JPH0441156Y2 - - Google Patents

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JPH0441156Y2
JPH0441156Y2 JP1986091841U JP9184186U JPH0441156Y2 JP H0441156 Y2 JPH0441156 Y2 JP H0441156Y2 JP 1986091841 U JP1986091841 U JP 1986091841U JP 9184186 U JP9184186 U JP 9184186U JP H0441156 Y2 JPH0441156 Y2 JP H0441156Y2
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JP
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cylindrical
glass
cylindrical glass
columnar
bending
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  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、円柱状あるいは円筒状ガラスの曲
がり修正装置に関し、特に光フアイバ母材あるい
はその中間製品における曲がりを修正する装置に
関する。
〈従来の技術〉 光フアイバ母材の作製方法の一つにロツド・イ
ン・チユーブ法がある(Rod−in−tube)。
この方法は円柱状のガラスロツドをガラス管内
に挿入した後、ガラス管を加熱収縮し、両者を溶
着させて一体化する方法が広く知られている。
また、光フアイバ母材は高温のリング状線引き
炉中で十分軟化せしめた後、先端より細く紡糸
し、光フアイバ母材とほぼ相似の断面構造を有す
る光フアイバを作製する。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、ロツド・イン・チユーブ法はガラス
ロツドやガラス管に曲がりがあると、ガラスロツ
ドをガラス管中に挿入できない場合がある。この
ような場合は、ガラス管とガラスロツドのクリア
ランスを大きくして挿入できるようにするが、ク
リアランスが大きすぎると、ガラス管の収縮が不
均一になり易く、一体化後のガラス管部に偏肉が
生じ易い。また、光フアイバ母材に曲がりがある
と、線引き炉中に挿入する際、線引き炉中央に光
フアイバ母材を位置させることが難かしく均一な
加熱ができなくなり、光フアイバ偏心の原因とな
る。
このような理由から、光フアイバ母材を作製す
るときは、中間製品であるガラスロツドやガラス
管あるいは光フアイバ母材における曲がりをでき
る限り小さくする必要があつた。
しかるに、従来は、このような円柱状あるいは
円筒状ガラスの曲がりを修正するには主に手作業
に頼つており、その技術の習得には相当の熟練が
必要であつた。
この考案はこのような円柱状あるいは円筒状ガ
ラスの曲がり修正作業の欠点を解消するためにな
されたものであつて、円柱状あるいは円筒状ガラ
スの曲がり修正を簡単かつ精確に修正できる円柱
状あるいは円筒状ガラスの曲がり修正装置を提供
しようとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 以上の目的を達成するための、この考案にかか
る円柱状あるいは円筒状ガラスの曲がり修正装置
は、円柱状あるいは円筒状ガラスの一端を把持
し、その中心軸の周りに回転させる回転チヤツク
と、円柱状あるいは円筒状ガラスを加熱軟化させ
る局所加熱手段と、この局所加熱手段に対し前記
回転チヤツクと反対側に配置されかつ前記円柱状
あるいは円筒状ガラス回転時に生じる振れ回りに
応じて円柱状あるいは円筒状ガラスを加圧する加
圧修正支持手段で構成し、この加圧修正支持手段
は、円柱状あるいは円筒状ガラスに接触し支持す
るロールと、このロールを上方に押し上げるバネ
体とから構成され、円柱状あるいは円筒状ガラス
がその曲がりにより振れ回る時に該ロールを押し
込む力に対して、このバネ体の反作用により、円
柱状あるいは円筒状ガラスの振れ回りを修正する
方向に力を与えることを特徴とする。
〈作用〉 以上のように、曲がりを修正する円柱状あるい
は円筒状ガラスの一端を回転チヤツクで把持し、
当該ガラスの局所を加熱軟化させると、局所加熱
手段に対し回転チヤツクと反対側に配置された加
圧修正支持手段から円柱状あるいは円筒状ガラス
の振れ回り量に応じた加圧が加えられるから、当
該円柱状あるいは円筒状ガラスの曲がりを修正す
ることができる。
〈実施例〉 つぎに、この考案の代表的な実施例について説
明する。
第1図は実施例の円柱状あるいは円筒状ガラス
の曲がり修正装置の使用時の状態を示す斜視図で
あつて、1は曲がりを修正しようとする円柱状
(または円筒状)ガラス、2は円柱状ガラス1の
一端を把持し、かつ円柱状ガラスの柱軸を中心に
した回転を与える回転チヤツク、3は局所加熱バ
ーナ、4は加圧修正支持装置であつて、バーナ3
に対し回転チヤツク2の反対側に配置されてい
る。また、加圧修正支持装置4はガラス1に接触
し支持するロール4−1,4−1と、ロール4−
1,4−1を上方に押し上げるバネ体4−2から
構成されている。そして、ガラス1が回転したと
きに、ガラス1の曲がりによるガラス1が振れ回
ると、ガラス1は支持装置4との接触部4−1,
4−1を押し込む力を支持装置4に与えるとバネ
体4−2は、その反作用によりガラス1の振れ回
りを修正する方向にガラス1に力を与える。
この時、バーナ3により、回転チヤツク2と支
持装置4の間のガラスの部分を加熱すると、加熱
軟化された点を支点として支持装置4と接触する
ガラス1の部分が自動的に回転軸上に移動し、支
持装置4の部分において振れ回りをなくすること
ができる。
つぎに本装置を使用して円柱状ガラス(または
円筒状ガラス)を真直ぐにする方法について説明
する。
第2図a〜dは第1図に示す装置を用いて円柱
状ガラスの修正工程の模式図を示したものであつ
て、まず第2図aに示すように、ガラス1のA点
を加熱軟化させ、A点を支点として他の点Bを回
転軸M上に移動させる。
次に、第2図bに示すように工程aにより回転
軸M上にきたB点を加熱し、C点を回転軸M上
に、B点を支点として移動させる。
以下、以上のようにして順次C点を熱し、D点
を修正するというように、修正をガラス1の長手
方向に加えてゆくことによつて、曲がりを修正す
ることができる。
以上の工程を反覆することにより、円柱状また
は円筒状ガラスの真直度を上げることができる。
さらに、本装置の、バーナ2と支持装置4を同
時に、円柱状または円筒状ガラスの軸方向と並行
に自動的に、回転チヤツクと反対側に移動させる
ようにすることにより、回転チヤツクから、順次
自動的に円柱状ガラス(または円筒状ガラス)の
曲がりを修正できる装置にすることもできる。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかなように、本考案の装置
を用いることにより、円柱状あるいは円筒状ガラ
スの曲がりをほぼ自動的に修正することができ
る。
この考案を、光フアイバ母材あるいはその中間
製品に適用することにより高品質の光フアイバを
つくることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の円柱状あるいは円筒状ガラス
の曲がり修正装置の使用状態を示す斜視図、第2
図aないしdは実施例の円柱状あるいは円筒状ガ
ラスの曲がり修正装置による曲がり修正方法の作
業工程の模式図である。 図面中、1……円柱状(あるいは円筒状)ガラ
ス、2……回転チヤツク、3……局所加熱バー
ナ、4……加圧修正支持装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円柱状あるいは円筒状ガラスの一端を把持
    し、その中心軸の周りに回転させる回転チヤツ
    クと、円柱状あるいは円筒状ガラスを加熱軟化
    させる局所加熱手段と、この局所加熱手段に対
    し前記回転チヤツクと反対側に配置されかつ前
    記円柱状あるいは円筒状ガラス回転時に生じる
    振れ回りに応じて円柱状あるいは円筒状ガラス
    を加圧する加圧修正支持手段とから構成され、
    この加圧修正支持手段は、円柱状あるいは円筒
    状ガラスに接触し支持するロールと、このロー
    ルを上方に押し上げるバネ体とから構成され、
    円柱状あるいは円筒状ガラスがその曲がりによ
    り振れ回る時に該ロールを押し込む力に対し
    て、このバネ体の反作用により、円柱状あるい
    は円筒状ガラスの振れ回りを修正する方向に力
    を与えることを特徴とする円柱状あるいは円筒
    状ガラスの曲がり修正装置。 (2) 局所加熱手段と、加圧修正支持手段を連動さ
    せて曲がり修正円柱状あるいは円筒状ガラスの
    軸方向と平行に且つ回転チヤツク位置と反対方
    向に移動可能に設けたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第(1)記載の円柱状あるいは円
    筒状ガラスの曲がり修正装置。
JP1986091841U 1986-06-18 1986-06-18 Expired JPH0441156Y2 (ja)

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JP1986091841U JPH0441156Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

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JP1986091841U JPH0441156Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

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JPS62203236U JPS62203236U (ja) 1987-12-25
JPH0441156Y2 true JPH0441156Y2 (ja) 1992-09-28

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Families Citing this family (4)

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JP2590174B2 (ja) * 1988-01-22 1997-03-12 住友電気工業株式会社 光ファイバ用母材の製造方法
JP2799477B2 (ja) * 1992-05-19 1998-09-17 株式会社フジクラ 光ファイバ母材の加工装置
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JPS5510438A (en) * 1978-07-07 1980-01-24 Furukawa Electric Co Ltd:The Working method for glass for optical fiber

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JPS62203236U (ja) 1987-12-25

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