JPH0440547B2 - - Google Patents

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JPH0440547B2
JPH0440547B2 JP62326194A JP32619487A JPH0440547B2 JP H0440547 B2 JPH0440547 B2 JP H0440547B2 JP 62326194 A JP62326194 A JP 62326194A JP 32619487 A JP32619487 A JP 32619487A JP H0440547 B2 JPH0440547 B2 JP H0440547B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
air
bypass
throttle
throttle valve
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62326194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01167431A (ja
Inventor
Mitsuru Sekya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp filed Critical Mikuni Corp
Priority to JP62326194A priority Critical patent/JPH01167431A/ja
Publication of JPH01167431A publication Critical patent/JPH01167431A/ja
Publication of JPH0440547B2 publication Critical patent/JPH0440547B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は暖気用空気制御装置、特に暖気運転に
際して不足空気を補なうための暖気用空気制御装
置に関する。
(従来の技術) エンジンを種々なる暖気状態にて最も効率良く
作動させるためには、各暖気状態に応じた最適な
フアーストアイドル空気量が得られるような調整
をすることが必要である。
これらの作用を自動的に行なわせる手段として
は、スロツトル開度を制御する方法とバイパスエ
アを制御する方法とがある。
そして、空気流量制御としては、冷却水温によ
つて伸縮するワツクスを用いてバルブ面積を変え
る方式のもの、モータ等によりスロツトルバルブ
の開度を変える方式のもの、或いはロータリバル
ブ等によりバイパス通路の空気量を制御する方式
のもの等の各種方式がある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のもののうち、ワツクスを使用する方式の
場合はコスト的には比較的安価であるが、ワツク
スの劣化の問題がある。
又、モータやロータリバルブを使用する方式の
場合は、その制御を含めてコスト的に高くなる問
題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされた
ものであり、小型、低コストでかつ劣化の少ない
暖気用空気制御装置を提供することを目的として
いる。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための構成を説明すると、
本発明は吸入管に設けたバイパス通路を大きな絞
りを介して接続した第1の通路と小さな絞りを介
して接続した第2の通路とに夫々分岐し、このう
ちの第1の通路は弁体を経由してスロツトルバル
ブ下流へ接続すると共に、第2の通路側にはダイ
ヤフラムを備えてエンジン冷却水温度を基に自側
通路を開閉制御可能とし、第2の通路側の冷却水
温度変化に応じて第1の通路側にある弁体を制御
するように構成した。
(作用) バイパス通路内に入つた空気流は第1の通路と
第2の通路とに分岐して流入する。エンジン冷却
水温度が変化してバイメタルが作動すると、第2
の通路側の内圧が変化し、これがダイヤフラムを
介して第1の通路の弁体を制御し、結果としして
第1の通路側の大きな流量を制御する。
(実施例) 以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による暖気用空気制御装置の一
実施例の構成図である。
第1図において、1は吸気管、2はスロツトル
バルブであり、吸入空気は図示矢印方向に流れ
る。3はバイパスエア通路で吸気系のベンチユリ
ー部上流とスロツトルバルブ2の下流との間に設
けられる。
そして、バイパスエア通路は内部で4,5にて
示されるように2分岐し、分岐4は第1の弁体6
を経由してスロツトルバルブ2の下流に開口す
る。
又、分岐5はニードルバルブ7を介して前記同
様にスロツトルバルブ2の下流に開口する。8は
バイメタルであり、エンジン冷却水管9に接して
設けられる。そして、分岐4の入口には第1の絞
り10があり、同じく分岐5の入口には第2の絞
り11があるが、第1の絞り10の径よりも第2
の絞り11の径を小さく設定してある。
分岐4と分岐5にて入つた内部は、ダイヤフラ
ム12を介して相互に分離された室13,14と
なつており、ダイヤフラム12はスプリング15
によつて加圧されて所定位置を保持している。な
お、スプリング15の荷重はαとする。
次に作用説明をする。
先ず、基本的な考え方としては、バイパス通路
内に取入れた空気流は2分岐して、Qa2とQa1
になるが、このうちで小流量であるQa1をエンジ
ン冷却水の温度を利用して調整することにより、
結果として大流量であるQa2を制御しようとする
ものである。
冷却水温の低い時(アイドリング時)には、第
2図に示す水温とニードルシート部開口面積との
特性図からわかるように、ニードリバルブ7の開
口面積が大きくなり、従つて比較的大きな空気量
Qa1が流れる。
この場合の第2の絞り11の後圧P2は、バイ
メタルによつて動くニードルのシート面積にて決
定され、第2の絞り11を通過する空気量Qa1
は、 Qa1=B*Ka12 ……(1) 但し、Ka……流量係数 P1……吸気管内圧力 P2……ダイヤフラム背面の部屋の圧力 となる。ここでダイヤフラム12背面の部屋に圧
力P2が印加されると、その負圧によつて弁体6
が開き、その結果、第1の絞り10を介して空気
が流入する。そして、室13では圧力P2からス
プリング15の荷重α(単位面積当り)を引いた
分の圧力P2−αとなつて、この位置でバランス
して停止する。
この時、第1の絞り10を通過する空気量を
Qa2とすると、 Qa2=A*Ka1−(2−) ……(2) となり、前記した冷却水温によるバイメタル8の
作動にて大きな流量Qa2の制御が可能となる。
第3図は温度に対する第2の絞り以降にある室
の圧力P2と温度との関係であり、エンジン冷却
水の温度が上昇すると、室13と14との差圧は
小さくなる。
第4図aと第4図bとは、温度に対するQa1
Qa2との関係図であり、温度が低下した時にはバ
イメタルによつてQa1を増大させることによつ
て、同時にQa2を増大させ、その結果、第4図C
に示されるようにQa1+Qa2を増大させて、暖気
運転時の空気量を満足させることが可能となる。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明によればバイパスエ
ア通路内の空気流を大きな絞りと小さな絞りとを
夫々介して2分岐し、大きな絞りを介した空気流
は弁体を経由してスロツトルバルブの下流に流入
せしめ、小さな絞りを介した空気流をエンジン冷
却水に応じて調整するようにすると共に、この小
さな絞りを介した空気流によつて大きな空気流を
制御するようにしたので、エンジン冷却水の温度
を基にした小さな流量制御で大きな流量制御がで
きるばかりか、小型、低コストでかつ劣化の少な
い暖気用空気制御装置をできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による暖気用空気制御装置の一
実施例の構成図、第2図は温度とニードルシート
部の開口面積との関係を示す図、第3図は温度と
第2の絞り以降にある室の圧力との関係図、第4
図aは温度と空気流Qa1の、又、第4図bは温度
と空気量Qa2の、又、第4図cは温度と全体の空
気流Qa1+Qa2との関係を示す図である。 1……吸気管、2……スロツトルバルブ、3…
…バイパスエア通路、4,5……分岐、6……弁
体、7……ニードルバルブ、8……バイメタル、
9……冷却水管、10,11……第1、第2の絞
り、12……ダイヤフラム、13,14……室、
15……スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内燃機関の吸気系のスロツトルバルブ上流と
    スロツトルバルブ下流とをバイパスエア通路によ
    つて接続し、内燃機関の運転条件に応じて前記バ
    イパスエア通路のバイパス量を制御して吸入空気
    量を補正する暖気用空気制御装置において、前記
    バイパス通路を大きな絞りを介して接続した第1
    の通路と小さな絞りを介して接続した第2の通路
    とに夫々分岐し、前記第1の通路は弁体を経由し
    てスロツトルバルブ下流へ接続すると共に、前記
    第2の通路側にはダイヤフラムを備えてエンジン
    冷却水温度を基に自側通路を開閉制御可能とし、
    前記第2の通路側に設けたダイヤフラムの変位を
    利用して前記第1の通路側にある弁体を制御する
    ことを特徴とする暖気用空気制御装置。
JP62326194A 1987-12-23 1987-12-23 暖気用空気制御装置 Granted JPH01167431A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62326194A JPH01167431A (ja) 1987-12-23 1987-12-23 暖気用空気制御装置

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JP62326194A JPH01167431A (ja) 1987-12-23 1987-12-23 暖気用空気制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH01167431A JPH01167431A (ja) 1989-07-03
JPH0440547B2 true JPH0440547B2 (ja) 1992-07-03

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JP62326194A Granted JPH01167431A (ja) 1987-12-23 1987-12-23 暖気用空気制御装置

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US10100729B2 (en) * 2015-01-19 2018-10-16 Hamilton Sundstrand Corporation Cooling device for electro-pneumatic controller

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JPH01167431A (ja) 1989-07-03

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