JPH0440601A - 磁気ストライプ用紙の磁気濃度測定機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は磁気ストライプ用紙の磁気濃度測定機構に関し
、特に現金処理機に使用される磁気ストライプ用紙の磁
気濃度調査方式に関する。

従来技術 従来、この種の磁気濃度調査方式においては、第３図に
示すように、電気信号に変換したときに所定出力となる
情報が磁性インクにより印刷され、ボリューム調整に用
いられる磁気ストライプ用紙３をテーブル１３上に指先
で押付け、回転する磁気センサ１２により磁気ストライ
ブ用紙３上の磁気情報を電気信号に変換して出力してい
た。

このような従来の磁気濃度調査方式では、磁気ストライ
ブ用紙３上の情報を手作業により磁気センサ１２で電気
信号に変換して出力していたので、磁気センサ１２に対
する角度と位置の不均一性によって磁気出力が変動し、
互換性が得られないという問題がある。

また、高速に回転する磁気センサ１２が磁気ストライプ
用紙３に接触するため、磁気ストライプ用紙３が劣化す
るという問題がある。

発明の目的 本発明は上記のような従来のものの問題点を除去すべく
なされたもので、磁気ストライプ用紙を劣化させること
なく、電気信号に変換された磁気ストライプ用紙の磁気
出力を正確に測定することができる磁気ストライプ用紙
の磁気濃度測定機構の提供を目的とする。

発明の構成 本発明による磁気ストライプ用紙の磁気濃度測定機構は
、電気信号に変換したときに所定出力となる情報が磁気
印刷された磁気ストライプ用紙と、前記磁気ストライプ
用紙を支持する支持部材と、前記支持部材を所定方向に
移動する移動手段と、前記支持部材に支持された前記磁
気ストライプ用紙の情報を電気信号に変換する磁気セン
サと、前記磁気センサを前記移動手段の移動方向に直交
する方向に移動させる磁気センサ移動手段と、前記磁気
センサの出力が前記所定出力となっているか否かを判定
する判定手段とを有することを特徴とする。

実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図および第２図は本発明の一実施例を示す構成図で
ある。これらの図において、第１図は本発明の一実施例
を横から見たときの図であり、第２図は本発明の一実施
例を上から見たときの図である。

磁気センサ１はドラム２上に取付は部品７ａ〜７ｄ（取
付は部品７ｄは図示せず）により取付けられた磁気スト
ライプ用紙３から所定距離に磁気センサ取付はブロック
１１により固定されており、モータ９およびカップリン
グ１０により矢印Ｂの方向に移動される。

また、磁気センサ１は磁気ストライプ用紙３上に磁性イ
ンクにより印刷された情報を電気信号に変換し、該電気
信号を異常出力検出器８に出力する。

一方、ドラム２はモータ４とプーリ５ａ、５ｂとベルト
６とにより所定速度で矢印Ａの方向に回転される。

これら第１図および第２図を用いて本発明の一実施例の
動作について説明する。

まず、磁気ストライプ用紙３を取付は部品７ａ〜７ｄに
よりドラム２に位置決めして固定した後に、磁気ストラ
イプ用紙３から所定距離となるように磁気センサ１を磁
気センサ取付はプロ・ツク１１により固定する。

このとき、磁気センサ取付はブロック１１をモータ９お
よびカップリング１０により磁気ストライプ用紙３の端
部に移動させ、磁気センサ１を磁気ストライプ用紙３の
端部に位置させる。

上記の状態で、ドラム２をモータ４とプーリ５ａ、５ｂ
とベルト６とにより所定速度で矢印Ａの方向に回転させ
、そのときの磁気センサ１の出力を異常出力検出器８に
送信する。

異常出力検出器８て磁気センサ１の出力に異常が検出さ
れなければ、磁気センサ１を上述の動作と同様にして、
磁気ストライプ用紙３の一端から他端に向かって順次移
動させ、そのときの磁気センサ１からの出力により異常
出力検出器８で異常の有無を確認する。

異常出力検出器８により磁気センサ１からの出力に異常
が検出されなければ、磁気ストライプ用紙３を正常と判
定し、異常が検出されれば、磁気ストライプ用紙３を異
常と判定して通知する。

このように、取付は部品７８〜７ｄによりドラム２上に
取付けられた磁気ストライプ用紙３をモータ４とプーリ
５ａ、５ｂとベルト６とにより所定速度で回転させると
ともに、ドラム２から所定位置となるように固定された
磁気センサ１をモタ９とカップリング１０と磁気センサ
取付はブロック１１とによりドラム２の回転方向に直交
する方向に移動させ、磁気センサ１の出力の異常の有無
を異常出力検出器８て確認するようにすることによって
、従来のように磁気センサを磁気ストライプ用紙３に接
触させることなく、磁気ストライプ用紙３の磁気出力を
測定することができるので、磁気ストライプ用紙３を劣
化させることはない。

また、磁気ストライプ用紙３がドラム２上に固定される
ので、磁気センサ１と磁気ストライプ用紙３との距離を
一定に保つことができ、磁気センサ１て電気信号に変換
された磁気ストライプ用紙３の磁気出力を正確に測定す
ることができる。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、支持部材に支持され
た磁気ストライプ用紙を所定方向に移動させるとともに
、この磁気ストライプ用紙の情報を電気信号に変換する
磁気センサを磁気ストライプ用紙の移動方向に直交する
方向に移動させて磁気センサの出力が所定出力となって
いるか否かを判定するようにすることによって、磁気ス
トライプ用紙を劣化させることなく、電気信号に変換さ
れた磁気ストライプ用紙の磁気出力を正確に測定するこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例を示す構成図、
第３図は従来例を示す構成図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・磁気センサ ２・・・・・ドラム ３・・・・・・磁気ストライプ用紙 ４．９・・・・・・モータ ａ〜７Ｃ・・・・・・取付は部品 ８・・・・・・異常出力検出器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気信号に変換したときに所定出力となる情報が
   磁気印刷された磁気ストライプ用紙と、前記磁気ストラ
   イプ用紙を支持する支持部材と、前記支持部材を所定方
   向に移動する移動手段と、前記支持部材に支持された前
   記磁気ストライプ用紙の情報を電気信号に変換する磁気
   センサと、前記磁気センサを前記移動手段の移動方向に
   直交する方向に移動させる磁気センサ移動手段と、前記
   磁気センサの出力が前記所定出力となっているか否かを
   判定する判定手段とを有することを特徴とする磁気スト
   ライプ用紙の磁気濃度測定機構。