JPH0440993Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0440993Y2 JPH0440993Y2 JP1987046842U JP4684287U JPH0440993Y2 JP H0440993 Y2 JPH0440993 Y2 JP H0440993Y2 JP 1987046842 U JP1987046842 U JP 1987046842U JP 4684287 U JP4684287 U JP 4684287U JP H0440993 Y2 JPH0440993 Y2 JP H0440993Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- hook
- rear end
- conveyor rail
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、自動車のトランクルームやラゲー
ジルームに設けたスペアタイヤ等の車載用コンベ
ヤ装置に関する。
ジルームに設けたスペアタイヤ等の車載用コンベ
ヤ装置に関する。
《従来の技術》
第4図に示すように、セダンタイプの自動車の
リヤボデーは、両サイドパネルa、リヤエンドパ
ネルbおよびフロアパネルcによつてトランクル
ームを構成するようになつており、その開口部が
トランクリツドdによつて覆われている。フロア
パネルcには円形の凹部eが形成されていて、こ
の凹部e内にタイヤfが収容されるようになつて
いる。
リヤボデーは、両サイドパネルa、リヤエンドパ
ネルbおよびフロアパネルcによつてトランクル
ームを構成するようになつており、その開口部が
トランクリツドdによつて覆われている。フロア
パネルcには円形の凹部eが形成されていて、こ
の凹部e内にタイヤfが収容されるようになつて
いる。
《考案が解決しようとする問題点》
このようなセダンタイプの自動車およびハツチ
バツクタイプやバンタイプの自動車においては、
リヤエンドパネルbが高いため、フロアパネルc
に収容されたタイヤfやその他の大形で重量のあ
る荷物の出し入れが困難な問題がある。特に最近
では若い女性ドライバーが急増しているので、ト
ランクルーム内からの重量物の出し入れが容易に
行えることが望まれている。
バツクタイプやバンタイプの自動車においては、
リヤエンドパネルbが高いため、フロアパネルc
に収容されたタイヤfやその他の大形で重量のあ
る荷物の出し入れが困難な問題がある。特に最近
では若い女性ドライバーが急増しているので、ト
ランクルーム内からの重量物の出し入れが容易に
行えることが望まれている。
そこでこの考案の目的は、トランクルームやラ
ゲージルームからのスペヤタイヤ等の重量物の出
し入れを容易に行える車載用コンベヤ装置を提供
することにある。
ゲージルームからのスペヤタイヤ等の重量物の出
し入れを容易に行える車載用コンベヤ装置を提供
することにある。
《問題点を解決するための手段》
この考案によるスペヤタイヤ等の車載用コンベ
ヤ装置は、リヤボテーのリヤエンドパネル内側に
取り付けられるインサイドトリムにコンベヤレー
ルを上方向に引き出し可能に設けるとともに、前
記コンベヤレールの下端部にフツクを設け、前記
コンベヤを引き出してその先端部をタイヤ収納凹
部近傍のリヤフロアに載置したときに前記フツク
を係止可能な係止部を前記インサイドトリムまた
はリヤエンドパネルの上端部に設けたことを特徴
とする。
ヤ装置は、リヤボテーのリヤエンドパネル内側に
取り付けられるインサイドトリムにコンベヤレー
ルを上方向に引き出し可能に設けるとともに、前
記コンベヤレールの下端部にフツクを設け、前記
コンベヤを引き出してその先端部をタイヤ収納凹
部近傍のリヤフロアに載置したときに前記フツク
を係止可能な係止部を前記インサイドトリムまた
はリヤエンドパネルの上端部に設けたことを特徴
とする。
《作用》
コンベヤレールを引き出して、その下端部のフ
ツクをインサイドトリムまたはリヤエンドパネル
上端部の係止部に係止させ、その先端部をタイヤ
収納凹部近傍のフロアパネル上に載置すると、ス
ペヤタイヤなどの重量物は、このコンベヤレール
上に乗せて引き上げることにより容易に取り出す
ことができる。
ツクをインサイドトリムまたはリヤエンドパネル
上端部の係止部に係止させ、その先端部をタイヤ
収納凹部近傍のフロアパネル上に載置すると、ス
ペヤタイヤなどの重量物は、このコンベヤレール
上に乗せて引き上げることにより容易に取り出す
ことができる。
《実施例》
第1図および第2図には、この考案の一実施例
が示されている。リヤボデーは、両サイドパネル
1およびリヤエンドパネル2およびリヤフロア3
とからなり、サイドパネル1およびリヤエンドパ
ネル2の内側はインサイドトリム4で覆われてい
る。そしてリヤエンドパネル2とその内側のイン
サイドトリム4との間には、一対のコンベヤレー
ル5が上方向に引き出し可能に設けられている。
が示されている。リヤボデーは、両サイドパネル
1およびリヤエンドパネル2およびリヤフロア3
とからなり、サイドパネル1およびリヤエンドパ
ネル2の内側はインサイドトリム4で覆われてい
る。そしてリヤエンドパネル2とその内側のイン
サイドトリム4との間には、一対のコンベヤレー
ル5が上方向に引き出し可能に設けられている。
コンベヤレール5は、第3図に示すように、コ
字形のレール51の両側部に複数のローラ52の
回転軸を回動可能に取り付け、ローラ52の一部
を各ローラに対応して形成された背面部の穴53
から覗かせた構造になつている。レール51の下
端部にはフツク54が固定されるとともに、両側
部のほぼ中間部にガイドピン55が穿設されてい
る。
字形のレール51の両側部に複数のローラ52の
回転軸を回動可能に取り付け、ローラ52の一部
を各ローラに対応して形成された背面部の穴53
から覗かせた構造になつている。レール51の下
端部にはフツク54が固定されるとともに、両側
部のほぼ中間部にガイドピン55が穿設されてい
る。
一方、リヤエンドパネル内側のインサイドトリ
ム4には、コンベヤレール5を収容するための凹
部41が上下方向に形成され、その両側上部には
コンベヤレール5のガイドピン55を案内するガ
イド溝42が形成されている。また凹部41の最
下部にはコンベヤレール5のフツク54を受ける
防振ゴム43が固定されている。
ム4には、コンベヤレール5を収容するための凹
部41が上下方向に形成され、その両側上部には
コンベヤレール5のガイドピン55を案内するガ
イド溝42が形成されている。また凹部41の最
下部にはコンベヤレール5のフツク54を受ける
防振ゴム43が固定されている。
コンベヤレール5は、通常インサイドトリム4
の凹部41内に収容され、そのガイドピン55を
凹部41のガイド溝42に嵌合させて保持されて
いる。そして例えばフロアパネル3のタイヤ収納
凹部31からタイヤを取り出す場合には、コンベ
ヤレール5をインサイドトリム4の凹部41から
引き出して、その下端部フツク54をインサイド
トリム4上端部の係止部44に係止させ、その先
端部56をタイヤ収容凹部31の近傍のフロアパ
ネル3上に載置する。このようにして、フロアパ
ネル3とインサイドトリム4上端部との間がコン
ベヤレール5によつて橋架けされ、タイヤなどの
重量物がコンベヤレール5の上を転がすことによ
つて容易に取り出される。
の凹部41内に収容され、そのガイドピン55を
凹部41のガイド溝42に嵌合させて保持されて
いる。そして例えばフロアパネル3のタイヤ収納
凹部31からタイヤを取り出す場合には、コンベ
ヤレール5をインサイドトリム4の凹部41から
引き出して、その下端部フツク54をインサイド
トリム4上端部の係止部44に係止させ、その先
端部56をタイヤ収容凹部31の近傍のフロアパ
ネル3上に載置する。このようにして、フロアパ
ネル3とインサイドトリム4上端部との間がコン
ベヤレール5によつて橋架けされ、タイヤなどの
重量物がコンベヤレール5の上を転がすことによ
つて容易に取り出される。
インサイドトリム4に設ける凹部41は、図示
とは反対側のリヤエンドパネル2側に設けてもよ
く、またインサイドトリム4上端部のフツク係止
部44は、図示の場合は単なる縁であるが、フツ
ク54が確実に係止するための溝やピンなどを設
けてもよい。またフツク54の形状、構造も任意
に変えることができ、リヤエンドパネル2の構造
によつては、リヤエンドパネル2の上部がインサ
イドトリム4の上端部を覆う場合もあるので、リ
ヤエンドパネルの上端部にフツク係止部を設ける
場合もある。さらにコンベヤレール5は1本でも
よく、がたつきなく確実に固定できる種々の技術
が適用し得る。
とは反対側のリヤエンドパネル2側に設けてもよ
く、またインサイドトリム4上端部のフツク係止
部44は、図示の場合は単なる縁であるが、フツ
ク54が確実に係止するための溝やピンなどを設
けてもよい。またフツク54の形状、構造も任意
に変えることができ、リヤエンドパネル2の構造
によつては、リヤエンドパネル2の上部がインサ
イドトリム4の上端部を覆う場合もあるので、リ
ヤエンドパネルの上端部にフツク係止部を設ける
場合もある。さらにコンベヤレール5は1本でも
よく、がたつきなく確実に固定できる種々の技術
が適用し得る。
《考案の効果》
以上のように、この考案によるスペヤタイヤ等
の車載用コンベヤ装置は、リヤエンドパネル内側
に取り付けられるインサイドトリムにコンベヤレ
ールを上方向に引き出し可能に設けるとともに、
コンベヤレールの下端部にフツクを設けたので、
コンベヤレールを引き出してその下端部のフツク
をインサイドトリムまたはリヤエンドパネル上端
部の係止部に係止させて先端部をタイヤ収納凹部
近傍のフロアパネル上に載置することにより、タ
イヤなどの重量物をコンベヤレール上に載せて容
易に出し入れすることができる。
の車載用コンベヤ装置は、リヤエンドパネル内側
に取り付けられるインサイドトリムにコンベヤレ
ールを上方向に引き出し可能に設けるとともに、
コンベヤレールの下端部にフツクを設けたので、
コンベヤレールを引き出してその下端部のフツク
をインサイドトリムまたはリヤエンドパネル上端
部の係止部に係止させて先端部をタイヤ収納凹部
近傍のフロアパネル上に載置することにより、タ
イヤなどの重量物をコンベヤレール上に載せて容
易に出し入れすることができる。
第1図は、この考案の一実施例を示す自動車の
リヤボデーの概略斜視図、第2図は、第1図の
−線拡大断面図、第3図は、この考案の一実施
例における拡大部分斜視図、第4図は、従来の自
動車のリヤボデーの一例を示す概略斜視図であ
る。 1……サイドパネル、2……リヤエンドパネ
ル、3……フロアパネル、31……タイヤ収納凹
部、4……インサイドトリム、44……係止部、
5……コンベヤレール、54……フツク。
リヤボデーの概略斜視図、第2図は、第1図の
−線拡大断面図、第3図は、この考案の一実施
例における拡大部分斜視図、第4図は、従来の自
動車のリヤボデーの一例を示す概略斜視図であ
る。 1……サイドパネル、2……リヤエンドパネ
ル、3……フロアパネル、31……タイヤ収納凹
部、4……インサイドトリム、44……係止部、
5……コンベヤレール、54……フツク。
Claims (1)
- リヤボデーのリヤエンドパネル内側に取り付け
られるインサイドトリムにコンベヤレールを上方
向に引き出し可能に設けるとともに、前記コンベ
ヤレールの下端部にフツクを設け、前記コンベヤ
を引き出してその先端部をタイヤ収納凹部近傍の
リヤフロアに載置したときに前記フツクを係止可
能な係止部を前記インサイドトリムまたはリヤエ
ンドパネルの上端部に設けたことを特徴とするス
ペアタイヤ等の車載用コンベヤ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987046842U JPH0440993Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987046842U JPH0440993Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63154351U JPS63154351U (ja) | 1988-10-11 |
JPH0440993Y2 true JPH0440993Y2 (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=30866880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987046842U Expired JPH0440993Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440993Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101286469B1 (ko) * | 2011-11-28 | 2013-07-16 | 한일이화주식회사 | 차량용 트랜스버스 트림 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130784U (ja) * | 1974-08-28 | 1976-03-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121309Y2 (ja) * | 1978-02-23 | 1986-06-26 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP1987046842U patent/JPH0440993Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5130784U (ja) * | 1974-08-28 | 1976-03-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63154351U (ja) | 1988-10-11 |
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