JPH1144770A - 簡易型放射線検出装置 - Google Patents
簡易型放射線検出装置Info
- Publication number
- JPH1144770A JPH1144770A JP20307197A JP20307197A JPH1144770A JP H1144770 A JPH1144770 A JP H1144770A JP 20307197 A JP20307197 A JP 20307197A JP 20307197 A JP20307197 A JP 20307197A JP H1144770 A JPH1144770 A JP H1144770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- radiation
- holder
- radiation detector
- measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放射線検出器とサンプルとの距離をホルダー
および放射線検出器を移動させることなく所定距離に割
出して高い精度の放射線検出を行う。 【構成】 上端が開口している固定式のホルダー3と、
ホルダー3内の所定位置に保持され上側に向けられた検
知部2aを有する放射線検出器2と、放射線検出器2と
一定の距離を隔てて放射線検出器2の上方に位置し、比
較的放射線を透過する材料からなり、被検出部であるサ
ンプル1が載せられるサンプル支持部材10と、を備え
ている簡易型放射線検出装置。
および放射線検出器を移動させることなく所定距離に割
出して高い精度の放射線検出を行う。 【構成】 上端が開口している固定式のホルダー3と、
ホルダー3内の所定位置に保持され上側に向けられた検
知部2aを有する放射線検出器2と、放射線検出器2と
一定の距離を隔てて放射線検出器2の上方に位置し、比
較的放射線を透過する材料からなり、被検出部であるサ
ンプル1が載せられるサンプル支持部材10と、を備え
ている簡易型放射線検出装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高い精度でサンプル
の放射線検出ができる簡易型放射線検出装置に関する。
の放射線検出ができる簡易型放射線検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気炉に投入される鋼材原料が放射線を
含む場合(たとえば、原料が海外からの原子炉解体鋼材
などの場合)があり、その場合は電気炉による製鋼も放
射線を含むことになるので、原料段階または製鋼段階で
サンプルをとり出して放射線の測定をし、許容値を越え
るときは放射線を含む原料が除去されたり、製鋼の出荷
が停止される。従来の放射線測定では、ハンディタイプ
の放射線測定装置を用いる場合は、検出器部分を被測定
物サンプルに近づけ、あるいは接触させる。また、据付
けタイプの放射線測定装置を用いる場合は、コンベヤで
サンプルを検出器の下方を通す。しかし、ハンディタイ
プの放射線測定装置を用いての測定では、検出器とサン
プルとの距離が測定毎に変化し、測定距離の変化に応じ
て測定値が変わり、高精度の放射線測定が行えない。ま
た、据付けタイプの放射線測定では、検出器部とコンベ
ヤ上のサンプルとの距離はほぼ一定にはなるが、コンベ
ヤによる搬送、自動測定、等が必要になって、装置が大
がかりなものとなり、装置のコストが高くなる。ハンデ
ィタイプの放射線測定装置の簡易性をもたせ、据付けタ
イプの放射線測定装置の、検出部とサンプルとの距離の
一定性をもたせるために、特願平7−146223号
は、つぎの放射線測定装置を提案している。 放射線検出器と、内部の所定位置に放射線検出器を
保持し上下方向に可動とされたホルダーと、を備えてい
る放射線測定装置。 放射線検出器と、内部の所定位置に放射線検出器を
保持し上下方向に可動とされたホルダーと、ホルダーの
下方に設けられ上に載せられるものをホルダーに向かっ
て付勢するバネと、を備えている放射線測定装置。
含む場合(たとえば、原料が海外からの原子炉解体鋼材
などの場合)があり、その場合は電気炉による製鋼も放
射線を含むことになるので、原料段階または製鋼段階で
サンプルをとり出して放射線の測定をし、許容値を越え
るときは放射線を含む原料が除去されたり、製鋼の出荷
が停止される。従来の放射線測定では、ハンディタイプ
の放射線測定装置を用いる場合は、検出器部分を被測定
物サンプルに近づけ、あるいは接触させる。また、据付
けタイプの放射線測定装置を用いる場合は、コンベヤで
サンプルを検出器の下方を通す。しかし、ハンディタイ
プの放射線測定装置を用いての測定では、検出器とサン
プルとの距離が測定毎に変化し、測定距離の変化に応じ
て測定値が変わり、高精度の放射線測定が行えない。ま
た、据付けタイプの放射線測定では、検出器部とコンベ
ヤ上のサンプルとの距離はほぼ一定にはなるが、コンベ
ヤによる搬送、自動測定、等が必要になって、装置が大
がかりなものとなり、装置のコストが高くなる。ハンデ
ィタイプの放射線測定装置の簡易性をもたせ、据付けタ
イプの放射線測定装置の、検出部とサンプルとの距離の
一定性をもたせるために、特願平7−146223号
は、つぎの放射線測定装置を提案している。 放射線検出器と、内部の所定位置に放射線検出器を
保持し上下方向に可動とされたホルダーと、を備えてい
る放射線測定装置。 放射線検出器と、内部の所定位置に放射線検出器を
保持し上下方向に可動とされたホルダーと、ホルダーの
下方に設けられ上に載せられるものをホルダーに向かっ
て付勢するバネと、を備えている放射線測定装置。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置に
も、なお、つぎの解決すべき点が残されていた。 イ.ホルダーが可動であるため、ホルダーおよびプロー
ブの移動から生じるノイズの発生を必然的に伴う。これ
によって、それだけ、測定精度が不安定となり、低下す
る。 ロ.ホルダーとサンプルが当たった状態が保持されてい
ることを、測定中常に確認し続けなくてはならない。こ
れは、測定作業を複雑にし、注意を測定に集中すること
を妨げる。 ハ.ホルダーとサンプルとを当てて、プローブとサンプ
ルとの距離を出すので、サンプルのサイズ、形状によっ
ては、たとえばサンプルがホルダー内にはまりこむ小さ
なサイズの場合は、正確な距離が出ない。そのため、サ
ンプルのサイズ、形状の管理が必要になる。 本発明の課題は、上記イ、ロ、ハの問題の少なくとも1
つを解決できる、高い精度でサンプルの放射線測定がで
き、しかも装置が大がかりなものにならない、簡易型放
射線検出装置を提供することである。
も、なお、つぎの解決すべき点が残されていた。 イ.ホルダーが可動であるため、ホルダーおよびプロー
ブの移動から生じるノイズの発生を必然的に伴う。これ
によって、それだけ、測定精度が不安定となり、低下す
る。 ロ.ホルダーとサンプルが当たった状態が保持されてい
ることを、測定中常に確認し続けなくてはならない。こ
れは、測定作業を複雑にし、注意を測定に集中すること
を妨げる。 ハ.ホルダーとサンプルとを当てて、プローブとサンプ
ルとの距離を出すので、サンプルのサイズ、形状によっ
ては、たとえばサンプルがホルダー内にはまりこむ小さ
なサイズの場合は、正確な距離が出ない。そのため、サ
ンプルのサイズ、形状の管理が必要になる。 本発明の課題は、上記イ、ロ、ハの問題の少なくとも1
つを解決できる、高い精度でサンプルの放射線測定がで
き、しかも装置が大がかりなものにならない、簡易型放
射線検出装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を達成
する本発明はつぎの通りである。上端が開口している固
定式のホルダーと、該ホルダー内の所定位置に保持さ
れ、上側に向けられた検知部を有する、放射線検出器
と、該放射線検出器と一定の距離を隔てて該放射線検出
器の上方に位置し、比較的放射線を透過する材料からな
り、被検出物であるサンプルが載せられるサンプル支持
部材と、を備えている簡易型放射線検出装置。
する本発明はつぎの通りである。上端が開口している固
定式のホルダーと、該ホルダー内の所定位置に保持さ
れ、上側に向けられた検知部を有する、放射線検出器
と、該放射線検出器と一定の距離を隔てて該放射線検出
器の上方に位置し、比較的放射線を透過する材料からな
り、被検出物であるサンプルが載せられるサンプル支持
部材と、を備えている簡易型放射線検出装置。
【0005】上記本発明装置では、サンプルを手でサン
プル支持部材の上に載せ、放射線検出器で放射線測定、
検出を行う。放射線検出器はホルダー内の所定位置にあ
り、ホルダーとサンプル支持部材との距離が一定である
から、放射線検出器とサンプルとの距離は一定の所定値
に割出され、しかも測定毎に変化することはなく、常に
高精度の放射線測定を行うことができる。また、ホルダ
ーおよび放射線検出器が固定であるため、移動によるノ
イズの発生を伴わない。これによって、それだけ、測定
精度が安定するとともに向上する。サンプルをサンプル
支持部材に載せるだけなので、ホルダーとサンプルを常
に当接状態に維持する必要がなく、注意を測定に集中す
ることができる。ホルダーとサンプルは非接触のため、
ホルダーに対する、サンプルのサイズ、形状の管理が必
要でない。
プル支持部材の上に載せ、放射線検出器で放射線測定、
検出を行う。放射線検出器はホルダー内の所定位置にあ
り、ホルダーとサンプル支持部材との距離が一定である
から、放射線検出器とサンプルとの距離は一定の所定値
に割出され、しかも測定毎に変化することはなく、常に
高精度の放射線測定を行うことができる。また、ホルダ
ーおよび放射線検出器が固定であるため、移動によるノ
イズの発生を伴わない。これによって、それだけ、測定
精度が安定するとともに向上する。サンプルをサンプル
支持部材に載せるだけなので、ホルダーとサンプルを常
に当接状態に維持する必要がなく、注意を測定に集中す
ることができる。ホルダーとサンプルは非接触のため、
ホルダーに対する、サンプルのサイズ、形状の管理が必
要でない。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、図2に示すように、本発明
実施例の簡易型放射線検出装置は、上端が開口している
固定式のホルダー3と、ホルダー3内の所定位置に保持
され、上側に向けられた検知部2aを有する、放射線検
出器2(シンチレーションカウンタ)と、放射線検出器
2と一定の距離を隔てて放射線検出器2の上方に位置
し、比較的放射線を透過する材料(タトエバ、アルミニ
ウム、またはアルミニウム合金)からなり、被検出物で
あるサンプル(被測定物)1が載せられるサンプル支持
部材10と、を備えている。
実施例の簡易型放射線検出装置は、上端が開口している
固定式のホルダー3と、ホルダー3内の所定位置に保持
され、上側に向けられた検知部2aを有する、放射線検
出器2(シンチレーションカウンタ)と、放射線検出器
2と一定の距離を隔てて放射線検出器2の上方に位置
し、比較的放射線を透過する材料(タトエバ、アルミニ
ウム、またはアルミニウム合金)からなり、被検出物で
あるサンプル(被測定物)1が載せられるサンプル支持
部材10と、を備えている。
【0007】放射線検出器2は、サンプル1からの放射
線を検出するためのものである。放射線検出器2は予め
放射線量のわかっているマスターサンプルを用いて、マ
スターサンプルからの距離が所定状態下で、キャリブレ
ーションしておく。簡易型放射線検出装置は、また、放
射線検出器2に接続された測定部4(サーベメータ)
と、測定部4に接続されたアナログ/ディジタル変換ボ
ード5と、アナログ/ディジタル変換ボード5に接続さ
れたパネルコンピュータ6と、コンピュータ6に接続さ
れたプリンター7およびフロッピーディスクユニット8
と、を有する。9は電源、アースへの導線である。
線を検出するためのものである。放射線検出器2は予め
放射線量のわかっているマスターサンプルを用いて、マ
スターサンプルからの距離が所定状態下で、キャリブレ
ーションしておく。簡易型放射線検出装置は、また、放
射線検出器2に接続された測定部4(サーベメータ)
と、測定部4に接続されたアナログ/ディジタル変換ボ
ード5と、アナログ/ディジタル変換ボード5に接続さ
れたパネルコンピュータ6と、コンピュータ6に接続さ
れたプリンター7およびフロッピーディスクユニット8
と、を有する。9は電源、アースへの導線である。
【0008】放射線検出器2で検出された信号は測定部
4で増幅、測定され、そのアナログ信号はアナログ/デ
ィジタル変換ボード5でディジタル信号に変換されてコ
ンピュータ6に入力され、コンピュータ6で種々のデー
タ処理がなされて、プリンター7にて出力されるととも
に、フロッピーディスクユニット8にてフロッピーディ
スクに出力、格納される。ホルダー3部が露出された形
でボックスに納められ、簡易型放射線検出装置にまとめ
られる。
4で増幅、測定され、そのアナログ信号はアナログ/デ
ィジタル変換ボード5でディジタル信号に変換されてコ
ンピュータ6に入力され、コンピュータ6で種々のデー
タ処理がなされて、プリンター7にて出力されるととも
に、フロッピーディスクユニット8にてフロッピーディ
スクに出力、格納される。ホルダー3部が露出された形
でボックスに納められ、簡易型放射線検出装置にまとめ
られる。
【0009】サンプル1はサンプル支持部材10の上
に、手で載せられる。ホルダー3は固定である。また。
ホルダー3とサンプル支持部材10との距離は一定であ
る。ことのため、サンプル1の下端と放射線検出器2と
の距離は一定である。ホルダー3は、上端が開口し下端
が閉塞した筒(たとえば、管)からなる。ホルダー3は
外部からの放射線を遮蔽できるように、鉛や厚手のステ
ンレス材等から構成される。
に、手で載せられる。ホルダー3は固定である。また。
ホルダー3とサンプル支持部材10との距離は一定であ
る。ことのため、サンプル1の下端と放射線検出器2と
の距離は一定である。ホルダー3は、上端が開口し下端
が閉塞した筒(たとえば、管)からなる。ホルダー3は
外部からの放射線を遮蔽できるように、鉛や厚手のステ
ンレス材等から構成される。
【0010】つぎに、作用を説明する。上記装置では、
あらかじめ所定形状、寸法に切断したサンプル1を、サ
ンプル支持部材10の上に手で載せる。放射線検出器2
がホルダー3内部の所定位置に保持されており、かつサ
ンプル支持部材10と放射線検出器2との間の距離が一
定であるため、検出器検知部2aとサンプル1の下面の
距離は一定に維持されている。これによって、測定精度
が高くなり、しかも測定毎に距離がばらつくことがなく
なる。また、サンプル1を手でサンプル支持部材10に
載せるため、サンプル1を搬送するコンベヤ、それを適
宜の位置で停止させるための搬送制御装置、等が不要に
なって、検出装置がコンパクトになり、1つのボックス
に納めることができ、簡易タイプにすることができる。
あらかじめ所定形状、寸法に切断したサンプル1を、サ
ンプル支持部材10の上に手で載せる。放射線検出器2
がホルダー3内部の所定位置に保持されており、かつサ
ンプル支持部材10と放射線検出器2との間の距離が一
定であるため、検出器検知部2aとサンプル1の下面の
距離は一定に維持されている。これによって、測定精度
が高くなり、しかも測定毎に距離がばらつくことがなく
なる。また、サンプル1を手でサンプル支持部材10に
載せるため、サンプル1を搬送するコンベヤ、それを適
宜の位置で停止させるための搬送制御装置、等が不要に
なって、検出装置がコンパクトになり、1つのボックス
に納めることができ、簡易タイプにすることができる。
【0011】また、ホルダー3および放射線検出器2が
固定であるため、ホルダー3および放射線検出器2の移
動によるノイズの発生はない。これによって、それだ
け、測定精度が安定するとともに向上する。測定におけ
るサンプル1のセットは、サンプル1をサンプル支持部
材10に載せるだけなので、従来のようにホルダー3と
サンプル1を常に当接状態に維持する必要がなく、注意
を測定に集中させることができる。ホルダー3とサンプ
ル1は非接触のため、従来必要であったような、ホルダ
ー3に対する、サンプル1のサイズ、形状の管理が必要
でなくなる。
固定であるため、ホルダー3および放射線検出器2の移
動によるノイズの発生はない。これによって、それだ
け、測定精度が安定するとともに向上する。測定におけ
るサンプル1のセットは、サンプル1をサンプル支持部
材10に載せるだけなので、従来のようにホルダー3と
サンプル1を常に当接状態に維持する必要がなく、注意
を測定に集中させることができる。ホルダー3とサンプ
ル1は非接触のため、従来必要であったような、ホルダ
ー3に対する、サンプル1のサイズ、形状の管理が必要
でなくなる。
【0012】さらに、サンプル支持部材10が比較的放
射線を透過させやすい部材(比重が小さい部材、たとえ
ばアルミニウム、またはその合金)からなるので、サン
プル10と放射線検出器2との間にサンプル支持部材1
0が存在しても、放射線測定、検出はほとんど影響を受
けない。
射線を透過させやすい部材(比重が小さい部材、たとえ
ばアルミニウム、またはその合金)からなるので、サン
プル10と放射線検出器2との間にサンプル支持部材1
0が存在しても、放射線測定、検出はほとんど影響を受
けない。
【0013】
【発明の効果】請求項1の簡易型放射線検出装置によれ
ば、サンプルがサンプル支持部材に載せられ、放射線検
出器がサンプルの下方にあってホルダー内の所定位置に
あり、ホルダーとサンプル支持部材との距離が一定であ
るから、放射線検出器とサンプルとの距離は一定の所定
値に割出され、しかも測定毎に変化することはなく、常
に高精度の放射線測定を行うことができる。また、ホル
ダーおよび放射線検出器が固定であるため、ホルダーお
よび放射線検出器の移動によるノイズの発生を伴わな
い。これによって、それだけ、測定精度を安定させ、向
上できる。サンプルをサンプル支持部材に載せるだけな
ので、ホルダーとサンプルを常に当接状態に維持する必
要がなく、注意を測定に集中させることができる。ホル
ダーとサンプルが隔てられていて、非接触のため、ホル
ダーに対する、サンプルのサイズ、形状の管理が必要で
なくなる。
ば、サンプルがサンプル支持部材に載せられ、放射線検
出器がサンプルの下方にあってホルダー内の所定位置に
あり、ホルダーとサンプル支持部材との距離が一定であ
るから、放射線検出器とサンプルとの距離は一定の所定
値に割出され、しかも測定毎に変化することはなく、常
に高精度の放射線測定を行うことができる。また、ホル
ダーおよび放射線検出器が固定であるため、ホルダーお
よび放射線検出器の移動によるノイズの発生を伴わな
い。これによって、それだけ、測定精度を安定させ、向
上できる。サンプルをサンプル支持部材に載せるだけな
ので、ホルダーとサンプルを常に当接状態に維持する必
要がなく、注意を測定に集中させることができる。ホル
ダーとサンプルが隔てられていて、非接触のため、ホル
ダーに対する、サンプルのサイズ、形状の管理が必要で
なくなる。
【図1】本発明の一実施例の簡易型放射線検出装置の装
置系統図である。
置系統図である。
【図2】本発明の一実施例の簡易型放射線検出装置の放
射線検出器近傍の概略側面図である。
射線検出器近傍の概略側面図である。
1 サンプル 2 放射線検出器 2a 検知部 3 ホルダー 10 サンプル支持部材
Claims (1)
- 【請求項1】 上端が開口している固定式のホルダー
と、 該ホルダー内の所定位置に保持され、上側に向けられた
検知部を有する、放射線検出器と、 該放射線検出器と一定の距離を隔てて該放射線検出器の
上方に位置し、比較的放射線を透過する材料からなり、
被検出物であるサンプルが載せられるサンプル支持部材
と、を備えている簡易型放射線検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20307197A JPH1144770A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 簡易型放射線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20307197A JPH1144770A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 簡易型放射線検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1144770A true JPH1144770A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16467873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20307197A Pending JPH1144770A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 簡易型放射線検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1144770A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016090503A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | セイコー・イージーアンドジー株式会社 | 放射線検出器支持架台 |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP20307197A patent/JPH1144770A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016090503A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | セイコー・イージーアンドジー株式会社 | 放射線検出器支持架台 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3907439A (en) | Edge-sensing with a scanning laser beam | |
US4773760A (en) | Procedure and means for measuring the thickness of a film-like or sheet-like web | |
EP0422545B1 (en) | Sheet thickness measuring apparatus | |
GB1430169A (en) | Gas ultracentrifuge having apparatus for measuring the temperatur of the rotor | |
GB1430426A (en) | Apparatus and methods for measuring the distance between reflective surfaces eg of transparent material | |
WO1998028661A3 (en) | Optical height meter, surface-inspection device provided with such a height meter, and lithographic apparatus provided with the inspection device | |
US4168437A (en) | Optoelectric multi-sensor measuring apparatus and a method for measuring surface flatness therewith | |
US4070575A (en) | Measurement of flow of particulate material by sensing the shadow profile | |
US3012140A (en) | Apparatus for measuring the thickness of a coating on a base material | |
GB2217835A (en) | Thickness measurement device | |
US4812043A (en) | Method for measuring a physical quantity providing digital data using analog-value measuring devices, and measuring apparatus for applying this method | |
ATE92616T1 (de) | Optischer messfuehler ohne kontakt. | |
UST102104I4 (en) | Scanning optical system adapted for linewidth measurement in semiconductor devices | |
JPH1144770A (ja) | 簡易型放射線検出装置 | |
US4268753A (en) | Level detection device for enclosed tanks | |
JPS5796203A (en) | Contactless displacement detector employing optical fiber | |
JPS5582006A (en) | Measuring method for thickness | |
JPS5342762A (en) | Radiation measuring apparatus | |
JPS5693047A (en) | Container detector | |
JPH08338875A (ja) | 放射線測定装置 | |
JPS5773605A (en) | Imeasuring device for height of reinforcement of weld of internal-surface | |
JPS5735704A (en) | Surface state measuring method of metallic plate and its device | |
FR3119024B1 (fr) | Dispositif de mesure et/ou de modification d’une surface | |
KR930008564B1 (ko) | 레이저빔을 이용한 직선운동 각도 검사장치 | |
JPS5795628A (en) | Electron beam exposure device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050502 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |