JPH0439560Y2 - - Google Patents

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JPH0439560Y2
JPH0439560Y2 JP3385688U JP3385688U JPH0439560Y2 JP H0439560 Y2 JPH0439560 Y2 JP H0439560Y2 JP 3385688 U JP3385688 U JP 3385688U JP 3385688 U JP3385688 U JP 3385688U JP H0439560 Y2 JPH0439560 Y2 JP H0439560Y2
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displacement
vehicle height
amount
vehicle
height adjustment
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体側と車輪側との間に空気式或は
油圧式アクチユエータを設け、車高変動時にこの
アクチユエータを制御して積載量に応じた最適車
高を調整する車高調整装置の作動状態を検査する
車高調整装置の検査装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、車高調整装置の検査は4,5名が車両に
乗り降りしたり、車体後部に錘を載せたり、何ら
かの力で引き下げることにより、車両の高さを調
整して種々の測定器で調整状態を検査していた。
そこで、実開昭58−191546により、僅かな検査
員により車高調整装置の作動検査を容易に行うこ
とができるように、車高条件信号に基いて空気圧
アクチユエータへの空気圧の圧力を制御し車高調
整を行う制御回路に模擬車高条件信号を出力する
模擬車高条件信号発生器と、制御回路からの車高
制御信号を分析する分析回路と、分析回路による
分析結果を表示する表示回路とよりなる検査装置
が提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この装置では車体を変位させる
必要はなくなるが、代りに信号の授受を基に検査
を行うために、車高調整装置のコネクタ接続等の
作業が必要になり、原理的に実際の車体の追従変
位量の最終保証は不可能であつた。
よつて、本考案は、僅かな人員でしかも簡単な
測定方法で実際の車体の追従変位を確認できる冒
頭に述べた類の検査装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、この目的を達成するために、フロア
1に配置されて、載置された車輪3をアクチユエ
ータ12により所定量だけ上方へ持上げる車輪リ
フト装置10,20と、このリフト装置の作動時
にフロア1に対する車輪3の近辺ボデーの高さ変
位量(ΔH)を検出する変位量センサ15,25
と、検出された変位量(ΔH)が予め定めた基準
値範囲に在るか否かを判断する変位量判断手段1
7,30と、この判断手段による判断結果を出力
する出力手段18,18a,32,33とより構
成した。
(作用) 車輪リフト装置10,20が作動すると、車輪
3が上昇し、車体間の距離が少くなるために、車
高調整装置が作動する。変位量センサ15,25
は、調整された車体の変位量信号を判断手段1
7,30に送出する。そして、その変位量
(ΔH)が正規に追従変位したが、或は追従不良
であつたかを判断されて、その判断結果信号が出
力手段18,18a,32,33に送出されて、
検査車両の車高調整装置の作動が正常であるか否
かが指示される。
〔考案の実施例〕
第1図〜第3図は、本考案の一実施例による検
査装置を示す。
第1図において、10は車輪リフト装置であ
り、検査場所のフロア1に形成された凹部に収納
されている。そして、通常はフロア1と同一面に
位置して検査車両2の後輪3が載置されるテーブ
ル11と、このテーブルに下設されてフロア1と
同一面の基準位置から所定量上昇させるアクチユ
エータ12とより構成されている。
15はフロア1に配置された非接触式の変位量
センサであり、検査車両2の所定のボデー位置の
変位量を測定する。
17は変位量判断手段であり、例えば比較回路
より構成され、車輪リフト装置10の作動時に変
位量センサ15が検出した変位量が基準変位位置
に対して所定の誤差範囲にあるか否かを判断す
る。18はOKランプであり、変位量判断手段1
7から変位量が正常である旨を指示するOK信号
が入力すると点灯する。18aはNGランプであ
り、逆に変位量が異常である旨を指示するNG信
号が入力すると点灯する。
動作は次の通りである。
起動スイツチをオンにするとアクチユエータ1
2が作動することにより、テーブル11が所定量
上昇する。したがつて、車高調整装置が車両姿勢
の異常を検知して作動し、後輪3近辺のボデーが
第2図に示す細線位置から変位量ΔHだけ上昇す
る。変位量判断手段17は、リフト動作終了後所
定時間経過してこの値ΔHが正常範囲であるか否
かを判断し、正常であればOKランプ18をそし
て異常であればNGランプ18aを点灯させる。
つまりテーブル11の検査位置に一方側の後輪3
を載置させた後、起動スイツチを作動させると、
即座に車高調整装置の作動検査が行われる。
第3図は本考案の別の実施例を示すもので、車
輪リフト装置20は、テーブル21と、その昇降
を行わせるエアシリンダ22と、その駆動制御を
行う駆動制御回路23とより構成されている。
変位量センサは、車両2の搬入・搬出時に邪魔
にならないように、テーブル21の穿孔21aを
通して出没するエアシリンダ駆動のマグネスケー
ルシリンダ25と、その駆動制御回路26とより
構成されている。
変位量判断手段は、装置のプロセス制御の機能
も果たすマイクロコンピユータ30及びタイマ3
1とより構成されている。出力手段は、OK・
NG表示器32及びプリンタ33とより構成され
ている。
マイクロコンピユータ30は、そのROMに記
憶されたプログラムに従いCPUが作動すること
により、マグネスケールシリンダ25の車輪昇降
前後の検出値を取込んでその変位量の演算及びそ
のRAMに記憶された車種に対応する基準値との
比較等の演算処理を行う。また、タイマ31に、
スタート信号を送出して車高調整装置及び車輪リ
フト装置20の動作時間に相当するタイムアツプ
信号を取込む。
このように構成された車高調整装置の検査装置
の動作を第4図に示すフローチヤートを参照して
説明する。同図において、2点鎖線部A内は周知
の車高調整装置の動作を示す。
パネル操作により、車種選択信号をマイクロコ
ンピユータ30に送出すると共に、同様に起動ス
イツチをパネル操作でオンにすると、駆動制御回
路26を介してマグネスケールシリンダ25が上
昇し、所定のボデー位置に当接した時点で、その
駆動力の増大を検知して停止させる。マイクロコ
ンピユータ30は、その時点のスケール値を取込
み記憶して、駆動制御回路26を介してマグネス
ケールシリンダ25を原位置に復帰させる。
次いで、マイクロコンピユータ30は、駆動制
御回路23を通してエアシリンダ22を駆動させ
ると共に、タイマ31を始動させる。これによ
り、車輪3が上昇させられ、車高調整装置が作動
してボデー1の上昇制御を行わせる。このような
動作に必要な時間が経過すると、タイマ31から
タイムアツプ信号が送出され、対応する駆動制御
によりマグネスケールシリンダ25を再度上昇さ
せ、そのスケール値を取込んで記憶する。さら
に、前記CPUは予め記憶しているスケール値と
の減算を行い、その差が許容範囲内であれば表示
器32にOK表示、規格外であればNG表示を行
わせる。そして、マグネスケールシリンダ25及
びエアシリンダ22を原位置に復帰させる。
尚、前述の実施例において、CPUによりアク
チユエータを順に複数段階の高さに作動させる制
御信号を送出し、その都度の変位量を記憶した基
準値と比較させることにより、さらに高精度の検
査を実施するように構成することも考えられる。
さらに、本考案は後部両輪を上昇させて検査して
も良く、車高調整装置が前輪にも設けられている
場合には、その前輪の検査を行うこともできる。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば、車輪を自動的に単に持
ち上げるだけで、車高調整装置による実際の調整
変位量が測定でき、しかもその作業時間は僅かで
済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による車高調整装置
の検査装置の概略構成を示す図、第2図は同実施
例の動作を説明する図、第3図は本考案の別の実
施例による車高調整装置の検査装置の構成を示す
図及び第4図はこの別の実施例の動作を説明する
フローチヤートである。 1……フロア、3……後輪、10,20……車
輪リフト装置、11,21……テーブル、25…
…マグネスケールシリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 載置された車輪をアクチユエータにより所定量
    だけ上方へ持上げるために、フロアに配置された
    車輪リフト装置と、 このリフト装置の作動時に前記フロアに対する
    前記車輪近辺ボデーの高さ変位量を検出する変位
    量センサと、 検出された前記変位量が予め定めた基準値範囲
    に在るか否かを判断する変位量判断手段と、 この判断手段による判断結果を出力する出力手
    段と、を備えたことを特徴とする車高調整装置の
    検査装置。
JP3385688U 1988-03-15 1988-03-15 Expired JPH0439560Y2 (ja)

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JP3385688U JPH0439560Y2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15

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JP3385688U JPH0439560Y2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15

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JPH01137451U JPH01137451U (ja) 1989-09-20
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JP2530372B2 (ja) * 1989-08-28 1996-09-04 トヨタ自動車株式会社 サスペンションの圧力制御装置

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