JPH044119B2 - - Google Patents

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JPH044119B2
JPH044119B2 JP60010701A JP1070185A JPH044119B2 JP H044119 B2 JPH044119 B2 JP H044119B2 JP 60010701 A JP60010701 A JP 60010701A JP 1070185 A JP1070185 A JP 1070185A JP H044119 B2 JPH044119 B2 JP H044119B2
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paper dust
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/18Means for removing cut-out material or waste
    • B26D7/1845Means for removing cut-out material or waste by non mechanical means
    • B26D7/1863Means for removing cut-out material or waste by non mechanical means by suction

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、作業中に紙の上に落ちる紙塵を吸引
するための少なくとも1つの装置を具備した、巻
取紙を縦および横裁断して無塵の規格紙を製造す
るための機械に関する。
従来技術 とくに複写機用紙として、規格紙の需要は増大
している。その際規格紙は極めて紙塵の少ないも
のであることが重要である。一般に、連続した巻
取紙から縦および横裁断によつて規格紙を製造す
る際、これに用いられる巻取紙が古紙からつくら
れている場合、多量の紙塵が落ちることは周知の
ことである。その際、まず縦裁断の際に紙塵が多
量に落ち、これを除去することになる。
そこで、たとえばDE−PS 217 176では、巻取
紙の縦裁断の際に、縦裁断機の中の円板カツター
と圧縮ロールの間の真空室を設け、これによつて
縦裁断の際に落下した紙塵を直接縦裁断機から吸
引することによつて紙塵を除去する方法が知られ
ている。
DE−OS 21 64 554では、巻取紙の縦裁断の際
に、円板カツターがロールの周縁スリツト内へ切
り込み、この切り込みによつて縦裁断が行なわれ
るという方法で、発生する紙塵が除去される。こ
の周縁スリツトは、ロール内部の真空室と結ばれ
ているので、縦裁断の際に発生する紙塵は周縁ス
リツトを通して吸込まれる。
DE−PS 303 985では、巻取紙の縦裁断の際に
落ちる紙塵を吹き飛ばすか、または吸取ることに
よつて除去される。
さらに、US−PS 3 888 624では、縦裁断工
程の後に、一方の巻取紙裁断側辺が真空室の一端
で、他方の巻取紙裁断側辺が真空室の他端でスリ
ツトノズル上を通るように、裁断部が真空室上を
通過し、巻取紙裁断部の各々の縁に沿つて落下し
た紙塵が除去される。
巻取紙裁断の際に落下する紙塵を除去するため
の周知の装置は、無塵の規格紙を製造するうえで
満足できるようなものではないため、これに関し
てかなりの改良が必要である。
発明の目的 したがつて、本発明は、巻取紙の縦および横裁
断によつて、極めて紙塵の少ない規格紙をできる
だけ簡単な方法で製造するための、規格紙製造機
械をつくることを課題としている。
発明の構成 本発明では、この課題は縦裁断部付近で紙塵を
吸引するための第1の紙塵吸込装置、およびその
後の、巻取紙の縦裁断個所の紙塵を吸引するため
に第2の紙塵吸込装置によつて解決される。
この解決法によれば、縦裁断に関する紙塵の吸
取りは、裁断部それ自身のみに限定されず、裁断
個所に隣接した部分の補助吸引として、裁断個所
直後でも行われる。これによつて、縦裁断により
生じる紙塵の除去が改善される。
縦裁断による紙塵の除去をさらに良くするため
に、前述の紙塵を吸引するための2つの装置の間
に、縦裁断個所の吸込装置とは反対側の、巻取紙
のもう一方の面側に、すなわち吸込装置に向い合
わせて吹出し装置を配置するようにして、別の第
3の紙塵吸込装置が取付けられる。この吹出し装
置は、巻取紙の縦縁のところで、裁断個所付近の
紙塵を巻取紙の反対の面に向つて吹き飛ばすが、
そこには吹き飛ばされた紙塵を吸込むため吸込装
置が設置されている。その際吹出し作業によつ
て、縦裁断でできた縦縁が分離されるので、2つ
の別の紙塵除去装置を補つて良好に紙塵の除去が
可能となる点が長所である。
第1の紙塵吸込装置が巻取紙の下側に、第2の
紙塵吸込装置も同様に巻取紙の下側に、そして第
3の紙塵吸込装置を巻取紙の上側に設置すること
はとくに有効である。吸込装置をこのように互い
違いに配置すると、紙塵の除去を良好にすること
になる。
第1の紙塵吸込装置が縦裁断カツターの下側
で、かつ巻取紙の送り方向前方で縦裁断個所下側
に設置された巻取紙ガイドテーブルによつて、そ
の一部が囲まれて真空室を形成すると好都合であ
る。このようにガイドテーブルは2重の役割を有
効に果たす。
裁断部に隣接した第2の紙塵吸込装置は、有利
な実施態様として、既述の、ここでは吸込みテー
ブルとしてつくられ、巻取紙の裁断部に沿う、真
空室に通じた縦スリツトが切込まれているガイド
テーブルを覆つている。その際、縦スリツトが巻
取紙の送り方向に直交して内側および下側に向つ
て曲率をもつ縁を備えていることがとくに有利で
ある。巻取紙が吸込みテーブル上を動くとき、し
たがつて縦裁断部が上述の縦スリツト上を動くと
き、これが縦裁断でつくられる縦縁を分離させる
ことになり、紙塵の除去をよくする。とくに縦ス
リツトのこの構造形態は、何枚も重ねた巻取紙が
裁断され、縦スリツトが重ねられたロール紙の裁
断部分を捌くと、巻取紙の間にある紙塵がよく除
去され、さらに縦裁断の後、裁断部で癒着した巻
取紙の縦縁も分離されるため、有利に働く。
前述の吸込みテーブルが、第2の紙塵吸込装置
のための上述の縦スリツトを形成するのみなら
ず、吹出し装置と第3の紙塵吸込装置の間にもス
リツトを形成するとき、そこで縦裁断部の紙塵が
うまく除去されるので、とくに有利な実施態様と
なる。
前述の紙塵吸込装置に加えて、横裁断カツター
の部分で巻取紙の上または下側、とくに下側に第
4の紙塵吸込装置を設置するのが望ましい。
縦裁断に先立つて、巻取紙は通常ガイドエツジ
に沿つて送られる。そこで、巻取紙の方向を変え
て整える際にも紙塵ができるが、そこに具備され
た第5の紙塵吸込装置によつて除去することがで
きる。その際この装置を、巻取紙の運動方向でガ
イドエツジの前方に設置された、ガイドエツジの
内部にある真空室に通じた吸引溝と一体となるよ
うにつくるのが効果的である。それによつて、紙
塵吸込装置を別の装置として取付ける必要がなく
なる。
さらに、2つのガイドエツジを作り付けた1個
のブロツクを使用すると有利である。このブロツ
クは、真空室として加工された中空箱に、取外し
できるように取付けられるので、ガイドエツジが
摩耗した後は、ブロツクを回転して別のガイドエ
ツジと交替させることができる。その上、各々の
ガイドエツジには1つずつ吸引溝が備えられ、ガ
イドエツジに近接した各々の吸引溝は、中空箱に
ある吸込口を介して真空室に通じているので、一
定の吸込溝を通してのみ空気が吸引され、ガイド
エツジの部分で効果的に紙塵が除去される。
さらに、紙塵の除去をよくするために第6の紙
塵吸込装置が備えられている。すなわち、紙束の
搬出装置の部分に、とくに紙束送りロールの下側
に、適当な吸込口を介して紙束の縁の部分と通じ
た真空室が設けられているので、紙束の縁を通し
て真空室へ空気が吸引される。これによつて発生
する空気流が、まだ付着している紙塵を取り去る
ため、規格紙製造装置の終端ではほとんど無塵の
規格紙を得ることができる。
実施例 さらに本発明の詳細、特徴および長所について
は、実施態様例の概略図とともに以下に述べる。
第1図は、種々の方法で巻取紙の加工を行う、
連続したワークステーシヨンで示される装置の一
部を略図で示す。とりわけ、いろいろな種類の紙
塵吸込装置が採用されている。
第1図の左から右に向つて、ステーシヨンAで
は巻取紙がガイドエツジに案内される。続いてス
テーシヨンBに送られ、希望する場合には巻取紙
は回転穴に通される。次いでステーシヨンCで縦
裁断加工される。巻取紙の横横断は続くステーシ
ヨンDで行われ、裁断した紙を捌いて積重ねる、
分離装置Eおよび紙揃えステーシヨンFへ送られ
る。最終のステーシヨンGで積み重ねられた紙束
が運び出される。
以下では第2図乃至第6図を参照して、個々の
ステーシヨンについて説明する。
第2図は、ステーシヨンAにあるガイドエツジ
52を、それと一体化した紙塵吸込装置とともに
示す。第2図に示すように、巻取紙Pはロール5
4からガイドエツジ52に向つて送られ、そこで
巻取紙はガイドエツジ52のかど56の部分で
(α)だけ方向を変えられる。
吸引溝は中空箱58でつくられており、ガイド
エツジ56とは反対の側面には短管60が取付け
られている。この短管60はホース62とつなが
れる。
ガイドエツジ56は中空箱58の、短管60と
は反対の側面に取付けられたブロツク64に形成
されている。ブロツク64の、ガイドエツジ56
に近接した、巻取紙Pの送り方向にガイドエツジ
56の前方には、中空箱58の吸込口68に通じ
た吸引溝66がつくられてある。2つの吸引溝6
6,67が対称に配置されているため、ガイドエ
ツジ56が摩耗した後はそれに対称なガイドエツ
ジ57に替えることができるように、ブロツク6
4の姿勢をかえることが可能である。
ガイドエツジ52全体は、矢印69に対応して
ロール54の中心軸Mのまわりで回転して、一定
の偏向角(α)に調節することが可能である。
ホース62を通して吸引すると、矢印の方向
に、ガイドエツジ56付近から、吸引溝66、吸
込口68、中空箱58を通つて短管60へと空気
流が生じるため、ガイドエツジ付近に集まつた紙
塵は、空気流に同伴して取り除かれる。
第3図にステーシヨンCの詳細を示す。このス
テーシヨンのフレーム70の内部に上カツター7
2と下カツター74が回転支持されている。これ
らのカツターの形は円形カツターであり、これら
のカツターの回転軸は互いに平行に配置されてい
る。ここで、円形の下カツター74の切刃75と
上カツター72の切刃73とが切り込み縦裁断個
所aで重なり合う。円形カツター72,74の回
転軸は巻取紙の運動方向に対して直角方向で、平
行に重なり合うように調整される。巻取紙の運動
方向、回転カツター前方にガイドプレート76
が、回転カツター後方には吸引テーブル78であ
るガイドテーブルが置かれている。巻取紙は、ガ
イドプレート76および吸引テーブル86上を連
続して送られ、上述のカツターによつて縦裁断さ
れる。この縦裁断の際に紙塵が発生するため、で
きる限り完全に除去しなければならない。この紙
塵除去は縦裁断機全体として、3つの装置、すな
わち、下カツター74のすぐ下にある第1の吸込
装置80、次いで吸引テーブル78の上部、上カ
ツター72の後方にある第2の吸込装置82、お
よび吸引テーブル78の下部で巻取紙の運動方向
に第2の吸込装置82の後方にある第3の吸込装
置84によつて行われる。
第1の吸込装置80では、下カツター74のす
ぐ下にあるL形の下カツタービーム86に吸込口
88が並べてあけられる。その下側では、下カツ
タービーム88は真空箱90に通じており、さら
に短管92を介してホース94につながれる。
下カツタービーム86の垂直アームには、当て
板96を介して前述のガイドプレート76が取付
けられている。下カツタービーム86の内側に
は、紙塵がたまるのを防ぐためにカバープレート
98が取付けられている。下カツタービーム86
の水平アームの自由端には、下カツター74まで
届くエンドカバー100が取付けられ、それによ
つて下カツター74の下部には、下カツター7
4、当て板96、ガイドプレート76および吸引
テーブル78によつて真空室102が形成され
る。
ホース94を通して空気を吸引すると、両カツ
ターの裁断部分の空気が吸込まれ、吸込口88を
通つて真空箱90に、さらにそこからホース94
に達する。この空気流は、縦裁断の際にカツター
付近で発生する紙塵の大部分を同伴する。
第2の吸込装置82は、吸引テーブル78の下
に置かれた吹出しノズル104を具備する。吸引
テーブル78の、吹出しノズル104からの空気
衝突域にはスリツト77が設けられてあり、縦裁
断後の巻取紙裁断縁がこの部分を通過するため、
裁断部に残つている紙塵が吹き飛ばされ、上側の
吸込管108の開口部106に達する。
第3の吸込装置84は、巻取紙の運動方向に対
して第2吸込装置82の後方にあり、主として吸
引テーブル78の下に取付けられた、ホース11
2と接続した真空箱110から成る。真空箱11
0は、吸引テーブル78にあけた長穴114と通
じており、縦裁断後は前記の巻取紙裁断縁がこの
上を通過する。巻取紙の運動方向に、第3の吸込
装置84の後方には、さらには別のガイドプレー
ト116が設置されており、その後にテンシヨン
ロール118が続いている。
第3の吸込装置の詳細は第4図に示すごとくで
ある。第4b図は第4a図の直線b−bに沿う長
穴114の断面図である。
第4a図の左側は上カツター72および下カツ
ター74の概略を、その右側、すなわち巻取紙の
進行方向に、吸引テーブル78とその下にある真
空箱110を示す。吸引テーブルの右側は前記の
テンシヨンロール118に接続している。ここで
テンシヨンロールは巻取紙を引張つて吸引テーブ
ル上を通過させるうえで重要である。
第4b図から明らかなように、スリツト114
の縦方向に直交した、スリツト114の縁79
は、下方に向つて曲げられている。この曲率の半
径は新品の状態では約3mmであり、摩耗してくる
と変わる。スリツトの幅は紙質に対応して変えら
れ、スリツトの長さに正確にあわせて選定され
る。ただし、スリツトの断面積は吸引容積と機械
のスペースに関係がある。スリツトは縦裁断機の
直後に設置されているが、横裁断カツター前方で
引張りを加える部分にも設置しなければならな
い。
独立した固定の真空箱あるいは吸引テーブルを
必ずしも使用する必要はない。これと同等の構造
の場合、相互に接続した真空箱を用いることも可
能であり、それぞれの紙の規格にあわせるため
に、幅方向にスリツトの姿勢を変えることが可能
である。
すでに述べたように、巻取紙の裁断部が連続的
にスリツト114の上を通過し、スリツトを通し
て真空箱に空気が吸引されるとき、折り曲上げた
縁79は、一層または多層に重ねた巻取紙の裁断
部をあおるのに役立つ。それによつて縦裁断機の
部分で紙にしなやかさをもたせるだけでなく、ま
だ残つている紙塵を、煽ることによつてうまく真
空室に吸込む効果をもたらす。
巻取紙を横裁断する場合も、その必要性はたと
え少なくとも、紙塵の除去は行わねばならない。
それに関する吸込装置を第5図に示す。フレーム
120の内部で、2つ並んだ同一のカツタードラ
ム122が回転支持され、それに取付けられた切
刃124が完全に定められた位置で互いに接触し
て鋭く切り込むので、この位置で巻取紙が横方向
に裁断される。下カツタードラム122の下部に
はU形ビーム125が取付けられ、下カツタード
ラム122の少なくとも下半分を覆つて真空室1
26を形成している。真空室126の下部のビー
ム125には吸込口128がつくられており、図
には示していないが、これに吸込装置が接続され
る。左から右への巻取紙の運動方向でカツタード
ラム122の前方にも、巻取紙のガイドプレート
130が取付けられているが、これは真空室12
6を下カツタードラムの上側にも拡張している。
前述の吸引テーブル78上での巻取紙のガイド
により、横裁断機内での紙送りは安定しているた
め、乱れなく横裁断が可能である。
最後に排紙の際、とくに紙束の取出しの際に、
残留した紙塵を除去するために最終的に紙束周縁
部の紙塵が吸引される。これに関する吸込装置を
第6図に示す。第6図に示されたコンベヤベルト
132の上には紙束Rが積み重ねられる。紙束R
の側面は、垂直軸まわりで回転する押えベルト1
34に囲まれるが、紙束と押えベルトの間にはわ
ずかの隙間が残されている。コンベヤベルト13
2の下には真空箱136と短管138およびそれ
に接続したホース140が設置されている。真空
箱136の側面には、紙束Rと押えベルト134
の間の隙間に通じた吸込口142がある。ホース
140によつて空気を吸引すると、矢印に沿つて
まわりから上記の紙束Rと押えベルト134の隙
間を通つて真空室136へ空気が吸込まれる。そ
の際、空気流とともに紙束に残留している紙塵が
吸引除去される。
巻取紙が第1図に示す装置に供給されると、巻
取紙PはステーシヨンAでガイドエツジの上を通
過して適当に偏向させられる。このとき紙をわず
かに擦るため、表面に紙塵が発生する。そこで生
じた紙塵は、ガイドエツジ52に作り付けられた
吸込装置を通して、第2図に3つの矢印で示され
る空気流によつて吸引される。
ステーシヨンBを通過した後、巻取紙は縦裁断
機であるステーシヨンCに至る。この部分では上
からあるいは下からと交互に3段階で吸引され
る。すなわち、最初はカツターのすぐ近くで下向
きの空気流により下向きに、次いで下から上への
吹き上げにより、すなわち上向きの吸引により、
最後には下向きの吸引により、とくに巻取紙の縦
裁断の部分で、裁断の際に付着する紙塵が効果的
に除去される。最後に挙げた吸込装置について
は、巻取紙の裁断個所が吸引テーブル78上のス
リツト114の上を通る。それによつて紙塵が除
かれるほかに、巻取紙が安定させられる。この部
分での紙塵の吸い取りは、スリツトの縁を巻取紙
の運動方向に対して直角方向に曲げておくことに
よつて、容易になる。とくに、巻取紙を何枚も重
ねて裁断するときは、裁断した巻取紙の裁断部分
を「捌く」ことになるので、巻取紙の内部に入つ
た紙塵を取り除くことができる。これに加えて、
スリツトの上部で働くブラシによつても紙塵の吸
込みが改善される。これは、たとえばスリツトの
すぐ上に取付けた回転ブラシの形で実現され得
る。
縦裁断機および/または横裁断機の下カツター
部分、および/または吸引テーブルでの紙塵吸込
みに際しての真空度は、裁断速度が100〜400m/
min.の場合、250〜840ミリバールの範囲に保持
するのが望ましい。この範囲で最善の結果が得ら
れるが、指示された限界値を超えた真空に調節す
ることも可能である。
縦裁断の後にステーシヨンDで横方向に裁断さ
れるが、このとき横裁断によつて発生した紙塵を
除去するため、下カツターの部分で既述のごとく
紙塵が吸引される。
ステーシヨンGでは既述のごとく紙塵を吸引し
て、紙束Rが運び出される。
上記実施例に詳記した如く、本発明は無塵の規
格紙製造に際して、とくに巻取紙Pを個々の条幅
紙に縦裁断する場所で紙塵が吸引される。その
際、連続した3段階の吸引が行われる。すなわ
ち、縦裁断されるその場所での下向きの第1の吸
引、次いで裁断個所への下からの吹き出しと、吹
き飛ばされた紙塵の上からの吸引、そして最後
に、特別の吸引テーブル78上での残留紙塵に対
する下向き吸引であり、さらに、横裁断機および
積み重ねた紙束の搬出部でも紙塵が吸引されるも
ので、簡単な構造で所期の目的を達成することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の機械を示すもので、第1図は
個々のワークステーシヨンを具備する規格紙製造
機の概略側面図、第2図は紙塵吸込装置と一体化
して組立てられた紙揃え装置、第3図は3つの吸
込装置をもつ縦裁断機の断面図、第4a図は第3
図に示す吸込装置の拡大図、第4b図は第4a図
の直線b−b断面図、第5図は紙塵吸込装置を具
備する横裁断機の断面図、第6図は紙塵吸込装置
を具備する第1図に示す紙送り装置の断面図であ
る。 a……縦裁断部、P……巻取紙、80……第1
の紙塵吸込装置、84……第2の紙塵吸込装置、
82……第3の紙塵吸込装置、104……吹出し
装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 作業中に紙の上に落ちる紙塵を吸引するため
    の、少なくとも1つの装置を具備し、巻取紙を縦
    裁断カツター72,74で縦に、かつ横裁断カツ
    ター122で横に裁断して無塵の規格紙を製造す
    るための機械にして、縦裁断部a付近で紙塵を直
    接吸引するための第1の紙塵吸込装置80と、紙
    送り方向に上記第1の紙塵吸込装置に続いて配置
    され、巻取紙Pの縦裁断個所の紙塵を吸引するた
    めの第2の紙塵吸込装置84を備えたことを特徴
    とする無塵の規格紙を製造する機械。 2 特許請求の範囲第1項に記載の機械にして、
    紙塵を吸引するための2つの装置80,84の間
    に、縦裁断個所の吸込装置とは反対側の、巻取紙
    Pのもう一方の面側に吹出し装置104を配置す
    るようにして、別の第3の紙塵吸込装置82を設
    けていることを特徴とする機械。 3 特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    機械にして、上記第1の紙塵吸込装置80が巻取
    紙Pの下側に、第2の紙塵吸込装置84も同様に
    下側に、そして第3の紙塵吸込装置82が巻取紙
    の上側に設置されていることを特徴とする機械。 4 特許請求の範囲第1項に記載の機械にして、
    上記第1の紙塵吸込装置80が縦裁断カツター7
    5の下側で、巻取紙Pの送り方向前方、縦裁断個
    所aに設置された巻取紙Pのガイドテーブル7
    6,78によつてその一部が囲まれた真空室10
    2を形成することを特徴とする機械。 5 特許請求の範囲第1項に記載の機械にして、
    上記第2の紙塵吸込装置84が、縦裁断個所aに
    続く、吸引テーブル78としてつくられた、巻取
    紙Pの縦裁断部に沿つて、真空室110に通じた
    縦スリツト114が切り込まれたガイドテーブル
    78を覆うことを特徴とする機械。 6 特許請求の範囲第1項に記載の機械にして、
    上記吹出し装置104および第3の紙塵吸込装置
    82が、縦裁断個所aの後方のガイドテーブル7
    8につくられたスリツト77の各々片側に配置さ
    れていることを特徴とする機械。 7 特許請求の範囲第5項に記載の機械にして、
    上記縦スリツト114が、巻取紙Pの運動方向に
    直交して下側に曲げた縁79をもつことを特徴と
    する機械。 8 特許請求の範囲第1項に記載の機械にして、
    上記横裁断カツター122の部分の、巻取紙Pの
    上または下側に、第4の紙塵吸込装置125,1
    26,128が設置されていることを特徴とする
    機械。 9 特許請求の範囲第1項に記載の機械にして、
    上記巻取紙Pの送り方向に縦裁断部aの前方、ガ
    イドエツジ56の部分に、第5の紙塵吸込装置5
    2が取付けられていることを特徴とする機械。 10 特許請求の範囲第9項に記載の機械にし
    て、上記第5の紙塵吸込装置52が、巻取紙の送
    り方向ガイドエツジ56の前方に置かれた、ガイ
    ドエツジ内部の真空室58に通じた吸引溝66と
    一体になるように、ガイドエツジ内部につくられ
    ていることを特徴とする機械。 11 特許請求の範囲第10項に記載の機械にし
    て、上記2つのガイドエツジ56;57は、真空
    室となる中空箱58に取外し可能なように取付け
    られた1個のブロツク64からつくられ、各々の
    ガイドエツジ56;57には1個の吸引溝66,
    67が備えられており、そのうち使用中のガイド
    エツジ56に隣接した吸引溝66は、中空箱58
    の吸込口68を介して真空室に通じていることを
    特徴とする機械。 12 特許請求の範囲第1項に記載の機械にし
    て、上記真空室136が適当な吸込口142を介
    して、少なくとも紙束Rの側縁部に通じるよう
    に、紙束Rの搬出装置の部分に第6の紙塵吸込装
    置が設けられていることを特徴とする機械。
JP60010701A 1984-12-03 1985-01-22 無塵の規格紙を製造する機械 Granted JPS61136798A (ja)

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JPS61136798A (ja) 1986-06-24

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