JPH0440708Y2 - - Google Patents

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JPH0440708Y2
JPH0440708Y2 JP12466887U JP12466887U JPH0440708Y2 JP H0440708 Y2 JPH0440708 Y2 JP H0440708Y2 JP 12466887 U JP12466887 U JP 12466887U JP 12466887 U JP12466887 U JP 12466887U JP H0440708 Y2 JPH0440708 Y2 JP H0440708Y2
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canopy
frame
swing
stand
wheel
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主に庭等の屋外で使用される幼児用
の幌付ブランコの改良に関する。
(従来の技術) 近年、幼児用のブランコはフレームの頂部に日
除け用の幌を取付けたものが数多く使用されてい
る。
従来、この種幌付ブランコとしては、第7図に
示す構造のものが知られている。
即ち、前記幌付ブランコは、支柱25、枠体2
6及び補強部材27から成る折り畳み自在なフレ
ーム28と、フレーム28に支持部材29を介し
て揺動自在に垂設された折り畳み自在な座席30
と、支持部材29間に介設された折り畳み自在な
ステツプ31と、フレーム28の頂部に張設され
た幌32等から構成されており、該幌32はフレ
ーム28頂部に着脱自在で且つフレーム28から
取外したときには折り畳み自在となつている。
具体的には、前記幌32は、周縁部の複数個所
にフレーム28の支柱25に巻き付け固定される
釦33付の折り返し片34aを備えたビニール製
のカバー34と、カバー34の内面に取付けら
れ、カバー34を所定形状に保持し得る複数本の
コ字状の支持杆35とから成り、カバー34をフ
レーム28頂部に被せ、支持杆35の端部を各支
柱25に穿設した孔36に挿着し、その後カバー
34の各折り返し片34aを各支柱25に夫々巻
き付けて釦33で止着することにより、フレーム
28頂部に取付けられるようになつている。又、
フレーム28から取外したときには矩形状に折り
畳まれるように為されている。
然し乍ら、前記幌付ブランコは、幌32をフレ
ーム28に取付けるときには支持杆35の各端部
を各支柱25に穿設した孔36に挿着し、その後
カバー34の各折り返し片34aを各支柱25に
夫々巻き付けて釦33で止着しなければならず、
反対に幌32を取外すときには前記と逆の操作を
行わなければならず、幌32のフレーム28への
取付け及び取外しに手数がかかるという問題があ
る。
又、幌32は、カバー34の形状を保持するの
にコ字状の支持杆35が使用されている。ところ
が、支持杆35は、コ字状を呈している為、幅を
広くすると、強度的に弱くなり、幅の広いものを
使用することができなかつた。その結果、幌32
自体の幅をフレーム28の幅と同一程度にしかで
きず、幌32は日除けとしての機能を充分に発揮
できなかつた。
更に、幌32は、矩形状に折り畳まれる為、折
り畳んだときでも比較的面積が広く、収納し難い
と云う問題もある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記の問題点を解消するために創案
されたものであり、その目的は幌のフレームへの
取付け及び取外しを簡単且つ容易に行えると共
に、幌自体の面積を広くでき、然も、収納時には
コンパクトになる幌付ブランコを提供するにあ
る。
(問題点を解決する為の手段) 本考案の幌付ブランコは、ブランコのフレーム
頂部に日除け用の幌を張設した幌付ブランコに於
いて、前記幌は、フレーム頂部に設けられたスタ
ンドと、上ろくろと、上ろくろに放射状に枢着さ
れた複数本の主骨と、スタンドに着脱自在に取付
けられると共に、上ろくろに挿通自在な下ろくろ
と、両端が下ろくろと主骨に夫々枢着された複数
本の受骨と、下ろくろに連結され、上ろくろに挿
通される引紐と、主骨に張設されたカバーと、一
端が主骨に枢着されると共に、他端がフレームに
係脱自在な支持杆とから構成したことに特徴があ
る。
(作用) 前記幌付ブランコは、非使用時にはブランコと
幌とが分離され、折り畳まれた状態で収納されて
いる。
而して、使用時には幌を拡張状態にし、その下
ろくろをブランコのフレームに設けたスタンドに
取付け、支持杆の一端をフレームに係止する。そ
うすると、幌は、拡張状態でブランコのフレーム
頂部に取付けられ、日除けとしての機能を発揮す
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図及び第2図は本考案の実施例に係る幌付
ブランコであつて、当該幌付ブランコは、折り畳
み自在なブランコ1と開閉自在な幌2とから構成
されている。
前記ブランコ1は、折り畳み自在なフレーム3
と、フレーム3に受け具4を介して揺動自在に垂
設された一対のU字状の支持部材5と、支持部材
5に取付けられた折り畳み自在な一対の座席6
と、支持部材5間に介設された折り畳み自在なス
テツプ7等から構成されており、フレーム3の頂
部を中心にして偏平状に折り畳まれるように為さ
れている。
又、前記フレーム3は、折り畳み自在な一対の
脚体8と、両端が夫々脚体8に固定金具9を介し
て固定され、脚体8同志を連結する一対の上部補
強部材10及び一対の下部補強部材11と、各脚
体8の上部に枢着された折り畳み自在な枠体12
とから構成されており、各脚体8は一対の支柱8
aの上端部同志を軸13により回動自在に枢着す
ることにより作製され、各支柱8aの上端部には
後述する支持杆14が係止される孔14が穿設さ
れている。
尚、前記ブランコ1は、従来公知のものと同様
構造に構成されている。
一方、前記幌2は、第3図乃至第6図に示す如
く、スタンド15、上ろくろ16、主骨17、下
ろくろ18、受骨19、引紐20、カバー21及
び支持杆22から構成されている。
前記スタンド15は、フレーム3頂部に設けら
れるものであり、本実施例では上部補強部材10
に着脱自在となつている。即ち、スタンド15
は、第3図に示す如く、両端に折り曲げ部15a
を有する支持板15bと、支持板15bの下面に
固定され、各折り曲げ部15aに夫々対峙する弾
性板15cと、支持板15bに立設され、上端部
に挿入孔15dを有する柱部15eとから成り、
折り曲げ部15aと弾性板15cとで上部補強部
材10を挟持できるように為されている。
尚、折り曲げ部15aと弾性板15cとの距離
は、フレーム3の上部補強部材10の外径よりも
若干小さめに設定されている。
従つて、折り曲げ部15aと弾性板15cとの
間に上部補強部材10が挿入されると、弾性板1
5cの弾性力により折り曲げ部15aと弾性板1
5cとが上部補強部材10を挟持することにな
る。その結果、スタンド15は、フレーム3に起
立状態で取付けられる。このとき、スタンド15
は、上部補強部材10間に介設される為、フレー
ム3の型崩れを防止することができる。
尚、本実施例に於いては、スタンド15を、フ
レーム3に着脱自在に取付けるようにしたが、ス
タンド15のフレーム3への取付構造は上記実施
例のものに限定されるものではない。例えば、ス
タンド15を予めフレーム3に固定しておいても
良く、或いはスタンド15をボルト・ナツト等の
緊締具によりフレーム3に着脱自在に取付けるよ
うにても良い。
前記上ろくろ16は、プラスチツク材により作
製されており、複数本の主骨17を放射状に枢着
し得る鍔部16aと、鍔部16aに連設された鍔
部16bと、鍔部16bに連設された頭部16c
と、中心部に形成された貫通穴16dとから成
る。この上ろくろ16の鍔部16aには金属製の
6本の主骨17の一端が針金等を介して夫々放射
状且つ揺動自在に枢着されている。又、主骨17
にはビニール部材等からなるカバー21が張設さ
れている。
尚、本実施例では、主骨を6本使用している
為、カバー21の形状は第6図に示すように平面
視に於いて亀甲形状となつている。
前記下ろくろ18は、プラスチツク材により作
製され、スタンド15に着脱自在に取付けられる
ものであり、上ろくろ16の貫通穴16dに挿通
自在な軸筒部18aと、軸筒部18aに連設さ
れ、複数本の受骨19を放射状且つ揺動自在に枢
着し得る鍔部18bと、軸筒部18aに突出自在
に内装され、上ろくろ16の頭部16cに係止さ
れる弾性掛止体18cと、鍔部18bに嵌着さ
れ、スタンド15の挿入孔15dに嵌合自在な突
部18dとから成る。この下ろくろ18の鍔部1
8bには金属製の6本の受骨19の一端が針金等
を介して夫々放射状且つ揺動自在に枢着されてい
る。又、各受骨19の他端は、各主骨17の略中
間部に継手23を介して夫々揺動自在に枢着され
ている。更に、下ろくろ18の軸筒部18a上端
には引紐20が止着され、該引紐20は上ろくろ
16の貫通穴16dに挿通されている。
前記支持杆22は、一端が主骨17に枢着され
ると共に、他端がフレーム3に係脱自在となつて
いる。即ち、支持杆22には、金属製のものが4
本使用されており、その一端は主骨17に継手2
3を介して揺動自在に枢着されている。又、支持
杆22の他端は、直角に折り曲げられ、支柱8a
の孔14に係脱自在となつている。更に、支持杆
22は、第5図に示す如く、主骨17に設けたプ
ラスチツク製の掛止片24に嵌合自在になつてお
り、不使用時には掛止片24に嵌合されて邪魔に
ならないようになつている。
尚、本実施例においては、支持杆22の一端を
支柱8aの孔14に係止するようにしたが、その
係止構造は、上記実施例のものに限定されるもの
ではない。例えば、各支柱8aに支持筒を固定
し、これに支持杆22の一端を挿入するようにし
ても良い。
従つて、前記幌2は、第4図の状態から下ろく
ろ18を引紐20により引き上げると、受骨19
が主骨17を押し広げて拡張状態になり、下ろく
ろ18を更に引き上げてその軸筒部18aを上ろ
くろ16の貫通孔16dに挿通させると、弾性掛
止体18cが頭部16cに引つかかり、拡張状態
で保持されることになる。また、弾性掛止体18
cを軸筒部18a内に押し込み、軸筒部18aを
上ろくろ16から引き抜くと、折り畳み状態にな
る。
而して、前記幌付ブランコは、非使用時にはブ
ランコ1と幌2とが分離され、夫々折り畳まれた
状態で収納されている。
一方、使用時にはブランコ1を第1図及び第2
図に示す形状に組み立て、フレーム3の上部補強
部材10にスタンド15を取付ける。次に、幌2
を拡張状態にし、その下ろくろ18の突部18d
をスタンド15の挿入孔18dに嵌合すると共
に、支持杆22の一端を支柱8aの孔14に係止
する。そうすると、幌2は、拡張状態でブランコ
1のフレーム3頂部に取付けられ、日除けとして
の機能を発揮する。
(考案の効果) 上述の通り、本考案の幌付ブランコは、幌の下
ろくろとブランコのフレームに設けられたスタン
ドを着脱自在とし、且つ幌の支持杆とブランコの
フレームとを係脱自在とした為、冒頭で述べた従
来の幌付ブランコに比較してブランコと幌との連
結個所が少なくて済み、幌のフレームへの取付け
及び取外しを簡単且つ容易に行える。
又、本考案の幌付ブランコの幌は、開閉自在な
傘と同様構造を呈している為、コ字状の支持杆を
使用した従来の幌付ブランコの幌に比較して強度
性に優れている。その結果、幌の面積を広くする
ことができ、該幌は日除けとしての機能を充分に
発揮することができる。
更に、幌を傘のように開閉自在な構成とした
為、該幌は折り畳まれたときには棒状になり、従
来の幌付ブランコの幌のように矩形状に折り畳ま
れるものに比較してコンパクトになる。その結
果、収納時には極めて好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る幌付ブランコの
一部切欠き正面図、第2図は同じく一部切欠き側
面図、第3図は第2図の−線拡大断面図、第
4図は幌の一部切欠き縦断面図、第5図は第4図
の−線拡大断面図、第6図は幌の概略平面
図、第7図は従来の幌付ブランコの斜視図であ
る。 1はブランコ、2は幌、3はフレーム、16は
上ろくろ、17は主骨、18は下ろくろ、19は
受骨、20は引紐、21はカバー、22は支持
杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブランコ1のフレーム3頂部に日除け用の幌2
    を張設した幌付ブランコに於いて、前記幌2は、
    フレーム1頂部に設けられたスタンド15と、上
    ろくろ16と、上ろくろ16に放射状に枢着され
    た複数本の主骨17と、スタンド15に着脱自在
    に取付けられると共に、上ろくろ16に挿通自在
    な下ろくろ18と、両端が下ろくろ18と主骨1
    7に夫々枢着された複数本の受骨19と、下ろく
    ろ18に連結され、上ろくろ16に挿通される引
    紐20と、主骨17に張設されたカバー21と、
    一端が主骨17に枢着されると共に、他端がフレ
    ーム3に係脱自在な支持杆22とから構成したこ
    とを特徴とする幌付ブランコ。
JP12466887U 1987-08-14 1987-08-14 Expired JPH0440708Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12466887U JPH0440708Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12466887U JPH0440708Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

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Publication Number Publication Date
JPS6428687U JPS6428687U (ja) 1989-02-20
JPH0440708Y2 true JPH0440708Y2 (ja) 1992-09-24

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ID=31374606

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