JPH043962A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH043962A
JPH043962A JP10601690A JP10601690A JPH043962A JP H043962 A JPH043962 A JP H043962A JP 10601690 A JP10601690 A JP 10601690A JP 10601690 A JP10601690 A JP 10601690A JP H043962 A JPH043962 A JP H043962A
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Yoshiyuki Ishigaki
佳之 石垣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体装置、特にポリシリコン層上にシリ
サイド層を重ねて形成してなるポリサイド配線領域に導
電層を接続する改良されたコンタクト部を有する半導体
装置およびその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図(E)は従来の半導体装置の要部の断面図である
。同図において、1は例えばシリコン基板、2はゲート
酸化膜て、該ケート酸化膜2土−にはポリシリコン層3
とシリサイド層4との積層構造のポリサイド配線領域1
0か形成されている。6は酸化膜からなる絶縁性層間膜
、9は導電層て、該導電層9は上記絶縁性層間膜6上に
形成されその一部は上記ポリサイド配線領域10のシリ
サイド4に接触している。
第3図(A)乃至(D)は第3図(E)に示す上記半導
体装置の製造工程を説明する各工程における要部断面図
である。
第3図(A)に示すように、例えばシリコンの基板1の
主表面全面に約200人の厚さの絶縁性のケート酸化膜
形成用の酸化膜21を形成し、該醇化膜21上全面に約
2000人の厚さのポリシリコン層31と約2000人
の厚さの例えばタンクステンシリサイトからなるシリサ
イド層41を順次形成する。さらにシリサイド層41上
全面に約1gmの厚さのレジストを塗布した後、バター
ニンクして所定形状のレジスト膜5を形成する。
次に第3図(B)に示すように、レジスト5をマスクと
して反応性イオンエッチンク(以下ではRIEと称す)
により上記シリサイド層41およびポリシリコン層31
を順次エツチングした後、レジスト5を除去し、ゲート
酸化膜2上にポリシリコン層3とシリサイド層4との積
層構造からなるポリサイド配線領域10を構成する。
次に第3図(C)に示すように、化学的蒸着法(以下で
はCVDと称す)を用いて基板lおよび上記ポリサイド
配線領域10を覆って約3000人の厚さの酸化膜から
なる絶縁性の層間膜6を堆積し、該居間膜6上全面に約
l#L量の厚さのレジストを塗布した後、コンタクト部
形成用のバターニンクを行なって所定形状のレジスト膜
7を形成する。
次に第3図(D)に示すように、上記レジスト膜7をマ
スクとして例えばRIEを用いて上記層間膜6をエツチ
ングして、シリサイド層4に達するコンタクトホール8
を形成する。
次に、例えば弗酸を用いて上記シリサイド層4上の層間
膜6の残渣およびシリサイド層4上の自然酸化膜を完全
に除去した後、上記レジスト膜7を除去し、上記層間膜
6およびシリサイド層4上全面に約20同人の厚さのポ
リシリコンからなる導電層9を堆積し、第3図(E)に
示すコンタクト部を具えた半導体装置を得る。
〔発明か解決しようとする課題〕
上記のような構造の従来の半導体装置ては、コンタクト
部でポリサイド配線領域10に接続される導電層9は上
記ポリサイド配線領域10のシリサイド層4の主要面に
接続されているため、コンタクト部形成時の弗酸処理、
およびコンタクト部形成後に行なわれる約800°C以
上の熱処理により、1−記シリサイト層4か下地のポリ
シリコン層3から剥離し、コンタクト不良を起すという
問題かあった。
この発明は上記のようなコンタクト部におけるコンタク
ト不良の問題を解消するためになされたものである。
(課題を解決するための手段) この発明による半導体装置は、コンタクト部において、
導電層9かポリサイド配線領域IOのポリシリコン層3
に直接接触するか、あるいは上記ポリシリコン層と半導
体基板の双方に直接接触するように構成されている。
(作 用) この発明の半導体装置ては、導電層9かポリサイド配線
領域10の下地のポリシリコン層3、あるいはポリシリ
コン層と半導体基板の双方に直接接触しているから、コ
ンタクト部形成時の弗酸による処理や加熱処理によって
上記コンタクト部における接触不良か生ずることはない
〔実施例〕
第1図(F)はこの発明の半導体装置の第1の実施例の
要部の断面図である。同図において、lは例えばシリコ
ン基板、2はゲート酸化膜て、該ゲート酸化膜2上には
ポリシリコン層3とシリサイド層4との積層構造のポリ
サイド配線領域10か形成されている。6は酸化膜から
なる絶縁性層間膜、9は導電層で、該導電層9は上記絶
縁性層間膜6上に形成され、その一部は上記ポリサイド
配線領域lOのシリサイド層4を貫通して下地のポリシ
リコン層3に直接接触している。
第1図(A)乃至(E)は第1図(F)に示すこの発明
の半導体装置の製造工程を説明する各工程における要部
断面図である。
第1図(A)に示すように、例えばシリコンの基板lの
主表面全面に約200人の厚さの絶縁性のゲート酸化膜
形成用の酸化膜21を形成し、該酸化膜21上全面に約
2000人の厚さのポリシリコン層31と約2000人
の厚さの例えばタングステンシリサイドからなるシリサ
イド層41を順次形成する。次に、シリサイド層41上
全面に約1uLmの厚さのレジストを塗布した後、バタ
ーニングして所定形状のレジスト膜5を形成する。
次に第1図(B)に示すように、レジスト5をマスクと
してRIEにより上記シリサイド層41およびポリシリ
コン層31を順次エツチングした後、レジスト5を除去
し、ゲート酸化膜2上にポリシリコン層3とシリサイド
層4との積層構造を形成する。この積層構造は前述のポ
リサイド配線領域10を構成するものである。
次に第1図(C)に示すように、例えばCVD(化学的
蒸着法)を用いて基板lおよび上記ポリサイド配線領域
lOを覆って約3000人の厚さの酸化膜からなる絶縁
性の層間膜6を堆積し、該居間膜6下金面に約1延■の
厚さのレジストを塗布した後、コンタクト部形成用のバ
ターニングを行なって所定形状のレジスト膜7を形成す
る。
次に第1図(D)に示すように、上記レジスト膜7をマ
スクとして例えばRIEを用いて上記層間膜6をエツチ
ングして、シリサイド層4に達するコンタクトホール8
1を形成する。
次に第1図(E)に示すように、上記レジスト膜7をマ
スクとして例えばRIEを用いてさらにシリサイド層4
をエツチングして、下地のポリシリコン層3に達するコ
ンタクトホール82を形成する。
最後に、例えば弗酸な用いて上記シリサイド層4上の自
然酸化膜を完全に除去した後、上記レジスト膜7を除去
し、上記層間膜6およびポリシリコン層3下金面に約2
000人の厚さの例えばポリシリコンからなる導電層9
を堆積し、第1図(F)に示すコンタクト部を具えた半
導体装置を得る。
同第1図(F)から明らかなように、この発明の半導体
装置ては、導電層9はコンタクト部において、ポリサイ
ド配線領域l口の下地のポリシリコン層3に直接接触し
ている。
第2図はこの発明の第2の実施例の要部断面図である。
第2図の半導体装置ては、層間膜6およびシリサイド層
4を貫通して一部かポリサイド配線領域10の下地のポ
リシリコン層3に達し、残りの部分か半導体基板lに達
するコンタクトホールか形成され、居間膜6上および上
記コンタクトホール内に上記ポリシリコン層3と上記半
導体基板lの双方に直接接触する導電層9か形成されて
いる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、コンタクト部
においてポリサイド配線領域10に接続される導電層9
はポリシリコン層3に直接接触するように(第1図の実
施例)、またはポリシリコン層3と半導体基板lの双方
に直接接触するように(第2図の実施例)形成されるか
ら、従来の半導体装置のように、弗酸による処理や加熱
処理によりコンタクト部においてシリサイド層4とポリ
シリコン層4とか剥離してコンタクト不良を起すような
心配は全くなく、故障のない信頼性の極めて高い半導体
装置を得ることかてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)乃至(F)は、同図(F)に示す構造をも
ったこの発明による半導体装置の第1の実施例の製造方
法を説明する各製造工程における要部断面図、第2図は
この発明による半導体装置の第2の実施例の構造を示す
要部断面図、第3図(A)乃至(E)は、同図(E)に
示す構造をもった従来の半導体装置の製造方法を説明す
る各製造工程における要部断面図である。 1・・・基板、2・・・絶縁性酸化膜、3・・・ポリシ
リコン層、4・・・シリサイド層、6・・・絶縁膜(層
間膜)、9・・・導電層、10・・・ポリサイド配線領
域、82・・・コンタクトホール。 0寸いωトの9 & 日−あ 認 〇 − ) 八 −〜0嘘いωトの■9 &5;

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上の所定位置に絶縁性酸化膜を介して
    形成されたポリシリコン層とシリサイド層との積層構造
    からなるポリサイド配線領域と、該ポリサイド配線領域
    および上記半導体基板の表面を覆って形成された絶縁膜
    と、該絶縁膜および上記シリサイド層を貫通して上記ポ
    リシリコン層に達するように形成されたコンタクトホー
    ルと、上記コンタクトホール内で上記ポリシリコン層に
    直接接触するように少なくとも上記コンタクトホール内
    に形成された導電層とからなる半導体装置。
  2. (2)半導体基板上の所定位置に絶縁性酸化膜を介して
    形成されたポリシリコン層とシリサイド層との積層構造
    からなるポリサイド配線領域と、該ポリサイド配線領域
    および上記半導体基板の表面を覆って形成された絶縁膜
    と、該絶縁膜および上記シリサイド層を貫通し、一部が
    上記ポリシリコン層に達し、残りの部分が上記半導体基
    板に達するように形成されたコンタクトホールと、上記
    コンタクトホール内で上記ポリシリコン層および半導体
    基板の双方に直接接触するように少なくとも上記コンタ
    クイトホール内に形成された導電層とからなる半導体装
    置。
  3. (3)半導体基板上の所定位置に絶縁性酸化膜を介して
    ポリシリコン層とシリサイド層との積層構造からなるポ
    リサイド配線領域を形成する工程と、上記ポリサイド配
    線領域および露出した半導体基板の表面を覆って絶縁膜
    を形成する工程と、上記絶縁膜およびシリサイド層を貫
    通して上記ポリシリコン層に達するコンタクトホールを
    形成する工程と、上記コンタクトホール内において上記
    ポリシリコン層に直接接触する導電層を少なくとも上記
    コンタクトホール内に形成する工程とからなる請求項(
    1)記載の半導体装置の製造方法。
  4. (4)半導体基板上の所定位置に絶縁性酸化膜を介して
    ポリシリコン層とシリサイド層との積層構造からなるポ
    リサイド配線領域を形成する工程と、上記ポリサイド配
    線領域および露出した半導体基板の表面を覆って絶縁膜
    を形成する工程と、上記絶縁膜およびシリサイド層を貫
    通して一部が上記ポリシリコン層に達し、残りの部分が
    上記半導体基板に達するコンタクトホールを形成する工
    程と、上記コンタクトホール内において上記ポリシリコ
    ン層と上記半導体基板の双方に直接接触する導電層を少
    なくとも上記コンタクトホール内に形成する工程とから
    なる請求項(2)記載の半導体装置の製造方法。
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