JPH0439526A - 電気レンジのドアー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、厨房用に用いるもので電気レンジのドアー装
置に関する。

従来の技術 近年、流し台に組みこまれた電気レンジが広く使用され
ている。

従来、この種の電気レンジに使用されているドアー装置
は第４図および第６図に示すような構成が一般的であっ
た。

以下、その構成について図面を参照しながら説明する。

図に示すように、電気レンジのドアー装置はロースター
ケーヌ１の前面開口部２を閉塞するドアー枠体３と、前
記ドアー枠体３に設けてロースタ−ケース１内部を確認
する耐熱ガラヌよりなる透明窓部材４と、前記ドアー枠
体３の下方部に設けて開閉自在に支承するドアー軸受け
５と、ロースタ−枠体６の上方部に設け、前記ドアー枠
体３を係止する係止部７と、前記ドアー枠体３を開閉す
るときにユーザーが手でつかんで使用する把手部８等に
よって構成されている。

発明が解決しようとする課題 このような従来の電気レンジに用いるドアー装置では、
ドアー枠体３に設ける透明窓部材４は、ドアー枠体３の
開口部に設けたＬ曲げ部９で支えるとともにドアー枠体
３の前面開口部の周囲に設けたバーリング１ｏによって
挟持されておシ、このバー　リング１０は通常プレス加
工されているので、その高さは加工寸法のバラツキが大
きく、余裕をもって組み立てると透明窓部材４とバーリ
ング１０端面との間に隙間ができて調理するときに熱気
が漏れ、また、密着′して取υ付けると耐熱ガラヌと金
属との熱膨張差によシ破損する恐れがある。また、調理
するときにドアー装置を前方に倒してその上にロースタ
−ケース１内の受け皿１１を載せて使用するときに、誤
って受け皿１１を第２図矢印へ方向に落下させることが
ある。さらに、前記係止部材７は板ばね１２とドアー枠
体３の上方部に設けた金属性の係止凸部１３によって構
成されているので、ドアーを開閉するときに金属性の異
常音が発生するなどの問題があった。

本発明は上記課題を解決するもので、ドアー枠体に透明
窓部材を取り付ける際に調整が容易で確実に固定でき、
また、ドアー装置を前方に倒してその上にロースタ−ケ
ース内の受け皿を載せて使用するときに、受け皿が落下
しないようにすることができ、さらに、ドアーを開閉す
るときに金属性の異常音が発生しない電気レンジのドア
ー装置を提供することを目的としている。

課題を解決・するための手段 本発明は上記目的を達成するためＫ、第１の課題解決手
段として、透明窓部材の下方部はドアー枠体に設けたＬ
曲げ部に挿着されるとともに上方部は把手部に一体に成
形された押さえ部とドアー枠体によって挟持された構成
としたものであわ、第２の課題解決手段としてドアー枠
体の上部の把手部に一体に後方に突出する突出部を設け
、前記突出部はロースタ−に用いる受け皿の横幅より外
側で、受け皿の高さ寸法迄延長した構成としたものであ
り、第３の課題解決手段として係止部材は、ロースター
枠内に設けた板ばねと、合成樹脂材料によって把手部に
一体に成型された係止凸部によシ構成したものである。

作　　用 上記した本発明の第１の課題解決手段の作用は透明窓部
材はドアー枠体に設けたＬ曲げ部に挿着されるとともに
、把手部とドアー枠体によって挟持されているので、透
明窓部材を取シ付ける際に調整が容易で確実に固定でき
るのであり、また、第２の課題解決手段の作用は突出部
を受け皿の横幅より外側で高さ寸法迄延長しているので
、ドアー装置を前方に倒してその上にロー７ターケース
内の受け皿を載せて使用するときに、受け皿が落下しな
いようにすることができ、さらに、第３の課題解決手段
の作用は係止部材は合成樹脂材料によって成型されてい
るので、ドアーを開閉するときに金属性の異常音が発生
しない。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。なお、本実施例において、前述の従来例に示した
ものと同一構成部品には同じ符号を付し、その説明は省
略する。

第１図および第２図は、本発明の第１の課題解決の手段
に係わる実施例を示したものである。本実施例の特徴的
構成は透明窓部材４の取り付は部にある。図に示すよう
にローフターケース１内部を確認する透明窓部材４の下
方部はドアー枠体３に設けたＬ曲げ部９に挿着されると
ともに上方部はドアー枠体３の上部に設けられた把手部
１４に一体に合成樹脂によシ成形された押さえ部１５と
前記ドアー枠体３の端面との間で挟持されかつビヌ１６
によって取シ付けられている。

上記構成によると、把手部１４と一体となった押さえ部
１６は成型によって寸法が規制されるので透明窓部材４
の板圧寸法とバーリング１Ｑ高さの関係は正確に加工で
きる。また、透明窓部材４である耐熱ガラヌが熱によっ
て膨張しても、押さえ部１６は合成樹脂によって成型さ
れているので弾力性によって吸収される。

第３図は、本発明の第２の課題解決の手段に係わる実施
例を示したものである。第１の課題解決手段と相違する
点は把手部１４に一体に成型されかつ後方に突出した突
出部１７にあり、突出部１７はロースターケース１に用
いる受け皿１１の横幅Ｘよシ外側に位置させ、受け皿１
１の高さ寸法Ｙ迄延長した構成としたことにある。この
構成によればドアー装置を前方に倒してその上にロース
ターケー７１内に受け皿１１を載せて使用するときに、
受け皿１１が落下しないという効果がある。

また、突出部１７をロースタ−ケース１の両側に設ける
と受け皿１１がさらに安定する。

本発明の第３の課題解決の手段の実施例において第１の
課題解決手段と相違する点は係止部１８にあり、前記把
手部１４は押さえ部１５と前記ドアーを掛止するだめの
係止凸部１９とを合成樹脂によって一体に成型するもの
でドアーを開閉するときに金属性の異常音が発生しなく
、また、部品を簡略にできる。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
はロースタ−の全面開口部を閉塞するドアー枠体と、前
記ドアー枠体に設けてロースター内部を確認する透明窓
部材と、前記ドアー枠体の下方部に設けて開閉自在に支
承するドアー軸受けと、ロースタ−枠体の上方部に設け
ドアー枠体を係止する係止部材と、前記ドアー枠体を開
閉するときに使用する把手部とを備え、前記透明窓部材
の下方部は前記ドアー枠体に設けたＬ曲げ部に挿着され
るとともに上方部は把手部と前記ドアー枠体によって挟
持されることにより、加工寸法のバラツキを少なくでき
、ドアー枠体と透明窓部材との隙間からの熱気の漏れを
なくすることができる。

また、把手一部に一体にかつ後方に突出する突出部を設
け、前記突出部はロースタ−に用いる受け皿の横幅より
外側に位置させることによシ、ドアー装置を前方に倒し
てその上にロースタ−ケース内の受け皿を載せて使用す
るときに、誤って受け皿を落下させるようなこともなく
することができる。

係止部材は、ロースタ−枠内に設けた板ばねと、合成衝
脂材料によって把手部に一体に成型された係止凸部によ
り構成されることにより、ドアーを開閉するときに異常
音が発生しない。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例の電気レンジのドアー装置の
縦断面図、第２図は同電気レンジのドアー装置の要部拡
大断面図、第３図は本発明の第２の課題解決手段に係わ
る電気レンジのドアー装置の要部拡大断面図、第４図は
従来例の電気レンジのドアー装置の縦断面図、第５図は
同電気レンジのドアー装置に受け皿を載せて使用すると
きの斜視図である。 １・・・・ロースタ−ケース、３・・・・・・ドアー枠
体、４・・・・・・透明窓部材、１４・・・・・・把手
部、１６・・・・・・押さえ部、１了・・・・・・突出
部、１８・・・・・・係止部材。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名３−
！了−拳４ 第 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ロースターの全面開口部を閉塞するドアー枠体と
   、前記ドアー枠体に設けてロースター内部を確認する透
   明窓部材と、前記ドアー枠体の下方部に設けて開閉自在
   に支承するドアー軸受けと、ロースター枠体の上方部に
   設けドアー枠体を係止する係止部材と、前記ドアー枠体
   の上方に設けられた把手部とを備え、前記透明窓部材の
   下方部は前記ドアー枠体に設けたＬ曲げ部に挿着される
   とともに上方部は把手部に一体に成型された押さえ部と
   前記ドアー枠体によって挟持された電気レンジのドアー
   装置。
2. （２）把手部に一体にかつ後方に突出する突出部を設け
   、前記突出部はロースターに用いる受け皿の横幅より外
   側に位置させた請求項１記載の電気レンジのドアー装置
   。
3. （３）係止部材は、ロースター枠内に設けた板ばねと、
   合成樹脂材料によって把手部に一体に成型された係止凸
   部により構成された請求項１記載の電気レンジのドアー
   装置。