JPH0440751Y2 - - Google Patents

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JPH0440751Y2
JPH0440751Y2 JP4159887U JP4159887U JPH0440751Y2 JP H0440751 Y2 JPH0440751 Y2 JP H0440751Y2 JP 4159887 U JP4159887 U JP 4159887U JP 4159887 U JP4159887 U JP 4159887U JP H0440751 Y2 JPH0440751 Y2 JP H0440751Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、送風機からの風により送られて来
る散布剤を噴口から散布する散布用噴頭のクツシ
ヨンに係り、特に、散布剤のコーテイング層を破
壊することなく散布剤を散布することができる散
布用噴頭のクツシヨンに関するものである。
〔従来の技術〕
第7図ないし第9図を参照して、散布用噴頭の
従来の衝突板について説明する。第7図は散布用
噴頭を具備した背負動力散布機の全体の概略図で
あり、背負動力散布機10は下部に送風機12を
具備し、送風機12は、樹脂製のフアンケース1
4と、このフアンケース14内に配設され図示し
ていないエンジンにより駆動される羽根車16
と、半径方向に関して羽根車16の外側に形成さ
れるスクロール状の送風通路18とを有してい
る。曲り管20は、送風通路18の下流端に連通
するようにフアンケース14に回動可能に結合さ
れ、吐出口22を有している。
貯留タンク24は、フアンケース14の上部に載
置、固定され、粒状及び粒状の散布剤26を収容
している。ダンパー弁28は、手動操作により上
下方向へ移動可能に貯留タンク24の下部の開口
部に配設され、その開口部における散布剤26の
落下量を調整する。加圧用通路30は、フアンケ
ース14内に形成され、送風通路18の途中から
分岐し、貯留タンク24下部の開口部へ至つてい
る。加圧パイプ32は、鉛直方向へ延び、送風通
路18内の加圧空気を散布剤26より上方の貯留
タンク24内の空間へ導入する。吐出管34は、
フアンケース14内に配設され、上端において貯
留タンク24下部の開口部へ連通し、下端におい
て曲り管20の近傍に開口し、散布剤26を曲り
管20の方へ導く。曲り管20の下流側には、順
番に蛇管36、継多口噴頭38及び流し多口噴頭
40が接続されていく。噴口42は、流し多口噴
頭40の先端に流し多口噴頭40の軸方向へ開口
するように形成されるとともに、継多口噴頭38
及び流し多口噴頭40の下面側に適宜間隔で一列
に形成される。剛性材料から成る衝突板44は、
流し多口噴頭40の先端部の二つの噴口42を除
く各噴口42に継多口噴頭38及び流し多口噴頭
40の内側へ突出するように継多口噴頭38及び
流し多口噴頭40の外面側から装着され、継多口
噴頭38及び流し多口噴頭40内において各噴口
42の上方、下流側及び幅方向側方を覆う。
第8図は衝突板44を含む部分の継多口噴頭3
8の下部横断面図である。衝突板44は、下側の
縁部を継多口噴頭38の外周面に当てられ、ねじ
46により継多口噴頭38に固定される。
第9図は継多口噴頭38における散布剤26の
流れを示している。送風機12の羽根車16の回
転により送風通路18に加圧風が形成され、貯留
タンク24内の散布剤26が加圧風と共に継多口
噴頭38へ送られて来る。継多口噴頭38内にお
いて、継多口噴頭38の下面側に近い範囲を送ら
れて来る散布剤26は、衝突板44に衝突し、衝
突板44により噴口42の方へ向きを変えられ、
噴口42から継多口噴頭38の外部へ噴出され
る。
このような散布用噴頭では、散布剤26が表面
にコーテイング層を有するとき、散布剤26が剛
性の衝突板44に衝突する際に、コーテイング層
が破裂され、コーテイング層がその役目を果たさ
なくなつている。
実公昭49−2891号公報の散布用噴頭では、衝突
板44をクツシヨン部材から構成し、衝突板44
への散布剤26の衝突を緩和するようにして、散
布剤26(種子等)の損傷を防止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、クツシヨン部材から成る衝突板44
は、それ自体は弾性変形しないため、噴口42か
らの散布剤26を適切な範囲で均一分布させるこ
とができない不利がある。
この考案の目的は、散布剤のコーテイング層を
保護しつつ散布剤を噴口から適切な分布で噴出さ
せることができる散布用噴頭のクツシヨンを提供
することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案によれば、散布剤を吐出する噴口にク
ツシヨン部材を設ける噴頭において、噴口側縁に
内側へ突出せる案内部材を固設され、この案内部
材吐出側に薄板状のクツシヨン部材を設け、この
クツシヨン部材が散布剤の衝突により案内部材へ
湾曲するようにした。
〔作用〕
クツシヨン部材は風圧により及び散布剤の衝突
による衝突力により案内部材の方へ凸に湾曲す
る。この結果、クツシヨン部材の湾曲部における
散布剤とクツシヨン部材との衝突角度は種々の値
に分布し、散布剤は噴口から適切な範囲で均一的
な分布で噴出される。
〔実施例〕
以下、この考案を第1図ないし第6図の実施例
について説明する。
第1図及び第2図はこの考案の実施例の主要部
の側面図及び平面図である。案内部材48は、下
方及び上流側の側方を開口する箱状の形状を有
し、継多口噴頭38の外部から噴口42内へ押し
込まれ、下部の張り出し縁49において継多口噴
頭38の外面に当てられ、その外面に固定され
る。この結果、案内部材48は、継多口噴頭38
の内方へ突出するとともに、継多口噴頭38の上
流側へ向つて開口する。軸部50は、案内部材4
8の屋根部の前方の張り出した位置に設けられ、
継多口噴頭38の軸方向に対して直角方向へ延
び、案内部材48の屋根部に結合している。衝突
板52は、薄板状のクツシヨン部材からなり、弾
力性をもつとともに、クツシヨン性をもつ。衝突
板52は一端において軸部50に回動可能に結合
し、自由状態では他端において噴口42から外方
まで垂れ下がる長さをもつ。
第3図は散布剤26を散布しているときの衝突
板52の状態を示す側面図である。背負動力散布
機10の送風機12の駆動により加圧風が生成さ
れ、この加圧風が継多口噴頭38へ送られて来
る。衝突板52は、この加圧風を受けて、軸部5
0の周りを回動し、第3図の実線で示されるよう
に、下端部を案内部材48の張り出し縁49に当
接する。また、散布剤26が、加圧風と共に送ら
れて来て、衝突板52に衝突する。衝突板52
は、散布剤26の衝突力により第3図の破線で示
されているように弾力的に案内部材48の下流側
の壁部の方へ凸に湾曲する。衝突板52の湾曲に
より、衝突板52への散布剤26の衝突角度は
種々の値に分布し、散布剤26は噴口42から均
一的な分布で噴出する。また、衝突板52への散
布剤26の衝突力は衝突板52の弾性的な湾曲及
びクツシヨン性により適当に緩和されるので、散
布剤26のコーテイング層の破裂が防止される。
第1図ないし第3図の例では、衝突板52が回
動可能になつているので、第3図において衝突板
52と案内部材48との間に区画される空間に散
布剤26が入り込んだとしても、送風機12の送
風の中止時に衝突板52が下方へ回動して、その
入り込んだ散布剤26を自然落下により除去で
き、又は、その入り込んだ散布剤26を、作業者
による衝突板52の回動操作により除去すること
ができる。
第4図は衝突板の別の例を示している。この衝
突板54も、第1図ないし第3図の衝突板52と
同様に薄板状のクツシヨン部材から成る。衝突板
54の下部の縁部56は、継多口噴頭38の外部
において案内部材48の張り出し縁49に当てら
れてねじ等により固定され、衝突板54は案内部
材48内において継多口噴頭38の内方へかつ上
流の方へ延び、縁部56とは反対の端部において
案内部材48の屋根部の上流端に当接している。
衝突板54は、加圧風及び散布剤26との衝突力
により第4図の破線で示されるように弾性変形し
て、案内部材48の方へ凸に湾曲する。衝突板5
4の湾曲により、衝突板54への散布剤26の衝
突角度は種々の値に分布するとともに、衝突板5
4への散布剤26の衝突力は衝突板54の弾性変
形及びクツシヨン性により緩和される。この衝突
板54は、噴口42から継多口噴頭38の外方へ
突出していないので、継多口噴頭38の不使用時
に衝突板54が損傷するのを防止することができ
る。また、衝突板54の形状及び構造が簡単であ
り、取付容易でコストを低減することができる。
第5図は衝突板の別の例を示している。衝突板
58は、薄板状のクツシヨン部材から成り、上端
の縁部60において案内部材48の屋根部の上流
端に着脱自在の差し込み式で取付けられ、案内部
材48内を張り出し縁49の方へ斜めに延び、下
端部において案内部材48の下部のコーナ部に当
接している。第5図における衝突板58の破線位
置は、衝突板58が送風機12からの加圧風及び
散布剤26との衝突力により案内部材48の方へ
凸の湾曲状に弾性変形した状態を示している。こ
の衝突板58では、衝突板58が損傷及び摩耗し
たとき、衝突板58を簡単に交換することができ
る。
第6図は衝突板のさらに他の例を示している。
衝突板62は、薄板状のクツシヨン部材から成
り、係止棒部64は、衝突板62の案内部材48
側の面において一体的に形成されている。先端部
において案内部材48の下流側の壁部の通孔に継
多口噴頭38の軸方向へ移動可能に挿通され、先
端において抜け止めの膨出部66を有している。
膨出部66は弾性的に収縮可能であり、案内部材
48の壁部の通孔に着脱自在に取付られている。
第6図における衝突板62の破線位置は、衝突板
62が送風機12からの加圧風及び散布剤26と
の衝突力により案内部材48の方へ凸の湾曲状に
弾性変形した状態を示している。この衝突板62
では、第5図の衝突板58と同様に、衝突板62
が損傷及び摩耗したとき、衝突板62を簡単に交
換することができる。
なお、図示の例では、衝突板52,54,5
8,62の自由状態における側面形状は、直線状
であるが、案内部材48の方へ凸に少し湾曲した
形状があつてもよい。また、衝突板52,54,
58,62は、弾性変形可能なクツシヨン部材で
あれば、金属板、樹脂及びゴム等並びにこれらの
積層物を材料として選択することができる。さら
に、図示の例では、衝突板52,54,58,6
2は、いずれも継多口噴頭38の噴口42に取付
けられているが、流し多口噴頭40の下面の噴口
42の衝突板としても使用可能であることはいう
までもない。
〔考案の効果〕
このように、この考案によれば、噴頭内を送ら
れて来る散布剤が衝突して散布剤を噴口の方へ向
ける衝突板はクツシヨン部材から成り、衝突板
は、散布剤からの衝突力を受けて、案内部材の方
へ湾曲する。こうして、衝突板への散布剤の衝突
力は緩和されるので、衝突板への衝突に伴う散布
剤のコーテイング層の破壊は抑制される。また、
散布剤の衝突による衝突板の湾曲は、衝突板への
散布剤の衝突角度を種々の値に分布させ、これに
より、散布剤を噴口から均一的な分布で噴出させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの考案の実施例に関
し、第1図及び第2図は主要部の側面図及び平面
図、第3図は散布剤を散布しているときの衝突板
の状態を示す側面図、第4図、第5図及び第6図
はそれぞれ衝突板の種々の例を示す図、第7図な
いし第9図は従来の散布用噴頭の衝突板に関し、
第7図は散布用噴頭を具備した背負動力散布機の
全体の概略図、第8図は衝突板を含む部分の継多
口噴頭の下部横断面図、第9図は継多口噴頭にお
ける衝突板の流れを示す図である。 26……散布剤、38……継多口噴頭、40…
…流し多口噴頭、42……噴口、48……案内部
材、52,54,58,62……衝突板(クツシ
ヨン部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 散布剤を吐出する噴口にクツシヨン部材を設け
    る噴頭において、前記噴口側縁に内側へ突出せる
    案内部材を固設され、この案内部材吐出側に薄板
    状のクツシヨン部材を設け、このクツシヨン部材
    が前記散布剤の衝突により前記案内部材へ湾曲す
    るようにしたことを特徴とする散布用噴頭のクツ
    シヨン。
JP4159887U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0440751Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63149259U JPS63149259U (ja) 1988-09-30
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