JPH06323003A - 仮設階段 - Google Patents
仮設階段Info
- Publication number
- JPH06323003A JPH06323003A JP13526093A JP13526093A JPH06323003A JP H06323003 A JPH06323003 A JP H06323003A JP 13526093 A JP13526093 A JP 13526093A JP 13526093 A JP13526093 A JP 13526093A JP H06323003 A JPH06323003 A JP H06323003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- staircase
- connecting member
- plate
- temporary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建設現場で高さの異なる上下階の間に掛ける
仮設階段において、傾きを調節して任意の傾斜角に対応
して掛けられるようにするとともに、取り扱いを容易に
した。 【構成】 平行な２本の傾斜支柱１の間に、複数の段板
２を一定間隔で配置して両端を軸連結し、各段板２に連
結材３を取付けてその後端をリンク連結棒４に軸連結
し、傾斜支柱１と各段板２とリンク連結棒４とで平行四
辺形リンクを構成するようにした。
仮設階段において、傾きを調節して任意の傾斜角に対応
して掛けられるようにするとともに、取り扱いを容易に
した。 【構成】 平行な２本の傾斜支柱１の間に、複数の段板
２を一定間隔で配置して両端を軸連結し、各段板２に連
結材３を取付けてその後端をリンク連結棒４に軸連結
し、傾斜支柱１と各段板２とリンク連結棒４とで平行四
辺形リンクを構成するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、構築物の施工現場で上
下階の間を上り下りできるようにした仮設階段に関し、
特に階段の傾斜を変更できるようにしたものである。
下階の間を上り下りできるようにした仮設階段に関し、
特に階段の傾斜を変更できるようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、構築物の施工現場では、建築工事
が進んで階段部材を設置することができれば、その階段
部材を使用して上下階を行き来できるようになるが、そ
の設置前に上下階の間を作業員が上り下りしたり、背の
高さより高い位置の作業をするためには、上下階の間や
壁部に対して梯子を掛けて上り下りするのが一般的であ
り、また固定式の仮設階段を配置することも行なわれて
いる。
が進んで階段部材を設置することができれば、その階段
部材を使用して上下階を行き来できるようになるが、そ
の設置前に上下階の間を作業員が上り下りしたり、背の
高さより高い位置の作業をするためには、上下階の間や
壁部に対して梯子を掛けて上り下りするのが一般的であ
り、また固定式の仮設階段を配置することも行なわれて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、構築物の施工現
場では、上下階の上り下りに梯子を使用しているが、梯
子では上り下りする作業員が不安定であり、両手に資材
などを持って上り下りすることは困難であった。また従
来の仮設階段を使用する場合は、階段の段数の調節が困
難であり、高さの異なる上下階に適用するのが不便であ
った。そこで本発明は、建築現場で高さの異なる上下階
に傾きを調整して適用できるようにした仮設階段を提供
することを目的とする。
場では、上下階の上り下りに梯子を使用しているが、梯
子では上り下りする作業員が不安定であり、両手に資材
などを持って上り下りすることは困難であった。また従
来の仮設階段を使用する場合は、階段の段数の調節が困
難であり、高さの異なる上下階に適用するのが不便であ
った。そこで本発明は、建築現場で高さの異なる上下階
に傾きを調整して適用できるようにした仮設階段を提供
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成した仮設階段であり、それは平行な２本の傾斜支柱の
間に、複数の段板を一定間隔に配置して、各段板の両端
をそれぞれ傾斜支柱に軸支する。また、各段板の両端に
段板の後方に向かう連結材を取付け、両側の各連結材
を、それぞれ傾斜支柱と平行に配置したリンク連結棒に
軸連結させて、両側における傾斜支柱と各連結材とリン
ク連結棒とで平行四辺形リンクを構成した。さらに両側
の傾斜支柱とリンク連結棒とのそれぞれの下端に、接地
板の前後端部を軸支するとともに、その接地板は連結材
と同様に平行四辺形リンクを構成するようにした。
成した仮設階段であり、それは平行な２本の傾斜支柱の
間に、複数の段板を一定間隔に配置して、各段板の両端
をそれぞれ傾斜支柱に軸支する。また、各段板の両端に
段板の後方に向かう連結材を取付け、両側の各連結材
を、それぞれ傾斜支柱と平行に配置したリンク連結棒に
軸連結させて、両側における傾斜支柱と各連結材とリン
ク連結棒とで平行四辺形リンクを構成した。さらに両側
の傾斜支柱とリンク連結棒とのそれぞれの下端に、接地
板の前後端部を軸支するとともに、その接地板は連結材
と同様に平行四辺形リンクを構成するようにした。
【０００５】
【作用】上記の仮設階段では、両側における傾斜支柱と
各連結材とリンク連結棒と接地板とで平行四辺形リンク
を構成するとともに、それぞれの交差部を回動可能な軸
連結にしているので、上下階の高さが異なる位置に仮設
階段を掛ける場合に、傾斜支柱の傾斜角度を変えて掛け
ても、各段板を水平面と平行に保つことができる。なお
仮設階段の下端の接地板を水平な床面に固定しておけ
ば、任意の傾きに調整して仮設階段を掛けることがで
き、その状態で各段板を接地板と平行、すなわち水平に
保つことができる。
各連結材とリンク連結棒と接地板とで平行四辺形リンク
を構成するとともに、それぞれの交差部を回動可能な軸
連結にしているので、上下階の高さが異なる位置に仮設
階段を掛ける場合に、傾斜支柱の傾斜角度を変えて掛け
ても、各段板を水平面と平行に保つことができる。なお
仮設階段の下端の接地板を水平な床面に固定しておけ
ば、任意の傾きに調整して仮設階段を掛けることがで
き、その状態で各段板を接地板と平行、すなわち水平に
保つことができる。
【０００６】
【実施例】本発明の仮設階段の実施例を図１、２により
説明する。仮設階段は例えば建築中の上下階の間に掛け
て使用され、２本の平行な傾斜支柱１の間に段板２を一
定間隔で複数枚、回動可能に軸支した構成である。傾斜
支柱１は断面長方形の長い角材に形成され、長方形の段
板２の両端が軸５により回動可能に両側の傾斜支柱１に
支持されている。なお傾斜支柱１と段板２は金属製であ
り、段板２の前側端部は下側に下り曲げられ、後側端部
は上に折り曲げられている。
説明する。仮設階段は例えば建築中の上下階の間に掛け
て使用され、２本の平行な傾斜支柱１の間に段板２を一
定間隔で複数枚、回動可能に軸支した構成である。傾斜
支柱１は断面長方形の長い角材に形成され、長方形の段
板２の両端が軸５により回動可能に両側の傾斜支柱１に
支持されている。なお傾斜支柱１と段板２は金属製であ
り、段板２の前側端部は下側に下り曲げられ、後側端部
は上に折り曲げられている。
【０００７】各段板２の両側に、後方に向かって棒状の
連結材３が取付られ、両側の各連結材３の後端を、各傾
斜支柱１と平行に設けたリンク連結棒４に軸９で連結さ
れている。そして仮設階段の両側において、傾斜支柱１
と各段板２とリンク連結棒４とで平行四辺形リンクが形
成され、段板２を水平に保って、傾斜支柱１の傾き角度
を調整できるようになっている。
連結材３が取付られ、両側の各連結材３の後端を、各傾
斜支柱１と平行に設けたリンク連結棒４に軸９で連結さ
れている。そして仮設階段の両側において、傾斜支柱１
と各段板２とリンク連結棒４とで平行四辺形リンクが形
成され、段板２を水平に保って、傾斜支柱１の傾き角度
を調整できるようになっている。
【０００８】仮設階段の上端の一対の傾斜支柱１の間
に、手摺のための横棒６が取付けられ、仮設階段の下端
の両側の傾斜支柱１のそれぞれに接地板７が配置され、
各接地板７の前後端部はそれぞれ傾斜支柱１とリンク連
結棒４とに軸連結され、前記連結材３と同様に平行四辺
形リンクを構成するようになっている。このため接地板
７を水平な床面に固定すれば、傾斜支柱１の傾きを変え
ても各段板２を水平に保つことができる。また接地板７
と傾斜支柱１との間に両者のなす角度を固定する角度ス
トッパー８が設けられ、段板２の上に作業員が乗って荷
重が作用しても両者のなす角度が変わらないようにでき
るようにしている。なお角度ストッパー８は、下部の段
板２と傾斜支柱１の間に設けてもよい。
に、手摺のための横棒６が取付けられ、仮設階段の下端
の両側の傾斜支柱１のそれぞれに接地板７が配置され、
各接地板７の前後端部はそれぞれ傾斜支柱１とリンク連
結棒４とに軸連結され、前記連結材３と同様に平行四辺
形リンクを構成するようになっている。このため接地板
７を水平な床面に固定すれば、傾斜支柱１の傾きを変え
ても各段板２を水平に保つことができる。また接地板７
と傾斜支柱１との間に両者のなす角度を固定する角度ス
トッパー８が設けられ、段板２の上に作業員が乗って荷
重が作用しても両者のなす角度が変わらないようにでき
るようにしている。なお角度ストッパー８は、下部の段
板２と傾斜支柱１の間に設けてもよい。
【０００９】
【発明の効果】本発明の仮設階段は、傾斜支柱と各段板
とリンク連結棒とを回動可能な軸で連結するとともに平
行四辺形リンクに構成しているので、各段板を水平に保
って傾斜支柱の傾きを変更でき、高さの異なる上下階に
容易に対応して掛けることができ、また資材の運搬状況
に応じて階段の傾斜を調整することができる。また、仮
設階段を保管したり運搬するときは、段板と傾斜支柱と
の成す角度を小さくすれば、その扱いが容易になる。
とリンク連結棒とを回動可能な軸で連結するとともに平
行四辺形リンクに構成しているので、各段板を水平に保
って傾斜支柱の傾きを変更でき、高さの異なる上下階に
容易に対応して掛けることができ、また資材の運搬状況
に応じて階段の傾斜を調整することができる。また、仮
設階段を保管したり運搬するときは、段板と傾斜支柱と
の成す角度を小さくすれば、その扱いが容易になる。
【図１】本発明の仮設階段の側面図である。
【図２】本発明の仮設階段の斜視図である。
１ 傾斜支柱 ２ 段板 ３ 連結材 ４ リンク連結棒 ７ 接地板
Claims (2)
- 【請求項１】 平行な２本の傾斜支柱の間に、複数の段
板を一定間隔に配置して、各段板の両端をそれぞれ傾斜
支柱に軸支するとともに、各段板の両端に段板の後方に
向かう連結材を取付け、両側の各連結材をそれぞれ傾斜
支柱と平行に配置したリンク連結棒に軸連結させて、両
側における傾斜支柱と各連結材とリンク連結棒とで平行
四辺形リンクを構成したことを特徴とする仮設階段。 - 【請求項２】 両側の傾斜支柱とリンク連結棒との下端
に、接地板の前後端部を軸支するとともに、その接地板
は連結材と同様に平行四辺形リンクを構成することを特
徴とする請求項１に記載の仮設階段。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13526093A JPH06323003A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 仮設階段 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13526093A JPH06323003A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 仮設階段 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06323003A true JPH06323003A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=15147547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13526093A Pending JPH06323003A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 仮設階段 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06323003A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104925259A (zh) * | 2015-06-19 | 2015-09-23 | 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 | 一种角度自适应梯子 |
| CN107513937A (zh) * | 2017-10-16 | 2017-12-26 | 湖南匡楚科技有限公司 | 市政用公共人行桥楼梯 |
| JP6375434B1 (ja) * | 2017-12-18 | 2018-08-15 | 株式会社エフビーエス・ミヤマ | タラップ |
| JP2020169446A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | トヨタホーム株式会社 | 階段の固定方法及び階段構造 |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP13526093A patent/JPH06323003A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104925259A (zh) * | 2015-06-19 | 2015-09-23 | 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 | 一种角度自适应梯子 |
| CN107513937A (zh) * | 2017-10-16 | 2017-12-26 | 湖南匡楚科技有限公司 | 市政用公共人行桥楼梯 |
| JP6375434B1 (ja) * | 2017-12-18 | 2018-08-15 | 株式会社エフビーエス・ミヤマ | タラップ |
| JP2019108707A (ja) * | 2017-12-18 | 2019-07-04 | 株式会社エフビーエス・ミヤマ | タラップ |
| JP2020169446A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | トヨタホーム株式会社 | 階段の固定方法及び階段構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU2017221870B2 (en) | Improved frame for climbing screen | |
| US20100293875A1 (en) | Stairway for Use on Building Sites | |
| US4585204A (en) | Concrete forming system | |
| GB2207177A (en) | An ascent arrangement for scaffolding including at least one staircase | |
| US3307653A (en) | Demountable stairway unit | |
| JPH06323003A (ja) | 仮設階段 | |
| GB2178084A (en) | A supporting structure for grand stands | |
| EP0389932A1 (de) | Tragkonstruktion für Tribünen | |
| JPH0748868Y2 (ja) | 枠組足場の階段用手摺 | |
| JP3534437B2 (ja) | 伸縮足場装置 | |
| JP3084246B2 (ja) | らせん階段の仮設足場 | |
| JP3732888B2 (ja) | 踊場付き仮設階段 | |
| JPH0333390A (ja) | 昇降用具 | |
| JPH10220149A (ja) | 梯 子 | |
| JPS641395Y2 (ja) | ||
| JP2807776B2 (ja) | 仮設手摺り用巾木装置 | |
| JPH0620779U (ja) | スライド式仮設階段 | |
| JPH0740595Y2 (ja) | 足場設置及び解体作業用吊り台 | |
| JPH0318580Y2 (ja) | ||
| JPH078717Y2 (ja) | ローリングタワー | |
| JPS5912340Y2 (ja) | 塔屋周囲の手摺りの控柱取付構造 | |
| JP2565042Y2 (ja) | 階段の手摺りの支持構造 | |
| JPH0246591Y2 (ja) | ||
| JPH0620836Y2 (ja) | 工事用作業台 | |
| JP2599071B2 (ja) | ダム堤体築造用渡り通路の構造 |