JPH0440831Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0440831Y2
JPH0440831Y2 JP18522986U JP18522986U JPH0440831Y2 JP H0440831 Y2 JPH0440831 Y2 JP H0440831Y2 JP 18522986 U JP18522986 U JP 18522986U JP 18522986 U JP18522986 U JP 18522986U JP H0440831 Y2 JPH0440831 Y2 JP H0440831Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
data
pull stud
holder
storage element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18522986U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6391354U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18522986U priority Critical patent/JPH0440831Y2/ja
Publication of JPS6391354U publication Critical patent/JPS6391354U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0440831Y2 publication Critical patent/JPH0440831Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、工具を保持する工具ホルダに着脱自
在に装着されるプルスタツドに関する。
(b) 従来の技術 従来、工作機械において使用する工具の、工具
番号、工具名、工具径、工具長、寿命時間、使用
時間、切削条件等の種々の工具データは、オペレ
ータが加工を開始する際に、キーボード等の入力
手段を操作して、工具データメモリ等の所定の格
納領域に収納していた。
(c) 考案が解決しようとする問題点 しかし、こうした方法では、工具をセツトする
度毎に、工具マガジン等にセツトされた工具の工
具データをオペレータが入力する必要が生じ、極
めて繋雑であるばかりか、入力ミス等も生じやす
い欠点があつた。
そこで、工具にバーコード等を付して、等該バ
ーコードを光学的に読み取つて工具番号等のデー
タを収集する方法も用いられているが、バーコー
ド等では、格納できる情報量が極めて少ない欠点
がある。
更に、工具ホルダ内にメモリ素子を設けて、工
具データを記録する方法も考えられるが、工具ホ
ルダは、工具と共に、加工時には高速で回転する
ことから、回転バランス上の問題が生じる。しか
も、工具ホルダが、特定の工具(即ち、当該工具
ホルダに格納されたメモリ素子が記憶している工
具データに対応した工具)について専用化されて
しまい、使用工具の数だけ工具ホルダを準備する
必要が生じ、極めて不経済である。
本考案は、回転バランス上の問題、工具ホルダ
が特定の工具に専用化される問題を解消すること
が出来、更にオペレータが工具データを工具セツ
トの度にいちいち入力する必要が無く、しかも、
多量のデータを格納することが出来る、工具ホル
ダに装着されるプルスタツドを提供することを目
的とするものである。
(d) 問題点を解決するための手段 即ち、本考案は、プルスタツド11中に、工具
データ(DATA)を格納し得る工具データ格納
素子12を設け、該工具データ格納素子12に該
素子を貫通する形で、プルスタツド11を工具ホ
ルダ10に装着した際に工具ホルダ10内に形成
された流体供給穴10bと外部を連通し得る貫通
穴12cを穿設して構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応す
る要素を示す、便宜的なものであり、従つて、本
記述は図面上の記載に限定拘束されるものではな
い。以下の「(e) 作用」の欄についても同様であ
る。
(e) 作用 上記した構成により、本考案は、各工具9に関
する工具データ(DATA)が、当該工具9を保
持する工具ホルダ10に装着されたプルスタツド
11内の工具データ格納素子12中に格納される
ように作用する。
(f) 実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は本考案によるプルスタツドの一実施例
が用いられた工具ホルダ部分の拡大図、 第2図は本考案によるプルスタツドを装着した
工具が用いられたマニシングセンタの一例を示す
正面図、 第3図は第2図の側面図、 第4図は工具マガジンを示す正面図、 第5図はマニシングセンタによる工具データの
収集方法の一例を示す制御ブロツク図である。
工作機械であるマニシングセンタ1は、第2図
に示すように、機体2を有しており、機体2には
ワークを搭載するテーブル3が水平面内を互いに
直角な2方向に移動駆動自在に設けられている。
テーブル3の図中上方には、工具が装着される主
軸5が回転自在に設けられており、主軸5の、第
2図左方には工具交換装置6が設けられている。
また、機体2には、第3図に示すように、全体が
円板状に形成された工具マガジン7が回転駆動自
在に設けられており、工具マガジン7の外周部に
は、第3図及び第4図に示すように、工具収納ポ
ケツト7aが工具9を着脱自在に収納し得る形で
配列されている。
各工具収納ポケツト7aには、工具9が工具ホ
ルダ10に保持された形で収納されており、各工
具ホルダ10には、第1図に示すように、テーパ
状に形成されたシヤンク部10aが形成されてい
る。シヤンク部10aの、第1図右端部には、工
具ホルダ10を工具9と共に主軸5に装着保持す
るする際に用いられるプルスタツド11が、その
軸心を工具ホルダ10の回転中心CLに一致させ
た形で、着脱自在に螺合しており、更にプルスタ
ツド11には、その中心が工具ホルダ10の回転
中心CLに一致した形で穴11aが穿設されてい
る。穴11aには略円筒形に形成された工具デー
タ格納素子12が嵌入接合しており、工具データ
格納素子12は、メモリ部12aと該メモリ部1
2aに対して工具データを読み書きし、かつ外部
とのデータの遣り取りを行う入出力制御部12b
を有している。また、工具データ格納素子12に
は、その中心が回転中心CLに一致した形で貫通
穴12cが貫通穿設されており、該貫通穴12c
は工具ホルダ10内に形成され、工具9に対して
潤滑油や冷却水等を供給するための流体供給穴1
0bに連通している(即ち、工具9はスピンドル
スルータイプの工具である)。
一方、工具マガジン7の工具収納ポケツト7a
と対向し得る、機体2上には、第5図に示すよう
に、読み書きヘツド13が設けられており、読み
書きヘツド13には工具データ入出力制御部15
が接続している。工具データ入出力制御部15に
は、バス線16を介して、主制御部17、工具デ
ータメモリ19、加工プログラムメモリ20、キ
ーボード21及び工具マガジン駆動制御部22等
が接続している。
マニシングセンタ1は以上のような構成を有す
るので、ワークをテーブル3上に載置し、その状
態で工具交換装置6により、工具マガジン7と主
軸5との間で工具交換を行いながら、主軸5に装
着された工具により、加工を行つてゆく。加工
は、加工プログラムメモリ20に格納された加工
プログラムPROに従つて実行されてゆくが、適
正な加工を行うには、工具マガジン7の各工具収
納ポケツト7aに収納された工具9に関する工具
データDATAが必要となる。
そこで、加工に先立ち、工具9がマニシングセ
ンタ1の工具マガジン7にセツトされた時点で、
オペレータはキーボード21を介して主制御部1
7に対して工具データの読み取り指令RCを出力
する。主制御部17はこれを受けて、工具マガジ
ン駆動制御部22及び工具データ入出力制御部1
5に対して工具データDATAの収集を指令する。
工具マガジン駆動制御部22は、主制御部17か
らの指令に基づき、工具マガジン7を工具収納ポ
ケツト7aの1ピツチ毎に間欠的に、第4図矢印
A又はB方向に回動させる。すると、工具収納ポ
ケツト7aに収納された各工具9の工具ホルダ1
0のプルスタツド11が、工具マガジン7の1ピ
ツチ毎の回転により、順次、読み書きヘツド13
と対向する。各工具9のプルスタツド11が読み
書きヘツド13と対向すると、工具データ入出力
制御部15は読み書きヘツド13を介して、当該
対向しているプルスタツド11の工具データ格納
素子12から、当該プルスタツド11が装着され
ている工具ホルダの工具9に関する工具データ
DATAを読み取る。この工具データ格納素子1
2のメモリ部12aには、当該工具データ格納素
子12が設けられたプルスタツド11が装着され
ている工具ホルダ10に保持された工具9に関す
る工具データDATAが、入出力制御部12bを
介して非接触で外部に対して読み書きすることが
出来るように格納されており、読み書きヘツド1
3と入出力制御部12bとの間の工具データ
DATAの遣り取りは、磁気誘導や電磁誘導等の
電磁作用を利用して行われる。従つて、光学的な
読み取りを行う場合のように、工具ホルダ10表
面の汚れ等に影響されること無く、確実に情報の
伝達を行うことが出来る。
こうして、工具マガジン7を工具収納ポケツト
7aの1ピツチ毎に間欠的に回動させて、読み書
きヘツド13を介して工具データDATAを読み
取り、工具データメモリ19中に格納する。工具
マガジン7中に収納されている全ての工具9につ
いての工具データDATAが工具データメモリ1
9中に格納されたところで、主制御部17は、そ
れ等読み取り格納された工具データDATAに基
づいて、加工プログラムPROに基づく加工動作
に入る。
なお、読み書きヘツド13と工具データ格納素
子12間の工具データDATAの遣り取りは、読
み書きヘツド13側からの読み取りだけでは無
く、読み書きヘツト13側からメモリ部12aに
対して新たな工具データDATAを書き込むこと
も当然、可能である。即ち、工具の使用時間等の
データは、工具9が主軸5に装着されて使用され
る毎に変化するので、こうしたデータは、工具デ
ータ入出力制御部15を介してメモリ部12aの
内容を書き換え、更新する。
更に、工具データ格納素子12には、プルスタ
ツド11の軸心方向に、工具ホルダ10に形成さ
れた流体供給穴10bに連通する形で貫通穴12
cが貫通穿設されているので、該貫通穴12cを
介して、工具外の主軸側から、流体供給穴10b
に対して潤滑油や冷却水等を供給することが出来
る。
(g) 考案の効果 以上、説明したように、本考案によれば、プル
スタツド11中に、工具データDATAを格納し
得る工具データ格納素子12を設け、該工具デー
タ格納素子12に該素子を貫通する形で、プルス
タツド11を工具ホルダ10に装着した際に工具
ホルダ10内に形成された流体供給穴10bと外
部を連通し得る貫通穴12cを穿設して構成した
ので、格納素子12に、プルスタツド11が装着
される工具ホルダ10が保持する工具9に関する
工具データDATAを格納しておくことにより、
必要な工具データDATAの収集が、当該格納素
子12から、当該工具に関するデータDATAを
読み取るだけで完了し、オペレータが工具9のセ
ツトの度に工具データDATAをキーボード等か
ら入力する方法に比して、短時間にしかも確実に
工具データDATAを各工具対応で収集すること
が出来るばかりか、バーコード等を用いた方法に
比して、極めて多量の工具データDATAを格納
することが出来る。
更に、工具データ格納素子12が格納されるプ
ルスタツド11は通常、工具ホルダ10の回転中
心CLにその中心が一致した形で装着されるので、
加工に際して、工具9が高速で回転しても、内部
に収納された工具データ格納素子12が、工具9
及び工具ホルダ10を含む全体の回転バランスに
悪影響を与えることが少なく、信頼性が高い。
また、プルスタツド11は、工具ホルダ10に
対して着脱自在に設けられているので、工具9と
当該工具9に関する工具データDATAの対応関
係は、プルスタツド11にのみ依存することか
ら、工具ホルダ10にどのような工具9を装着し
ても、当該工具9に対応したプルスタツド11を
工具ホルダ10に装着すればよいので、工具ホル
ダ10が特定の工具9に専用化されることが無
く、極めて汎用性に富む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるプルスタツドの一実施例
が用いられた工具ホルダ部分の拡大図、第2図は
本考案によるプルスタツドを装着した工具が用い
られるマニシングセンタの一例を示す正面図、第
3図は第2図の側面図、第4図は工具マガジンを
示す正面図、第5図はマニシングセンタによる工
具データの収集方法の一例を示す制御ブロツク図
である。 10……工具ホルダ、10b……流体供給穴、
11……プルスタツド、12……工具データ格納
素子、12c……貫通穴、DATA……工具デー
タ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 工具ホルダに着脱自在に設けられるプルスタツ
    ドにおいて、 プルスタツド中に、工具データを格納し得る工
    具データ格納素子を設け、 該工具データ格納素子に該素子を貫通する形
    で、プルスタツドを工具ホルダに装着した際に前
    記工具ホルダ内に形成された流体供給穴と外部を
    連通し得る貫通穴を穿設して構成したプルスタツ
    ド。
JP18522986U 1986-12-01 1986-12-01 Expired JPH0440831Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18522986U JPH0440831Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18522986U JPH0440831Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6391354U JPS6391354U (ja) 1988-06-13
JPH0440831Y2 true JPH0440831Y2 (ja) 1992-09-25

Family

ID=31133658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18522986U Expired JPH0440831Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0440831Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH075967Y2 (ja) * 1987-09-21 1995-02-15 オムロン株式会社 プルスタッド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6391354U (ja) 1988-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4547854A (en) Method of controlling lineup of tools in numerical control machine tool
US4773800A (en) Pull stud
JPS5877424A (ja) マシニングセンタにおける工具選択制御方法
JPS58206364A (ja) 工作機械
JPS6257852A (ja) 自動プログラミング装置
US4850766A (en) Pull stud
JPH0440831Y2 (ja)
JPS62102940A (ja) プルスタツド
JPS6299041A (ja) 工具デ−タの収集方法
EP4235327A2 (en) Machining system and program
JPH0366550A (ja) 数値制御工作機械
JPS63267135A (ja) プルスタツド
JPS60181804A (ja) 数値制御工作機械
KR100490008B1 (ko) 복합가공공작기계
JPH04304943A (ja) 工具マガジンにおける工具情報読み書き装置
JPH04129645A (ja) 数値制御旋盤の同時加工方法
JPH0155922B2 (ja)
JPS62193738A (ja) マシニングセンタ
JPH01159154A (ja) 工具データ管理装置
JPS61209845A (ja) 工具交換制御方法
JP2850143B2 (ja) 工作機械における加工制御方法
JPS60228049A (ja) 数値制御工作機械における工具交換指令制御方法
JPH06182652A (ja) 補正機能付きnc工作機械
JPS6030009U (ja) 3軸の数値制御旋盤
JPS5817940U (ja) 自動芯出し装置