JP3429617B2 - 湾曲ガラス板の成形不良部検出方法および成形支持枠 - Google Patents

湾曲ガラス板の成形不良部検出方法および成形支持枠

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  • Organic Chemistry (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲ガラス板の曲
げ成形に使用する成形支持枠ならびにこれを用いた不良
品の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】湾曲ガラス板の曲げ成形法としては、ガ
ラス板を湾曲形状の支持枠上に水平に載置し、加熱炉内
で軟化点付近まで加熱してガラスの自重を利用して曲げ
成形する自重曲げ成形法や、ガラス板を吊り下げし、加
熱炉内で軟化点付近まで加熱後両面側から高圧圧縮空気
の噴出により曲げ成形するプレス曲げ成形法等の種々の
方法が知られている。
【0003】また上記の他に、加熱炉内に搬入され軟化
点温度付近まで加熱されたガラス板を、昇降自在なガラ
ス吸着モールドで吸着させ、該ガラス吸着モールドの下
面形状に沿ってガラス板を曲げ成形する方法がある。
【0004】この曲げ成形方法においては、該ガラス吸
着モールドの下面にバキュームにより吸着され吸着モー
ルドの下面形状に合わせて曲げられた湾曲ガラス板は軟
化点付近の温度を有すため、次工程の冷却工程に移送す
るために、ガラス板の曲げ形状にあった支持モールドを
取り付けたシャトルを炉内に進入させ、ガラス吸着モー
ルドの真下で停止させ、該ガラス吸着モールドよりガラ
ス板を釈放して支持モールド上に落下させ、該ガラス板
を載置した支持モールドはシャトルが後退して冷却域に
到達し、該場所においてガラス板を冷却する。
【0005】例えば、特開平3−271126号公報、
および本出願人による特開平6−340437号公報に
おいて、上記湾曲ガラス板の曲げ成形方法に関する記載
がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−27112
6号公報、および特開平6−340437号公報に記載
の湾曲ガラス板の曲げ成形方法について、加熱炉内の吸
着モールドにて吸着され曲げられた湾曲ガラス板は、軟
化点近くの温度を有し、冷却工程にて移送するために、
吸着モールドの真下に進入したコールドリング上の成形
リング上に落下させ、冷却工程に運ばれて冷却し最終製
品として成形するものであるが、吸着モールドから落下
した軟化した湾曲ガラス板が成形リング上の所定の位置
よりずれて載置された場合、冷却される成形段階でガラ
ス板が変形して許容規格外の不良品となる。
【0007】この位置ずれの発生原因としては、種々の
原因が考えられるが、加熱炉内に搬入されたガラス板が
吸着モールド真下に来たときの位置ずれ、あるいはコー
ルドリングが加熱炉内に進入し吸着モールド真下に来た
時の停止位置ズレ、あるいは吸着モールドから成形リン
グ上にガラス板を落下させる時の吸着モールドとガラス
板との型離れのバランス不良により発生する位置ズレ等
の種々の発生原因が考えられ、これまで種々の対策が行
われてきたが、最終的には成形リング上に許容範囲外の
ズレでガラス板が載置された場合は不良品となり、後工
程で行われる検査工程で規格検査が行われる。この規格
検査に於いて、規格内と規格外の基準付近のものは検査
に時間と手間を要するといった問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点、
すなわち加熱炉内の吸着モールドにて吸着成形された軟
化ガラス板を成形リング上に落下させた時の位置ズレに
より発生する成形不良品について、次工程における検査
工程にて行われる規格検査に時間と手間を要するといっ
た問題点を減少させることを目的とするものである。
なわち本発明は、ガラス板を曲げ成形炉内に搬入し、曲
げ成形炉内の上部に位置し、かつ軟化したガラス板を真
空源と連結した吸着穴にて吸着させて所望の湾曲形状に
成形する湾曲面を下面部に有した吸着モールドに吸着さ
せ、曲げ成形後の湾曲ガラス板を湾曲面形状に沿った形
状の成形リング上に落下させ、該成形リングを支持固定
したコールドリングを吸着モールド下部と冷却装置及び
次搬送コンベア間を往復動させて湾曲ガラス板を成形す
際の成形不良部検出方法にいて、前記成形リング上
で支持したガラス板の外周の外側近傍位置該成形リン
グ上に突起部を設け、成形位置ずれ等により落下衝接し
た不良部を検出するようにしたことを特徴とする湾曲ガ
ラス板の成形不良部検出方法である。あるいは、本発明
は、ガラス板を曲げ成形炉内に搬入し、曲げ成形炉内の
上部に位置し、かつ軟化したガラス板を真空源と連結
吸着穴にて吸着させて所望の湾曲形状に成形する湾曲
面を下面部に有した吸着モールドに吸着させ、曲げ成形
後の湾曲ガラス板を湾曲面形状に沿った形状の成形リン
グ上に落下させ、該成形リングを支持固定したコールド
リングを吸着モールド下部と冷却装置及び次搬送コンベ
ア間を往復動させて湾曲ガラス板を成形する装置におけ
る成形支持枠いて、吸着モールド下部と冷却装置及
び次搬送コンベア間を往復動自在なコールドリング上
ガラス板の湾曲形状に沿った形状の周縁部をする
成形リングを設け、該成形リング上に載置される湾曲ガ
ラス板の外周の外側近傍位置の該成形リング上に突起部
を垂直方向に設けたことを特徴とする湾曲ガラス板の成
形支持枠である。あるいはまた、本発明は、前記突起部
の取付位置がガラス載置位置と相対的に遠近方向に調節
自在、かつ上下方向に調節自在であることを特徴とする
上述の湾曲ガラス板の成形支持枠である。 あるいはま
た、本発明は、前記突起部が起倒自在、または旋回自在
であることを特徴とする上述の湾曲ガラス板の成形支持
枠である。
【0009】
【発明の実施の形態】曲げ成形炉内に搬入され加熱され
たガラス板は、曲げ成形炉内の上部、かつ真空源と連結
の吸引穴を有する吸着モールドの真下位置にて停止し、
下部からのジェット流にて浮上後前記吸着モールドの下
面に吸着される。該吸着モールドはその下面部形状が所
望の湾曲ガラス面形状と同一湾曲形状となっており、吸
着モールドの下面部に吸着された軟化ガラス板は吸引穴
による吸着力および下部からのジェット流により下面部
の湾曲面に合わせて曲げ変形し、所望の湾曲面を有する
ものである。
【0010】吸着モールドにて曲げ成形後の湾曲ガラス
板は、高温かつ軟化状態にあり、冷却工程に移送し成形
するため、湾曲ガラス板面と周縁部が同一の湾曲面形状
を有する成形リング上に落下させる。
【0011】該成形リングは成形炉内に進入するシャト
ルコンベアに固着のコールドリング上に固定されてお
り、該成形リングを支持固定のコールドリングは吸着モ
ールド下部位置と冷却装置及び次搬送コンベア間を往復
動して、吸着モールドから受け取った湾曲ガラス板を冷
却装置にて冷却後、次搬送コンベアに移送する。
【0012】本発明は、上記の湾曲ガラス板の成形装置
に於いて、前記コールドリング上に固着の成形リング上
に湾曲ガラス板を載置した時、該湾曲ガラス板の外周の
外側近傍位置に突起部を該成形リング上に設けたもの
で、湾曲ガラス板がずれて載置されると該突起部上に乗
り上げ、湾曲ガラス板が大きく変形する。突起部が無い
状態であっても湾曲ガラス板がずれて成形リング上に載
置されれば変形量が僅かであっても成形されたガラス板
は不良品となり、かえって変形量が僅かであるため、後
工程の検査工程で判別に手間がかかり、成形不良品の見
逃しや、発見に時間がかかるものとなる。本発明の突起
部により大きく変形させれば、簡単な検査で不良品の判
別が可能となり、作業効率がアップできる。
【0013】前記突起部の取付位置についてはガラス載
置位置と相対的に遠近方向に調節自在、かつ上下方向に
調節自在であり、さらに、成形リングのメンテナンス時
に突起部が邪魔になったとき待避できるように、前記突
起部が起倒自在、または旋回自在とすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係わる湾曲ガラス板の成形支
持枠の実施例について図面に基づき詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の実施例である一部を切欠、
省略した湾曲ガラス板の支持枠の概略斜視図を示し、図
2は本発明の実施例である支持枠の突起部の切欠した側
面図を示し、図3は本発明の実施例である支持枠の突起
部の切欠した平面図を示し、図4は湾曲ガラス板の成形
装置の一部を切欠した概略配置を示す斜視図を示す。
【0016】まず本発明の構成としては、図1、図4に
示すように、吸着モールド3の下部と冷却装置10及び
図示しない次搬送コンベア間を往復動自在なコールドリ
ング4があって、該コールドリング4はシャトルフレー
ム7上に固着された成形支持枠5からなり、該成形支持
枠5上にガラス板1の湾曲形状に沿った形状でガラス板
1の周縁部を支持する成形リング6と、支持される湾曲
ガラス板1の外周縁の外側近傍位置に設けた複数個の突
起部8、8、・・・からなる。
【0017】該突起部8、8、・・・は図1に示すよう
に成形リング6上に直接固定しても良いが、図2、図3
に示すように、成形リング6を支持する支持枠取付部材
20に複数個の突起部取付部材21、21、・・・を取
付け、該突起部取付部材21、21、・・・のそれぞれ
に前記突起部8を取り付けるようにしても良い。
【0018】また、前記突起部8は直方体形状若しくは
楔型形状で、該湾曲ガラス板の周縁より一例として約
7.5mm前後離れた位置に突起部の角部8aが位置す
るように設け、また角部8aはガラス板の周縁部エッジ
より一例として約12mm程度高くし、突起部8の一端
側に設けた貫通孔に遊挿のボルト30とナット31でワ
ッシャを介して締付けられ、該ボルト30のネジ部を軸
として転倒自在である。また前記ボルト30は頭部に貫
通孔を設けた高さ調整ボルト26の該貫通孔をも遊挿し
て、高さ調整ボルト26の上下方向への移動と共に突起
部8が上下方向に移動できる。
【0019】前記高さ調整ボルト26のボルト部は、ナ
ット27とプレート23に設けたネジ孔と螺合させ、プ
レート23はプレート24に設けたネジ孔とボルト25
の螺合で固定される。
【0020】また突起部取付部材21に設けた長孔22
には調整ボルト26が遊挿されているので、高さ調整ボ
ルト26とボルト25が長孔22内を遊挿しているので
移動方向が一定となる。
【0021】前記長孔22により突起部8はガラス板1
の周縁部に接近させることができ、高さ調整ボルト26
により突起部8の高さを調節することができ、また突起
部8の一端側がボルト30により軸着されているので、
突起部は図2に示すように転倒でき、ガラス載置位置と
相対的に遠近方向に調節自在、かつ上下方向に調節自在
である。
【0022】突起部8は角部8aを有しており、ガラス
板1がずれて載置されるとき、この角部8aによりガラ
ス板1を変形させるものである。このため使用状態時は
角部8aを上部側かつ湾曲ガラス板の周縁部に近接させ
た状態で使用する。
【0023】ここで湾曲ガラス板1の成形装置の概略に
ついて説明する。フラットなガラス板1は搬送装置9に
より加熱炉2内に搬入され、軟化点付近まで加熱される
とともに、曲げ成形炉12内の所定の位置、つまり真空
源と連結の吸引穴を有する吸着モールド3の真下位置に
て減速させる。該吸着モールド3はその下面部形状が所
望の湾曲ガラス面形状と同一湾曲形状となっており、ま
た吸着モールド3の下面部に設けられた無数の吸引穴が
真空源と連結していてガラス板1を吸着モールド3の下
面部に吸着させることができる。吸着モールド3により
吸着されたガラス板1は吸着力および下部からのジェッ
ト流により下面部の湾曲面に合わせて曲げ変形し、所望
の湾曲面を有するものとなる。
【0024】吸着モールド3にて曲げ成形後の湾曲ガラ
ス板1は、高温かつ軟化状態にあり、冷却工程に移送し
冷却して成形するため、湾曲ガラス板面と周縁部が同一
の湾曲面形状を有する成形リング6上に落下させる。
【0025】該成形リング6はガラス板1の搬送方向と
直交する方向より進入するコールドリング4の一部であ
って、コールドリング4は成形リング6を固着支持する
成形支持枠5とシャトルフレーム7とからなり、シャト
ルフレーム7により曲げ成形炉12内に進入する。 コ
ールドリング4が曲げ成形炉12内に進入するときは、
湾曲ガラス板1を吸着支持する吸着モールド3は、コー
ルドリング4が進入できる空間を確保するため若干上昇
させ、コールドリング4が曲げ成形炉12内から退出し
た後、再び下降して次の軟化ガラス板1の吸着動作には
いる。
【0026】該成形リング6を支持固定のコールドリン
グ4は吸着モールド3の下部位置と冷却装置10及び図
示しない次搬送コンベア間を往復動して、吸着モールド
3から受け取った高温の軟化したガラス板1を冷却装置
10まで移送し、所定の温度となるまで冷却させた後、
図示しない次搬送コンベアまで移送し、ガラス板1を移
載させる。
【0027】また、以上の曲げ成形装置は曲げ成形炉1
2内で軟化点付近のガラス板1を下部からのジェット流
と吸着モールド3の吸着だけで曲げ成形する例で説明し
たが、この他にS字状等の特殊な曲げ形状や、曲げの曲
率が深い場合には、図4に示すようにプレスリング11
をコールドリング4の反対側より吸着モールド3の下部
に進入させて、軟化点付近のガラス板1を吸着モールド
3とプレスリング11で両面より圧接して所望の曲げ形
状とした後で、コールドリング4の成形リング6上に移
載して冷却して成形させても良い。
【0028】つぎに本発明の成形支持枠5の動作および
作用について詳細に説明する。上記の湾曲ガラス板1の
曲げ成形装置に於いて、前記成形支持枠5上に固着の成
形リング6上に湾曲ガラス板1を載置した時、該湾曲ガ
ラス板1の周縁部の外側近傍位置に設けた突起部8によ
り、湾曲ガラス板1がずれて載置されると該突起部8上
に乗り上げ、湾曲ガラス板1が突起部8のない状態より
大きく変形する。突起部8が無い状態であっても湾曲ガ
ラス板1がずれて成形リング6上に載置されれば変形量
が僅かであっても成形されたガラス板1は不良品とな
り、かえって変形量が僅かであるため、後工程の検査工
程で判別に手間がかかり、成形不良品の見逃しや、発見
に時間がかかるものとなる。本発明の突起部8により大
きく変形させれば、簡単な検査で不良品の判別が可能と
なり、作業効率がアップできる。
【0029】前記突起部8の取付位置についてはガラス
板1の載置位置に対して、外側方向に長孔22により調
節自在であり、かつ上下方向には高さ調整ボルト26の
調節により調節自在であり、さらに、成形リング6上に
図示しないステンレスのメッシュ等を取り付けた場合等
のメンテナンス時に突起部8が邪魔になった場合待避で
きるように、前記突起部8を起倒自在とすることができ
る。この場合起倒の代わりに高さ調整ボルト26を軸と
して旋回して待避できるようにしても良い。
【0030】以上好適な例について述べたが、本発明は
これに限定されるものではなく、種々の応用が考えられ
る。突起部8の形状としては、軟化したガラス板1を変
形させるものであれば角棒でも丸棒でも良く、突起部8
の角部8aに位置する部分として垂直に突出する部分を
設ければよい。
【0031】曲げ成形されたガラス板1は一方向に湾曲
したガラス板、二方向に湾曲したガラス板、S字状等の
複雑な曲げ形状のガラス板である。
【0032】
【発明の効果】本発明は、湾曲ガラス板の成形時、成形
リング上に落下したガラス板の位置がずれたことによる
曲げ成形不良が発生した場合、本発明の成形リング周縁
部の外側近傍に設けた突起部により曲げ成形不良部分を
大きく変形させて不良部分を強調させるようにした為、
簡単な検査で不良品の判別が可能となり、検査作業の大
幅な効率化、タクトアップ等生産性の向上が図れ、また
不良品の流出も防止できる。
【0033】また成形リングの高さ調整に伴い、突起部
についても位置、高さの調整ができ、さらに成形リング
上にステンレスのメッシュ等を取り付けた場合等のメン
テナンス時に突起部が邪魔になった場合待避できるよう
に、前記突起部を起倒自在とすることができ、メンテナ
ンス上や調整も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である一部を切欠、省略した湾
曲ガラス板の支持枠の概略斜視図を示す。
【図2】本発明の実施例である支持枠の突起部の切欠し
た側面図を示す。
【図3】本発明の実施例である支持枠の突起部の切欠し
た平面図を示す。
【図4】湾曲ガラス板の成形装置の一部を切欠した概略
配置を示す斜視図を示す。
【符号の説明】
1 ガラス板 2 加熱炉 3 吸着モールド 4 コールドリング 5 成形支持枠 6 成形リング 7 シャトルフレーム 8 突起部 8a 角部 9 搬送装置 10 冷却装置 12 曲げ成形炉

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板を曲げ成形炉内に搬入し、曲げ
    成形炉内の上部に位置し、かつ軟化したガラス板を真空
    源と連結した吸着穴にて吸着させて所望の湾曲形状に成
    形する湾曲面を下面部に有した吸着モールドに吸着さ
    せ、曲げ成形後の湾曲ガラス板を湾曲面形状に沿った形
    状の成形リング上に落下させ、該成形リングを支持固定
    したコールドリングを吸着モールド下部と冷却装置及び
    次搬送コンベア間を往復動させて湾曲ガラス板を成形す
    際の成形不良部検出方法にいて、 前記成形リング上で支持したガラス板の外周の外側近傍
    位置該成形リング上に突起部を設け、成形位置ずれ等
    により落下衝接した不良部を検出するようにしたことを
    特徴とする湾曲ガラス板の成形不良部検出方法。
  2. 【請求項2】 ガラス板を曲げ成形炉内に搬入し、曲げ
    成形炉内の上部に位置し、かつ軟化したガラス板を真空
    源と連結した吸着穴にて吸着させて所望の湾曲形状に成
    形する湾曲面を下面部に有した吸着モールドに吸着さ
    せ、曲げ成形後の湾曲ガラス板を湾曲面形状に沿った形
    状の成形リング上に落下させ、該成形リングを支持固定
    したコールドリングを吸着モールド下部と冷却装置及び
    次搬送コンベア間を往復動させて湾曲ガラス板を成形す
    る装置における成形支持枠いて、 吸着モールド下部と冷却装置及び次搬送コンベア間を往
    復動自在なコールドリング上にガラス板の湾曲形状に
    沿った形状の周縁部をする成形リングを設け、該成形
    リング上に載置される湾曲ガラス板の外周の外側近傍位
    の該成形リング上に突起部を垂直方向に設けたことを
    特徴とする湾曲ガラス板の成形支持枠。
  3. 【請求項3】 前記突起部が起倒自在、または旋回自在
    であることを特徴とする請求項2記載の湾曲ガラス板の
    成形支持枠。
  4. 【請求項4】 前記突起部が起倒自在、または旋回自在
    であることを特徴とする請求項2または3記載の湾曲ガ
    ラス板の成形支持枠
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