JPH0440953Y2 - - Google Patents

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JPH0440953Y2
JPH0440953Y2 JP1986138332U JP13833286U JPH0440953Y2 JP H0440953 Y2 JPH0440953 Y2 JP H0440953Y2 JP 1986138332 U JP1986138332 U JP 1986138332U JP 13833286 U JP13833286 U JP 13833286U JP H0440953 Y2 JPH0440953 Y2 JP H0440953Y2
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tank
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は本体を軽くスイングすることにより打
下げハンマーを芯送り出し機構に作用させ、この
芯送り出し機構を動作させて先端より芯を繰り出
すことができるシヤープペンシルに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のシヤープペンシルは、第1図を
参照して説明すると、本体1を軽くスイングする
ことにより打下げハンマー13を、芯送り出し機
構Aの芯ガイド10と一体のチヤツク15のチヤ
ツク継手14と本体側ストツパー23との間で軸
方向に往復動させ芯送り出し機構Aに作用させ、
本体1の先端部1a側内周に設けられたチヤツク
リング受けスリーブ11の前部に係止されチヤツ
ク15が嵌め込まれたチヤツクリング16に対し
てチヤツク15、これにチヤツク継手14で一体
に連結した芯ガイド10及びこれにタンク継手6
で一体に連結した芯タンク5を、チヤツクリング
受けスリーブ11とチヤツク継手14との間に設
けられたチヤツク締付けスプリング17のばね力
に抗しあるいはそのばね力によつて動かしてチヤ
ツク15を開閉し、チヤツク15および芯19を
所定長さずつ繰り出して先パイプ2より芯19を
繰り出すことができるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来のシヤープペンシルにあ
つては、芯タンク5のタンク継手6と芯ガイド1
0の後端部が一体に連結されているので、芯タン
ク5をうつかり回転すると、芯ガイド10、チヤ
ツク15及びチヤツクリング16等がねじられて
これらの変形、破断や芯19の折損を招くおそれ
があるばかりでなく、芯タンク5を強く引つ張る
と、芯タンク5のタンク継手6及び芯ガイド10
を介してチヤツク15が強く引つ張られることに
なり、芯19をチヤツク15の締付けにより折損
する(喰いちぎる)おそれがあるという問題点が
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案シヤープペンシルは、上記の問題点を解
決するため、第1図示のように本体1をスイング
することにより打下げハンマー13を芯送り出し
機構Aに作用させ、この芯送り出し機構Aを動作
させて本体1の先端部1aの先端より芯19を繰
り出すことができるシヤープペンシルにおいて、
芯送り出し機構Aの芯ガイド10と芯タンク5の
タンク継手6とを分離独立し、かつ芯ガイド10
の後端部をタンク継手6の中心部に嵌挿せしめ、
このタンク継手6の前端部外周に、本体1の内周
に設けた本体側ストツパー23に係止される芯タ
ンク側ストツパー22を設け、本体1の後端部1
cの内段と芯タンク5の外段との間に戻し用弾性
体25を挿設すると共に、タンク継手6に芯タン
ク側ストツパー22の端から軸方向にスリツト3
1を設けてなる構成としたものである。
〔作用〕
本体1を上下に振ると、打下げハンマー13が
往復動する。この打下げハンマー13がチヤツク
継手14をノツクした時、チヤツクリング16に
嵌め込まれたチヤツク15をチヤツク締付けスプ
リング17のばね力に抗して開き、また打下げハ
ンマー13が後方に移動した時はチヤツク15を
チヤツク締付けスプリング17のばね力により戻
してチヤツク15を閉じ、以下これを繰り返すこ
とによりチヤツク15より芯19を所定長さずつ
繰り出して先端より芯19を繰り出すことができ
る。
チヤツク15を戻したとき、芯ガイド10及び
芯タンク5も後方へ押されて戻るが、ストツパー
22がストツパーに当たるので、芯タンク5が抜
け出すおそれはない。この際、芯タンク5は常に
戻し用弾性体25の弾力により戻り、その戻りを
助け、延いては芯ガイド10の戻りも助ける。
芯ガイド10の後端部がタンク継手6とは分離
独立しているので、芯タンク5をうつかり回転し
ても、芯タンク5の回転が分離独立している芯ガ
イド10、チヤツク継手14、チヤツク15及び
チヤツクリング16に伝達されることがないか
ら、芯ガイド10、チヤツク継手14、チヤツク
15及びチヤツクリング16等がねじられてこれ
らの変形、破断や芯19の折損を招くおそれがな
いし、芯タンク5をうつかり引つ張つても、チヤ
ツク15が後方に引つ張られることもないから、
芯19をチヤツク15の締付けにより折損する
(喰いちぎる)おそれもない。
芯19を引つ込める時は、芯タンク5及びタン
ク継手6を押し込み、芯ガイド10、チヤツク継
手14及びチヤツク15をチヤツク締付けスプリ
ング17のばね力に抗して前方に動かし、チヤツ
ク15を開状態に保持して芯19の芯先を押圧す
ることにより引つ込めることができる。又、芯タ
ンク5に取付けられる消ゴムで字消しを行うと
き、紙面より受ける反力が消ゴムを介して芯タン
ク5に作用し、芯送り出し機構Aを前方に動かそ
うとするが、本体1の後端部1cの内段と芯タン
ク5の外段との間に戻し用弾性体25を挿設して
あるので、戻し用弾性体25の弾力が字消し時に
消ゴムに働く反力に対向して芯タンク5の移動を
阻止するから、消ゴムが沈降するおそれはなく、
字消しを行うことができる。
更に、タンク継手6に芯タンク側ストツパー2
2の端から軸方向にスリツト31を設けてタンク
継手6部分の弾性力を高めているので、本体1の
後端部1cの後方より芯タンク5を挿入して組付
けるとき、芯タンク側ストツパー22の外周が本
体側ストツパー23の内周に当たつてタンク継手
6部分が多少内側に撓み、芯タンク側ストツパー
22が本体側ストツパー23を通り抜けた後、そ
の撓みが復元して本体側ストツパー23に係止す
ることになり芯タンク5の組付けを容易に確実に
行うことができる。
〔実施例〕
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第1図はチヤツクに芯を保持する前の本考案シ
ヤープペンシルの一実施例を示す断面図、第2図
は同じく芯出し後の状態を示す要部の断面図であ
る。
第1図において1は本体で、先端部1a、中間
部1b及び後端部1cをこの順に螺着してなる。
2は先端部1aに設けられた先パイプである。A
は本体1内に挿設された芯送り出し機構で、先パ
イプ2より芯19を繰り出すためのものである。
この芯送り出し機構Aは、前部にタンク継手6
を有する芯タンク5、芯ガイド10、打下げハン
マー13、チヤツク継手14、ばね受け部14
a、チヤツク15、チヤツクリング16、チヤツ
クリング受けスリーブ11、チヤツク締付けスプ
リング17及び打下げハンマー13前部の突出部
24等よりなる。
芯タンク5の前部に設けられたタンク継手6
は、芯タンク5と別体でこれに取付けたものであ
つてもよい。22は芯タンク5側のストツパー
で、このタンク継手6の前端部外周に設けられて
いる。23は本体1側のストツパーで、本体1の
後端部1cの前部内面に設けられており、芯タン
ク側ストツパー22を係止するものである。25
は本体1の後端部1cの内段と芯タンク5の外段
との間で本体1の後端部1cと芯タンク5との間
に挿設された戻しばねである。
芯タンク5の後端部には消ゴム4を保持した消
ゴムホルダ20が設けられ、消ゴム4、消ゴムホ
ルダ20または芯タンク5の後端外周部には消ゴ
ムカバー21が着脱可能に被着されている。消ゴ
ムホルダ20は芯タンク5と別体でこれに取付け
たものであつてもよい。
芯タンク5のタンク継手6と芯ガイド10は分
離独立しており、かつタンク継手6の前端中心部
の多少大きい孔内には当該孔の内端に当接される
芯ガイド10の後端部が嵌挿されている。タンク
継手6には第3図示のようにストツパー22側の
端から軸方向に1個または複数個のスリツト31
が設けられており、このスリツト31を設けるこ
とによりタンク継手6部分の弾性力を高めてい
る。そのため、本体1の後端部1cの後方より芯
タンク5を挿入して組付けるとき、芯タンク側ス
トツパー22の外周が本体側ストツパー23の内
周に当たつて当該タンク継手6が多少内側に撓
み、芯タンク側ストツパー22が本体側ストツパ
ー23を通り抜けた後、その撓みが復元して当該
本体側ストツパー23に係止することになる。係
止後は芯タンク5が抜け出ることはない。
芯ガイド10の前端に当接されるチヤツク継手
14には、ばね受け部14aの筒状基部が芯ガイ
ド10の前端部を内挿する状態で結合されてい
る。チヤツク継手14とばね受け部14aは一体
に形成されたものでもよい。また、芯ガイド10
の前端部とチヤツク15のチヤツク継手14も一
体に連結されていてもよい。13はばね受け部1
4aとタンク継手6との間で芯ガイド10と本体
1の中間部1bとの間に挿設された打下げハンマ
ーである。チヤツク継手14はチヤツク15の後
端に一体に設けられ、あるいは別体で取付けられ
ている。
チヤツク15と本体1のリング用内周部との間
にはチヤツクリング16が嵌め込まれ、チヤツク
リング16の後端は本体1の中間部1bに設けら
れたチヤツクリング受けスリーブ11の前部に係
止される。チヤツクリング受けスリーブ11は本
体1の内面に別体で固定したものでもよい。チヤ
ツク締付けスプリング17はチヤツクリング受け
スリーブ11とばね受け部14aとの間に介挿さ
れ、かつばね受け部14aの筒状部に嵌め込まれ
ている。打下げハンマー13の前部には当該打下
げハンマー13が後方に移動したときばね受け部
14aに当たつてこのばね受け部14aを後方に
押す突出部24が螺着により設けられており、チ
ヤツク締付けスプリング17に干渉しないように
なつていることは勿論である。打下げハンマー1
3と突出部24は一体に形成したものでもよい。
上記の構成において芯タンク5の芯19はタン
ク継手6、芯ガイド10、チヤツク継手14及び
チヤツク15の付近に達している(第1図参照)。
本体1を上下に振ると、打下げハンマー13は本
体側ストツパー23またはタンク継手6とばね受
け部14aとの間で往復動する。この打下げハン
マー13がチヤツク継手14のばね受け部14a
を押した時は打下げハンマー13前部の突出部2
4がチヤツクリング受けスリーブ11または本体
1の中間部1bの内段に当たり(第2図参照)、
チヤツク継手14をノツクし、チヤツクリング1
6に嵌め込まれたチヤツク15をチヤツク締付け
スプリング17のばね力に抗して開き、また打下
げハンマー13が後方に移動した時は打下げハン
マー13の前部に設けられた突出部24がばね受
け部14aに当たつて当該ばね受け部14a、チ
ヤツク継手14及び芯ガイド10を後方に押圧
し、チヤツク15をチヤツク締付けスプリング1
7のばね力と打下げハンマー13前部の突出部2
4による押圧力により戻してチヤツク15を閉
じ、以下これを繰り返すことによりチヤツク15
より芯19を所定長さずつ繰り出して先端より芯
19を繰り出すことができる。
チヤツク15を戻したとき、芯ガイド10及び
芯タンク5も後方へ押されて戻るが、ストツパー
22がストツパー23に当たるので、芯タンク5
及び芯ガイド10または芯タンク5が抜け出るお
それはない。この際、芯タンク5は常に戻しばね
25のばね力により戻り、その戻りを助け、延い
ては芯ガイド10の戻りを助ける。
また、本実施例ではチヤツク継手14のばね受
け部14aに係合する突出部24を打下げハンマ
ー13に設けてあるので、チヤツク15はチヤツ
ク締付けスプリング17のばね力だけでなく打下
げハンマー13前部の突出部24による押圧力に
より強制的に戻されるので、チヤツク15がチヤ
ツクリング16内に充分に戻されて締付けられ、
チヤツク15の締付けによる芯19への押圧力が
増大し、芯19の繰り出しを確実に行えるばかり
でなく、筆記時に芯すべりを起こさず、筆記し易
くなる。
芯ガイド10の両端部がタンク継手6及びチヤ
ツク継手14とは分離独立しているので、芯タン
ク5をうつかり回転しても、芯タンク5が回転す
るだけで、芯タンク5の回転が分離独立している
芯ガイド10、チヤツク継手14、チヤツク15
及びチヤツクリング16に伝達されることがない
から、芯ガイド10、チヤツク継手14、チヤツ
ク15及びチヤツクリング16等がねじられてこ
れらの変形、破断や芯19の折損を招くおそれが
ないし、芯タンク5をうつかり引つ張つても、チ
ヤツク15が後方に引つ張られることもないか
ら、芯19をチヤツク15の締付けにより折損す
る(喰いちぎる)おそれもない。
芯19の繰り出しは、消ゴムカバー21をノツ
ク操作しても行うことができる。即ち、消ゴムカ
バー21をノツクすると、芯タンク5、タンク継
手6、芯ガイド10、チヤツク継手14、ばね受
け部14a及びチヤツク15がチヤツク締付けス
プリング17または当該スプリング17及び戻し
ばね25のばね力に抗してあるいはそのばね力に
より軸方向に動いてチヤツク15を開閉し、先パ
イプ2より芯19を繰り出すことができる。芯1
9を引つ込める時は消ゴムカバー21を押し込
み、芯タンク5、タンク継手6、芯ガイド10、
チヤツク継手14、ばね受け部14a及びチヤツ
ク15をチヤツク締付けスプリング17または当
該スプリング17と戻しばね25のばね力に抗し
て前方に動かし、チヤツク15を開状態に保持し
て芯19の芯先を押圧することにより引つ込める
ことができる。
本考案においては、芯ガイド10の後端部とタ
ンク継手6との間だけが分離独立していても上記
と同様の作用効果を奏することは明らかである。
また、字消しを行うとき、紙面より受ける反力が
消ゴム4を介して芯タンク5に作用し、芯送り出
し機構Aを前方に動かそうとするが、本体1の後
端部1cの内段と芯タンク5の外段との間に戻し
ばね25を挿設してあるので、この戻しばね25
のばね力が字消し時に消ゴム4に働く反力に対抗
して芯送り出し機構Aの芯タンク5の移動を阻止
するから、消ゴム4が沈降するおそれはなく、字
消しを確実に行うことができる。
更に、先パイプ2を本体1の先端部1aの先端
にこれより突出した状態で設けるのではなく、第
1図示のように本体1の先端部1aに先パイプ2
が先端より突出した状態で係止される先パイプ付
きのスライドハンマー18を本体1の先端部1a
の先端と芯送り出し機構Aのチヤツク15との間
に摺動可能に挿設する。このスライドハンマー1
8は先端部1aの内面に摺接する筒状スライダ2
9と、この筒状スライダ29内に嵌着され芯19
を圧接する先パイプ2付き芯ガイド筒26とより
なる。芯ガイド筒26の後方部は複数本に、この
実施例では3本に縦割りされてばね性が与えられ
ており、この縦割り部27の内面に芯19を圧接
する突起28が設けられている。筒状スライダ2
9の後方部も複数本に縦割りしてもよい。筒状ス
ライダ29は、ハンマーの役目を果たすため金属
製とし、芯ガイド筒26は金属製の先パイプ2と
の一体化の容易性と高いばね性からプラスチツク
製とすることが望ましい。
この場合は、本体1を上下に振ると、スライド
ハンマー18が打下げハンマー13と共に上下動
する。スライドハンマー18の下動によりその先
パイプ2が本体1の先端部1aの先端より突出す
る。この先パイプ2の突出はスライドハンマー1
8に作用する力により確実に行われる。
芯19の繰り出しは芯ガイド筒26の縦割り部
27の内面に設けられた突起28により圧接保持
されながら行われるので、芯19が短くなつてチ
ヤツク15に咬えられなくなつても先パイプ2よ
り抜け出るおそれはないし、後続の芯に当接して
筆記に供されるものである。
また、スライドハンマー18は上動時にチヤツ
ク15を押圧し、チヤツク15をチヤツクリング
16内に戻す作用もあるので、チヤツク15の閉
が一層確実になり、チヤツク15の閉による芯1
9の保持を充分に確実に行い得る。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、芯ガイド10の
後端部がタンク継手6と分離独立しているので、
芯タンク5をうつかり回転しても、芯タンク5の
回転が分離独立している芯ガイド10、チヤツク
継手14、チヤツク15及びチヤツクリング16
に伝達されることがないから、芯ガイド10、チ
ヤツク継手14、チヤツク15及びチヤツクリン
グ16等がねじられてこれらの変形、破断や芯1
9の折損を招くおそれがないばかりでなく、芯タ
ンク5をうつかり引つ張つてもチヤツク15が後
方に引つ張られることもないから、芯19をチヤ
ツク15の締付けにより折損する(喰いちぎる)
おそれはない。又、芯タンク5に取付けられる消
ゴムで字消しを行うとき、紙面より受ける反力が
消ゴムを介して芯タンク5に作用し、芯送り出し
機構Aを前方に動かそうとするが、本体1の後端
部1cの内段と芯タンク5の外段との間に戻し用
弾性体25を挿設してあるので、戻し用弾性体2
5の弾力が字消し時に消ゴムに働く反力に対向し
て芯タンク5の移動を阻止するから、消ゴムが沈
降するおそれはなく、字消しを行うことができ
る。
更に、タンク継手6に芯タンク側ストツパー2
2の端から軸方向にスリツト31を設けてタンク
継手6部分の弾性力を高めているので、本体1の
後端部1cの後方より芯タンク5を挿入して組付
けるとき、芯タンク側ストツパー22の外周が本
体側ストツパー23の内周に当たつてタンク継手
6部分が多少内側に撓み、芯タンク側ストツパー
22が本体側ストツパー23を通り抜けた後、そ
の撓みが復元して本体側ストツパー23に係止す
ることになり芯タンク5の組付けを容易に確実に
行うことができる。
又、戻し用弾性体25は芯タンク5を常に戻す
ように働き、その戻りを助け延いては芯ガイド1
0の戻りも助ける役目を果たす。
【図面の簡単な説明】
第1図はチヤツクに芯を保持する前の本考案シ
ヤープペンシルの一実施例を示す断面図、第2図
は同じく芯出し後の状態を示す要部の断面図、第
3図は本考案における芯タンクの一例を示す斜視
図である。 1……本体、1a……先端部、1b……中間
部、1c……後端部、2……先パイプ、4……消
ゴム、5……芯タンク、6……タンク継手、10
……芯ガイド、11……チヤツクリング受けスリ
ーブ、13……打下げハンマー、14……チヤツ
ク継手、14a……ばね受け部、15……チヤツ
ク、16……チヤツクリング、17……チヤツク
締付けスプリング、18……スライドハンマー、
19……芯、22……芯タンク側ストツパー、2
3……本体側ストツパー、24……突出部、25
……戻しばね、26……先パイプ2付き芯ガイド
筒、28……突起、29……筒状スライダ、31
……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体1をスイングすることにより打下げハンマ
    ー13を芯送り出し機構Aに作用させ、この芯送
    り出し機構Aを動作させて本体1の先端部1aの
    先端より芯19を繰り出すことができるシヤープ
    ペンシルにおいて、芯送り出し機構Aの芯ガイド
    10と芯タンク5のタンク継手6とを分離独立
    し、かつ芯ガイド10の後端部をタンク継手6の
    中心部に嵌挿せしめ、このタンク継手6の前端部
    外周に、本体1の内周に設けた打下げハンマー1
    3の本体側ストツパー23に係止される芯タンク
    側ストツパー22を設け、本体1の後端部1cの
    内段と芯タンク5の外段との間に戻し用弾性体2
    5を挿設すると共に、タンク継手6に芯タンク側
    ストツパー22の端から軸方向にスリツト31を
    設けてなるシヤープペンシル。
JP1986138332U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0440953Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986138332U JPH0440953Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08
KR878700630U KR890006813Y1 (en) 1986-09-08 1987-01-22 Sharp pencil

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JP1986138332U JPH0440953Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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Publication Number Publication Date
JPS6343791U JPS6343791U (ja) 1988-03-24
JPH0440953Y2 true JPH0440953Y2 (ja) 1992-09-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR890006813Y1 (en) 1989-10-05
JPS6343791U (ja) 1988-03-24

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