JPWO2019181214A5 - - Google Patents
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Description
本明細書において、「屈折率、厚さ、および波長の少なくとも1つ」とは、光導波層の屈折率、光導波層の厚さ、および光導波層に入力される光の波長からなる群から選択される少なくとも1つを意味する。光の出射方向を変化させるために、屈折率、厚さ、および波長のいずれか1つを単独で制御してもよい。あるいは、これらの3つのうちの任意の2つまたは全てを制御して光の出射方向を変化させてもよい。以下の説明では、主に光導波層の屈折率または厚さを制御する形態を説明する。以下の各実施形態において、屈折率または厚さの制御に代えて、または加えて、光導波層に入力される光の波長を制御してもよい。
この光デバイスでは、第1の透光層の屈折率nt1がnt1>nhまたはnt1<nl
を満足し、第2の透光層の屈折率nt2がnt2>nhまたはnt2<nlを満足するとき、光閉じ込め係数の低下を抑制することができる。
第11の項目に係る光デバイスは、第1から第10の項目のいずれかに係る光デバイスにおいて、前記光導波層に接続され、実効屈折率がne1である導波モードの光を前記第1の方向に沿って伝搬させる導波路をさらに備える。前記導波路の先端部は、前記光導波層の内部にある。前記第1の多層反射膜ミラーの反射面に垂直な方向から見て前記導波路および前記光導波層が重なる領域において、前記導波路および前記光導波層の少なくとも一部は、前記第1の方向に沿って屈折率が周期pで変化する少なくとも1つのグレーティングを含む。さらに、λ/ne1<p<λ/(ne1-1)を満たす。
この光デバイスでは、アクチュエータは、第1および第2の多層反射膜ミラーの少なくとも一方に接続されている。アクチュエータを制御して第1の多層反射膜ミラーと第2の多層反射膜ミラーとの距離を変化させることにより、第12の項目に係る光デバイスの効果を実現することができる。
第1の多層反射膜ミラー30の反射率は、透光層43aの厚さによって連続的に変化する。したがって、透光層43aの厚さdt1がλ/(4nt1)から少々ずれても、第1の多層反射膜ミラー30は高い反射率を維持する。厚さdt1=0の場合、透光層43aは存在しない。厚さdt1=λ/(2nt1)の場合、反射率は低下する。
上記の例では、導波路素子10において、透光層および複数の層が、屈折率の高低を交互に繰り返すように設けられているが、この配置に限定されない。例えば、図13Aおよび13Bに示す例において、透光層43a、43bは、隣接する光導波層20および低屈折率層42の2つの屈折率の間の屈折率を有し得る。その場合、透光層43a、43bの厚さを以下のように適切に調整すれば、光閉じ込め係数の低下を抑制することができる。
その場合、上記の一対の電極(「第1の一対の電極」と称する)は、光導波層20のうち、第1のミラーにおける反射面に垂直な方向から見て第1の導波路に重なる部分とは異なる部分を間に挟む。不図示の制御回路が一対の電極に電圧を印加することにより、領域102における光導波層20の上記少なくとも一部の屈折率を調整することができる。
上記1つ以上のアクチュエータは、領域102における第1のミラー30および第2のミラー40の少なくとも一方に接続され得る。アクチュエータによって、領域102における光導波層20の厚さを変化させることができる。このとき、式(11)の条件は変化しない。
光導波層20の材料には、誘電体、半導体、電気光学材料、液晶分子などの様々な透光性の材料を利用することができる。誘電体としては、例えばSiO2、TiO2、Ta2O5、SiN、AlNが挙げられる。半導体材料としては、例えば、Si系、GaAs系、GaN系の材料が挙げられる。電気光学材料としては、例えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、チタン酸バリウム(BaTiO
3)、タンタル酸リチウム(LiTaO3)、酸化亜鉛(ZnO)、チタン酸ジルコン酸ランタン鉛(PLZT)、タンタル酸ニオブ酸カリウム(KTN)などが挙げられる。
図49Bは、両側の圧電素子72に電圧を印加することによって支持部材74aが変形した状態の例を示す図である。バイモルフでは、上下の圧電素子72において変位方向が反対になる。そのため、バイモルフの構成を用いた場合、ユニモルフの構成よりもさらに変位量を増加させることができる。
ここで、R1は、アミノ基、カルボニル基、カルボキシル基、シアノ基、アミン基、ニトロ基、ニトリル基、およびアルキル鎖からなる群から選択されるいずれか1つを表す。R3は、アミノ基、カルボニル基、カルボキシル基、シアノ基、アミン基、ニトロ基、ニトリル基、およびアルキル鎖からなる群から選択されるいずれか一つを表す。Ph1は、フェニル基またはビフェニル基等の芳香族基を表す。Ph2は、フェニル基またはビフェニル基等の芳香族基を表す。R2は、ビニル基、カルボニル基、カルボキシル基、ジアゾ基、およびアゾキシ基からなる群から選択されるいずれか1つを表す。
他方、図54Bに示すように、駆動回路110のスイッチング素子112をON、すなわち光導波層20に駆動電圧を印加すると、液晶分子76が透明電極62に対して垂直に立ち上がるように配向する。このため、伝搬する光の偏光方向と液晶分子の長手方向とがなす角度が90度に近くなる。厳密には、偏光方向と液晶分子の長手方向とは、角度(90°-θ)で交差する。この状態では、光導波層20は、伝搬する光に対して比較的低い屈折率をもつ。この際の液晶の屈折率n⊥は、一般的な液晶材料を使用した場合、概ね1.4から1.5程度である。この状態では、光導波層20から出射する光の出射角は、比較的小さくなる。
他方、図56Bに示すように、駆動回路110のスイッチング素子112をON、すなわち光導波層20に駆動電圧を印加すると、液晶分子76が透明電極62に対して垂直に立ち上がるように配向する。このため、伝搬する光の偏光方向と液晶分子の長手方向とがなす角度はほぼ直角になる。この状態では、光導波層20は、伝搬する光に対して比較的低い屈折率をもつ。この際の液晶の屈折率n⊥は、一般的な液晶材料を使用した場合、概ね1.4から1.5程度である。この状態では、光導波層20から出射する光の出射角は、比較的小さくなる。
他方、図57Bに示すように、駆動回路110のスイッチング素子112をON、すなわち光導波層20に駆動電圧を印加すると、液晶分子76の長手方向が、光導波層20が延びる方向(X方向)ならびにミラー30およびミラー40の各々の法線方向(Z方向)の両方に垂直な方向(Y方向)になる。このため、伝搬する光の偏光方向と液晶分子の長手方向とがほぼ平行になる。この状態では、光導波層20は、伝搬する光に対して比較的高い屈折率をもつ。この際の液晶の屈折率n∥は、一般的な液晶材料を使用した場合、概ね1.6から1.7程度である。この状態では、光導波層20から出射する光の出射角は、比較的大きくなる。
他方、図58Bに示すように、駆動回路110のスイッチング素子112をON、すなわち光導波層20に駆動電圧を印加すると、液晶分子76が、透明電極62に対して垂直に配向する。このため、伝搬する光の偏光方向が液晶分子の長手方向にほぼ垂直になる。この状態では、光導波層20は、伝搬する光に対して比較的低い屈折率をもつ。この際の液晶の屈折率n⊥は、一般的な液晶材料を使用した場合、概ね1.4から1.5程度である。この状態では、光導波層20から出射する光の出射角は、比較的小さくなる。
図61は、光導波層20に電気光学材料77を用いた構成の第1の例を示している。この例では、一対の電極62は、電圧が印加されたときに一対の電極62間に発生する電場の方向が、光導波層20が延びる方向(X方向)および各ミラーの法線方向(Z方向)の両方に垂直な方向(Y方向)に一致する態様で配置されている。この例における電気光学材料の分極軸の方向は、光導波層20が延びる方向および各ミラーの法線方向の両方に垂直なY方向である。駆動回路110は、一対の電極62に電圧を印加することにより、電気光学材料の、光導波層20を伝搬する光に対する屈折率を変化させる。
図77の例において、下部電極62aは、第1の導波路1の側にまで延びている。下部電極62aから配線を取り出すときに、第1の導波路1の下のスペースを用いることができる。よって配線の設計の自由度が増す。
図83は、本実施形態おける、導波路素子10をY方向に配列した導波路アレイ10Aの別の構成例を模式的に示す、YZ平面における光スキャンデバイスの断面図である。図83の構成例では、第1のミラー30および第2のミラー40は、複数の導波路素子10によって共用されている。言い換えれば、各導波路素子10における第1のミラー30は、1つの繋がったミラーの一部であり、各導波路素子10における第2のミラー40は、1つの繋がった他のミラーの一部である。これにより、原理的に光ロスを最小化することができる。
図95Aは、第2のミラー40の反射面の一部に、他の部分から盛り上がった凸部が設けられた例を示す断面図である。この例では、凸部が、前述の例における部材46に相当する。このため、以下の説明では、凸部を「部材46」と称する。この例における凸部、すなわち部材46は、第2のミラー40と同一の材料から形成されている。部材46は、第2のミラー40の一部であるともいえる。図95Aに示す例では、共通の材料45の屈折率n2が、部材46の平均屈折率よりも低い。この例では、Z方向から見たときに、部材46を含む領域が光導波領域20に相当し、部材46を含まない領域が非導波領域73に相当する。
図95Bは、第2のミラー40の反射面の一部に凸部が設けられた他の例を模式的に示す断面図である。図95Bに示す例では、共通の材料45の屈折率n2が、凸部46の平均屈折率よりも高い。この例では、Z方向から見たときに、凸部、すなわち部材46を含まない領域が光導波領域20に相当し、部材46を含む領域が非導波領域73に相当する。
また、図88、93、95A,95Bおよび96から100に示す共通の材料45は液晶であり得る。その場合、調整素子は、光導波領域20を間に挟む一対の電極を備え得る。調整素子は、当該一対の電極に電圧を印加する。これにより、光導波領域20の屈折率が変化する。その結果、光導波領域20から出射される光の方向が変化する。
Claims (17)
- 第1の方向に延びる第1の多層反射膜ミラーと、
前記第1の多層反射膜ミラーに対向し、前記第1の方向に延びる第2の多層反射膜ミラーと、
前記第1の多層反射膜ミラーと前記第2の多層反射膜ミラーとの間に位置し、真空中の波長がλの光を前記第1の方向に沿って伝搬させる光導波層と、
前記第1の多層反射膜ミラーと前記光導波層との間、前記第2の多層反射膜ミラーと前記光導波層との間、前記第1の多層反射膜ミラーに含まれる隣接する2つの層の間、および前記第2の多層反射膜ミラーに含まれる隣接する2つの層の間、からなる群から選択される少なくとも1つに位置する第1の透明電極層と、を備え、
前記第1の多層反射膜ミラーにおける前記光の透過率は、前記第2の多層反射膜ミラーにおける前記光の透過率よりも高い、光デバイス。 - 前記第1の透明電極層は、前記光導波層および前記第1および第2の多層反射膜ミラーに含まれるいずれの層の屈折率とも異なる屈折率を有し、
前記第1の透明電極層の前記屈折率および厚さは、前記光導波層を伝搬する前記光が前記第1または第2の多層反射膜ミラーによって反射されるときの反射率を増加させる値に設定されている、請求項1に記載の光デバイス。 - 前記第1の透明電極層は、前記第1の多層反射膜ミラー、前記第2の多層反射膜ミラー、および前記光導波層に含まれる複数の層のうち、前記第1の透明電極層に隣接する2つの層の屈折率よりも高い、または低い屈折率を有し、
前記第1の透明電極層の屈折率をnt1、前記第1の透明電極層の厚さをdt1とするとき、
λ/(8nt1)<dt1<3λ/(8nt1)を満足する、請求項1または2に記載の光デバイス。 - 前記第1の透明電極層は、前記第1の多層反射膜ミラーと前記光導波層との間、または前記第2の多層反射膜ミラーと前記光導波層との間に位置する、請求項1から3のいずれかに記載の光デバイス。
- 前記第1および第2の多層反射膜ミラーの各々は、屈折率nhを有する複数の高屈折率層と、前記屈折率nhよりも小さい屈折率nlを有する複数の低屈折率層とが交互に積層された構造を有し、
前記第1の透明電極層の屈折率nt1は、nt1>nh、またはnt1<nlを満足する、請求項1から4のいずれかに記載の光デバイス。 - 前記第1の透明電極層は、前記第1の多層反射膜ミラーと前記光導波層との間、または前記第1の多層反射膜ミラーの内部に位置し、
当該光デバイスは、前記第2の多層反射膜ミラーと前記光導波層との間、または前記第2の多層反射膜ミラーの内部に位置する第2の透明電極層をさらに備え、
前記第2の透明電極層は、前記第2の多層反射膜ミラーおよび前記光導波層に含まれる複数の層のうち、前記第2の透明電極層に隣接する2つの層の屈折率よりも高い、または低い屈折率を有し、
前記第2の透明電極層の屈折率をnt2、前記第2の透明電極層の厚さをdt2とするとき、
λ/(8nt2)<dt2<3λ/(8nt2)を満足する、請求項1から5のいずれかに記載の光デバイス。 - 前記第1および第2の多層反射膜ミラーの各々は、屈折率nhを有する複数の高屈折率層と、前記屈折率nhよりも小さい屈折率nlを有する複数の低屈折率層とが交互に積層された構造を有し、
前記第1の透明電極層の屈折率nt1は、nt1>nhまたはnt1<nlを満足し、
前記第2の透明電極層の前記屈折率nt2は、nt2>nhまたはnt2<nlを満足する、請求項6に記載の光デバイス。 - 前記第1の透明電極層は、酸化インジウムスズによって形成される層である、請求項1から5のいずれかに記載の光デバイス。
- 前記第1および第2の透明電極層の各々は、酸化インジウムスズによって形成される層である、請求項6または7に記載の光デバイス。
- 前記第1および第2の透明電極層は、酸化インジウムスズを含む、請求項6または7に記載の光デバイス。
- 前記光導波層に接続され、実効屈折率がne1である導波モードの光を前記第1の方向に沿って伝搬させる導波路をさらに備え、
前記導波路の先端部は、前記光導波層の内部にあり、
前記第1の多層反射膜ミラーの反射面に垂直な方向から見て前記導波路および前記光導波層が重なる領域において、前記導波路少なくとも一部および/または前記光導波層の少なくとも一部は、前記第1の方向に沿って屈折率が周期pで変化する少なくとも1つのグレーティングを含み、
λ/ne1<p<λ/(ne1-1)を満たす、請求項1から10のいずれかに記載の光デバイス。 - 前記光導波層の少なくとも一部は、屈折率および/または厚さを調整することが可能な構造を有し、
前記屈折率および/または前記厚さを調整することにより、前記光導波層から前記第1の多層反射膜ミラーを介して出射する光の方向、または前記第1の多層反射膜ミラーを介して前記光導波層内に取り込まれる光の入射方向が変化する、請求項1から11のいずれかに記載の光デバイス。 - 前記光導波層の前記少なくとも一部は、液晶材料または電気光学材料を含み、
前記光導波層の前記少なくとも一部を間に挟む一対の電極と、
前記一対の電極に電圧を印加することにより、前記光導波層の前記少なくとも一部の屈折率を変化させる制御回路と、をさらに備える、請求項12に記載の光デバイス。 - 前記第1および第2の多層反射膜ミラーの少なくとも一方に接続された少なくとも1つのアクチュエータと、
前記少なくとも1つのアクチュエータを制御して前記第1の多層反射膜ミラーと前記第2の多層反射膜ミラーとの距離を変化させることにより、前記光導波層の厚さを変化させる制御回路と、をさらに備える、請求項12に記載の光デバイス。 - 各々が、前記第1の多層反射膜ミラー、前記第2の多層反射膜ミラー、および前記光導波層を含む複数の導波路ユニットを備え、
前記複数の導波路ユニットは、前記第2の方向に配列されている、請求項1から14のいずれかに記載の光デバイス。 - 前記複数の導波路ユニットにそれぞれ接続された複数の位相シフタであって、それぞれが、前記複数の導波路ユニットの対応する1つにおける前記光導波層に直接的にまたは他の導波路を介して繋がる第2の導波路を含む複数の位相シフタをさらに備え、
前記複数の位相シフタを通過する光の位相の差をそれぞれ変化させることにより、前記第1の多層反射膜ミラーから出射する前記光の方向、または、前記第1の多層反射膜ミラーを介して前記光導波層に取り込まれる前記光の入射方向が変化する、請求項15に記載の光デバイス。 - 請求項1から16のいずれかに記載の光デバイスと、
前記光デバイスから出射され、対象物から反射された光を検出する光検出器と、
前記光検出器の出力に基づいて、距離分布データを生成する信号処理回路と、を備える光検出システム。
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