JPH0439798A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、投入しに貨幣の金額表示を行う表示器を備え
るとともに、表示器に表示された残金の返却が可能な自
動販売機に関する。

（口〉　従来の技術 船釣に自動販売機は、本体前面に貨幣投入口と、投入さ
れた金額を表示する表示器と、商品の選択操作を行う選
択ボタンと、選択された商品を送出する販売口と、投入
金額の返却あるいは商品選択後の釣銭の返却操作を行う
返却ボタンとを配設している。そして、貨幣投入口と表
示器及び返却ボタンは、一般に本体前面の上部位置に配
置され、また販売口は本体前面の下部位置に設けられて
いる。（実開昭６４−１８３８２号公報）（ハ）発明が
解決しようとする課題 従って、貨幣の投入及び商品選択操作は視線を自動販売
機の上部に向け、そして商品取り出し時の視線は下部の
販売口に向かい、更に、残金の返却操作を行うためには
再度上部の返却ボタンに視線を向けて操作することが必
要となる。このため視線の移動動作が多くなって、顧客
による商品購入動作の所要時間が長くなり、例えば、職
域、学校、食堂等、短時間に多量の販売を必要とする場
所では、販売効率が低下する問題がある。

また、商品取り出し後の残金の返却操作は、視線を大き
く上方へ変えて表示器を確認し返却ボタンの操作を必要
とするため、残金の回収を忘れる顧客が多いとと６に、
投入金額の勘違いによるトラブルも多くなる問題がある
。

本発明はこのようなことから、顧客が容易に残金の確認
と返却操作ができ、かつその残金の回収忘れを防止する
ことのできる自動販売機を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、本体前面に貨幣投入口と、投入された金額を
表示する表示器と、商品の選択操作を行う選択ボタンと
、選択された商品を送出する販売口と、投入金額の返却
あるいは商品選択後の釣銭の返却操作を行う返却ボタン
とを配設した自動販売機において、前記販売口に近接し
て、釣銭を払い出す払出口と、商品選択後の残金を表示
する残金表示器と、この残金表示器に表示された釣銭の
返却操作を行う返却ボタンとを配置したものである。

また本発明は、本体前面に貨幣投入口と、投入された金
額を表示する表示器と、商品の選択操作を行う選択ボタ
ンと、選択された商品を送出する販売口と、投入金額の
返却あるいは商品選択後の釣銭の返却操作を行う返却ボ
タンとを配設した自動販売機において、前記貨幣投入口
に近接して設けた表示器と、前記販売口に近接して設け
た表示器と、貨幣投入口に近接して設けた表示器に投入
金額を表示させ前記返却ボタンの操作に基づき投入金額
表示を停止する制御手段と、販売口に近接して設けた表
示器に残金を表示させ前記返却ボタンの操作に基づき残
金表示を停止する制御手段とを備えたものである。

（ホ）作用 かかる構成の本発明は、販売口に送出された商品を取り
呂すときに、この販売口に近接設置した残金表示器に表
示される残金を確認し、残金がある場合は同じく近接設
置した釣銭の返却ボタンを操作して、近接設置した払出
口から釣銭を受は取ることができる。

また、貨幣投入口に貨幣が投入されると、制御手段が貨
幣投入口に近接設置した表示器に投入金額を表示し、商
品の選択操作が行われると、制御手段が販売口に近接設
置した表示器に残金を表示する。そして返却ボタンが操
作されると制御手段は表示器による金額表示を停止する
。

（へ）実施例 各図は本発明の実施例を示すものである。１は食券販売
用の自動販売機本体であり、前面には開閉可能な前面扉
２を設けている。

前面扉２は前面の上部位置に、貨幣投入口としての硬貨
投入口３と、投入した硬貨の返却と商品選択後の釣銭返
却を行うための返却ボタン４と、投入金額を表示する表
示器５とを、近接して配設している。

また硬貨投入口３、返却ボタン４、表示器５の下位位置
には、販売する食券毎の選択ボタン６を多数１設してい
るとともに、この選択ボタン６の下方には後方に凹んだ
取高ロアを設けている。

この取高ロアは、底部に受皿部７Ａを設け、この受皿部
７Ａの後部に対応する後壁面７Ｂに、食券を送出する販
売口８と、硬貨を払い出す払出口９を開口し、送出され
た食券と硬貨を受皿部７Ａ上に受は入れて、取り比しで
きるようにしているとともに、この受皿部７Ａに並設し
て取高ロア内には、残金を表示する残金表示器１ｏと、
この表示器１０に表示されｔｃ残余の返却操作を行う返
却ボタン１１とを設けている。

即ち、販売口８と払出口９と残金表示器１０と返却ボタ
ン１１は、取出ロア内に近接した状態に配設しており、
販売口８から送出された食券と、払出口９から払い出さ
れた硬貨と、残金表示器１０に表示された表示金額と、
返却ボタン１１とをそれぞれ視線を大きく変えることな
く確認できるようにしている。

また、１２は前面扉２の前面に設けた紙幣の投入口で、
１３は紙幣の返却口である。

一方、前面扉２を開くことによって開放される本体１内
には、前記硬貨投入口３から投入された硬貨を受は入れ
て真偽選別及び計数動作し硬貨信号を出力するとともに
、硬貨返却信号を人力すると釣銭を前記払出口９へ払い
出す硬貨処理装置１４と、前記紙幣の投入口１２から投
入された紙幣を受は入れて真偽選別及び計数動作し紙幣
信号を出力するとともに、紙幣返却信号の入力によって
紙幣を前記返却口１３へ送出する紙幣処理装置１５と、
販売（Ｓ号に基づいて巻紙に印字印刷した食券を販売口
８へ送出する食券発行装置１６とを設けている。

第５図は制御構成図を示すもので、１７は制御手段とし
てのＣＰＵである。このＣＰＵ　１７は、表示器５．１
０と、各選択スイッチ６毎に設けられ、選択スィッチ６
操作によって選択信号を出力する選択スイッチ１８と、
食券発行装置１６と、返却がタン４の操作により作動す
る返却スイッチ１９と、返却ボタン１１の操作により作
動する返却スイッチ２０と、前記硬貨処理装置１４、及
び紙幣処理装置１５をそれぞれ接続しており、ＲＯＭ２
１にメモリされたプログラムに基づいて制御動作するよ
うになっている。

第６図は前記ＣＰＵ１７による制御動作を示すフローチ
ャートである。

待機状態において、硬貨投入口３あるいは紙幣投入口１
２に貨幣が投入され、硬貨処理装置１４あるいは紙幣処
理装置１５が真偽選別して、投入した貨幣金額に相当す
る硬貨信号あるいは紙幣信号を入力すると（ステップＳ
ｌ）、ＣＰＵ１７は表示器５と表示器１０に、硬貨信号
と紙幣信号による合計投入金額を表示させる（ステップ
Ｓ２゜Ｓ３）。

そして、選択ボタン６の押圧操作により選択スイッチ１
８からの選択１３号を入力すると（ステップＳ４）、Ｃ
ＰＵｌ７は食券発行装置１６に販売信号を出力し、選択
された食券に対応する内容の印字印刷を食券発行装置１
６に行わせて販売口８へ送出させる（ステップ＄５）。

これによりＣＰＵ　１７は、選択された食券の金額を投
入金額から差し引き演算して、その結果を残金として表
示器１０に表示させる（ステップＳ６）。従ってこの時
点から、表示器５には投入金額が継続表示され、表示器
１０には残金が表示される。

顧客は、食券が販売−８から取出ロアの受皿部７Ａに送
出されると、その送出された食券に視線が向くとともに
、近接設置されている表示器１０に表示された残金を、
容易に確認することができる。

そして、ここで返却ボタン】１または返却ボタン４が押
圧操作され、ＣＰＵ　１７が返却スイッチ２０まｔこは
返却スイッチ１９からの返却信号を人力すると（ステッ
プＳ７）、ＣＰＵＩ　７は残金類に応じて、硬貨処理装
置１４へ硬貨返却信号を出力し、または紙幣処理装置１
５へは紙幣返却信号を出力、あるいは硬貨処理装置１４
と紙幣処理装置１５０両方へ返却信号を出力して、硬貨
処理装置１４あるいは紙幣処理装置１５による残金の払
い出しを行わせる（ステップＳ８）、従って、硬貨処理
装置１４から払い出された釣銭硬貨は、払出口９から取
出ロアの受皿部７Ａに送出され、紙幣処理装置１５から
払い出される釣銭紙幣は、返却口１３へ送出される。

Ｃの後、ＣＰＵ　］　７は表示器５による投入金額表示
を停止するとと６に、表示器１０による残金表示を停止
しくステップＳ９）、待機状態に復帰する。

一方、ステップＳ４で選択信号の入力が無い場合は、ス
テップＳｌＯで返却ボタン４または返却ボタン１１の押
圧操作による、返却スイッチ１９あるいは返却スイッチ
２０からの返却信号の入力の有無を判断し、入力が無い
場合はステップＳ４に戻り、また人力が有る場合は前記
したステップＳ８に進む。

また、ステップＳ７で返却信号の入力が無い場合は、ス
テップＳｌｌで所定時間経過したか否か判定され、経過
前であればステップＳ７に戻り、経過するとステップＳ
８に進む。

（ト）発明の効果 本発明は上記したように構成したものであるから、食券
の取出時に残金の確認が容易にでき、かつその残金の返
却要求を容易にできる。従って、学校、食堂等、短時間
に多量の販売を必要とする場所での販売効率の低下を防
止でき、かつ残金の回収忘れを防止できる効果を奏する
ものである。

また本発明は、残金の返却要求をするまで投入金額を確
認することができるため、投入金額の勘違いによるトラ
ブルも防止できる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示すしので、第１図は自動販売
機の正面図、第２図は前面扉を除いた本体の正面図、第
３図は販売口設置部分の縦断側面図、第４図は残金を表
示する表示器設置部分の縦断側面図、第５図は制御構成
図、第６図は制御フローチャートである。 ３・・・硬貨投入口、４−・返却ボタン、５・１表示器
、８・販売口、９　払出口、１０−・表示器、１１・−
返却ボタン、１７・・ＣＰＵ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、本体前面に貨幣投入口と、投入された金額を表示す
   る表示器と、商品の選択操作を行う選択ボタンと、選択
   された商品を送出する販売口と、投入金額の返却あるい
   は商品選択後の釣銭の返却操作を行う返却ボタンとを配
   設した自動販売機において、前記販売口に近接して、釣
   銭を払い出す払出口と、商品選択後の残金を表示する残
   金表示器と、この残金表示器に表示された釣銭の返却操
   作を行う返却ボタンとを配置したことを特徴とする自動
   販売機。 ２、本体前面に貨幣投入口と、投入された金額を表示す
   る表示器と、商品の選択操作を行う選択ボタンと、選択
   された商品を送出する販売口と、投入金額の返却あるい
   は商品選択後の釣銭の返却操作を行う返却ボタンとを配
   設した自動販売機において、前記貨幣投入口に近接して
   設けた表示器と、前記販売口に近接して設けた表示器と
   、貨幣投入口に近接して設けた表示器に投入金額を表示
   させ前記返却ボタンの操作に基づき投入金額表示を停止
   する制御手段と、販売口に近接して設けた表示器に残金
   を表示させ前記返却ボタンの操作に基づき残金表示を停
   止する制御手段とを備えことを特徴とする自動販売機。