JPH044117B2 - - Google Patents

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JPH044117B2
JPH044117B2 JP60277420A JP27742085A JPH044117B2 JP H044117 B2 JPH044117 B2 JP H044117B2 JP 60277420 A JP60277420 A JP 60277420A JP 27742085 A JP27742085 A JP 27742085A JP H044117 B2 JPH044117 B2 JP H044117B2
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JP
Japan
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blade
cutting
cut
sheet
vibrator
Prior art date
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JP60277420A
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English (en)
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JPS62136398A (ja
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Publication of JPS62136398A publication Critical patent/JPS62136398A/ja
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば縫製業界で使用する型紙の製
作等に利用される超音波カツタに関するものであ
る。
従来の技術 一般に、縫製業界においては、衣類などの布地
を所定のパターンに合わせて裁断する時に、ボー
ル紙やプラスチツクスシートなどにより形成され
た型紙を用いている。この型紙の製作は、はさみ
や鋭利なナイフで予め描かれたパターンをなぞつ
て切断することにより行つていた。
このような製作方法によれば指先の使用と相当
な握力が必要なために硬いシート材を切断する場
合には疲労し易く、非能率的である。
このようなことから、刃を超音波振動させて切
断することが考えられている。すなわち、第3図
に示すように、エクスポネンシヤル段部を有し軸
方向に共振振動する超音波振動子1の出力端部2
に刃3を蝋付けし、この刃3をテーブル4の逃げ
穴5に合わせて配置して矢印6の方向に超音波振
動させ、テーブル4上に載置された被切断シート
としてのシート7を矢印8の方向に動かしてその
シート7を切断している。この時、上下方向に超
音波振動の大きな加速度の繰返しをもつ刃3によ
りシート7は切断されるものである。
このように、第3図に示す超音波振動を利用し
た切断手段は、人力によるものに較べるとはるか
に省力化されているものであるが、シート7の移
動方向に対して刃3の振動方向が直交した方向で
あるため、その振動エネルギーを切断のために有
効に使用することがきず、切断効果が十分ではな
い。
このようなことから、第4図に示す構造のもの
がある。第3図について説明した部分と同一部分
は同一符号を用い、説明も省略する。この例は縦
形振動子としての超音波振動子1の細径部9の出
力端部10に略直角の切刃11,12を備えた刃
13を蝋付けしたものであり、被切断シート7の
切断方向に対して超音波振動子1の軸線、すなわ
ち、矢印14で示す刃13の振動方向を45°傾斜
させたものである。
このような構成において、被切断シート7を矢
印8の方向に移動させながら超音波振動子1を駆
動すると、刃13は矢印14の方向に振動し、切
刃11による切断は僅かな切り込み量であつても
切刃12による切断量は大きい。この切刃12が
超音波振動することによりその切断抵抗はきわめ
て小さい。また、被切断シート7の材質によつて
は、その移動方向を矢印8と逆方向にした場合の
方が切断抵抗が低いこともある。
発明が解決しようとする問題点 第4図に示すものにおいては、第3図に示した
構造のものの欠点を解決しているものであるが、
振動子の方向を、例えば、45度傾けるように被切
断シートの切断方向に対して傾斜させなければな
らず、曲線的に切断するために刃先を中心として
回転させる構造が複雑で大型化し、また、被切断
シートを直角に切断する場合に必要な超音波振動
子の上下動のための構造がきわめて複雑になり、
その操作も行いにくいと云う問題がある。
本発明は、曲線的な切断や直角切断を行う場合
に、刃先を中心とする超音波振動子の回動やその
上下動を簡単な構造により行わせることができ、
その操作も行いやすい超音波カツタを得ることを
目的とする。
問題点を解決するための手段 刃を含めた振動系の重量バランスを軸心に対し
て不平衡とした縦形振動子を設け、この縦形振動
子を被切断シートの法線方向に向けて取り付け
た。
作 用 曲線的な切断を行うために刃先を中心とする超
音波振動子の回転が簡単な構造により形成するこ
とができ、しかも、直角に切断するために超音波
振動子を上下動させるための構造も簡単であり、
その操作も行い易いもである。
実施例 第1図及び第2図に基づいて本発明の一実施例
を説明する。第3図及び第4図において説明した
部分と同一部分は同一符号を用い説明も省略す
る。本実施例は、超音波振動子1の細径部9の先
端部分を中心軸15から半分だけ削り取つたもの
であり、残された出力端部10に刃13を蝋付け
したものである。すなわち、刃13を含めた振動
系は不平衡になつている。そして、テーブル4上
に載置された被切断シート7に対しては、その中
心軸15を垂直にして設置したものである。
このような構成において、超音波振動子1を軸
方向共振周波数で駆動すると、その先端部に設け
られた刃13は矢印16の方向に振動する。これ
は中心軸15に対して細径部9の先端部分の質量
が片側、に片寄つているので、慣性により振動方
向が傾斜するためである。この傾斜度合いは削り
取つた部分の長さと刃13の質量、すなわち、振
動系の不平衡分により定められるものである。し
たがつて、切断メカニズムについては、前記実施
例と全く同様である。
したがつて、本実施例によれば、前記実施例に
較べて超音波振動子1を傾斜させて取付けなくて
も良いので、上下スライド機構や刃先を中心とす
る回転機構などが簡単になる。そのため、曲線的
な切断や直角切断等がきわめて容易になる。
さらに、前記各実施例においては、超音波振動
子1の出力端部10に刃13を直接取付けたもの
について説明したが、実施に当たつては振動振幅
の増大を図るための拡大ホーンを介して取付ける
ようにしても良いものである。
発明の効果 本発明は上述のように、刃を含めた振動系の重
量バランスを軸心に対して不平衡とした縦形振動
子を設け、この縦形振動子を切断シートの法線方
向に向けて取り付けたので、曲線的な切断を行う
ために刃先を中心とする超音波振動子の回動が簡
単な構造により形成することができ、しかも、直
角に切断するために超音波振動子を上下動させる
ための構造も簡単であり、その操作も行い易いと
云うできると云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2
図はその切断部分の縦断側面図、第3図は従来の
一例を示す一部を切り欠いた側面図、第4図は従
来の他の例を示す縦断側面図である。 1……超音波振動子(振動子)、7……被切断
シート、13……刃。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 刃を含めた振動系の重量バランスを軸心に対
    して不平衡とした縦形振動子を設け、この縦形振
    動子を被切断シートの法線方向に向けて取り付け
    たことを特徴とする超音波カツタ。
JP27742085A 1985-12-10 1985-12-10 超音波カツタ Granted JPS62136398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27742085A JPS62136398A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 超音波カツタ

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JP27742085A JPS62136398A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 超音波カツタ

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Publication Number Publication Date
JPS62136398A JPS62136398A (ja) 1987-06-19
JPH044117B2 true JPH044117B2 (ja) 1992-01-27

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ID=17583302

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JP27742085A Granted JPS62136398A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 超音波カツタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014104546A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Seiko:Kk シート束断裁装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8623040B2 (en) 2009-07-01 2014-01-07 Alcon Research, Ltd. Phacoemulsification hook tip
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187499A (ja) * 1983-03-15 1984-10-24 株式会社ブリヂストン 柔軟なゴム様材料の切断装置

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JPS62136398A (ja) 1987-06-19

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