JPH0441061Y2 - - Google Patents

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JPH0441061Y2
JPH0441061Y2 JP10622487U JP10622487U JPH0441061Y2 JP H0441061 Y2 JPH0441061 Y2 JP H0441061Y2 JP 10622487 U JP10622487 U JP 10622487U JP 10622487 U JP10622487 U JP 10622487U JP H0441061 Y2 JPH0441061 Y2 JP H0441061Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、ボール紙あるいは段ボール等を含
む適度の剛直性を有するシート部材によつて形成
される簡単な構造の組立ケースであつて、特に、
内部に所定の商品を収納して梱包する包装用ケー
スとしての使用態様と、その内部収納商品の展示
を目的とするデイスプレ用ケースとしての使用態
様とを兼ね備えた包装用兼デイスプレ用ケースに
関するものである。
(b) 従来の技術およびその問題点 周知のように、包装機能ならびにデイスプレ機
能とを有する従来の組立ケースは、構造が複雑で
あるばかりでなく、包装用ケースとしての使用態
様からデイスプレ用ケースとしての使用態様への
変換作業が煩雑であるという欠点を有し、加え
て、デイスプレ用使用態様時におけるデイスプレ
効果に欠けるものであつた。
(c) 本考案の技術的課題 この考案は、上記する従来の包装用兼デイスプ
レ用ケースにみられる欠点を解決するものであ
り、特に、簡単な構造体で多量生産に適合し、か
つ上記使用操作の面においてもきわめて容易に取
り扱うことができ、しかもデイスプレ使用態様時
におけるデイスプレ効果の高い包装用兼デイスプ
レ用ケースを提供することにある。
(d) 本考案の技術的手段 この考案は、上記する目的を達成するにあたつ
て、具体的には、底壁と、前記底壁に交差する前
壁とを有し、前記前壁は、頂端部の折りたたみ線
に沿つて折りたたまれる内側前壁を備え、前記前
壁および内側前壁は、前記折りたたみ線から底壁
に向かつてのびる二つの切刻線を備え、前記各切
刻線の前壁側における端末は、前記前壁の頂端部
折りたたみ線から等距離に位置し、前記前壁側に
おける前記切刻線端末間は第1の折り線によつて
結ばれていて、前記各切刻線の内側前壁側におけ
る端末は、前記前壁の頂端部折りたたみ線から等
距離に位置し、前記内側前壁側における前記切刻
線端末間は第2の折り線によつて結ばれ、かつ前
記内側前壁は、前記第2の折り線の下側に前記二
つの切刻線の外側に向けて突出するガイド突片を
有するガイドフラツプを備え、前記第1および第
2の折り線に沿つて前記切刻線間に区画される前
壁部分を外方に向けて折りたたむ際、前記ガイド
フラツプ両端のガイド突片が前記前壁と内側前壁
間にガイドされて移動するようにしたことを特徴
とする包装用兼デイスプレ用ケースである。
(e) 本考案の実施例 以下、この本考案になる包装用兼デイスプレ用
ケースについて、図面に示す具体的な実施例にも
とづいて詳細に説明する。
この考案になる包装用兼デイスプレ用ケースの
構成を、展開して示す型抜きシート部材Sにもづ
いて説明する。前記型抜きシート部材Sは、折り
線5,6,7を介してケーシング主体の四側壁を
なす側壁形成部1、前壁形成部2、側壁形成部
3、および後壁形成部4を有している。前記各壁
形成部の連接方向の一端4aには折り線8を介し
て連結用フラツプ9が設けてあり、連接方向の他
端1aとの間で連結されるようになつている。前
記各壁形成部1,2,3および4の下端折り線1
0,11,12および13を介してそれぞれケー
シング底壁構成フラツプ14,15,16および
17が連続形成されている。このケーシング底壁
構成フラツプ群は、包装用ケースを形成する際に
採用される周知の構成のうちいずれのものであつ
てもよい。一方、前記両側壁形成部1および3の
上縁には、上縁折り線18,19を介して中折れ
フラツプ20,21が設けてある。前記後壁形成
部4の上縁には、上縁折り線22を介してケース
蓋兼デイスプレボード23が連続形成されてい
る。前記ケース蓋兼デイスプレボード23には、
前記上縁折り線22に平行で、前記側壁形成部
1,3の連接方向の長さ寸法にほぼ等しい寸法を
隔てて折り線24が設けてあり、前記折り線24
を介して差込みフラツプ25を備えている。前記
ケース蓋兼デイスプレボード23は、前記折り線
22および24の中間に平行に設けた折りたたみ
線26によつて、デイスプレ表示部27と背壁部
28に分けられる。前記ケース蓋兼デイスプレボ
ード23には、前記折りたたみ線26に端末30
a,30aが位置し、前記背壁部28に向けての
びる切刻線30が設けてあり、前記ボード23を
前記折りたたんだ際、前記背壁部28の一部31
が前記デイスプレ表示部27に画一的に連続して
起立するようになつている。一方。この考案にお
いて、前記前壁2の上縁には、上縁折りたたみ線
32を介して前記前壁2の内側に折りたたまれる
内側前壁33が連続的に形成されている。前記折
りたたみ線32は、折りたたみ時に前記前壁2と
前記内側前壁33との間に、シート材の厚さに相
当する間隔が形成されるように、互いに平行な二
条の折りたたみ線によつて形成しておくことが好
ましい。前記前壁2および内側前壁33には、た
とえば前記折りたたみ線32に交差し、かつ所定
の間隔をおいて互いに平行する二つの切刻線3
4,35の前壁2側における端末34a,35a
は前記前壁2の折りたたみ線32から等距離に位
置している。前記前壁2側における切刻線34,
35の端末34a,35aは、第1の折り線36
によつて結ばれている。一方、前記各切刻線3
4,35の内側前壁33側における端末34b,
35bは、前記折りたたみ線32から等距離に位
置している。前記内側前壁33側における切刻線
34,35の端末34b,35bは、第2の折り
線37によつて結ばれている。前記内側前壁33
には、前記第2の折り線37を介して連続するガ
イドフラツプ38を区画する切刻線39が設けて
ある。好ましい例において、前記切刻線39は、
第1図に示されるように、前記各切刻線34,3
5の中間点34c,35cから背反する方向に向
けてのびる第1の部分39a,39aと、前記第
1の部分39a,39aの各端部から前記折りた
たみ線32の反対側に向けてのびる第2の部分3
9b,39bと、前記第2の部分39b,39b
の各端部間を結ぶ前記第2の折り線37に平行な
第3の部分39cによつて形成される。前記切刻
線39の構成により、前記ガイドフラツプ38
は、その両側部に、前記二つの切刻線34,35
の外側に向けてのびるガイド突片40,40を備
えたものとして区画形成される。前記切刻線39
における第2の部分39b,39bは、第1図に
おいて仮想線で示すように前記内側前壁33の自
由端縁33aに達しているものであつてもよい。
一方、この考案において、前記型抜きシート部
材Sの一方の面であって、第1図中、特に、A,
BおよびCの部分に、後述するデイスプレ使用態
様時に互いに関連し合う絵模様等が印刷等の手段
によつて予め表示される。
以上の構成になるこの考案のケースは、第1図
に示す型抜きシートSを、各折り線に沿つて所定
の方向に折り、接着フラツプ9部の接着により第
2図に示す包装用使用形態のケースを形成する。
この考案では、前記ケース内に収容する物品のた
めの任意の仕切壁(図示せず)をケース内部に配
し、前記内側前壁33を前記前壁2の裏面側に固
定する。
次いで、当該ケースを第2図に示す包装使用形
態から、第3図に示すデイスプレ使用形態への形
態変換について説明する。まず作業者は、蓋23
を第2図に示すように開け、前記蓋23に設けた
中間折りたたみ線26に沿つて二つ折りにし、差
込フラツプ25をケースの後壁4に沿わせてその
内側に差し入れる。一方、前壁2および内側前壁
33に設けてある二つの切刻線34,35によつ
て区画される部分を、前壁2の外側に引き倒す。
この場合、前記内側前壁33に形成されるガイド
フラツプ38における両側のガイド突片40,4
0が、前記前壁2と内側前壁33との間の間隙に
ガイドされて直線的に上昇し、前記ガイド突片4
0,40の進行端が折りたたみ線32の内側に当
接した段階において第3図に示すようにセツトさ
れる。この場合、前記ケースにおけるA,Bおよ
びCに設けた絵模様は、互いに関連し合つて一つ
のデイスプレ表示を構成する。
(f) 本考案の効果 以上の構成になるこの考案の包装用兼デイスプ
レ用ケースは、剛直性を有する一枚の型抜きシー
トによつて構成されるものであり、きわめて簡単
な構造で多量生産に適合し、経済的安価に提供し
得る点において実効あるものといえる。さらに、
この考案になるケースは、きわめて簡単なワンタ
ツチ操作により、コンパクトな包装用使用態様か
ら、直ちに立体的なデイスプレ使用態様に変換す
ることができ、包装使用者側ならびにデイスプレ
使用者側においての取り扱い面に高い実効性を有
する。さらに、この考案になる包装用兼デイスプ
レ用ケースは、型抜きシートの一方の面にのみデ
イスプレ用表示印刷を設ければよい点において製
作上有利である。さらにまた、この考案のケース
は、そのデイスプレ使用形態において、前壁の一
部が開放している点、ならびにケース自体が傾斜
してスタンデイングする点においてケース内収容
物品の展示に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一例になる包装用兼デイ
スプレ用ケースのための型抜きシートの平面図、
第2図は、当該ケースの包装使用形態を示す蓋を
開いた状態の概略的斜視図、第3図は、当該ケー
スのデイスプレ使用態様を示す概略的斜視図であ
る。 1,3……側壁、2……前壁、4……後壁、1
4〜17……底壁、23……蓋兼デイスプレボー
ド、32……前壁頂端折りたたみ線、33……内
側前壁、34,35……切刻線、36……第1の
折り線、37……第2の折り線、38……ガイド
フラツプ、40……ガイド突片、S……型抜きシ
ート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁と、前記底壁に交差する前壁とを有し、前
    記前壁は、頂端部の折りたたみ線に沿つて折りた
    たまれる内側前壁を備え、前記前壁および内側前
    壁は、前記折りたたみ線から底壁に向かつてのび
    る二つの切刻線を備え、前記各切刻線の前壁側に
    おける端末は、前記前壁の頂端部折りたたみ線か
    ら等距離に位置し、前記前壁側における前記切刻
    線端末間は第1の折り線によつて結ばれていて、
    前記各切刻線の内側前壁側における端末は、前記
    前壁の頂端部折りたたみ線から等距離に位置し、
    前記内側前壁側における前記切刻線端末間は第2
    の折り線によつて結ばれ、かつ前記内側前壁は、
    前記第2の折り線の下側に前記二つの切刻線の外
    側に向けて突出するガイド突片を有するガイドフ
    ラツプを備え、前記第1および第2の折り線に沿
    つて前記切刻線間に区画される前壁部分を外方に
    向けて折りたたむ際、前記ガイドフラツプ両端の
    ガイド突片が前記前壁と内側前壁間にガイドされ
    て移動するようにしたことを特徴とする包装用兼
    デイスプレ用ケース。
JP10622487U 1987-07-09 1987-07-09 Expired JPH0441061Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4496017B2 (ja) * 2004-06-23 2010-07-07 レンゴー株式会社 表示機能付包装箱
JP5613024B2 (ja) * 2010-11-15 2014-10-22 レンゴー株式会社 包装展示兼用箱

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