JPH06182652A - 補正機能付きnc工作機械 - Google Patents

補正機能付きnc工作機械

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JPH06182652A
JPH06182652A JP33714292A JP33714292A JPH06182652A JP H06182652 A JPH06182652 A JP H06182652A JP 33714292 A JP33714292 A JP 33714292A JP 33714292 A JP33714292 A JP 33714292A JP H06182652 A JPH06182652 A JP H06182652A
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JP
Japan
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tool
axis
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correction amount
drive device
Prior art date
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Application number
JP33714292A
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English (en)
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Kiyoyuki Fukushima
清之 福島
Toru Yagami
徹 八上
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DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主軸に装着されたU軸工具について、各工具
毎に誤差を自動的に補正して位置決めをすることができ
る補正機能付きNC工作機械を提供することを目的とす
る。 【構成】 NC工作機械本体の主軸に選択的に取り付け
られた際、その主軸とともに回転する回転工具であっ
て、半径方向に刃先が移動される多種類のU軸工具と結
合しうる結合部6を有しており、その結合部を介して刃
先を半径方向に移動させるための駆動力を与える駆動装
置5,6と、多種類のU軸工具および駆動装置5,6の機械誤
差補正量を記憶している記憶装置10と、1つのU軸工具
1が主軸に装着された際に、その装着されたU軸工具1お
よび駆動装置5,6による機械誤差補正量を記憶装置10か
ら読み出し、移動指令に対応する刃先移動量の補正を行
い、それに従って駆動装置5,6の制御を行う制御装置8と
を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC工作機械に関し、
特に主軸に装着したU軸工具の刃先位置決め制御を行う
補正機能付きNC工作機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、穴あけ,中ぐり,フライス削りな
どの数種の加工を自動的に実施するようなNC工作機
械、いわゆるマシニングセンタでは、例えば中ぐり加工
を行う場合、回転工具の半径方向に刃先を移動させる、
すなわち加工穴の半径方向(U軸方向)に刃先を移動さ
せるようなU軸工具が使用されている。軸方向に穴の直
径を変えていくテーパ加工などは、そのようなU軸工具
を使用することによって1つの刃具で行えるようになっ
ている。
【0003】図7は上記した従来のU軸工具をNC工作
機械に装着した構成を示したものである。同図のNC工
作機械側の構成において、60はU軸工具を着脱可能に
装着する主軸、61はその主軸60を回転可能に支持し
ている主軸頭、62はその主軸頭61に設けられNC装
置にて制御されるサーボモータ、63はそのサーボモー
タ62の回転軸62aと歯車を介して連結されている駆
動軸、そして63aはその駆動軸63下端に形成された
回転スリーブである。
【0004】他方、同図のU軸工具T側の構成におい
て、64aはその回転スリーブ63aと連結または連結
解除しうる連結部、64はその連結部64aを有する連
結軸、65はかさ歯車によりその連結軸64の垂直方向
軸回転を水平方向軸回転に変える水平回転軸、66はU
軸工具本体67内に回転可能に収納され前記水平回転軸
65と連結されている作動歯車機構、68はその作動歯
車機構66によって回転する送りネジ、69は、その送
りネジと螺合するネジ部を備え、送りネジ68が回転す
る場合に、あり溝摺動部70に沿って矢印U方向(U軸
方向)に摺動するスライダ、そして71はそのスライダ
69に脱着自在に固定された刃具である。
【0005】上記した構成では、サーボモータ62が駆
動すると、駆動軸63,連結軸64,水平回転軸65が
順次回転し、さらに作動歯車機構66を介して送りネジ
68が回転し、次いでスライダ69が前進し、それによ
り刃具71の刃先の位置決め、すなわちU軸制御におけ
る刃具の繰り出しが行われるようになっている。なお、
この種のU軸工具の詳細な構成については、特公平4−
4083号公報の「中ぐり面削りヘッド」に記載されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
NC工作機械によるU軸制御機構では、複数の歯車6
5,66、送りネジ68、刃具繰り出しのための連結部
64a等、複雑な機構を有するため、各U軸工具を使用
する毎に、異なるバックラッシュやピッチ誤差が生じて
位置決め精度を所定の水準に保つことができなくなり、
その結果、加工の精度が悪くなるという課題があった。
【0007】なお、バックラッシュとは、ある基準位置
から移動してその基準位置に戻る際に生じる移動変位で
あり、また、ピッチ誤差とは、例えば送りネジのピッチ
の誤差などにより生じるところの指令値に対する移動標
準値からの偏差である。そしてこれらの誤差は、上記し
たNC工作機械側U軸駆動装置においても、また、U軸
工具においてもそれぞれ別々に発生するものである。
【0008】本発明は以上のような従来のNC工作機械
の課題を考慮し、主軸に装着されたU軸工具について、
各U軸工具毎に誤差を補正して位置決めをすることがで
きる補正機能付きNC工作機械を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、NC工作機械
本体の主軸に選択的に取り付けられた際、その主軸とと
もに回転する回転工具であって、半径方向に刃先が移動
される多種類のU軸工具と結合しうる結合部を有してお
り、その結合部を介して前記刃先を前記半径方向に移動
させるための駆動力を与えるU軸駆動装置と、前記多種
類のU軸工具および前記U軸駆動装置の機械誤差補正量
を記憶している記憶装置と、1つの前記U軸工具が前記
主軸に装着された際に、その装着されたU軸工具および
前記U軸駆動装置による機械誤差補正量を前記記憶装置
から読み出し、移動指令に対応する刃具移動量の補正を
行い、それに従って前記U軸駆動装置の制御を行う制御
装置とを備えた補正機能付きNC工作機械である。
【0010】
【作用】本発明では、NC工作機械本体の主軸に取り付
けられるU軸工具が選択されると、制御装置は、その選
択されたU軸工具およびそのU軸工具を駆動させるU軸
駆動装置の機械誤差補正量を記憶装置から読み出し、そ
の読み出した機械誤差補正量に基づいて移動指令に対応
する刃具移動量を補正し、U軸駆動装置の制御を行う。
これにより、多種類のU軸工具を交換しながら加工を行
うNC工作機械について、U軸工具交換毎に、U軸工具
およびU軸駆動装置の機械誤差を補正してU軸工具の位
置決めをすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、本発明の一実施例であるNC工作
機械の構成を示すブロック図である。同図において、U
軸工具1は、図示しない公知の自動工具交換装置によっ
てツールマガジンから選択的にピックアップされたもの
であり、その上部はテーパ部が形成されており、NC工
作機械本体の主軸のテーパ状軸穴(図示しない)と係合
した状態でその主軸に固定できるように構成されてい
る。また、その下部には、上記主軸に装着された際、回
転工具の径方向に移動しうるよう構成された刃具2が備
えられている。その刃具2はスライダ3に固定されてお
り、そのスライダ3は、摺動部を介して径方向に摺動自
在に案内され、連結部4およびU軸工具1内の複数の歯
車機構を介して伝達される駆動力によって矢印U方向に
移動させられるようになっている。なお、このU軸工具
1の構成については従来の構成と同じであるため、その
詳しい説明は省略する。
【0013】上記U軸工具1が主軸に装着された際、上
記連結部4は、サーボモータ5の回転を伝えるNC工作
機械本体側の、結合部としてのスリーブ6と連結される
ようになっている。そのサーボモータ5の駆動は、モー
タ駆動制御部7によって制御されている。詳しくは、モ
ータ駆動制御部7は、CPU8から与えられる指令信号
と、サーボモータ5に取り付けられている回転検出器
(図示しない)から出力されるフィードバック信号とに
基づいてサーボモータ5を制御するように構成されてい
る。上記したサーボモ−タ5およびスリーブ6は、U軸
工具1のスライダ3に固定されている刃具2を、矢印U
方向に移動させるための駆動力を与えるU軸駆動装置と
して機能するものである。
【0014】上記CPU8は、ROM9に格納されてい
る制御プログラムに従って各種制御を行うものであり、
ツールマガジンから1つのU軸工具を選択した際には、
その選択したU軸工具および上記U軸駆動装置の機械誤
差補正量を、記憶装置としての不揮発性メモリ10から
読み出して移動指令に対応する刃具移動量の補正を行
い、それに従ってモ−タ駆動制御部7に指令信号を与え
るようになっている。なお、上記CPU8およびそれと
協働するモータ駆動制御部7は制御装置として機能する
ものである。
【0015】また上記不揮発性メモリ10には、上述の
ようにツールマガジンに収納されている各U軸工具に固
有の補正データ100,101,102・・・を、U軸工
具1,U軸工具2,U軸工具3・・・にそれぞれ記憶して
いる補正データメモリ10aと、CPU8が位置指令信
号の補正のための演算を行う際に引用されるパラメータ
を記憶しているパラメータメモリ10bと、加工プログ
ラムを記憶している加工プログラムメモリ10cが含ま
れている。なお、上記したU軸工具1,2,3・・・は、
ツールマガジンにおけるU軸工具収納番号と対応してい
る。また上記固有の補正データとは、各U軸工具による
機械誤差補正量に、上記U軸駆動装置5,6による機械
誤差補正量を更に加えて得られた総合誤差補正量であ
る。
【0016】また、キーボード(入力装置)付きCRT
11は、加工プログラムの変更または各U軸工具に対応
する補正データを、不揮発性メモリ10の加工プログラ
ムメモリ10cまたは補正データメモリ10aに手入力
により記憶させる際に使用されるものである。なお、1
2はバスライン13にそのキーボード付きCRT11を
接続するためのI/O装置である。
【0017】図3は、上記手入力の際に、キーボード付
きCRT11の画面上に表示される補正データ入力画面
を示している。補正データ入力画面は1〜8の入力項目
からなり、具体的には、U軸工具番号,バックラッシュ
補正量,リファレンス点のピッチ誤差補正点の番号、最
も−側のピッチ誤差補正点の番号,最も+側のピッチ誤
差補正点の番号,ピッチ誤差補正倍率,ピッチ誤差補正
点の間隔,ピッチ誤差補正データである。なお、ピッチ
誤差補正データの入力項目については、各補正点につい
てデータを入力することができるようになっている(画
面上では24箇所の補正点が表示されている)。なお、
その補正データメモリ10aに記憶された補正データ
は、必要に応じてその補正データ入力画面を呼び出し、
書き換えることができる。
【0018】次に、上記した構成を有する本実施例の動
作を、図2に示すフローチャートに従って説明する。同
図は、主軸に装着されるU軸工具の補正データをNC工
作機械に自動設定する手順を示している。なお、加工を
開始する前に、予め主軸に装着した状態でのU軸駆動装
置および各U軸工具についてバックラッシュやピッチ誤
差などの総合誤差補正量が測定されており、その測定結
果は、キーボード付きCRT11の画面上に表示された
補正データ入力画面の内容に従って入力され、補正デー
タメモリ10aに記憶されていることを前提とする。
【0019】まず、中ぐり加工を開始させると、CPU
8は不揮発性メモリ10の加工プログラムメモリ10c
から加工プログラムデータを1ブロックずつ読み込んで
解読する(ステップS1)。次にその読み込んだブロッ
ク内にU軸工具の呼出指令が存在するかどうかを判断す
る(ステップS2)。
【0020】その判断結果がYESであれば、U軸工具
の工具番号を抽出する(ステップS3)。この実施例の
場合、U軸工具を用いた加工を行うため、U軸工具の工
具番号が抽出されることになる。次いで補正データメモ
リ10aを検索することにより、そのU軸工具の工具番
号に対応する補正データを読み出す(ステップS4)。
次いでその読み出した補正データを、不揮発性メモリ
10のパラメータメモリ10bに転送してそのパラメー
タメモリ10b内に格納する。ここで補正値の演算に必
要なパラメータの設定が行われたことになる(ステップ
S5)。次いでCPU8は、そのパラメータメモリ10
bに格納されたパラメータを基にして所定の演算を行
い、演算結果として得られた、補正された位置指令信号
をモ−タ駆動制御部7に与える。位置指令信号を受けた
モ−タ駆動制御部7がサーボモータ5の駆動制御を行う
動作については従来と同じであるため、その説明は省略
する。 次いで、上記したステップS1〜S5までの処
理を、加工プログラム中のプログラムエンドを抽出する
まで繰り返し実行し(ステップS6)、プログラムエン
ドが抽出されると処理を終了する。なお、ステップS2
においてNOであれば、すなわちU軸工具を使用しない
場合にはステップS6に移り、U軸工具を使用しない、
加工プログラムデータに従った加工が行われる。
【0021】また、上記実施例では、加工前において補
正データを得るために、U軸工具を一旦、主軸に装着し
指令値を与えて移動させ、実際の刃具の測定値とその指
令値とを比較することにより補正量を決定したものであ
り、その補正量は、NC工作機械側の駆動機構とU軸工
具側の駆動機構それぞれに生じるバックラッシュやピッ
チ誤差をトータルに測定した総合誤差に対応するもので
あった。これに対し、NC工作機械側で生じる誤差とU
軸工具側で生じる誤差補正量を別々に記憶するように構
成したNC工作機械を図4に示す。なお、図4におい
て、図1と同じ構成部分については同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0022】図4において、補正データメモリ10aは
NC工作機械側のU軸駆動装置における補正データを記
憶するためのU軸駆動装置補正用メモリとしての“U軸
駆動装置”200と、各U軸工具における補正データを
記憶するためのU軸工具補正用メモリとしての“U軸工
具1”300,“U軸工具2”301・・・とを備えてい
る。上記“U軸駆動装置”における補正データは1つで
あり、対象となるNC工作機械のU軸駆動装置について
測定されたものである。これに対し、U軸工具の補正デ
ータは主軸に装着して測定する必要はなく、したがっ
て、外段取りによって、各U軸工具単体で比較的簡単な
測定方法を用いて求められる。そして主軸にU軸工具が
装着された時点で、メモリ200からNC工作機械側の
U軸駆動装置の補正データを読み出し、メモリ300,
301・・・のいずれか1つからU軸工具の補正データを
読み出し、CPU8において、2つの補正データを合成
した補正量を算出し、その結果をパラメータメモリ10
bに格納するようにすれば、各U軸工具をその都度NC
工作機械に装着して補正量を求める必要がなくなり、ま
た、U軸工具を他のNC工作機械に転用する場合におい
てもその都度補正量を求める必要がなくなる。
【0023】また、上記実施例では、主軸に装着される
U軸工具番号を、加工プログラムから抽出することによ
り認識する構成であったが、U軸工具番号の認識につい
ては、U軸工具から直接認識するよう構成することもで
きる。図5は、その直接認識する構成を示したものであ
る。同図において14は、U軸工具番号をバーコードや
磁気ラベルなどにより表した識別ラベルであり、U軸工
具1のフランジ状部分の凹部、すなわちU軸工具1をツ
ールマガジンから取り出す際にアーム(図示しない)に
て把持される凹部に取り付けられている。その識別ラベ
ル14で表される工具番号は、上記アームに取り付けら
れたセンサ15によって読み取られ、I/O装置16,
バスライン13を介してCPU8に送られ、CPU8
は、そのU軸工具番号を認識して補正データメモリ10
aより該当する補正データを読み出し、パラメータメモ
リ10bに格納するようになっている。
【0024】また、その他の認識方法として、各U軸工
具毎に図6に示すチップメモリ17を埋設し、そのチッ
プメモリ17内にU軸工具の機械誤差補正データを登録
し、アームに取り付けた読取り装置18にてその補正デ
ータを読み取るように構成すれば、各U軸工具の補正デ
ータを記憶するための専用メモリを必要とせずに、主軸
に装着されたU軸工具の補正データを得ることができ
る。なお、このように構成した場合、その読み取った補
正データは、I/O装置19,バスライン13を介して
不揮発性メモリ10のパラメータメモリ10bに直接格
納されることになる。
【0025】また、図6に示すチップメモリ17に、U
軸工具の機械誤差補正データとU軸駆動装置の機械誤差
補正データを加えた総合誤差補正データを登録し、その
総合誤差補正データを直接、パラメータメモリ10bに
格納することもできる。この場合、図6に示す補正デー
タメモリ“U軸駆動装置”20は不要となり、さらに構
成が簡単になる。
【0026】また、本発明の記憶装置は、上記実施例で
は不揮発性メモリで構成したが、これに限らず、補正デ
ータを記憶することができ、その記憶させた補正データ
を書き換えることができるような記録媒体であれば、磁
気記録式,光学記録式等どのようなものであってもよ
い。
【0027】また、本発明の制御装置は、マイクロコン
ピュータを用いてソフトウエア的に実現されたが、それ
らの機能を果たす専用のハード回路によって実現しても
よい。
【0028】また、本発明のNC工作機械は、U軸工具
を次々に自動交換して多種類の作業を行うようなマシニ
ングセンタに適用することが好ましいが、これに限ら
ず、任意のNC工作機械に適用されうる。
【0029】また、本発明においてU軸工具(番号)の
記憶は、上記の実施例のように自動的なものに限らず、
オペレータが指示するものであってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1の本発明のNC工作機械は、多種類のU軸工具お
よびNC工作機械側のU軸駆動装置の機械誤差補正量を
記憶し、U軸工具交換毎にその誤差を読み出して設定す
る構成を備えているため、U軸工具交換毎に適正なU軸
補正を行うことができ、それにより高精度の加工ができ
るという長所を有する。
【0031】また、請求項4の本発明は、多種類のU軸
工具の機械誤差補正量およびU軸駆動装置の機械誤差補
正量を常時記憶しておく必要がないという長所を有す
る。
【0032】また、請求項5の本発明は、多種類のU軸
工具の機械誤差補正量を常時記憶しておく必要がないと
いう長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】同実施例に係る補正データ入力画面を示す説明
図である。
【図4】同実施例に係る他の補正データ構造を示す図1
相当図である。
【図5】同実施例に係る他のU軸工具認識方法を示す図
1相当図である。
【図6】同実施例に係るさらに他のU軸工具認識方法を
示す図1相当図である。
【図7】従来のU軸工具取付け構造を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 U軸工具 2 刃具 3 スライダ 4 連結部(結合部) 5 サーボモータ(U軸駆動装置) 6 スリーブ(U軸駆動装置) 7 モータ駆動制御部(制御装置) 8 CPU(制御装置) 9 ROM 10 不揮発性メモリ(記憶装置) 11 キーボード付きCRT(入力装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NC工作機械本体の主軸に選択的に取り
    付けられた際、その主軸とともに回転する回転工具であ
    って、半径方向に刃先が移動される多種類のU軸工具と
    結合しうる結合部を有しており、その結合部を介して前
    記刃先を前記半径方向に移動させるための駆動力を与え
    るU軸駆動装置と、 前記多種類のU軸工具および前記U軸駆動装置の機械誤
    差補正量を記憶している記憶装置と、 1つの前記U軸工具が前記主軸に装着された際に、その
    装着されたU軸工具および前記U軸駆動装置による機械
    誤差補正量を前記記憶装置から読み出し、移動指令に対
    応する刃具移動量の補正を行い、それに従って前記U軸
    駆動装置の制御を行う制御装置とを備えたことを特徴と
    する補正機能付きNC工作機械。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置は、前記各種U軸工具によ
    る機械誤差補正量に、前記U軸駆動装置による機械誤差
    補正量を加えて得られた各種総合誤差補正量を、前記各
    種U軸工具毎に記憶していることを特徴とする請求項1
    記載の補正機能付きNC工作機械。
  3. 【請求項3】 前記記憶装置は、前記各種U軸工具によ
    る機械誤差補正量を記憶するU軸工具補正用メモリと、
    前記U軸駆動装置による機械誤差補正量を記憶するU軸
    駆動装置補正用メモリとを有し、前記制御装置は、前記
    各メモリから個別に読み出した機械誤差補正量に基づい
    て所定の演算を行い、前記移動指令に対応する前記刃具
    移動量の補正を行うことを特徴とする請求項1記載の補
    正機能付きNC工作機械。
  4. 【請求項4】NC工作機械本体の主軸に選択的に取り付
    けられた際、その主軸とともに回転する回転工具であっ
    て、半径方向に刃先が移動される多種類のU軸工具と結
    合しうる結合部を有しており、その結合部を介して前記
    刃先を前記半径方向に移動させるための駆動力を与える
    U軸駆動装置と、 U軸工具の機械誤差補正量および前記U軸駆動装置の機
    械誤差補正量を含む総合誤差補正量を記憶している工具
    記憶部を有する、少なくとも1以上のU軸工具の前記工
    具記憶部から前記総合誤差補正量を読み取る読取り装置
    と、 前記読取り装置によって前記工具記憶部から読み取られ
    た前記総合誤差誤差補正量に基づいて、移動指令に対応
    する刃具移動量の補正を行い、それに従って前記U軸駆
    動装置の制御を行う制御装置とを備えたことを特徴とす
    る補正機能付きNC工作機械。
  5. 【請求項5】 U軸工具の機械誤差補正量を記憶してい
    る工具記憶部を有する少なくとも1以上のU軸工具の前
    記工具記憶部から前記機械誤差補正量を読み取る読取り
    装置と、 NC工作機械本体の主軸に選択的に取り付けられた際、
    その主軸とともに回転する回転工具であって、半径方向
    に刃先が移動される多種類のU軸工具と結合しうる結合
    部を有しており、その結合部を介して前記刃先を前記半
    径方向に移動させるための駆動力を与えるU軸駆動装置
    と、 そのU軸駆動装置の機械誤差補正量を記憶している記憶
    装置と、 前記読取り装置によって前記工具記憶部から読み取られ
    た前記U軸工具の機械誤差補正量および前記本体記憶装
    置から読み出した前記U軸駆動装置の機械誤差補正量に
    基づいて、移動指令に対応する刃具移動量の補正を行
    い、それに従って前記U軸駆動装置の制御を行う制御装
    置とを備えたことを特徴とする補正機能付きNC工作機
    械。
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