JPS6363492B2 - - Google Patents

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JPS6363492B2
JPS6363492B2 JP15110284A JP15110284A JPS6363492B2 JP S6363492 B2 JPS6363492 B2 JP S6363492B2 JP 15110284 A JP15110284 A JP 15110284A JP 15110284 A JP15110284 A JP 15110284A JP S6363492 B2 JPS6363492 B2 JP S6363492B2
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JP
Japan
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lower mold
glass
plate
mold
bending
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JP15110284A
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JPS6131323A (ja
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Priority to FR858510996A priority patent/FR2568868B1/fr
Priority to GB08518189A priority patent/GB2162170B/en
Priority to US06/757,013 priority patent/US4589901A/en
Priority to DE19853525909 priority patent/DE3525909A1/de
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は重力若しくは重力と上型のプレス力に
よつて板ガラスを曲げ成形する方法及びその装置
に関する。
(従来の技術) 自動車のウインドガラスの如き湾曲した板ガラ
スを成形する方法として、加熱炉から板ガラスを
垂直状態で搬出し、これを左右の型間に臨ませ、
型締めすることで曲げ成形する方法、加熱炉から
板ガラスを水平状態で搬出し、これを下型上に載
置し、下型を上昇せしめ、この上昇に伴う慣性力
と重力(板ガラスの自重)によつて板ガラスを下
型形状に倣つて曲げ成形する方法、更には上型を
用い、慣性力と重力の他に上型のプレス力を利用
して曲げ成形する方法などがある。
そして連続的な成形を考えた場合、加熱炉から
板ガラスを水平状態で搬送する方が有利であるた
め、自動車用ウインドガラス等にあつては、加熱
炉から水平状態で板ガラスを搬送する手段が採ら
れている。
このような成形方法或いは装置として、特公昭
46−13272号及び特公昭53−12931号が提案されて
いる。特勾昭46−13272号に示される方法は、加
熱された板ガラスを下型(成形型)上方に位置せ
しめ、この後下型を上昇せしめて、重力と慣性力
により板ガラスを曲げ成形するようにしたもので
あり、特公昭53−12931号に示される装置は、上
記同様に重力と慣性力によつて板ガラスを曲げ成
形すると同時に急冷装置を付加し、曲げ成形と同
時に強化処理を行うようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来方法及び従来装置によつて板ガラスを曲げ
成形するにはいずれも重力と慣性力を利用してい
る。
ここで、下型によつて板ガラスを曲げ成形する
場合、板ガラスの面部(中央部)まで下型の成形
面を全面接触せしめると、光学歪が板ガラスの面
部に発生するため、一般的にはリング状の下型を
用いている。そして、このようにリング状の下型
を用いて、板ガラスを成形する際に慣性力が大き
くなると板ガラスの面部に垂れが生じる。
また、慣性力を小さくするため、徐々に下型を
上昇せしめると、搬送ローラと板ガラスとの接触
時間が長くなり、搬送ローラと接触している部分
のみが冷却され、結局板ガラスの面部のうち搬送
ローラと接触する部分に光学歪が発生することと
なる。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本発明は下型に縦
方向の溝部を形成し、この溝部内に加熱された板
ガラスを水平状態で搬送する搬送ローラが降下し
て入り込むようにした。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本発明に係る曲げ成形装置の正面図、
第2図は同曲げ成形装置の側面図であり、曲げ成
形装置1は枠体2内に上型3と下型4を配してな
り、上型3は支持板5に取付けられ、この支持板
5はシリンダユニツト6の作動で昇降動する。ま
た下型4はシリンダユニツト7にて昇降動すると
ともに第3図の一部平面図に示すように、上面の
略全面を成形面とし、この成形面の所定箇所に孔
を形成した凹部を設け、この孔に先端が成形面よ
りも引つ込んだ冷却風噴出用のノズル4a…を取
付けている。即ち、成形時にあつてはノズル4a
から板ガラスG下面に冷却風を吹き付ける。上型
3も同様の構成となつている。
更に下型4の前記ノズル4aと干渉しない箇所
には、上方に開口する縦方向の溝部8…が形成さ
れている。
一方、曲げ成形装置1の側方には加熱炉9が配
置され、この加熱炉9内には板ガラスGの搬送ロ
ーラ10…が設けられ、また、加熱炉9の搬送出
口と略等しい高さ位置において、曲げ成形装置1
の枠体2に支持ステー11を固着している。この
支持ステー11は前後(第1図中紙面垂直方向)
に離問して一対設けられ、これら支持ステー11
に前記と同様の搬送ローラ10…が支持される。
また、下型4の前後位置には、一対のシリンダ
ユニツト12,13を立設し、これらシリンダユ
ニツト12,13のロツド12a,13aの先端
部にはヘツド部14,15を設け、各ヘツド部1
4,15には軸受16,17を固設し、これら軸
受14,15間に前記と同様の搬送ローラ10a
を回転自在に支承し、この搬送ローラ10aをヘ
ツド部14に固着したモータ18にて回転せしめ
るようにしている。
ここで搬送ローラ10aの位置は下型4に形成
した溝部8…の上方位置とし、シリンダユニツト
12,13に引つ込み動をなさせしめることで、
搬送ローラ10aは該溝部8内に入り込み、下型
4の上面(成形面)が搬送ローラ10aよりも上
方となるようにしている。
一方、下型4を囲むように先端部にリング状の
補助型19を取付けたオシレーシヨン装置20が
配設されている。このオシレーシヨン装置20は
板ガラスGを急冷強化するものである。
オシレーシヨン装置20は基台21上に前後左
右に移動可能に載置された可動台22と、この可
動台22に立設されたアーム23と、基台21上
に固定されたモータ24とからなり、モータ24
の駆動力をギヤ列或いはリンク機構等を介して可
動台22に伝達し、可動台22を平面視で例えば
楕円軌道を描くように往復動せしめ、補助型19
上に載置した成形後の板ガラスG表面に冷却風を
均等に吹き付ける。
以上の如き構成からなる成形装置1を用いた成
形方法を以下に述べる。
先ず板ガラスGを搬送ローラ10上に載置し、
搬送ローラ10を回転することで加熱炉9内を通
過せしめ、板ガラスGを軟化点近くまで加熱す
る。そして加熱炉9から搬出された板ガラスGは
成形装置1内に配設された搬送ローラ10,10
aにより水平状態のまま上型3と下型4間の成形
部の位置まで搬送される。この時点でモータ18
を停止し、板ガラスGの移動を止める。尚、この
際、上型3は上方位置に、下型4は搬送ローラ1
0aよりも下方位置にある。
そして、板ガラスGが成形部に位置したならば
直ちにシリンダユニツト12,13を作動させ、
搬送ローラ10aを降下せしめる。すると、下型
4の搬送ローラ10aの直下位置には溝部8が形
成されているため、第3図に示すように降下した
搬送ローラ10aは溝部8内に入り込み、下型4
上面が搬送ローラ10aよりも上方に位置する。
したがつて搬送ローラ10a上に載置されていた
板ガラスGは下型4の成形面上に移されることに
なる。尚、板ガラスGの周縁部はリング状補助型
19上に載置される。
また、前記搬送ローラ10aの降下と平行して
シリンダユニツト6を作動させ、上型3をリミツ
トスイツチ22に当接するまで降下せしめ、上型
3と下型4とを型締めする。而して、板ガラスG
は重力(自重)及び上型3のプレス力により型形
状に倣つて曲げ成形される。
次いで曲げ成形が終了したならば、シリンダユ
ニツト7を作動させ、下型4を降下せしめる。そ
の結果、下型4はオシレーシヨン装置20の往復
動に干渉しない位置となり、板ガラスGは補助型
19に載置される。而る後下型4及び上型3に設
けた冷却装置から板ガラスG表面に冷却風を吹き
付けるとともに、オシレーシヨン装置20を駆動
し、冷却風を均一に板ガラスG表面に当て、板ガ
ラスGを急冷強化する。
この後、再びシリンダユニツト6を作動させて
上型3を上昇せしめるとともに、シリンダユニツ
ト12,13を作動させて板ガラスGを補助型1
9より取り外し、モータ18を駆動して搬送ロー
ラ10aを回転し、板ガラスGを次工程へ搬送す
る。
第4図は別実施例に係る曲げ成形装置の側面
図、第5図は同成形装置の要部の概略図であり、
この成形装置31も前記同様上型33と下型34
間にて板ガラスGを曲げ成形するようにしたもの
であるが、下型34は平面リング状をなすととも
に、中央部34aと両側部34b,34bに3分
割され、両側部34b,34bはシリンダユニツ
ト35,35にて中央部34aとの枢着部36,
33を中心として上下方向に揺動可能とされてい
る。
また、成形部に位置する搬送ローラ30aは、
前記実施例と同様にシリンダユニツト32,33
の作動により昇降動自在とされ、下型34には搬
送ローラ30aが降下した際に搬送ローラ30a
が入り込む溝部が形成されている。
そして、その作用は前記同様に板ガラスGは水
平状態で成形部まで搬送された後、搬送ローラ3
0aが降下することで下型34上に載置され、重
力と上型33のプレス力により型形状に倣つて曲
げ成形される。
特にこの実施例にあつては第5図に示す如く、
搬送ローラ30aが枢着部36,36よりも下方
となつた時点で板ガラスGは搬送ローラ30aか
ら離れるため、板ガラスGと搬送ローラ30aと
の接触時間を更に短くでき、したがつて板ガラス
G面部の垂れをより効果的に防止でき、光学歪を
更に小さくすることができる。
尚、以上の実施例にあつては、上型と下型の間
で曲げ成形する例を示したが、特に上型を設け
ず、下型のみにて曲げ成形するようにしてもよ
い。
また、実施例にあつては、成形の際に下型を上
昇せしめないようにして、板ガラスに慣性力が作
用しないようにしたが、板ガラスの面部の垂れに
影響を与えない程度であれば下型を上昇せしめて
も支承はない。
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、成形部に
おける搬送ローラを降下させて板ガラスを下型に
載置するようにしたので、板ガラスは重力によつ
て、或いは重力とプレス力によつて曲げ成形さ
れ、慣性力の影響を受けないため、板ガラス面部
の垂れを有効に防止でき、且つ搬送ローラと板ガ
ラスの接触時間を短くし得るので、光学歪の発生
も抑制し得る等多くの効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る曲げ成形装置の正面図、
第2図は同成形装置の側面図、第3図は下型の一
部を示す平面図、第4図は成形状態における成形
装置の側面図、第5図は別実施例に係る曲げ成形
装置の側面図、第6図は別実施例に係る成形装置
の要部を示す側面図である。 尚、図面中1,31は曲げ成形装置、3,33
は上型、4,34は下型、8は溝部、9は加熱
炉、10,10aは搬送ローラ、12,13,3
2,33はシリンダユニツト、Gは板ガラスであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軟化点近くまで加熱された板ガラスを搬送ロ
    ーラにより下型上方位置まで水平状態で搬送し、
    次いで搬送ローラを下型上面よりも下方に降下せ
    しめて板ガラスを下型上に載置し、この板ガラス
    を上型との間でプレス曲げ成形するか又は板ガラ
    スの自重により曲げ成形するようにしたことを特
    徴とする板ガラスの曲げ成形方法。 2 板ガラスの搬送ローラを内部に備え、板ガラ
    スを搬送しつつ軟化点近くまで加熱する加熱炉
    と、この加熱炉の搬出口側方に配置される支持枠
    と、この支持枠で囲まれる空間内に配置される曲
    げ成形用の下型と、この下型上へ軟化点近くまで
    加熱された板ガラスを水平状態のまま搬送する搬
    送ローラとを備えてなる曲げ成形装置において、
    前記下型の上方に位置する搬送ローラは昇降動自
    在とされ、また下型には昇降動自在とされた搬送
    ローラが下降した際に入り込む溝部が形成されて
    いることを特徴とする板ガラスの曲げ成形装置。
JP15110284A 1984-07-19 1984-07-19 板ガラスの曲げ成形方法及び装置 Granted JPS6131323A (ja)

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JP15110284A JPS6131323A (ja) 1984-07-19 1984-07-19 板ガラスの曲げ成形方法及び装置
CA000486870A CA1257480A (en) 1984-07-19 1985-07-16 Apparatus for and method of bending glass sheets
IT48365/85A IT1182070B (it) 1984-07-19 1985-07-17 Apparecchio e procedimento per la curvatura di lastre di vetro
FR858510996A FR2568868B1 (fr) 1984-07-19 1985-07-18 Installation et procede pour bomber des plaques de verre
GB08518189A GB2162170B (en) 1984-07-19 1985-07-18 Apparatus for and method of bending glass sheets
US06/757,013 US4589901A (en) 1984-07-19 1985-07-19 Apparatus for and method of bending glass sheets
DE19853525909 DE3525909A1 (de) 1984-07-19 1985-07-19 Geraet und verfahren zum biegen von glasscheiben

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4756735A (en) * 1987-07-24 1988-07-12 Ppg Industries, Inc. In-lehr press bending
JPH0355909U (ja) * 1989-10-04 1991-05-29
DE4124727C2 (de) * 1991-07-25 1994-01-27 Salice Arturo Spa Befestigungselement mit einer dübelartigen Buchse

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JPS6131323A (ja) 1986-02-13

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