JPH0440833Y2 - - Google Patents

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JPH0440833Y2
JPH0440833Y2 JP1985203190U JP20319085U JPH0440833Y2 JP H0440833 Y2 JPH0440833 Y2 JP H0440833Y2 JP 1985203190 U JP1985203190 U JP 1985203190U JP 20319085 U JP20319085 U JP 20319085U JP H0440833 Y2 JPH0440833 Y2 JP H0440833Y2
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JP
Japan
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tool
support
machine tool
rail
support rail
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JP1985203190U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、既設の工作機械に装着しうる工具交
換装置に関するものである。
〔従来の技術および問題点〕
自動工具交換装置をもたない工作機械において
は、作業者が手で工具の脱着を行う必要があり、
工具が重い場合は落下及び腰痛等で安全衛生上問
題がある。
これを避けるため、工作機械に沿つてホイスト
などを別置することも行われているが、これは工
具装着箇所の近辺まで工具を持つて行くことはで
きても、工具を装着箇所に正確に運び、又は装着
箇所からそのまゝ取外して運び出すことはできな
いといつた欠点がある。
そこで、実開昭58−55822号公報に開示された
工具脱着用治具のように、工作機械本体に水平面
内で回動し停止しうるよう支持されるフレーム
に、水平面内に軸線を有する支持アームがその軸
線に垂直な面内で回転停止しうるよう取付けられ
ており、支持アームの先端には工具嵌着用の軸線
方向外方へ開口したU字状の切欠部が設けられて
いるものはあるが、上記フレームは一定長さで水
平面内において回動するのみであるから、カツタ
ーを工作機械の主軸ヘツドに取付ける(又は取外
す)場合は、上記主軸ヘツドを移動して位置合わ
せを行う必要があり、主軸ヘツドが固定した工作
機械には利用できないと思われる。
これに対し、特開昭47−2577号公報に開示され
たものでは、工具の保持部材が前後及び上下方向
に移動し得るように構成されているため、前記の
如き従来の問題点は解消されるが、構造が複雑で
高価なものとなり、また機械本体と貯蔵装置とは
前後に縦列状態で配設するために、設置場所を広
くとらなければならないといつた諸問題点があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の如き従来の問題点に鑑み、構造
が簡単で、既設の工作機械に狭い空間であつても
装着することが出来るとゝもに、工具の装着箇所
まで正確に移動することが出来るものを提供する
ことを目的としたものであり、その要旨は、工作
機械の前面に沿つて取付けた支持レールに走行体
を介して垂直アームを装架するとゝもに、該垂直
アームの下端に工具支持具を支持部を介して前記
工作機械の前面と直交方向に移動可能に取付け、
更に前記工具支持具を前記支持部に前記工作機械
の前面と同一面内において回動可能に取付けたこ
とを特徴とする工具交換装置にある。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により詳細に
説明するに、本案装置は、工作機械Mに取付けら
れる支持レール1と、該支持レール1上を走行す
る走行体2と、該走行体2に取付けられる垂直ア
ーム3と、該垂直アーム3の下端に支持部41を
介して取付けた工具支持具4とからなる。
上記支持レール1は、第1図、第3図及び第4
図に示すように、工作機械Mの前面に沿つて設け
られた前面支持レール11と、同側面に沿つて設
けられた側面支持レール12と、後記第2走行体
22に取付けられた小レール13とからなり、該
小レール13を除いて、第1図に示すような固定
用アングル14によつて工作機械Mの前面上方に
固定されている。
上記各支持レール11,12及び小レール13
は、走行体2のローラ12a,22aが嵌合転動
する上下の転動レール11a,12a及び13a
と、走行体2のシユー21b,22bが嵌合摺動
する中央のガイドレール11b,12b,13b
から構成され、これらが一体的に組合されてい
る。
前記走行体2は、前記前面支持レール11上を
走行する第1走行体21と、前記側面支持レール
12上を走行する第2走行体22からなり、各々
背面の上下にローラ21a,22aを、また中央
にシユー21b,22bを備え、前記前面支持レ
ール11及び側面支持レール12の転動レール1
1a,12aに前記ローラ21a,22aが、ま
た前記ガイドレール11b,12bに前記シユー
21b,22bが各々嵌合されている。
前記第1走行体21には前記垂直アーム3の上
端が固定され、また前記第2走行体22には前面
支持レール11側に該前面支持レール11と連結
する同形の前記小レール13を備えており、該小
レール13は、前記第2走行体22が側面支持レ
ール12の前端に位置した時、前記前面支持レー
ル11と連結する位置となるよう調節されてい
る。
前記工具支持具4は、前記垂直アーム3の下端
に前後方向、すなわち工作機械Mの前面と直交方
向に移動可能に取付けられた支持部41を介して
取付けられており、また工具支持具4は前記支持
部41に対し前記工作機械Mの前面と同一面内に
おいて回動可能に取付けられている。
すなわち、上記支持部41は、垂直アーム3下
端を挟んで該アーム3に固定した固定板41a,
41b中に支持ボルト41c,41dを挿通し、
その一端に連結板41eを、また他端(前端)に
コ字形支持部材41fを取付けた構成で、該コ字
形支持部材41fは支持ボルト41c,41dと
一緒に前記垂直アーム3に対し、前記工作機械M
前面の前後方向(図示では左右方向)に移動可能
となるように装着されており、更にこのコ字形支
持部材41fには長い支持ボルト41gを挿通し
て回転可能且つ抜け出ないよう取付けている。
一方、前記工具支持具4は、工具Cの前端及び
後端付近を支える凹部42a,42bを形成した
アーム42c,42dを結合板42eによりはし
ご状に結合し、その一端に一体的にハンドル42
fを備えたアーム42gを形成した支持アーム4
2から構成したもので、アーム42gの上方とそ
れに対向する前記アーム42cの端部に前記ボル
ト41gを挿通して前記支持部41に支持されて
おり、支持アーム42は前記支持部41に前記ボ
ルト41gを回転軸として回動可能となるように
構成されている。なお、図中42hはアーム42
cにボルト42iにより固着した補助アームで、
工具Cの軸部C′を支持するものであり、不要の場
合は取外される。また、前記ハンドル42fはば
ね(図示せず)で前記支持部41側に押されるピ
ン42jを備え、該ピン42jは、前記コ字形支
持部材41f下端外側に固着した補強板41hに
あけたピン孔41i,41jに嵌合して支持アー
ム42の位置決めを行うのである。
以上の如く構成された本案装置では、例えば工
具Cを工作機械Mの主軸ヘツドHから取外すとき
は、上記ハンドル42fを引いてピン42jをピ
ン孔41iから外し、第6図の仮想線で示すよう
に、支持アーム42を前記ボルト41gを回転軸
として下方へ回動し、開いた状態で垂直アーム3
を介し走行体21を前面支持レール11上に走行
させて主軸ヘツドHに近づけ、第1図及び第3図
に示す所定位置A位置で静止させる。そして、こ
の制止位置Aにおいて、ハンドル42fを第6図
で時計方向に回動し、ピン42jをピン孔41i
に嵌合させる。
これにより、支持アーム42の凹部42a,4
2bは工具Cの前後端付近に接し、又補助アーム
42hは工具Cの軸部C′を支持するようになるか
ら、こゝで主軸ヘツドHの工具固定装置(図示せ
ず)を外して支持部41を第1図下段の仮想線位
置まで引出し、再び垂直アーム3を介し走行体2
1を前面支持レール11にて手前(第1図にて下
方、第3図にて右方)に引寄せる。このとき第2
走行体22を側面支持レール12の前端に位置さ
せておけば、第1走行体21は工具Cを支持した
まゝ小レール13に乗移る(位置B)。
そして、垂直アーム3を介して第2走行体22
を第1図、第4図で右に押せば、第2走行体22
は側面支持レール12上を走行するから所定の位
置で停止させ、前記の如く支持アーム42を開い
て工具Cを降し、交換することができる。また、
工具Cを装着するときは、上記取外す場合と逆に
操作すればよい。
〔考案の効果〕
本案に係る工具交換装置は、上記の如く、工作
機械の前面に沿つて取付けた支持レールに走行体
を介して垂直アームを装架するとゝもに、該垂直
アームの下端に工具支持具を支持部を介して前記
工作機械の前面と直交方向に移動可能に取付け、
更に前記工具支持具を前記支持部に前記工作機械
の前面と同一面内において回動可能に取付けた構
成であるから、作業者の手作業による工具交換時
の安全衛生上の問題を解決できることは勿論のこ
と、構造が簡単であり、既設の工作機械に狭い空
間であつても装着することが出来るとゝもに、工
具の装着箇所まで正確に移動することが出来ると
いつた諸効果がある。
また、走行体が工作機械の前面に沿つて取付け
た前面支持レール上を走行する第1走行体と、工
作機械の側面に沿つて取付けた側面支持レール上
を走行する第2走行体からなり、該第2走行体が
前記側面支持レールの前端において前記前面支持
レールと連結する小レールを備えた構成とするこ
とにより、工具の運搬範囲をより広くして交換作
業を容易且つ能率的に行うことができるといつた
諸効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の平面図、第2図は要部斜視
図、第3図は要部正面図、第4図は同側面図、第
5図は同要部の平面図、第6図は工具支持具の正
面図である。 1……支持レール、11……前面支持レール、
13……小レール、2……走行体、21……第1
走行体、22……第2走行体、3……垂直アー
ム、4……工具支持具、41……支持部、42…
…支持アーム、42f……ハンドル、M……工作
機械、H……主軸ヘツド、C……工具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 工作機械の前面に沿つて取付けた支持レール
    に走行体を介して垂直アームを装架するとゝも
    に、該垂直アームの下端に工具支持具を支持部
    を介して前記工作機械の前面と直交方向に移動
    可能に取付け、更に前記工具支持具を前記支持
    部に前記工作機械の前面と同一面内において回
    動可能に取付けたことを特徴とする工具交換装
    置。 (2) 走行体が工作機械の前面に沿つて取付けた前
    面支持レール上を走行する第1走行体と、工作
    機械の側面に沿つて取付けた側面支持レール上
    を走行する第2走行体からなり、該第2走行体
    が前記側面支持レールの前端において前記前面
    支持レールと連結する小レールを備えたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の工具交換装置。
JP1985203190U 1985-12-30 1985-12-30 Expired JPH0440833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985203190U JPH0440833Y2 (ja) 1985-12-30 1985-12-30

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JP1985203190U JPH0440833Y2 (ja) 1985-12-30 1985-12-30

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Publication Number Publication Date
JPS62113938U JPS62113938U (ja) 1987-07-20
JPH0440833Y2 true JPH0440833Y2 (ja) 1992-09-25

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ID=31168285

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JP1985203190U Expired JPH0440833Y2 (ja) 1985-12-30 1985-12-30

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JPH0437696Y2 (ja) * 1987-07-15 1992-09-04

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JPS62113938U (ja) 1987-07-20

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