JPH0439485A - 圧力流体供給ホース - Google Patents

圧力流体供給ホース

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Publication number
JPH0439485A
JPH0439485A JP14614690A JP14614690A JPH0439485A JP H0439485 A JPH0439485 A JP H0439485A JP 14614690 A JP14614690 A JP 14614690A JP 14614690 A JP14614690 A JP 14614690A JP H0439485 A JPH0439485 A JP H0439485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
reinforcing
rubber layer
fluid supply
supply hose
Prior art date
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Pending
Application number
JP14614690A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Kawamura
哲司 川村
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、圧力流体供給ホース、特にパワーステアリ
ング用ホースに関する。
〔従来の技術) 圧力流体供給ホース、特にパワーステアリング用の圧力
流体供給ホースは、ステアリング操作時において受ける
繰返し圧力負荷に耐える耐久性とポンプ脈動をホースの
膨張で吸収する機能とが要求される。
従来の技術によるパワーステアリング用の圧力流体供給
ホースにおいては、ホースの管壁は、外側ゴム層・中間
ゴム層・内側ゴム層の三重ゴム層から成り、各ゴム層間
には補強糸が同編組で編込まれている。同層間の補強糸
は同質のもの、例えば6−6ナイロンある。
〔発明が解決しようとする課題〕
圧力流体供給ホースにおいて、圧力負荷に対する耐久性
とポンプ脈動吸収性とは背反特性であり、耐久性を高く
すると膨張量が少なくなり、ポンプ脈動吸収性が低下し
、逆にポンプ脈動吸収性を向上するべく膨張量を大きく
すると耐久性が低下する。膨張量は、補強糸の材質とl
W組角とに大きく影響される。
上記の従来の技術によるパワーステアリング用の圧力流
体供給ホースにおいては、上記の背反特性について一つ
のみに対応しているので、同時性を共に向上することが
できない。
〔課題を解決するための手段〕
この発明による圧力流体供給ホースは、伸縮性材料の内
側層・中間層・外側層の三重層並びに内側層・中間層間
の伸縮性のある補強糸の編組で形成された第1補強層及
び中間層・外側層間の伸縮性は乏しいが強度が高い補強
糸の編組で形成された第2補強層から構成され、中間層
材料が少なくとも第1補強層の伸縮を妨げない程度の収
縮膨張性を有する。
〔作  用〕
圧力流体供給ホース中に流れる圧力流体の低圧域におい
て圧力に脈動が生じた場合にも、脈動圧力の山は、内側
層を拡張させ、その拡張は第1補強層の伸びにより妨げ
られないで、中間層に伝えられる。中間層は、第2補強
層により拡張が妨げられるが、圧縮され得るので、脈動
圧力の山による内側層の拡張は、第1補強層を介して中
間層に吸収され、脈動圧力の山は、第2補強層により対
抗される。
脈動圧力の谷においては、中間層が膨張し、第1補強層
及び内側層が収縮する。
かくして、圧力流体の低圧域において生じた脈動は、第
2補強層の存在に拘束されずに内側層、第1補強層及び
中間層により吸収され、圧力流体供給ホースの脈動吸収
性が確保される。
又、圧力流体供給ホース中に流れる圧力流体の高圧域に
おいては、即ち高圧力負荷に対しては、両補強層が対抗
するが、特に第2補強層が対抗し、圧力流体供給ホース
の拡張が阻止され、圧力流体供給ホースの耐久性が確保
される。
〔実 施 例〕
この発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図に示すように、パワーステアリング用の圧力流体
供給ホースの管壁は、内側ゴム層1・中間ゴム層2・外
側ゴム層3の三重ゴム層並びに内側ゴム層・中間ゴム層
間の第1補強層4及び中間ゴム層・外側ゴム層間の第2
補強層5から構成されている。
第1補強層4は、伸縮性のある補強糸、例えば6−6ナ
イロン、又は綿糸の編組で構成され、第2補強層5は、
伸縮性は乏しいが強度が高い補強糸、例えば全芳香族ポ
リアミド(商標名アラミド)の補強糸の編組で構成され
ている。
内側ゴム層1及び外側ゴム層3は、通常のホースのゴム
層と同質のゴムであり、中間ゴム層2は、第1補強層4
の伸縮を妨げない収縮膨張自在の弾性材料、例えば発泡
ゴムである。
上記のパワーステアリング用の圧力流体供給ホースの作
用について説明する。
圧力流体は、ポンプ脈動により圧力脈動する。
脈動圧力の山は、内側ゴム層1の拡張させ、その拡張は
第1補強層4の伸びにより妨げられないで、中間ゴム層
2に伝えられる。中間ゴム層2は、第2補強層5により
拡張が妨げられるが、圧縮され得るので、脈動圧力の山
による内側ゴム層1の拡張は、第1補強層4を介して中
間ゴム層2に吸収され、脈動圧力の山は、特に第2補強
層5により対抗され、外側ゴム層3は、脈動圧力の山か
ら保護され、拡張され難い。
脈動圧力の谷においては、中間ゴム層2が膨張し、第1
補強層4及び内側ゴム層1が収縮する。
中間ゴム層2の圧縮可能域を超過した高圧力負荷に対し
ては、伸縮性は乏しいが強度が高い第2補強層が対抗し
、各ゴム層1,2.3は拡張が阻止されることにより保
護される。
圧力流体の圧力と圧力流体供給ホースの内径の拡張量と
の関係は、第2図のグラフに例示される。
それによっても上記の作用が理解されよう。
第2図において、従来の技術の圧力流体供給ホースの内
径は、圧力流体の圧力に比例して拡大するが、この発明
の圧力流体供給ホースの内径は、低圧域(0〜30Kg
/cml)では、内側ゴム層1は、第1補強層4の伸び
及び中間ゴム層2の圧縮により従来の技術の圧力流体供
給ホースより拡張し易いが、高圧域(30Kg/ad以
上)では、伸縮性は乏しいが強度が高い第2補強層5に
より拡張が妨げられ、圧力流体供給ホースは拡張し難く
なり、80Kg/C11!以上においては、拡張量は従
来の技術の圧力流体供給ホースより少なくなる。
かくして、ポンプ脈動は、第2補強層5の存在に拘束さ
れずに内側ゴム層1、第1補強層4及び中間ゴム層2に
より吸収され、圧力流体供給ホースのポンプ脈動吸収性
が確保される。
特に圧力流体供給ホースがパワーステアリング用に用い
られた場合、ポンプ脈動が問題となるのは、ステアリン
グ操作開始時の低圧域であるので、その低圧域における
肝動吸収性が高く、騒音が低減される。
圧力流体の高圧域においては、特に第2補強層5により
内径拡張量が小さく圧力流体供給ホースの耐久性が確保
される。
〔発明の効果] 1:内側ゴム層 2:中間ゴム層 3:外側ゴム層4:
第1補強層5:第2補強層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 伸縮性材料の内側層・中間層・外側層の三重層並びに内
    側層・中間層間の伸縮性のある補強糸の編組で形成され
    た第1補強層及び中間層・外側層間の伸縮性は乏しいが
    強度が高い補強糸の編組で形成された第2補強層から構
    成され、中間層材料が少なくとも第1補強層の伸縮を妨
    げない程度の収縮膨張性を有する圧力流体供給ホース
JP14614690A 1990-06-06 1990-06-06 圧力流体供給ホース Pending JPH0439485A (ja)

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JP14614690A JPH0439485A (ja) 1990-06-06 1990-06-06 圧力流体供給ホース

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JP14614690A JPH0439485A (ja) 1990-06-06 1990-06-06 圧力流体供給ホース

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JPH0439485A true JPH0439485A (ja) 1992-02-10

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JP14614690A Pending JPH0439485A (ja) 1990-06-06 1990-06-06 圧力流体供給ホース

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