JPH0439948Y2 - - Google Patents

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JPH0439948Y2
JPH0439948Y2 JP10235687U JP10235687U JPH0439948Y2 JP H0439948 Y2 JPH0439948 Y2 JP H0439948Y2 JP 10235687 U JP10235687 U JP 10235687U JP 10235687 U JP10235687 U JP 10235687U JP H0439948 Y2 JPH0439948 Y2 JP H0439948Y2
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JP
Japan
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fixing member
steel cloth
frame fixing
cloth frame
building
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JP10235687U
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JPS647650U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、外部足場から建物へ渡るための渡り
通路に関する。
〔従来の技術〕
一般に、外部足場から建物へ渡るためには、第
6図に示す如く、外部足場11と建物13の渡る
場所との間に布板15を縦に掛けて、布板15が
ずれて外れないように布板15と外部足場11
を、例えば鉄線などの係止部材17により、縛り
付けて係止していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような外部足場から建物へ
の渡り通路19では、外部足場11と建物13の
渡る場所との高さの差が大きい場合は、外部足場
から建物への渡り通路19の勾配が急になり、人
間が渡り難いという問題があつた。
又、外部足場から建物への渡り通路19を渡る
場合は荷物を持つことが多いため、勾配が急な場
合は足を踏み外す虞があり、危険であるという問
題があつた。
さらに、外部足場から建物への渡り通路19を
作るには、布板15を係止部材17により係止し
なければならず、又、外部足場から建物への渡り
通路19を移動する場合は、係止部材17を解い
て布板15を外し、その布板15を移動場所に持
つていき、係止部材17により新たに係止しなけ
ればならないため、手間がかかるという問題があ
つた。
〔考案の目的〕
本考案は上記のような問題点を解決するために
なされたもので、外部足場と建物の渡る場所との
高さがこと異なつても安全に渡ることができると
共に、足場部材への取付けが容易にできる外部足
場から建物への渡り通路を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係わる外部足場から建物への渡り通路
は、間隔をおいて水平方向に対向配置される一対
の手すり部材と、これ等の手すり部材の下端に一
端を水平方向に固着され、少なくとも基準鋼製布
枠幅の二倍長を有する中段鋼製布枠固定用部材
と、この中段鋼製布枠固定用部材の上方に所定間
隔をおいて配置され、一端を前記手すり部材に水
平方向に固着され、少なくとも前記基準鋼製布枠
幅の二倍長を有する上段鋼製布枠固定用部材と、
前記手すり部材から所定間隔をおいた前記中段鋼
製布枠固定用部材に上端を鉛直に固着される支持
部材と、この支持部材の下端に一端を水平に固着
され、少なくとも前記基準鋼製布枠幅と同一の長
さを有する下段鋼製布枠固定用部材と、前記中段
鋼製布枠固定用部材の他端側、前記上段鋼製布枠
固定用部材の他端側及び前記下段鋼製布枠固定用
部材の他端側とを相互に連結する補強部材と、少
なくとも前記上段鋼製布枠固定用部材及び前記下
段鋼製布枠固定用部材の他端又は前記補強部材に
配置される固定部材とを備えたものである。
〔考案の作用〕
本考案においては、外部足場よりも建物の渡る
場所が低い場合は、上段鋼製布枠固定用部材の足
場部材側と中段鋼製布枠固定用部材の建物側に基
準鋼製布枠が配置される。一方、外部足場よりも
建物の渡る場所が高い場合は、中段鋼製布枠固定
用部材の建物側と下段鋼製布枠固定用部材に基準
鋼製布枠が配置される。又、外部足場と建物の渡
る場所とがほぼ同じぐらいの高さにある場合は、
中段鋼製布枠固定用部材に二枚の基準鋼製布枠が
配置される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例につい
て説明する。
第1図及び第2図は、本考案の外部足場から建
物への渡り通路の一状態を示すもので、図におい
て符号31は、建物の外側に沿つて鉛直方向に配
置される足場部材を示している。
足場部材31と外部足場から建物への渡り通路
とは、断面薄肉円筒状の金属製パイプより構成さ
れ、足場部材31には、外部足場から建物への渡
り通路が構成されている一対の手すり部材33が
間隔をおいて水平に対向配置されている。
手すり部材33の下端には、少なくとも基準鋼
製布枠35幅の二倍長を有する中段鋼製布枠固定
用部材37の一端が水平方向に固着されている。
ここで、基準鋼製布枠35は、長手方向両側に
それぞれ二箇所づつ断面半円状の係止片を有して
おり、この係止片を中段鋼製布枠固定用部材37
と上段鋼製布枠固定用部材39に係止することに
より固定される。
又、中段鋼製布枠固定用部材37の上方に階段
一段分の間隔をおいて、少なくとも基準鋼製布枠
35幅の二倍長を有する上段鋼製布枠固定用部材
39の一端が、水平に手すり部材33に固着され
ている。
この手すり部材33から少なくとも基準鋼製布
枠35幅の間隔をおいた中段鋼製布枠固定用部材
37に、支持部材41の一端が鉛直に固着されて
いる。
この支持部材41の下端に少なくとも基準鋼製
布枠35の長さを有する下段鋼製布枠固定用部材
43の一端が、水平に固着されている。
又、中段鋼製布枠固定用部材37の他端側,上
段鋼製布枠固定用部材39の他端側及び下段鋼製
布枠固定用部材43の他端側とが補強部材により
相互に連結されている。
さらに、手すり部材33の上端,上段鋼製布枠
固定用部材39及び下段鋼製布枠固定用部材43
の足場端には、固定部材47が配置されている。
この固定部材47は、第3図に示す如く、ボルト
55を有する締付部材57と、ボルト溝を有する
半球状部材59とから形成されている。そして、
この固定部材47は、締付部材57と半球状部材
59に足場部材31のパイプを嵌合させ、半球状
部材59のボルト溝にボルト55を嵌合させ、ナ
ツト61を締め付けることにより、手すり部材3
3,上段鋼製布枠固定用部材39及び下段鋼製布
枠固定用部材43を足場部材31に固定すること
ができる。
以上のように構成された外部足場から建物への
渡り通路では、建物49の渡る場所がほぼ支持部
材41の側方に位置するように、手すり部材3
3,上段鋼製布枠固定用部材39及び下段鋼製布
枠固定用部材43に配置された固定部材47が足
場部材31に固定される。
そして、この状態では、第1図に示す如く、外
部足場51よりも建物49の渡る場所の方が低い
ので、基準鋼製布枠35は、上段鋼製布枠固定用
部材39の足場部材側と中段鋼製布枠固定用部材
37の建物側に配置される。
第4図は、外部足場51よりも建物49の渡り
場所の方が高い場合に本考案の外部足場から建物
への渡り通路を使用した状態を示している。この
状態では、基準鋼製布枠35が中段鋼製布枠固定
用部材37の建物側と下段鋼製布枠固定用部材4
3に配置される。
第5図は、建物49の渡り場所が足場通路51
とほぼ同じぐらいの高さにある場合に本考案の外
部足場から建物への渡り通路を使用した状態を示
している。この状態では、中段鋼製布枠固定用部
材37には、二枚の基準鋼製布枠35が配置され
る。
以上のように構成された外部足場から建物への
渡り通路では、外部足場51と建物49の渡る場
所との高さが異なつても、固定部材47の固定位
置を変え、又、基準鋼製布枠35の配置位置を変
えることにより、安全に渡ることができる。
又、外部足場51と建物49の渡る場所との高
さの差が大きい場合は、外部足場から建物への渡
り通路を階段にし、さらに、外部足場から建物へ
の渡り通路に手すり部材33を設けたので、外部
足場51から建物49へ安全に渡ることができ
る。
さらに、従来のように外部足場から建物への渡
り通路を固定するのに鉄線などの係止部材17に
より係止するといつたことを要しないため、外部
足場から建物への渡り通路を簡単に取り付けるこ
とができ、かつ、移動することができる。
尚、手すり部材33の上端に配置される固定部
材47は、足場部材31のパイプを把持して水平
移動を阻止するためだけの固定部材47であつて
もよい。
又、手すり部材33の下端が、建物49に支持
されていると一層の安全性を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案では、外部足場から
建物への渡り通路を、間隔をおいて水平方向に対
向配置される一対の手すり部材と、これ等の手す
り部材の下端に一端を水平方向に固着され、少な
くとも基準鋼製布枠幅の二倍長を有する中段鋼製
布枠固定用部材と、この中段鋼製布枠固定用部材
の上方に所定間隔をおいて配置され、一端を前記
手すり部材に水平方向に固着され、少なくとも前
記基準鋼製布枠幅の二倍長を有する上段鋼製布枠
固定用部材と、前記手すり部材から所定間隔をお
いた前記中段鋼製布枠固定用部材に上端に固着さ
れる支持部材と、この支持部材の下端に一端を水
平に固着され、少なくとも前記基準鋼製布枠幅と
同一の長さを有する下段鋼製布枠固定用部材と、
前記中段鋼製布枠固定用部材の他端側,前記上段
鋼製布枠固定用部材の他端側及び前記下段鋼製布
枠固定用部材の他端側とを相互に連結する補強部
材と、少なくとも前記上段鋼製布枠固定用部材及
び前記下段鋼製布枠固定用部材の他端又は前記補
強部材に配置される固定部材とから構成したの
で、外部足場と建物の渡る場所との高さが異なつ
ても安全に渡ることができると共に、足場部材へ
の取付けを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る外部足場から建物への渡
り通路の一実施例の一使用状態を示す斜視図、第
2図は本考案に係る外部足場から建物への渡り通
路の一実施例を示す側面図、第3図は本考案に係
る外部足場から建物への渡り通路の固定部材を示
す斜視図、第4図は本考案に係る外部足場から建
物への渡り通路の他の使用状態を示す側面図、第
5図は本考案に係る外部足場から建物への渡り通
路のさらに他の使用状態を示す側面図、第6図は
従来の外部足場から建物への渡り通路を示す斜視
図である。 31……足場部材、33……手すり部材、35
……基準鋼製布枠、37……中段鋼製布枠固定用
部材、39……上段鋼製布枠固定用部材、41…
…支持部材、43……下段鋼製布枠固定用部材、
45……補強部材、47……固定部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間隔をおいて水平方向に対向配置される一対の
    手すり部材と、これ等の手すり部材の下端に一端
    を水平方向に固着され、少なくとも基準鋼製布枠
    幅の二倍長を有する中段鋼製布枠固定用部材と、
    この中段鋼製布枠固定用部材の上方に所定間隔を
    おいて配置され、一端を前記手すり部材に水平方
    向に固着され、少なくとも前記基準鋼製布枠幅の
    二倍長を有する上段鋼製布枠固定用部材と、前記
    手すり部材から所定間隔をおいた前記中段鋼製布
    枠固定用部材に上端を鉛直に固着される支持部材
    と、この支持部材の下端に一端を水平に固着さ
    れ、少なくとも前記基準鋼製布枠幅と同一の長さ
    を有する下段鋼製布枠固定用部材と、前記中段鋼
    製布枠固定用部材の他端側,前記上段鋼製布枠固
    定用部材の他端側及び前記下段鋼製布枠固定用部
    材の他端側とを相互に連結する補強部材と、少な
    くとも前記上段鋼製布枠固定用部材及び前記下段
    鋼製布枠固定用部材の他端又は前記補強部材に配
    置される固定部材とを備えたことを特徴とする外
    部足場から建物への渡り通路。
JP10235687U 1987-07-03 1987-07-03 Expired JPH0439948Y2 (ja)

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JPS647650U JPS647650U (ja) 1989-01-17
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