JP3224585B2 - 光スイッチ - Google Patents

光スイッチ

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JP3224585B2
JP3224585B2 JP06629192A JP6629192A JP3224585B2 JP 3224585 B2 JP3224585 B2 JP 3224585B2 JP 06629192 A JP06629192 A JP 06629192A JP 6629192 A JP6629192 A JP 6629192A JP 3224585 B2 JP3224585 B2 JP 3224585B2
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秀彰 岡山
俊正 石田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気光学効果により
動作する光偏向器を用いて構成した光スイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば文献1:特開昭62−
121427号公報や文献2:特開平2−68526号
公報に、音響光学効果により動作する光偏向器を用いて
構成した光スイッチが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら音響光学
効果を利用した光スイッチは動作速度が遅い。そこで、
電気光学効果により動作する光偏向器を用いて動作速度
のより速い光スイッチを構成することが考えられる。
【0004】図9は電気光学効果を利用した光スイッチ
の構成の一例を概略的に示す平面図である。
【0005】同図に示す光スイッチは、電気光学効果を
有する基板10に集積化して設けた複数の光偏向器12
と、他の基板14にアレイ状に設けた複数の出力側導波
路16と、基板10及び14の間の空間に挿入した集光
レンズ18とを備えて成る。それぞれの光偏向器12
は、複数の分配光を出力する光分配器121と、アレイ
状に配置されそれぞれ光分配部121からの分配光を導
波する複数の入力側導波路122と、入力導波路122
を導波する分配光間の位相差を可変制御する位相制御電
極123とを有する。光分配器121は例えば1×Nス
ターカプラであり、その各出力にそれぞれ導波路122
を接続する。また入力側導波路122に位相制御電極1
23を設ける。
【0006】同一の光偏向器12に属する入力側導波路
122において、これら導波路122を導波する分配光
間の位相差を任意好適に可変制御することにより、入力
側導波路122から出射される分配光の偏向角θを変化
させることができる。偏向角θで出射された分配光を、
集光レンズ18により、出力側導波路16に収束させて
結合させる。偏向角θが変化すると分配光の収束位置が
変化するので、入力側導波路122から出射した分配光
を複数の出力側導波路16のうちのいずれかに選択的に
結合させることができる。
【0007】しかしながらこのような構成では、出力側
導波路16から出射した分配光は、出力側導波路16の
入射面における開口角の一部からのみ、出力側導波路1
6へ入射するので、光ロスを必ずしも実用上充分に小さ
くすることはできない。
【0008】この発明は上述した点に鑑み成されたもの
であり、電気光学効果により動作する光偏向器を用いた
光スイッチであってより光ロスを低減できる光スイッチ
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の光スイッチは、N個の第一光偏向器及び
M個の第二光偏向器(N、Mは自然数、N×M≠1)を
備え、第一光偏向器は、複数の分配光を出力する光分配
器と、この光分配器からの分配光を導波する第一導波路
アレイと、この第一導波路アレイを導波する分配光の位
相を電気光学効果により可変制御する第一位相制御電極
とを有し、第二光偏向器は、第一導波路アレイからの分
配光を導波する第二導波路アレイと、この第二導波路ア
レイを導波する分配光の位相を電気光学効果により可変
制御する第二位相制御電極と、第二導波路アレイからの
分配光を合波して出力する光合波器とを有して成り、第
一位相制御電極により、第一導波路アレイから出射する
各分配光が、所定の第二導波路アレイ入射面に向かって
伝搬する平面波を形成するように、これら各分配光の位
相が制御され、第二位相制御電極により、所定の入射角
方向の第一導波路アレイから入射した各分配光が、等位
相で、第二導波路アレイ出射面から出射するように、こ
れら各分配光の位相が制御されることを特徴とする。
【0010】
【作用】このような構成によれば、第一導波路アレイを
導波する各分配光間に任意好適な位相差を与えることに
より、第一導波路アレイから所望の偏向角θ1で分配光
を出射させることができる。また第一導波路アレイを導
波する分配光間の位相差を変化させることにより、偏向
角θ1を変化させることができる。これは、光が等位相
面に垂直に伝搬するという性質を利用したものである。
従って偏向角θ1を変化させることにより、所望の第一
導波路アレイから出射させた分配光を所望の第二導波路
アレイへ選択的に入射させることができる。
【0011】しかも第一導波路アレイから偏向角θ1方
向以外の方向へ出射される迷光の割合は、音響光学素子
を用いた光偏向器よりも少なく、従って第一導波路アレ
イから出射した分配光を第二導波路アレイに効率良く結
合させることができる。
【0012】また第二導波路アレイにおいては、入射角
θ2方向の第一導波路アレイから入射した各分配光が、
等位相で、第二導波路アレイ出射面から出射するよう
に、これら各分配光の位相を制御する。このように位相
を制御した状態では、入射角θ2方向の第一導波路アレ
イ以外の第一導波路アレイから第二導波路アレイに入射
した各分配光の位相は、第二導波路アレイ出射面で等位
相とはならない。光合波器は、第二導波路アレイから等
位相の状態で入力した各分配光を、光合波器の出射端で
実用上充分な光パワーが得られるように合波して光合波
器の出射端から出射する。しかし光合波器は、第二導波
路アレイから等位相ではない状態で入力した各分配光
を、光合波器の出射端で実質的に光パワーが零となるよ
うに合波或は減衰し従って光合波器の出射端から出射し
ない。このような機能を備える光合波器は、例えば、ス
ターカプラや多段接続した対称Y分岐により構成するこ
とができる。従って第二導波路アレイ出射面で等位相と
なる入射角θ2を変化させることにより、所望の第一導
波路アレイから入射した分配光を所望の第二導波路アレ
イから選択的に出射させることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しこの発明の実施例につき
説明する。尚、図面はこの発明が理解できる程度に概略
的に示してあるにすぎず、従ってこの発明を図示例に限
定するものではない。
【0014】図1はこの発明の第一実施例の構成を概略
的に示す平面図である。同図にも示すように、この実施
例の光スイッチは、N個の第一光偏向器20及びM個の
第二光偏向器22(N及びMは自然数であって、N×M
≠1)を備える。各第一光偏向器20は、複数の分配光
を出力する光分配器24と、光分配器24からの分配光
を導波する第一導波路アレイ26と、第一導波路アレイ
26を導波する分配光の位相を電気光学効果により可変
制御する第一位相制御電極28とを有する。また各第二
光偏向器22は、第一導波路アレイ26からの分配光を
導波する第二導波路アレイ30と、第二導波路アレイ3
0を導波する分配光の位相を電気光学効果により可変制
御する第二位相制御電極32と、第二導波路アレイ30
からの分配光を合波して出力する光合波器34とを有す
る。
【0015】この実施例では、N個例えば4個の第一光
偏向器20及びM個例えば4個の第二光偏向器22と、
平面導波路36とを、電気光学効果を有する共通の基板
38に設ける。基板38中央部に平面導波路36を配置
し、第一光偏向器20及び第二光偏向器22を平面導波
路36を挟んで対向配置する。
【0016】そしてこの実施例の第一光偏向器20にあ
っては、光分配器24は1×iスターカプラ(i=2、
3、……)であり、この光分配器24の入力に入力ポー
ト40を設ける。さらにこの光分配器24の各出力にそ
れぞれ長さの等しい直線状の導波路42を設け、これら
導波路42を導波路間隔dで平行配置し、これら導波路
42により第一導波路アレイ26を構成する。導波路4
2の一端を光分配器24の出力と接続し及び導波路42
の他端を平面導波路36の一方の側部に接続する。
【0017】また各導波路42にそれぞれ第一位相制御
電極28を設ける。導波路42の屈折率を電気光学効果
を利用して第一位相制御電極28により制御し、これに
より導波路42を導波する光の位相を制御する。同一の
第一導波路アレイ26に対し設けた各第一位相制御電極
28の電極長(導波路42に沿う方向の長さ)を、等差
数列(初項L、公差ΔL)を形成するように異ならせ、
かつ、当該アレイ26の導波路配列方向の一方の側から
他方の側へ向けて順次に、より電極長の長いものを配置
してゆく。そして各第一導波路アレイ26で初項L及び
公差ΔLを等しくする。例えば、同一の第一導波路アレ
イ26に属する第一位相制御電極28の総個数が4個で
ある場合、電極長L、L+ΔL、L+2・ΔL及びL+
3・ΔLの第一位相制御電極28を、当該アレイ26の
導波路配列方向の一方の側から他方の側へ向けて、順次
に配置してゆく。
【0018】またこの実施例の第二光偏向器22にあっ
ては、第二光偏向器22は第一光偏向器20の入力及び
出力を逆転させて用いた場合と同様の構成を有する。従
って、光合波器34はi×1スターカプラであり、この
光合波器34の出力に出力ポート44を設ける。さらに
この光合波器34の各入力にそれぞれ長さの等しい直線
状の導波路46を設け、これら導波路46を導波路間隔
dで平行配置し、これら導波路46により第二導波路ア
レイ30を構成する。導波路46の一端を光合波器34
の入力と接続し、及び導波路46の他端を平面導波路3
6の他方の側部に接続する。
【0019】また各導波路46にそれぞれ第二位相制御
電極32を設ける。導波路46の屈折率を電気光学効果
を利用し第二位相制御電極32により制御し、これによ
り導波路46を導波する光の位相を制御する。同一の第
二導波路アレイ30に対して設けた各第二位相制御電極
32の電極長を等差数列(初項L、公差ΔL)を形成す
るように異ならせ、かつ、当該アレイ30の導波路配列
方向の他方の側から一方の側へ向けて(第一導波路アレ
イ26の場合とは逆向きに)順次に、より電極長の長い
ものを配置してゆく。そして各第二導波路アレイ30で
初項L及び公差ΔLを等しくする。例えば、同一の第二
導波路アレイ30に対し設けた第二位相制御電極32の
総個数が4個である場合、電極長L、L+ΔL、L+2
・ΔL及びL+3・ΔLの第二位相制御電極32を、第
一導波路アレイ26の場合とは逆向きに、順次に配置し
てゆく。
【0020】尚、第一導波路アレイ26において第一位
相制御電極28を設けていない導波路42が有っても無
くてもよいし、また第二導波路アレイ30において第二
位相制御電極32を設けていない導波路46が有っても
無くてもよい。例えば、図1に示す第一導波路アレイ2
6において電極長の一番短い第一位相制御電極28を設
けないようにしてもよい。さらに光分配器24及び又は
光合波器34をスターカプラとするほか多段接続した対
称Y分岐としてもよい。例えば、光分配器24の入力側
から数えて第x段目(x=1、2、…y)に1×2対称
Y分岐をx個設け、第x段目のY分岐の各出力にそれぞ
れ1個ずつ第x+1段目のY分岐の入力を接続し、これ
らy段接続したY分岐により1入力(2・y)出力の光
分配器24を構成する。或は、光合波器34の出力側か
ら数えて第x段目(x=1、2、…y)に2×1対称Y
分岐をx個設け、第x段目のY分岐の各入力にそれぞれ
1個ずつ第x+1段目のY分岐の出力を接続し、これら
y段接続したY分岐により(2・y)入力1出力の光合
波器34を構成する。
【0021】次に、この実施例の動作につき説明する。
入力ポート40を介し光分配器24に光を入射すると、
光分配器24は、入力光をi個の分配光に分岐し各分配
光を対応する第一導波路アレイ26の導波路42へ出射
する。光分配器24の出力面において、各分配光の位相
を等しくし、好ましくはこれに加え各分配光の光パワー
を等しくする。等パワーの分配光を効果的に形成するた
め、レンズ機能を備えるスターカプラを光分配器24と
するようにしてもよい。
【0022】次に、第一導波路アレイ26を導波する各
分配光間に、第一位相制御電極28を介し位相差を与
え、その後これら分配光を第一導波路アレイ26から平
面導波路36へ入射させる。第一導波路アレイ26から
平面導波路36へ入射させた各分配光が平面波を形成す
るように、位相を制御する。
【0023】この実施例では、第一導波路アレイ26を
構成する各導波路42の長さをそれぞれ等しくし、か
つ、等差数列となる電極長例えばL、L+ΔL、L+2
・ΔL及びL+3・ΔLの第一位相制御電極28を導波
路配列方向に沿って順次に配置する。従って、第一位相
制御電極28を介し第一導波路アレイ26の各導波路4
2で等しい屈折率変化Δn1を生じさせることにより、
第一導波路アレイ26の出射面における各分配光の位相
を、例えばФ+ΔФ、Ф+2・ΔФ、Ф+3・ΔФ、Ф
+4・ΔФとなるように、制御できる(但しФは第一導
波路アレイ26の入射面における分配光の位相)。これ
ら等差数列となる位相の分配光により平面波を形成でき
る。
【0024】ここで、導波路42の出射面における中心
軸方向pと平面波の伝搬方向q1とが成す角をθ1と表
せば、この偏向角θ1はtan(θ1)=Δn1・ΔL
/dと表せる。平面波は、導波路42出射面から偏向角
θ1方向すなわち伝搬方向q1へ向けて平面導波路36
を伝搬してゆく。屈折率変化量Δn1を増減させること
により、偏向角θ1を増減でき従って平面波の伝搬方向
q1を可変制御できる。また光の波長をλ及び第一導波
路アレイ26が備える導波路42の総個数をTと表せ
ば、分解能はΔθ1=λ/(d・T)、及びチャネル数
はΔθ1/θFSR=Tと表せる。
【0025】また、光接続したい第一導波路アレイ26
及び第二導波路アレイ30において相対応する導波路4
2及び46の出射端を結ぶ光の経路に沿う方向をq2と
表す。方向q2は設計により予め定められる一定の方向
であり、従って平面波の伝搬方向q1を方向q2と一致
させるように制御することにより、第一導波路アレイ2
6から出射した分配光を所望の第二導波路アレイ30に
入射させることができる。
【0026】しかも第一導波路アレイ26を導波する分
配光の位相を制御して平面波を形成しているので、基板
38面に沿う方向において伝搬方向q1方向以外の方向
へ伝搬する迷光は生じにくい。また平面導波路36は基
板38面に垂直な方向に光を閉じ込める機能を有するの
で、平面波が基板38面に垂直な方向に拡散するのを防
止できる。従って第一導波路アレイ26から出射した分
配光を、非常に効率よく所望の第二導波路アレイ30に
結合させることができる。
【0027】尚、第一導波路アレイ26が備える各第一
位相制御電極28の電極長を等しくしても、これら各電
極28に印加する電圧値を任意好適に調整することによ
り、平面波を形成しさらに偏向角θ1を変化させること
ができる。
【0028】次に第二導波路アレイ30を導波する各分
配光の位相を制御し、その後これら各分配光を第二導波
路アレイ30から光合波器34に入射させる。第二導波
路アレイ30から出射する各分配光の位相が、第二導波
路アレイ30の出射面において等位相となるように、位
相を制御する。
【0029】この実施例では、第二導波路アレイ30の
各導波路46の長さを等しくし、かつ、等差数列となる
電極長例えばL、L+ΔL、L+2・ΔL、L+3・Δ
Lの第二位相制御電極32を第一位相制御電極28の場
合とは逆向きに順次に配置する。従って、第二位相制御
電極32を介し第二導波路アレイ30の各導波路46で
等しい屈折率変化Δn2を生じさせると共にこの屈折率
変化量Δn2を任意好適に調整することにより、第一導
波路アレイ26の出射面における位相が例えばФ+Δ
Ф、Ф+2・ΔФ、Ф+3・ΔФ、Ф+4・ΔФであっ
た分配光の位相をそれぞれ、例えば4・ΔФ、3・Δ
Ф、2・ΔФ、ΔФだけ進ませ、この結果これら各分配
光間の位相差をなくし第二導波路アレイ30の出射面か
ら等位相の分配光を出射させることができる。
【0030】ここで、光接続したい第一導波路アレイ2
6及び第二導波路アレイ30を結ぶ上述の方向q2と、
当該第二導波路アレイ30が備える導波路46の入射面
での中心軸方向rとが成す角をθ2と表せば、これら光
接続したい導波路アレイ26及び30において、第一導
波路アレイ26から第二導波路アレイ30に入射された
分配光を、第二導波路アレイ30の出射面から等位相で
出射させるには、屈折率変化量Δn2を、tan(θ
2)=Δn2・ΔL/dを満足するように生じさせれば
よい。このように屈折率変化量Δn2を制御した状態で
は、入射角θ2方向の第一導波路アレイ26以外の光接
続したくない第一導波路アレイ26から第二導波路アレ
イ30に入射した分配光の位相は、第二導波路アレイ3
0の第二導波路アレイ出射面で、等位相とはならない。
【0031】次に、光合波器34は、第二導波路アレイ
30から等位相の状態で入射した分配光を、光合波器3
4の出射端で実用上充分な光パワーが得られるように合
波して光合波器34の出射端から出射する。従って光接
続したい第一導波路アレイ26に対応した入力ポート4
0から入射した光を、光接続したい第二導波路アレイ3
0に対応した出力ポート44から出射させることができ
る。一方、光合波器34は、第二導波路アレイ30から
等位相ではない状態で入射した分配光を、光合波器34
の出射端で実質的に光パワーが零となるように合波或は
減衰し従って光合波器34の出射端から出射しない。従
って光接続したくない第一導波路アレイ26に対応する
入力ポート40から入射した光は出力ポート44から出
射されない。これがため、屈折率変化量Δn1及びΔn
2を任意好適に変化させることにより、所望の入力ポー
ト40から入射した光を所望の出力ポート44から出射
させることができる。
【0032】図2はこの発明の第二実施例の構成を概略
的に示す平面図である。尚、図においては図面の理解を
助けるため、第一位相制御電極28及び第二位相制御電
極32を省略して示した。以下、第一実施例と相違する
点につき説明し、第一実施例と同様の点についてはその
詳細な説明を省略する。
【0033】同図にも示すように、第二実施例では、各
第一導波路アレイ26の導波路配列方向における対称軸
sが共通の焦点Sで交差するように、第一導波路アレイ
26を配列する。これと共に各第二導波路アレイ30の
導波路配列方向における対称軸tが共通の焦点Tで交差
するように、第二導波路アレイ30を配置する。
【0034】第一実施例では、各第一導波路アレイ26
をそれぞれの対称軸sが平行となるように配置すると共
に、各第二導波路アレイ30をそれぞれの対称軸tが平
行となるように配置しているので、第一導波路アレイ2
6及び第二導波路アレイ30の配置関係によっては偏向
角θ1及び入射角θ2を非常に大きくする必要があり、
その結果、第一位相制御電極28及び第二位相制御電極
32に印加する動作電圧を大きくしなければならなくな
る。
【0035】しかし第二実施例では、各第一導波路アレ
イ26をそれぞれの対称軸sが焦点Sで交差するように
配置しているので、偏向角θ1を中心軸pから+方向
(時計回り方向)或は−方向(反時計回り方向)に振る
べき範囲を第一実施例の場合よりも小さくすることがで
き、従って第一位相制御電極28に印加する動作電圧を
低減できる。同様に、各第二導波路アレイ30をそれぞ
れの対称軸tが焦点Tで交差するように配置しているの
で、入射角θ2を中心軸rから+或は−方向に振るべき
範囲を第一実施例の場合よりも小さくすることができ、
従って第二位相制御電極32に印加する動作電圧を低減
できる。
【0036】図3はこの発明の第三実施例の構成を概略
的に示す平面図である。尚、図においては図面の理解を
助けるため、第一位相制御電極28及び第二位相制御電
極32を省略して示した。以下、第一実施例と相違する
点につき説明し、第一実施例と同様の点についてはその
詳細な説明を省略する。
【0037】同図にも示すように、第三実施例では、複
数例えば3個の第一光偏向器20を平面導波路36の一
方の側部に設け、さらに複数例えば3個の第二光偏向器
22をこれら第一光偏向器20に隣接する領域に配置し
て平面導波路36の一方の側部に設ける。そして平面導
波路36の他方の側部に光反射部48を設ける。
【0038】光反射部48は平面導波路36に反射面を
形成すべく設けた例えば反射膜或は劈開面である。光接
続したい入力ポート40及び出力ポート44に対応する
第一導波路アレイ42及び第二導波路アレイ30におい
て、第一導波路アレイ26から出射した光を光反射部4
8で反射して第二導波路アレイ30に入射させる。
【0039】第三実施例によれば、光スイッチの素子長
を、例えば第一実施例の素子長の半分程度にまで、短縮
できる。
【0040】図4はこの発明の第四実施例の構成を概略
的に示す平面図である。尚、図においては図面の理解を
助けるため、第一位相制御電極28及び第二位相制御電
極32を省略して示した。以下、第一実施例と相違する
点につき説明し、第一実施例と同様の点についてはその
詳細な説明を省略する。
【0041】第四実施例においては、偏向角θ1及び入
射角θ2を+或は−方向に振るべき範囲を小さくするた
めの屈折光学系50及び52を設ける。屈折光学系50
は平面導波路36と第一導波路アレイ26との間に設け
た平面導波路、及び屈折光学系52は平面導波路36と
第二導波路アレイ30との間に設けた平面導波路であっ
て、これら屈折光学系50及び52の屈折率を平面導波
路36の屈折率よりも低く或は高くする。屈折光学系5
0及び52により光を大きく屈折させることにより、偏
向角θ1及び入射角θ2を振るべき範囲を小さくするこ
とができる。
【0042】第四実施例によれば屈折光学系50及び5
2を設けるので、第一実施例と比較して、動作電圧をよ
り低減し、或は第一導波路アレイ26及び第二導波路ア
レイ30の離間距離を短縮し、或は光の分配ロスを各第
一光偏向器20毎に均一化することができる。
【0043】尚、屈折光学系50及び52を上述したも
ののほか、導波型レンズ、導波型プリズム、反射面、或
は平面導波路36と屈折率の異なる領域とし、また屈折
光学系50及び52を平面導波路36と第一導波路アレ
イ26及び第二導波路アレイ30との間に設けるほか、
平面導波路36中に設けるようにしてもよい。
【0044】図5及び図6はこの発明の第五実施例の構
成を概略的に示す平面図及び側面図である。以下、第一
実施例と相違する点につき説明し、第一実施例と同様の
点についてはその詳細な説明を省略する。
【0045】これら図にも示すように、第五実施例で
は、基板54に複数例えば3個の第一光偏向器20を設
ける。そして同一の第一光偏向器20が備える各第一位
相制御電極28を、それぞれ個別に分離して設けずに、
一体化して設ける。さらに複数例えば6枚の基板54を
例えば水平方向に積み重ね、各基板54の一方の基板面
54a側に第一光偏向器20を配置する。
【0046】また基板54とは別の基板56に、複数例
えば3個の第二光偏向器22を設ける。そして同一の第
二光偏向器22が備える各第二位相制御電極32を、そ
れぞれ個別に分離して設けずに、一体化して設ける。さ
らに複数例えば6枚の基板54を基板54の積み重ね方
向と直交する方向例えば垂直方向に積み重ね、各基板5
6の一方の基板面56a側に第二光偏向器22を配置す
る。
【0047】そして基板54及び56の間に、基板54
側からレンズ58及び60を設ける。レンズ58は第一
光偏向器20からの出射光を基板面54aに沿う方向に
おいて収束させて第二光偏向器22に結合させるための
レンズ例えばロッドレンズ或はシリンドリカルレンズで
あり、レンズ60は第一光偏向器20からの出射光を基
板面54aに垂直な方向において平行光と成して第二光
偏向器22に結合するためのレンズ例えばロッドレンズ
或はシリンドリカルレンズである。
【0048】次にこの実施例の動作につき説明する。基
板面54aに沿う方向においては、光を、第一光偏向器
20から、平面波従って平行光と成して所望の偏向角θ
1方向へ出射させることができる(図6参照)。また基
板面54aに垂直な方向においては、光を、第一光偏向
器20から、扇状に広がらせながら出射させることがで
きる(図5参照)。
【0049】そこで第五実施例では、図6にも示すよう
に、第一光偏向器20から出射した光を、レンズ58に
より基板面54aに沿う方向において収束させて第二光
偏向器22の入射面に入射させる。好ましくは、第二光
偏向器22の入射面を光の焦点位置に配置する。また偏
向角θ1を任意好適に調整することにより、第一光偏向
器20から出射した光を、積み重ねた複数の基板56の
なかから選択したいずれかひとつの基板56に在る第二
光偏向器22へ、入射させることができる。
【0050】さらに図5にも示すように、第一光偏向器
20から出射した光を、レンズ60により基板面54a
に垂直な方向において平行光と成して第二光偏向器22
の入射面に入射させる。この際、平行光と成した光を、
偏向角θ1により選択された基板56に在る全ての第二
光偏向器22或は一部の複数の第二光偏向器22に時刻
同一に入射するようにしてもよいし、また偏向角θ1に
より選択された基板に在る複数の第二光偏向器22のう
ちのいずれかひとつに入射させるようにしてもよい。入
射角θ2を任意好適に調整することにより、積み重ねた
複数の基板54のなかから選択したいずれかひとつの基
板54に在る第一光偏向器20から出射した光のみを、
等位相で光合波器34に入射させることができる。
【0051】この実施例では、積み重ねた各基板54の
基板面54aが平行と成るように配置するのが好まし
い。また積み重ねた各基板54に設けた第一導波路アレ
イ26の各中心軸方向pは、基板面54aに垂直な方向
から見たとき平行であるのが好ましいが、偏向角θ1を
可変制御できるので厳密に平行である必要は無く従って
作成が容易である。また基板面54aに垂直な方向から
見たとき、積み重ねた各基板54の第一導波路アレイ2
6出射端面位置を、基板面54aに沿う方向における所
定位置に揃えるようにするのが好ましく、これは例えば
付き合わせ治具を用いることにより或は積み重ねた基板
54の第一導波路アレイ26出射端面を一括研磨するこ
とにより容易に達成できる。積み重ねた基板56につい
てもここで基板54につき述べたと同様のことが言え
る。
【0052】図7及び図8はこの発明の第六実施例の構
成を概略的に示す平面図及び側面図である。以下、第五
実施例と相違する点につき説明し、第五実施例と同様の
点についてはその詳細な説明を省略する。
【0053】図8にも示すように、この実施例では、第
一光偏向器20及び平面導波路62を入力ポート40に
順次に接続して基板54の基板面54a側に設ける。そ
して平面導波路62中にレンズ58としての導波型凸レ
ンズを設ける。
【0054】同様に、図7にも示すように、第二光偏向
器22及び平面導波路64を出力ポート44に順次に接
続して基板56の基板面56a側に設ける。そして平面
導波路64中にレンズ60としての導波型凸レンズを設
ける。
【0055】次にこの実施例の動作につき説明する。こ
の実施例では、図8にも示すように、第一光偏向器20
から出射した光を、レンズ58により基板面54aに沿
う方向において収束させて平面導波路64の入射面に入
射させる。好ましくは、平面導波路64の入射面を光の
焦点位置に配置する。
【0056】平面導波路64に入射した第一光偏向器2
0からの光は、図7にも示すように、基板面56aに沿
う方向において扇状に広がりながら平面導波路64を導
波する。この扇状に広がる光をレンズ60により平行光
と成して第二光偏向器22に入射させる。
【0057】この実施例の光スイッチを動作させるに当
たっては、同一の基板54に設けた入力ポート40に対
してそれぞれ異なる波長の光を入力させるようにするの
が好ましい。この場合、出力ポート44から出力する光
が、同一基板54の入力ポート40のいずれのポートか
ら入力された光であるかを波長により判別できる。
【0058】この発明は上述した実施例にのみ限定され
るものではなく、従って各構成成分の構成、形状、寸
法、配設位置及びそのほかを任意好適に変更できる。
【0059】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の光スイッチによれば、第一導波路アレイを導波
する各分配光の位相を制御することにより偏向角θ1を
変化させることができ、従って所望の第一導波路アレイ
から出射させた分配光を所望の第二導波路アレイへ選択
的に入射させることができる。
【0060】しかも第一導波路アレイから偏向角θ1方
向以外の方向へ出射される迷光の割合は、音響光学素子
を用いた光偏向器よりも少なく、従って第一導波路アレ
イから出射した分配光を第二導波路アレイに効率良く結
合させることができ、分配ロスを低減できる。
【0061】また第二導波路アレイにおいては、入射角
θ2方向の第一導波路アレイから入射した各分配光が、
等位相で、第二導波路アレイ出射面から出射するよう
に、これら各分配光の位相を制御する。このように位相
を制御した状態では、入射角θ入射角θ2方向の第一導
波路アレイ以外の第一導波路アレイから第二導波路アレ
イに入射した各分配光の位相は、第二導波路アレイ出射
面で等位相とはならない。光合波器は、第二導波路アレ
イから等位相の状態で入力した各分配光を、光合波器の
出射端で実用上充分な光パワーが得られるように合波し
て光合波器の出射端から出射する。しかし光合波器は、
第二導波路アレイから等位相ではない状態で入力した各
分配光を、光合波器の出射端で実質的に光パワーが零と
なるように合波或は減衰し従って光合波器の出射端から
出射しない。従って第二導波路アレイ出射面で等位相と
なる入射角θ2を変化させることにより、所望の第一導
波路アレイから入射した分配光を所望の第二導波路アレ
イから選択的に出射させることができる。
【0062】そして第一及び第二導波路アレイを導波す
る分配光の位相を、電気光学効果により制御することに
より、偏向角θ1及び入射角θ2を可変制御するので、
動作速度を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
【図2】この発明の第二実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
【図3】この発明の第三実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
【図4】この発明の第四実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
【図5】この発明の第五実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
【図6】この発明の第五実施例の構成を概略的に示す側
面図である。
【図7】この発明の第六実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
【図8】この発明の第六実施例の構成を概略的に示す側
面図である。
【図9】電気光学効果により動作する光偏向器を利用し
た光スイッチの構成の一例を概略的に示す側面図であ
る。
【符号の説明】
20:第一光偏向器 22:第二光偏向器 24:光分配器 26:第一導波路アレイ 28:第一位相制御電極 30:第二導波路アレイ 32:第二位相制御電極 34:光合波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−171115(JP,A) 特開 平2−93522(JP,A) 特開 平1−161323(JP,A) 特開 昭60−51822(JP,A) 特開 昭57−138621(JP,A) 特開 昭62−90628(JP,A) 特表 平3−501065(JP,A) 特表 平6−503898(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/29 - 1/313 G02F 1/00 - 1/125 G02B 6/12 - 6/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の第一光偏向器及びM個の第二光偏
    向器(N、Mは自然数、N×M≠1)を備え、 前記第一光偏向器は、複数の分配光を出力する光分配器
    と、該光分配器からの分配光を導波する第一導波路アレ
    イと、該第一導波路アレイを導波する分配光の位相を電
    気光学効果により可変制御する第一位相制御電極とを有
    し、 前記第二光偏向器は、前記第一導波路アレイからの分配
    光を導波する第二導波路アレイと、該第二導波路アレイ
    を導波する分配光の位相を電気光学効果により可変制御
    する第二位相制御電極と、前記第二導波路アレイからの
    分配光を合波して出力する光合波器とを有して成り、 前記第一位相制御電極により、前記第一導波路アレイか
    ら出射する各分配光が、所定の前記第二導波路アレイ入
    射面に向かって伝搬する平面波を形成するように、これ
    ら各分配光の位相が制御され、 前記第二位相制御電極により、所定の入射角方向の前記
    第一導波路アレイから入射した各分配光が、等位相で、
    前記第二導波路アレイ出射面から出射するように、これ
    ら各分配光の位相が制御されることを特徴とする光スイ
    ッチ。
  2. 【請求項2】 光分配器をスターカプラとし又は多段接
    続した対称Y分岐とし、光合波器をスターカプラとし又
    は多段接続した対称Y分岐として成ることを特徴とする
    請求項1記載の光スイッチ。
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