30

Family

ID=31154934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986196269U Expired JPH0441543Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0441543Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101034042B1 (ko) * 2008-11-25 2011-05-11 이엔에스엠 주식회사 반자동 스위치
JP5946997B2 (ja) * 2011-05-24 2016-07-06 株式会社ディスコ 照明装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58193425U (ja) * 1982-06-15 1983-12-22 株式会社東海理化電機製作所 スイツチ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6399726U (ja) 1988-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0441543Y2 (ja)
US6528745B1 (en) Manual operator for interlock
JP2832236B2 (ja) ドアロック装置用アクチュエータ
JP2001071281A (ja) 副操作部材付き電動工具
JPH10266663A (ja) イグニッションスイッチ
JP4126181B2 (ja) 電気錠の切換えレバーと支持枠との構造
JP2574255B2 (ja) スイツチ
JPS6141136Y2 (ja)
JPH0635326Y2 (ja) スイツチ装置
JPS5816068Y2 (ja) 錠前付警報装置
JP2606464Y2 (ja) ロッカー用暗証標識入力装置
JPH071108Y2 (ja) ミシンの布切りメス駆動装置
JP2002059616A (ja) 自動電源オフ機能を持つプリンタ
JPH0422502Y2 (ja)
JP2739676B2 (ja) ドアロック装置用アクチュエータ
JPH03111768U (ja)
JPS5833628Y2 (ja) スイッチ駆動機構
JPH0422503Y2 (ja)
JPS6245625Y2 (ja)
JPS649334U (ja)
JPS6142236Y2 (ja)
JPH02134627U (ja)
JPS6144271Y2 (ja)
JPH088486Y2 (ja) 押しボタンスイッチ
JP3037076B2 (ja) ドアロック装置の制御装置