JPH0441147Y2 - - Google Patents

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JPH0441147Y2
JPH0441147Y2 JP1536586U JP1536586U JPH0441147Y2 JP H0441147 Y2 JPH0441147 Y2 JP H0441147Y2 JP 1536586 U JP1536586 U JP 1536586U JP 1536586 U JP1536586 U JP 1536586U JP H0441147 Y2 JPH0441147 Y2 JP H0441147Y2
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JP
Japan
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mold
ring mold
ring
glass
plate glass
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JP1536586U
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JPS62129034U (ja
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のウインドガラスの如き湾曲し
たガラスの周縁部を成形するリングモールドに関
する。
(従来の技術) 自動車のウインドガラスとして用いる湾曲ガラ
スは、車体の窓枠にその周縁部が固着されるた
め、湾曲ガラスの周縁部は特に精度を高く成形し
なければならない。そこで従来にあつては、下型
の周囲に下型とは別個にリングモールドを設け、
このリングモールド上に軟化点近くまで加熱され
た板ガラスの周縁部を載置し、自重により又は上
型との間で板ガラスの周縁部を成形するようにし
ている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来のリングモールドを用いた板ガラ
スの曲げ成形にあつては、軟化点近くまで加熱さ
れた板ガラスを水平状態で載置して曲げ成形する
のであるが、リングモールド上において何らの位
置規制もしないため板ガラスが曲がる際にずれが
生じ、型当り不良となり、成形精度が悪くなると
いう問題がある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、リングモー
ルドに複数の位置決め部材を設け、これら位置決
め部材によりリングモールド上の板ガラスの位置
規制を行うようにした。
(作用) リングモールド上に板ガラスが載置されたなら
ば、位置決め部材がリングモールドの中央に向つ
て一定量だけ突出し、この突出によりリングモー
ルド上の板ガラス端面を押圧し、板ガラスを所定
位置に位置決めする。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
第1図は本考案に係るリングモールドを適用し
た成形装置の正面図であり、成形装置は加熱炉1
に隣接して枠体2を設け、枠体2の上板3及び底
板4にそれぞれ上下方向にシリンダユニツト5,
6を固着し、シリンダユニツト5の下端には上型
7を保持する上定盤8を、シリンダユニツト6の
上端には下型9を保持する下定盤10を取付けて
いる。
また、枠体2の支柱には加熱炉1から伸びるフ
レーム11を取付け、このフレーム11にて板ガ
ラスを水平状態で下型9上方まで搬送する搬送ロ
ール12…を支持している。
一方、下型9は第2図に示すように、成形面と
なる上面に多数の冷却エアの吹出し孔13…を形
成するとともに、上面に開口する長孔状凹部14
を設け、この凹部14内に板ガラスの搬送方向に
その軸が直交する短尺のプレスロール15を配設
している。このプレスロール15は下型9を昇降
せしめるシリンダユニツト6とは別のシリンダユ
ニツトにより下型9とは独立して昇降せしめら
れ、上昇した状態で下型上面よりも突出して前記
搬送ロール12と略面一となり、下降した状態で
凹部14内に完全に収納される。
また、下型9の上端周囲にはリングモールド1
6を配設している。このリングモールド16は支
持環17の内側に多数のピン18を介して支持さ
れ、下型9の外周部との間に若干の隙間を保持
し、下型9がリングモールド16に対し相対的に
昇降動をなし得るようにしている。ここで、支持
環17は図示しないアームを介して枠体2側に支
持されたオレーシヨン装置に係合しており、オレ
ーシヨン装置の作動でリングモールド16は水平
面内において前後、左右又は旋回動をなす。
更に、第3図に示すように支持環17のコーナ
部にはブラケツト18が設けられ、このブラケツ
ト18上に位置決め部材19が固着されている。
即ち位置決め部材19はその軸がリングモールド
16の中央に向う直径10mm程度のマイクロエアシ
リンダユニツト20と、このシリンダユニツト2
0のロツド先端部に設けられる押圧片21とから
なり、押圧片21の板ガラスGとの当接面には不
織布等からなる薄厚のパツド22を貼着してい
る。
以上の如き構成の成形装置による板ガラスの曲
げ成形手順を第4図に基いて説明する。
先ず、第4図Aに示す如くプレスロール15が
下型9の上面よりも突出した状態において、軟化
点近くまで加熱された板ガラスGが搬送ロール1
2(第1図参照)を介してプレスロール15上に
受け渡される。
次いで、第4図Bに示すように、下型9及びリ
ングモールド16を上昇せしめるか、プレスロー
ル15を下降せしめるとともにシリンダユニツト
20を作動し押圧片21をリングモールド16の
中央に向けて突出させる。すると板ガラスGはリ
ングモールド16上に受け渡されるとともにリン
グモールド16上にて位置決め固定され、且つ板
ガラスGは位置決めされた状態で、第4図Cに示
すように自重又は下型9及びリングモールド16
が上昇している場合には慣性力により周縁部はリ
ングモールド16により、中央部は下型9の上面
により曲げ成形される。
この後、第1図に示した成形装置のように上型
7を備えていれば、上型7と下型9及びリングモ
ールド16間にて板ガラスGをプレス成形し、ま
た成形後急冷強化するのであれば、リングモール
ド16をそのままの位置とし、上型7を上昇させ
下型9を下降させ、オシレーシヨン装置により板
ガラスGを載置しているリングモールド16を水
平面内で往復動させつつ、上型7及び下型9の冷
却エア吹出し孔から冷却エアを板ガラス表面に均
等に吹き付けるようにする。
尚、実施例にあつては上型及び下型を備えた成
形装置に適用した例を示したが、いずれか一方を
備えた成形装置であつてもよい。また実施例にあ
つては、位置決め部材19をリングモールド16
のコーナ部に設けたが、リングモールド16の辺
部に設けてもよい。ただし、リングモールド16
の形状が深曲げ用の場合には、板ガラスGをリン
グモールド16上に載置した当初は板ガラスGが
リングモールド16の辺部から浮いている場合も
あるため、載置当初から確実に板ガラスの周縁部
が接触するコーナ部に設けるのが好ましい。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案に係るリングモール
ドは、板ガラスの端面を中央に向つて押圧する位
置決め部材を設けたため、板ガラスが自重、慣性
力或いは上型との間で曲げ成形される際に、位置
ずれを生ずることがなく、例えば自動車用ウイン
ドガラスとして周縁部の成形精度に極めて優れた
湾曲ガラスを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリングモールドを適用し
た成形装置の正面図、第2図はリングモールド及
び下型の全体斜視図、第3図はリングモールドの
一部拡大断面図、第4図A乃至Cは成形方法を説
明した正面図である。 尚、図面中1は加熱炉、7は上型、9は下型、
12は搬送ロール、14は凹部、15はプレスロ
ール、16はリングモールド、17は支持環、1
9は位置決め部材、20はマイクロエアシリンダ
ユニツト、21は押圧片、Gは板ガラスである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軟化点近くまで加熱された板ガラスの周縁部を
    水平状態で下方から支持するリングモールドにお
    いて、このリングモールドは載置された板ガラス
    の端面を中央に向つて押圧する複数の位置決め部
    材を備えていることを特徴とする板ガラス成形用
    リングモールド。
JP1536586U 1986-02-05 1986-02-05 Expired JPH0441147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1536586U JPH0441147Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1536586U JPH0441147Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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Publication Number Publication Date
JPS62129034U JPS62129034U (ja) 1987-08-15
JPH0441147Y2 true JPH0441147Y2 (ja) 1992-09-28

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JP1536586U Expired JPH0441147Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5013039B2 (ja) * 2005-09-21 2012-08-29 日本電気硝子株式会社 板ガラスの熱処理方法及び熱処理装置並びに熱処理用治具

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Publication number Publication date
JPS62129034U (ja) 1987-08-15

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