JPH0440428A - 光スイッチアレイ - Google Patents

光スイッチアレイ

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JPH0440428A
JPH0440428A JP14835990A JP14835990A JPH0440428A JP H0440428 A JPH0440428 A JP H0440428A JP 14835990 A JP14835990 A JP 14835990A JP 14835990 A JP14835990 A JP 14835990A JP H0440428 A JPH0440428 A JP H0440428A
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electro
reflecting mirror
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Masayoshi Kato
正良 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光通信、光情報処理、光交換等の分野で用い
られる光スイツチアレイに関する。
従来の技術 従来、この種の光スィッチとして特開昭58−9061
9号公報に示されるものがある。第5図はその構成を示
すもので、電気光学結晶1の一表面上にその深さ方向に
電界を発生させる電極対2a、2bを設け、電気光学結
晶1の前記−表面に直交する一端面に複数の光ファイバ
3a、3b。
3cを結合させ、対向する他端面に集光作用を示す凹面
反射鏡4a、4bを設けてなり、各光ファイバ3a、3
b、3cはこれらの凹面反射鏡4a。
4bを介して光学的に結合されている。5はコリメート
用のセルフォックレンズである。
このような構成において、電極対2a、2b間に電源6
により電圧印加することにより、電気光学結晶1の深さ
方向に電界分布を発生させ、その電気光学効果により内
部に屈折率分布を形成する。
すると、光ファイバ3a〜3cの何れかから電気光学結
晶l中に出射された光は屈折しながら内部を伝搬する。
よって、電気光学結晶lの屈折率分布を電気的に制御し
、凹面反射鏡4a、4bへの入射を切換えることで、入
出力間の光ファイバ38〜3cの光学的結合を切換え得
るというものである。
発明が解決しようとする課題 ところが、電気光学結晶の電気光学効果は一般に小さい
ため、第5図に示すような構成の場合、結合できる光フ
ァイバに限界がある。また、凹面反射鏡4a、4bにつ
いても高精度に製作しなければならず、コスト高となる
。さらには、電極対2a、2bが光の伝搬方向に平行に
形成されているため、1次元若しくは2次元アレイ状に
集積化させること、即ち、アレイ化が困難である。また
、入出力光の伝搬方向が反対のため、積層光回路への応
用が困難であるという問題もある。
課題を解決するための手段 透明材料による基板の両面に、第1.2透明博膜電極と
、基板の屈折率より高屈折率の第1,2電気光学効果物
質層とを順次積層形成し、さらに、1次元又は2次元ア
レイ状に配列された入・出射側各々の先導波路間に配設
させてこれらの第1゜2透明薄膜電極表面に電極機能を
持つ第1,2反射鏡を各々形成し、これらの第1反射鏡
と第1透明薄膜電極又は第2透明薄膜電極と第2反射鏡
とに対して選択的に電圧を印加する電圧印加手段を設け
、これらの選択的な電圧印加により前記第1電気光学効
果物質層又は第2電気光学効果物質層内部の電界分布を
制御しその電気光学効果による偏向と第1,2反射鏡間
の多重反射とにより入・出射光導波路間の結合を切換え
制御するようにした。
作用 電極機能を持つ反射鏡と透明薄膜電極とを等電位にした
状態では電気光学物質層が電気光学効果を発揮しないた
め、入射光は基板を直進透過して対応する出射側の先導
波路に結合される。一方、第1反射鏡の内で注目するあ
る入射側先導波路に隣接した反射鏡と第1透明薄膜電極
との間に電圧を印加すると、第1電気光学効果物質層内
部に電界分布が生ずる。これにより、この部分の電気光
学効果物質層はその電気光学効果により屈折率が変化し
て屈折率分布を持つため、電気光学効果物質層内部で入
力光を屈折させる。屈折された光は第2反射鏡と第1反
射鏡との間で複数回の反射を繰返しながら進路を変えて
伝搬し、隣接する別の出射側光導波路に切換え結合され
る。これにより、確実かつ高速の光スイッチングが可能
となる。ここに、基板を挾んで対称構造であり、入出射
側を逆とし、第2反射鏡と第2透明薄膜電極との間の電
圧印加を選択的に行うことにより、逆方向のスイッチン
グも可能となり、双方向スイッチングができる。また、
電気光学効果物質層を挾んで透明薄膜電極と反射鏡とが
あり電圧印加により屈折率変化を生じさせるとともに、
電気光学効果物質層と基板との間の屈折率差による角度
増幅及び反射鏡間の多重反射を利用するため、電気光学
効果が小さくても切換え可能であり、かつ、低電圧駆動
が可能となる。また、全体的な構造も、基板両面に対し
て所定の第1,2反射鏡の膜を形成すればよく、面内−
括処理が可能で、小型デバイス化、アレイ化が可能とな
る。さらには、伝搬方向として入射から出射までが同一
方向であるので、積層光回路への応用も容易である。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図ないし第3図に基づいて
説明する。本実施例の光スイツチアレイは、使用する波
長光に対して透明な材料からなる基板11をベースとし
て構成される。この基板11両面にITO薄膜などによ
る第1.2透明薄膜電極12.13を積層形成し、さら
に、これらの第1,2透明f#膜電極12.13の表面
に透明な第1,2電気光学効果物質層14.15を積層
形成した基板対称5層構造とされている。ここに、基板
11の屈折率をn。、電気光学効果物質層14.15の
屈折率を貼 とすると、n o < n +なる関係を
満足するように設定されている。このような関係を満た
すものとして、例えば基板11には石英ガラス等を用い
、電気光学効果物質層14゜15にはPLZTや液晶を
用いることができる(本実施例では、電気光学効果物質
層14.15としてPLZTを用いた)。
ついで、第1の電気光学効果物質層14表面上には電極
機能を持つ第1反射鏡16が単層(又は複数層)構造で
複数個個別に形成されている。また、他方の第2電気光
学効果物質層15表面上にも同様に電極機能を持つ第2
反射鏡17が単層(又は複数層)構造で複数個個別に形
成されている。これらの反射鏡16.17はAu金属薄
膜とされている。ここに、第1反射鏡16は1次元アレ
イ状等間隔配列の例えば入射側先導波路、ここでは入射
側光ファイバ18による入射位置2間を埋めるように1
次元に規則的に等間隔に配設されている。第2反射鏡1
7も同様に、1次元アレイ状等間隔配列の例えば出射側
光導波路、ここでは出射側光ファイバ19への出射位置
間を埋めるように1次元に規則的に等間隔に配設されて
いる。
このような第1,2反射鏡16.17を含め、本実施例
の光スイツチアレイは、スパッタリング法、蒸着法等の
通常の薄膜形成技術や、フオトリソグラフィ法、エツチ
ング等の加工技術によって、高精度かつ簡単に作製でき
る。
ここに、前記第1反射鏡16は各々個別に電圧印加手段
(図示せず)により選択的に電圧印加されるものである
。この場合、第1透明薄膜電極12は共通電極的に作用
し、第1反射鏡16は何れも電気的に独立して電圧印加
を受は得るように配線接続されている。これは、第2反
射鏡17側でも同様であり、第2透明薄膜電極13を共
通電極として、第2反射鏡17は各々個別に電圧印加手
段(図示せず)により選択的に電圧印加されるものであ
る。第2反射鏡17は何れも電気的に独立して電圧印加
を受は得るように配線接続されている。また、前記入射
光ファイバ18の入射位置Pに対しては第1図に示すよ
うにコリメートレンズ2oが結合され、出射位置に対し
ては集光レンズ21を介して出射側光ファイバ19が結
合されるものである。
このような構成において、本実施例の動作原理を第1図
により説明する。いま、ある入射側光ファイバ18aを
伝搬してきた入射光22a(ただし、アレイ方向に偏波
面を有する直線偏光)は、コリメートレンズ20aによ
りコリメートされて基板11に入射する場合を考える。
この時、第1反射鏡16と第1透明薄膜電極12を等電
位(この場合、接地−OVでよい)とし、同様に、第2
反射鏡17と第2透明薄膜電極13を等電位とすると、
入射光22aは一点鎖線で示すように基板11中を直進
透過して、対応する出射側の集光レンズ21aを通り、
出射光23aとして出射側光フアイバ19a中に出射さ
れる。一方、入射側光ファイバ18aに隣接する第1反
射鏡16bに電圧Vを印加し、他の第1反射鏡16a、
〜、第1゜2透明薄膜電極12.13及び第2反射鏡1
7は接地(OV)したままとすると、第1反射鏡16b
に対応する第1電気光学効果物質層14内部に破線で示
すような電界分布が生ずる。これにより、第1電気光学
効果物質層14は電気光学効果により屈折率が変化して
屈折率分布が形成される。よって、光ファイバ18aか
ら入射した入射光22aは実線で示すように第1電気光
学効果物質層14内部で屈折される。屈折された入射光
22aは、第1電気光学効果物質層14と基板11との
間の屈折率関係によりスネルの法則に従いその屈折角を
増大させて第2反射鏡17aに伝搬する。よって、この
後は、反射鏡17a、16c間で複数回の反射を繰返し
て伝搬し、隣接の集光レンズ21bに結合して対応する
出射側光フアイバ19b中に出射光23bとして出射さ
れる。
従って、−股部としては、第3図に示すように、入射側
のある1つの入射側光ファイバ18に注目した場合、そ
の両側の2つの入射側反射鏡を16b、16cとし、出
射側において入射側光ファイバ18に対応する出射側光
ファイバを19a、その両側の出射側光ファイバを19
b、19cとすると、第1反射鏡16b、16cに対す
る電圧印加の制御により、出射側光ファイバ19a〜1
9Cの任意のものに結合させることができる。即ち、第
1反射鏡16 b、  16 cの何れにも電圧印加し
なければ出射側光ファイバ19aに結合し、第1反射鏡
16bのみに電圧印加すれば出射側光ファイバ19bに
結合し、第1反射鏡16cのみに電圧印加すれば出射側
光ファイバ19cに結合することになる。ここに、本実
施例は、基板II中心に人出側が対称に形成されており
、第2反射鏡17側を入射側とし、第1反射鏡16側を
出射側とする場合には同様に適用できる(第3図中の入
射光22′、出射光23′はこの使用例を示す)。
なお、図示例に限らず、種々の変形構成が可能で、例え
ば第1.2反射鏡16.17を誘電体多層膜構造とすれ
ば吸収のない高反射率のものとなる。
つづいて、本発明の第二の実施例を第4図により説明す
る。前記実施例では、1次元アレイ状に形成したが、本
実施例では2次元アレイ状に形成し、多チャネル化した
ものである。これにより、分岐入射される入射光22を
所望の出射位置から出射する出射光23となるように制
御できる。
発明の効果 本発明は、上述したように第1.2透明薄膜電極、第1
.2電気光学効果物質層を両面に形成した基板に、電極
機能を持つ第1.2反射鏡を各々形成し、第1反射鏡又
は第2反射鏡の各々に選択的に電圧印加することにより
第1電気光学効果物質層又は第2電気光学効果物質層の
電気光学効果を利用して入・出射側光導波路間の結合を
切換え制御するようにしたので、確実かつ高速の光スイ
ッチングが可能で、特に、各々の電気光学効果物質層を
挾んで透明薄膜電極と反射鏡とがあり電圧印加により屈
折率変化を生じさせるとともに、電気光学効果物質層と
基板との間の屈折率差による角度増幅及び反射鏡間の多
重反射を利用するため、電気光学効果が小さくても切換
え可能であり、かつ、低電圧駆動が可能となり、構造的
にも、基板両面に対して所定の第1,2反射鏡の膜を形
成すればよく、面内−括処理が可能で、小型デバイス化
、アレイ化が可能となり、加えて、伝搬方向が入射から
出射まで同一方向であるので、積層光回路への応用も容
易であり、特に基板中心に積層方向に対称構造であるの
で、双方向スイッチング機能を持たせることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第一の実施例を示すもの
で、第1図は動作原理を示す概略断面構造図、第2図は
スイッチアレイ単体の構造を示す斜視図、第3図は動作
原理の一般論を説明するための斜視図、第4図は本発明
の第二の実施例を示す斜視図、第5図は従来例を示す斜
視図である。 11・・・基板、12・・・第1透明薄膜電極、13・
・・第2透明薄膜電極、14・・・第1電気光学効果物
質層、I5・・・第2電気光学効果物質層、I6・・第
1反射鏡、17・・・第2反射鏡、18.19・・・光
導波路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  透明材料による基板と、この基板の両面に形成した第
    1,2透明薄膜電極と、これらの第1,2透明薄膜電極
    表面に各々形成した前記基板の屈折率より高屈折率の第
    1,2電気光学効果物質層と、1次元又は2次元アレイ
    状に配列された入・出射側各々の光導波路間に配設させ
    てこれらの第1,2透明薄膜電極表面に各々形成した電
    極機能を持つ第1,2反射鏡と、これらの第1反射鏡と
    第1透明薄膜電極又は第2透明薄膜電極と第2反射鏡と
    に対して選択的に電圧を印加する電圧印加手段とよりな
    り、これらの選択的な電圧印加により前記第1電気光学
    効果物質層又は第2電気光学効果物質層内部の電界分布
    を制御しその電気光学効果による偏向と第1、2反射鏡
    間の多重反射とにより入・出射光導波路間の結合を切換
    え制御するようにしたことを特徴とする光スイッチアレ
    イ。
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