JPH0439965B2 - - Google Patents

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JPH0439965B2
JPH0439965B2 JP1342521A JP34252189A JPH0439965B2 JP H0439965 B2 JPH0439965 B2 JP H0439965B2 JP 1342521 A JP1342521 A JP 1342521A JP 34252189 A JP34252189 A JP 34252189A JP H0439965 B2 JPH0439965 B2 JP H0439965B2
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JP
Japan
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station
cultivation
container
bottle
scraping
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JP1342521A
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Inventor
Ryozo Nakamura
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Nakamura Seisakusho KK
Original Assignee
Nakamura Seisakusho KK
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は培基掻出装置に関する。
(背景技術) 栽培びんを用いるきのこ人工栽培においては、
栽培びんを再使用するためにきのこを生育し終わ
つた培基を栽培びんから取り出す培基掻き出し作
業がある。
この培基掻き出し作業ではコンテナに収容され
た複数本の栽培びんから一度に培基を掻き出す装
置として、従来種々の培基掻出装置が利用されて
いる。この培基掻出装置の一般的なものは、栽培
びんをコンテナに収容したまま倒立させて支持
し、栽培びん内に掻き出し刃を回転させつつ出入
させて、培基を掻き出すものである。しかるにき
のこ栽培後の培地は乾燥していて固く、掻き出し
刃を回転させつつ進入させると、培基が掻き出し
刃と共に共回りしてしまい、切削が良好に行えな
いなど、能率的な掻き出しが困難であつた。
そこで発明者は、掻き出し刃による掻き出しに
先駆けて、ドリルによつて培基中に穴をあけ、し
かる後に掻き出し刃によつて培基を掻き出し、次
いでブラシによつてびん内壁をこすつて培基を完
全に掻き出す培基掻出装置を開発し、特許出願し
ている(特願平1−167935号)。具体的にこの装
置は、栽培びんをコンテナに収容したまま倒立さ
せて搬入する搬入ステーシヨン、ドリルによつて
穿孔する穿孔ステーシヨン、掻き出し刃によつて
掻き出す掻き出しステーシヨン、ブラシによつて
こするブラシステーシヨン、搬出ステーシヨンを
この順に配設し、ステーシヨン間でのコンテナお
よび栽培びんの搬送を鉛直面内で循環駆動される
無端のフラツトコンベヤで行うようにしている。
しかしながら、このように無端のフラツトコン
ベヤによつてコンテナおよび栽培びんの搬送機構
を構成すると、搬出ステーシヨンから搬入ステー
シヨンへ帰還する空コンベヤの部分が必要とな
り、装置が大型、かつ複雑化し、コストも高くな
るという問題点がある。
本発明では上記の問題点を解消し、小型化、簡
易化が図れる培基掻出装置を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的による本発明では、コンテナ内に収容
された栽培びんがコンテナと共に倒立して搬入さ
れる搬入ステーシヨンと、コンテナに収容された
栽培びんがコンテナと共に倒立して支持され、各
栽培びんの下方に設けられた掻き出し刃が回転し
つつびん口から栽培びん内に進入して培基を掻き
出す掻き出しステーシヨンと、培基が掻き出され
た栽培びんがコンテナと共に倒立して移入される
搬出ステーシヨンの少なくとも3ステーシヨンを
備える培基掻出装置において、各ステーシヨン間
のコンテナおよび栽培びんの搬送機構として、各
ステーシヨンの上方空間に亘つて、倒立している
栽培びんの両肩部に当接して栽培びんを支持する
レールを複数本平行に設け、搬出ステーシヨンを
除く各ステーシヨンの最後列に位置する栽培びん
に当接して搬送方向に押動し、コンテナに収容さ
れている栽培びんを前記レールを滑らせて次ステ
ーシヨンに搬入する押圧ロツドを有する押圧装置
を設けたことを特徴としている。
(作用) コンテナ内に収容されている栽培びんは、搬入
ステーシヨン、掻き出しステーシヨンのレール上
に、両肩部を当接して倒立して支持される。押圧
装置が駆動されて押圧ロツドが栽培びんの搬送方
向に移動し、コンテナ内の最後列の栽培びんが押
動され、これによりコンテナ内全体の栽培びんが
コンテナにより連結されていることから、いわゆ
る目白押しに押圧されてレール上を滑り、搬入ス
テーシヨンから次ステーシヨンの、例えば掻き出
しステーシヨンまで整列して搬送され、また掻き
出しステーシヨンからは次のステーシヨンの、例
えば搬出ステーシヨンに整列して搬送される 搬入ステーシヨンにはコンテナに収容された栽
培びんが新たに適宜手段により倒立して搬入され
る。
また搬出ステーシヨンからは、培基が掻き出さ
れた栽培びんがコンテナと共に取り出されるので
ある。
(実施例) 以下では本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図〜第3図において、10はフレーム枠で
あり、幅はコンテナ12の略1個分、長さがコン
テナ12の略5個分の大きさとなるよう形成され
ている。
このフレーム枠10の一端側から他端側に向け
て搬入ステーシヨンA、穿孔ステーシヨンB、掻
き出しステーシヨンC、ブラシステーシヨンD、
搬出ステーシヨンEとなつている。
穿孔ステーシヨンBの下部には、後記する機構
によつてコンテナ12に収容されたまま倒立支持
される栽培びん13の配列に合わせて、例えば16
本のドリル14が上向きに、且つ軸線を中心とし
て回転するよう配設されている。ドリル14は栽
培びん13のびん口内径とほぼ同一径の外形の太
径のものが好ましい。
掻き出しステーシヨンCの下部には、やはりコ
ンテナ12に収容されている栽培びん13の配列
に合わせて、例えば16本の掻き出し刃15が上向
きに、且つ軸線を中心として回転するよう配設さ
れている。
掻き出し刃15は公知のもの(例えば特公昭57
−9323号)を使用しうるが、本実施例では、第4
図に明確なように、各掻き出し刃15を2枚の刃
で構成している。各刃15a,15bはL字状に
形成され、一方の折曲部の前端部に切刃が形成さ
れ、他方の折曲部(シヤフト)基部において回転
基体15cにスプリング15dによつて互いに外
方に開く方向に付勢されて支持されている。なお
各刃15a,15bの先端は後記する昇降台に設
けたガイド筒内壁に当接するようになつている。
ブラシステーシヨンDの下部には、やはりコン
テナ12に収容されている栽培びん13の配列に
合わせて、例えば16本のブラシ16が上向きに、
かつ軸線を中心として回転するよう配設されてい
る。
上記のドリル14、掻き出し刃15、ブラシ1
6の回転機構は公知のものを採用でき、例えばド
リル14等の下部に設けたスプロケツト(図示せ
ず)にチエーン(図示せず)を掛け渡し、モータ
(図示せず)によつて一斉駆動するよう構成でき
る。
20は昇降台で、穿孔ステーシヨンB、掻き出
しステーシヨンC、ブラシステーシヨンDの各ド
リル14、掻き出し刃15、ブラシ16の上方に
位置して、ガイド21に案内されて昇降動するよ
うになつている。この昇降台20はクランク装置
22等の駆動装置によつて昇降動される。
昇降台20には、各ドリル14、掻き出し刃1
5、ブラシ16が進入可能で、栽培びん13のび
ん口の内径と同径の透孔23が形成され、またこ
の各透孔23を囲んで、栽培びん13のびん口が
嵌入可能な受筒24が設けられている。受筒24
が設けられている。受筒24の上部内壁は外方に
広がるテーパーに形成されて、びん口を案内す
る。またこの受筒24の両側には、第5図に示す
ように、受筒24内にびん口が進入した際、栽培
びん13の肩部に当接して栽培びん13の回り止
めをする、ゴム等からなるスペーサー25が固定
されている。2つの受筒24間に位置するスペー
サー25は、両受筒24にびん口が進入した2つ
の栽培びん13の肩部に同時に当接するよう当接
部が各々円弧に形成されている。またスペーサー
25の他サイドには、スペーサー25の支持体を
兼ねる金属製の支持片26が、端面が円弧部に到
達しないよう、インサート成形等によつてスペー
サー25に一体に固定されている。
掻き出しステーシヨンCに対応する昇降台20
の下面には、前記透孔23を囲んで前記したガイ
ド筒27が固定されている。ガイド筒27の長さ
は、昇降台20が上昇しても、掻き出し刃15が
ガイド筒27から外れない長さとする。
次に、30は昇降台20上方に配置された搬送
レール枠である。
搬送レール枠30は昇降台20との間に設けら
れた4本のシリンダ31a,31b,31c,3
1dによつて支持され、シリンダが伸縮動するこ
とによつて昇降台20に対して所定範囲内で接離
動可能になつている。なお図示しないが、搬送レ
ール枠30はガイドピンにガイドされて上下動す
る。
搬送レール枠30は、第6図に具体的に示すよ
うに、上に向つて開放するコの字状のレール支持
体32が前記した各ステーシヨンの境界部に2つ
ずつ位置してフレーム枠10の長さ方向と直交し
て配置され、この複数のレール支持体32の両側
を連結棒33,33によつて連結されて基本的な
枠本体が形成されている。レール支持体32間に
は、レール支持体32の下側バーに起立された支
持棒34に支持されて、搬送レール枠30の長手
方向に伸びる5本のレール35が固定されてい
る。各レール35間の間隔は、倒立した栽培びん
13の首部が進入可能で栽培びん13の両肩部に
レール35が当接して栽培びん13を支持しうる
間隔とする。また支持棒34の高さは、レール3
5間に倒立させて支持した栽培びん13をレール
13上を滑らせて搬送するとき、栽培びん13の
口縁がレール支持体32の下側バーに当たらない
だけの空間を確保する高さとする。
穿孔ステーシヨンの上方に対応位置して、レー
ル支持体32a,32b間に2つの押圧板37,
37が固定されている。この2つの押圧板37,
37間には、搬送レール枠30の幅方向中央に所
定の間隙Xが形成されるようにする。
掻き出しステーシヨンC、ブラシステーシヨン
Dの各々の上方にも、各レール支持体32c,3
2d、レール支持体32e,32f間に同様に各
2枚ずつの押圧板37,37、押圧板37,37
が固定されている。
40a,40b,40c,40dは押圧ロツド
であり、各搬入ステーシヨンA、穿孔ステーシヨ
ンB、掻き出しステーシヨンC、ブラシステーシ
ヨンDの左方(第2図上)に配置されていて、各
L字状の連結桿41によつてスライドバー42に
連結されている。スライドバー42はガイド部材
43内を摺動自在に支持され、シリンダ44のロ
ツドに連結されて、フレーム枠10の長手方向に
往復動する。これにより、レール35上に倒立支
持されている栽培びん13が押圧ロツド40に押
圧されて次のステーシヨンに移動する。その際連
結桿41は押圧板37,37間の前記間隙Xを通
過する。スライドバー42の往復動機構はクラン
ク装置を用いてもよい。
搬入ステーシヨンAには、コンテナ10に収容
された栽培びん13を搬入ステーシヨンAの側方
からコンテナもろとも反転倒立させて搬入ステー
シヨンAに搬入する反転搬入装置50が設けられ
ている。
反転搬入装置50を第7図で説明する。
51は反転台であり、軸52を中心として搬入
ステーシヨンA上方とその側方の位置とに亘つて
反転可能にフレーム枠10に設けられている。軸
52にはスプロケツト(図示せず)が固定され、
このスプロケツトにチエーン(図示せず)を掛け
られて、正逆モータ(図示せず)により反転台5
1を反転駆動する。
また53は栽培びん13の首部に当接してコン
テナ10の両側から栽培びん13を挾圧する挾圧
板で、コンテナ10を載置する反転台51に軸支
される支持ロツド54の上部に固定される。支持
ロツド54の下端は反転台51から下方に若干延
出し、延出端にエアシリンダ55の駆動ロツド5
6の先端が軸着される。挾圧板53の、栽培びん
13の首部に当接する部位には、首部の外形にあ
わせて半円状の凹部が形成されている。上記エア
シリンダ55は両側から延出する駆動ロツド56
を互いに逆方向に突出入するよう作動するもの
で、駆動ロツド56を突出させることにより、て
こ機構により挾圧板53が栽培びん13の首部に
当接し、首部が押さえつけられることによつてコ
ンテナ10に収容された栽培びん13が押圧さ
れ、コンテナ10内に保持されるのである。この
ようにコンテナ10および栽培びん13を保持し
て反転台51を反転させることによつて、コンテ
ナ10と栽培びん13を側方から搬入ステーシヨ
ンAのレール35上に倒立させさて支持すること
ができる。
搬出ステーシヨンDにも上記と同様の構成より
なる搬出装置が設けられている。
続いて動作について説明する。
各、搬入ステーシヨンA、穿孔ステーシヨン
B、掻き出しステーシヨンC、ブラシステーシヨ
ンD、搬出ステーシヨンEの上方のレール35上
に各ステーシヨンでの作業が終了した栽培びん1
3が支持されている状態から説明する。栽培びん
13はコンテナ10に収容されて倒立した状態で
レール35上に支持されている。
ここでシリンダ44が駆動されて、スライドバ
ー42が第2図上右方に移動する。これにより各
ステーシヨンの最後列の栽培びん13が各押圧ロ
ツド40に押圧され、コンテナ内の栽培びんが一
斉に目白押しに押圧されてレール35上を滑つて
移動し、コンテナ10と共に次段階の各ステーシ
ヨン上に整列して移動される。各押圧ロツド40
は、前回と次回のステーシヨン間の、押圧板37
と押圧板37の間隙Y内に位置する位置まで移動
している。次にシリンダ31a,31b,31
c,31dが縮退するように駆動され、これによ
り搬送レール枠30がレール35上に栽培びん1
3を載せたまま下降する。栽培びん13は首部が
受筒24内に進入し、なおも下降することによつ
て栽培びん13の肩部がスペーサ25上端面に当
接して支持される。搬送レール枠30がなおも下
降すると、レール35は栽培びん13をスペーサ
ー25上に残した状態で下降し、穿孔ステーシヨ
ンB、掻き出しステーシヨンC、ブラシステーシ
ヨンDでは、押圧板37,37がコンテナ10を
介してスペーサー25上端面との間で栽培びん1
3を挾圧し、固定する。このとき、搬送レール枠
30は、昇降台20上面に設けられているゴム等
からなる緩衝部材60(第3図)上面に押圧さ
れ、搬送レール枠30と昇降台20とが一体化さ
れる。
次いでクランク装置22が駆動されて昇降台2
0が搬送レール枠30と共に下降し、また同時
に、ドリル14、掻き出し刃15、ブラシ16が
一斉に回転駆動される。これにより、穿孔ステー
シヨンBではドリル14が栽培びん13の培基中
に進入し、培基中に穿孔し、対応する培基は下方
に落下排出される。掻き出しステーシヨンCで
は、前回穿孔されて中央部に大きな孔が形成され
ている培基中に2枚の刃15a,15bが回転し
つつ進入する。2枚の刃15a,15bはスプリ
ングによつて外方に付勢されていること、また遠
心力が作用することによつてびん内壁に先端が当
接しつつ、回転かつびん内を上昇し、培基を切刃
によつて切削して掻き落とすのである。切削され
た培基はびん口から下方に落下して排出される。
ブラシステーシヨンDでは、ブラシ16が回転
しつつ栽培びん13内に進入し、びん内壁に付着
している多少の培基をこすり落とし、びん内を清
掃するのである。
一方昇降台20が下降することによつて、押圧
ロツド40は各ステーシヨン間の押圧板37の間
隙Yから上方に出て、押圧板37の上方に位置す
る状態となる。ここでシリンダ44が駆動されて
スライドバー42が第2図上左方に駆動され、押
圧ロツド40が待機位置に戻るのである。
次に昇降台20が上昇し、シリンダ31a,3
1b,31c,31dが伸長されて搬送フレーム
枠30が上昇して待機位置に戻る。
搬入ステーシヨンAには前記したように、反転
台51上に載置されているコンテナ10を保持し
たまま反転台51を反転させてコンテナ10およ
び栽培びん13をレール35上に搬入する。
なお反転台51上へは搬入コンベヤを接続し
て、コンテナを自動的に反転台51上へ供給する
ようにすることができる。
また搬出ステーシヨンEからは、培基の掻き出
しの終了した栽培びん13をコンテナ10と共に
挾圧板53によつて反転台51に保持したのち、
反転台51を反転させて搬出ステーシヨンE側方
に取り出すのである。この反転台51に搬出コン
ベヤを接続して、反転台51上からコンテナ10
を搬出コンベヤに移送してコンテナを搬出させる
ようにすることができる。
前記の穿孔ステーシヨンB、掻き出しステーシ
ヨンCでは、ドリル14、掻き出し刃15が回転
することによつて、培基からの抵抗により栽培び
ん13が同方向に回転しようとするが、第5図に
示すように、栽培びん13が回転しようとする
と、栽培びん13と支持片26との間隙内にゴム
製等のスペーサー25がくい込もうとし、その反
力によつて栽培びん13が回り止めされる。
上記実施例では、搬入ステーシヨンA、穿孔ス
テーシヨンB、掻き出しステーシヨンC、ブラシ
ステーシヨンD、搬出ステーシヨンEの5ステー
シヨンを設けたが、本発明では、少なくとも搬入
ステーシヨン、掻き出しステーシヨン、搬出ステ
ーシヨンの3ステーシヨンを有すればよく、穿孔
ステーシヨン、ブラシステーシヨンは必ずしも設
けなくともよい。
また上記実施例では、栽培びん13を固定した
昇降台20側を昇降させるようにしたが、ドリル
14、掻き出し刃15、ブラシ16側を昇降させ
ても、あるいは双方を相対的に接離動させてもよ
い。この場合、押圧ロツド40の押圧板37の上
方に出ないときは、押圧ロツド側をされに上下動
させる機構を付加し、押圧ロツドを鉛直面内で下
向きのコの字状に往復動させて、押圧ロツドが待
機位置に戻る際の押圧板37等からの空間的な障
害を回避するようにするとよい。
あるいはまた第8図に示すように搬送レール枠
30(押圧板を含む)を横方向に開放するコの字
状に形成して、このコの字開放部から搬送レール
枠30内に押圧ロツド40を進入させるようにし
てもよい。この場合押圧ロツド40を無端チエー
ン(図示せず)に複数本一定間隔をおいて連結し
て鉛直面内で回転させるようにすれば、押圧ロツ
ド40の往復動機構は必要なくなる。このような
押圧ロツドのみの循環駆動機構は、従来のように
フラツトコンベヤそのものを循環駆動させるのに
比して、装置の大型化、複雑化は回避できる。
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々
説明したが、本発明はこの実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多
くの改変を施し得るのはもちろんのことである。
(発明の効果) 以上のように本発明に係る培基掻出装置によれ
ば、レール上に倒立して支持した栽培びんを押圧
装置の押圧ロツドによつて押動して、レール上を
滑らせて搬送するようにしたので、無端のフラツ
トコンベヤによる搬送機構に比して、装置の小型
化、簡易化が達成でき、コストの低減化が図れ
る。
また、栽培びんはコンテナに収容されたままレ
ール上に倒立支持されるので、最後列の栽培びん
を押圧ロツドで押圧することによつて、複数本の
栽培びんを整列させたまま容易に次ステーシヨン
に搬入できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は培基掻出装置の一実施例を示す正面
図、第2図はその平面図、第3図は縦断面図であ
る。第4図は掻き出し刃の一実施例を示す説明
図、第5図は受筒とスペーサーを示し、同図aは
平面図、bは断面図である。第6図は搬送レール
枠の概略を示す斜視図、第7図はコンテナの反転
搬入装置を示す。第8図は搬送レール枠の他の実
施例を示す説明図である。 A……搬入ステーシヨン、B……穿孔ステーシ
ヨン、C……掻き出しステーシヨン、D……ブラ
システーシヨン、E……搬出ステーシヨン、10
……フレーム枠、12……コンテナ、13……栽
培びん、14……ドリル、15……掻き出し刃、
16……ブラシ、20……昇降台、24……受
筒、25……スペーサー、30……搬送レール
枠、35……レール、37……押圧板、40……
押圧ロツド、41……連結桿、50……反転搬入
装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンテナ内に収容された栽培びんがコンテナ
    と共に倒立して搬入される搬入ステーシヨンと、
    コンテナに収容された栽培びんがコンテナと共に
    倒立して支持され、各栽培びんの下方に設けられ
    た掻き出し刃が回転しつつびん口から栽培びん内
    に進入して培基を掻き出す掻き出しステーシヨン
    と、培基が掻き出された栽培びんがコンテナと共
    に倒立して移入される搬出ステーシヨンの少なく
    とも3ステーシヨンを備える培基掻出装置におい
    て、 各ステーシヨン間のコンテナおよび栽培びんの
    搬送機構として、 各ステーシヨンの上方空間に亘つて、倒立して
    いる栽培びんの両肩部に当接して栽培びんを支持
    するレールを複数本平行に設け、搬出ステーシヨ
    ンを除く各ステーシヨンの最後列に位置する栽培
    びんに当接して搬送方向に押動し、コンテナに収
    容されている栽培びんを前記レール上を滑らせて
    次ステーシヨンに搬入する押圧ロツドを有する押
    圧装置を設けたことを特徴とする培基掻出装置。
JP1342521A 1989-12-27 1989-12-27 培基掻出装置 Granted JPH03198717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1342521A JPH03198717A (ja) 1989-12-27 1989-12-27 培基掻出装置

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JP1342521A JPH03198717A (ja) 1989-12-27 1989-12-27 培基掻出装置

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3068715A Division JPH0673415B2 (ja) 1991-03-09 1991-03-09 培基掻出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03198717A JPH03198717A (ja) 1991-08-29
JPH0439965B2 true JPH0439965B2 (ja) 1992-07-01

Family

ID=18354391

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1342521A Granted JPH03198717A (ja) 1989-12-27 1989-12-27 培基掻出装置

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Country Link
JP (1) JPH03198717A (ja)

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US8012782B2 (en) 1995-03-18 2011-09-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for producing display device

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