JPS5824678B2 - プラスチツクホ−スの締結構成 - Google Patents

プラスチツクホ−スの締結構成

Info

Publication number
JPS5824678B2
JPS5824678B2 JP48126972A JP12697273A JPS5824678B2 JP S5824678 B2 JPS5824678 B2 JP S5824678B2 JP 48126972 A JP48126972 A JP 48126972A JP 12697273 A JP12697273 A JP 12697273A JP S5824678 B2 JPS5824678 B2 JP S5824678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
hose
plastic
insert
end portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP48126972A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5077925A (ja
Inventor
武 名取
義裕 滑川
陽二 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP48126972A priority Critical patent/JPS5824678B2/ja
Publication of JPS5077925A publication Critical patent/JPS5077925A/ja
Publication of JPS5824678B2 publication Critical patent/JPS5824678B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はプラスチックホースと継手金具の締結部に関
するものである。
プラスチックホースは、従来ひろく使用されてきている
ゴムホースに代って多用全稀傾向にある。
その理由としては種々の特色が上げられているが、その
顕著なものとしては軽量であること、種々の油、薬品に
対する耐性が犬であること、さらには製造工程が簡素で
あり、作業性がすぐれている等であって、これらの諸点
はいずれもプラスチックホースの将来性を約束するもの
として注目されるところである。
周知のごとく、プラスチックホースの管体はナイロン、
テフロンのごとき熱可塑性プラスチックからなる内層(
インナチューブ)、ビニロン糸、ナイロン糸等の編組よ
りなる合成繊維補強層およびポリウレタン、ナイロン等
のプラスチックからなる保護外層(アウター)を構成主
材として一体化されたもので、この端部に金具を締結す
る構成においては、ゴムホースに旧来用いられた慣用技
術がそのまま踏襲されてきている。
すなわち、インナチューブに内挿された金属管体である
インサートとソケット金具との間にプラスチックホース
の管体端部を挿入し、ソケット金具の管部分のインナチ
ューブに向けて加締めることによって行われている。
しかし、ゴムホースにおいては良好な締結技術もプラス
チックホースにおいては不十分な憾があり、高温での長
時間使用に際してはしばしばホースと継手金具との締結
部分から内部流体の洩れが起る傾向が指摘されている。
そして、その使用温度に関しては約60℃という限界値
のあることが認められるにいたっている。
これは、もとよりホースの構成材料の性状に起因するが
、約60℃以上の高温が作用したときの内部流体の洩れ
のメカニズムは次のように推定される。
継手金具とプラスチックホースの締結部における締結応
力は、締結部に高温が作用するとホースの熱膨張によっ
て一層は増加するが、その後はホース、特にインナチュ
ーブ材料が流動(塑性変形)するため漸次減少する。
しかして締結部が室温に戻されると、締結応力はホース
の熱収縮により急激に減少して一定となり、再び熱処理
されることにより増加するが、前の熱処理時の値にまで
は回復しない。
従って、高温にさらされると締結部の締結応力は漸次減
少して行くことになり、それが内部流体の圧力以下とな
った時点で、内部流体がインサートとインナナ1ユーブ
との間を通り、あるものはそのままソケットとアウタの
間を通って逸出し、またあるものは編組補強層を透して
アウタの膨れを生じさせて逸出すると考えられる。
本発明は高温下にさらされて使用されたときの5内部流
体の洩出、逸去する路を半永久的遮断する方策を講する
ことによって以上の欠点の解決を計り、もってプラスチ
ックホースの地位のより一層の向上を寄与せんとするも
のである。
液の洩出路を半永久的遮断とする方策には使用5条件に
より、また状況に応じて二、三に止まらないものがある
ことは次に具体的に詳述するが、全体を通じての共通思
想は、プラスチックホースの金具の着く部分に架橋エラ
ストマーを配置し、金具の圧潰縮締に基づいてその架橋
エラストマー内こに内部応力を生ぜしめ、この内部応力
でプラスチックホースの内部応力の低下を補うことによ
って、プラスチックホース構成材によっては到底発揮し
得ない圧接力を層間、当接面間等に強力に押し及ぼさし
めるということである。
4以下、実施して実効ありと認めら
れた数列について具体的に作用、効果を述べる。
まず、第1図の場合で、図中1はナイロン、テフロン等
のインナチューブ(内層)、2はビニロン糸、ナイロン
糸等の編組よりなる補強層、3はポリウレタン、ナイロ
ン等のアウター(保護外層)で、これは、たとえば押出
成形機にかけて装着するものとし、上記三層は一体化し
てホース管体を成している。
4はインナチューブ1の端部に内挿された金属管体のイ
ンサートで、全体として楔状をなしており、その嵌合胴
周部にSl乃至S4なる鋸歯状の環状段部を形成する。
5は締結用ソケット金具で、閉塞蓋部分Cおよび圧潰縮
締部分Sよ;りなる。
6は対手との接続用ユニオンで、これは上記インサート
4の頭端部分子に懸合し、回転自在におかれる。
7は架橋エラストマーのスリーブで、このものは鎖線a
で示したように、前記補強層2とアウタ一層3とを合わ
せた厚さと、上記圧潰縮締管部分Sの約ユ程度の軸長を
有し、上記内層1の端部に嵌合されるものとし、資材と
しては、欠配するもののうち使用の条件や状況に応じて
いずれかが採用される。
すなわち、天然ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチ
レンブタジェンゴム、フッソゴムなどであって、これら
はいずれも本発明の目的に副う資質を有するものと認め
られている。
図示された実線の状態は出来上りの製品となっているが
、はじめ金具5,6が嵌合されない時、すなわち1,2
,3が三層一体のホース管体であるとき、この一端の2
と3の二層をL寸法相当分截除して、そこにスリーブ7
を嵌合し、2と3の二層裁断ロ面に当接させて外観を一
体物として整える。
次に、そこへ金具5の8部を嵌合した上で、はぼR寸法
程度を圧潰縮締範囲として加締め工作をほどこしたもの
である。
かかる工作、組合せと加締めの順序によって成立した構
成部分を見るときは、Rの縮締範囲内で7の縮締部分2
,3の縮締部分とは外見上に伺らの相違もないが、両者
の内部に生じた応力には格段の相違があり、スリーブ7
に生じた内部応力は一方において2,3の共通裁断口面
1に対し、強大な圧接力を及ぼして、その面を閉塞し、
その他n 、m、 ■面に等しく強大な圧接力を及ぼし
、ひいては同層1を締圧して内層1の内面とインサート
4の外面の圧接力を増強することとなる。
云うまでもなく斯かる作用は、本発明の目的である流体
の洩出、逸去の路を遮断する効果となることは明白であ
り、選択採用されそエラストマーの資質はこの遮断効果
をほとんど半永久的となす好適なものである。
第2図に示されたものは他の実例で、このものにおいて
は(同図中第1図と同一符号は同一または均等部分を示
すものとする。
以下の図においても同然)。
スリーブ7として、アウター3の端部だけを必要一定長
さ截除し、そこに代替としてほどこした場合であるが、
この場合の特長はエラストマー7に生じた内部応力が全
面的に補強層2上に及ぶことで、この構成によれば、補
強層を透してアウターの膨れ上りをもたらすことを特に
厳重に阻止する卓効あるものである。
第3図および第4図の場合は、架橋エラストマー7の中
介装設としてホース管体の三層1,2゜3各層に全熱加
工をほどこさず、原形のままとし夫々アウター3と金具
5の管部分Sとの間およびインサート4とインナチュー
ブ1との間に夫々スリーブ7を介装した場合を示したも
ので、前者は補強層2に対してスリーブ7の内部応力を
直接与えることなく、アウター3を介して及ぼすを可と
する場合に採用され、後者はインサート4とインナチュ
ーブ1との間の密接合に重点を重むき、該部分の長期使
用による軟弱化を阻止する目的に適合させへるものであ
る。
しかし、全体を通じて、この二側は工作容易という点で
別に長所をもっている。
これらに比して、第2図の場合、および第1図の場合は
それなりに工作に若干の難点を伴うが、とくに高温に耐
え長期にわたって定性を維持する場合に独自性を発揮す
る。
なお、上記のいずれの場合にも、圧潰縮締は一段加締め
、多段加締めスウエツヂ加締め等任意に採用して可なる
ものがあるが、たとえば第1図の場合に二段加締めを行
い、エラストマー7の部分と、2,3層の部分とに適宜
使い分けを行えば、その効果はとくに顕著なるものであ
る。
以上の説明のごとくして、本発明は所期の目的を達成す
るものであるが、従来の構成を殆んど変えることなく、
その使用制限温度を上昇させ、プラスチックホースの利
用範囲を拡大することができ、その実用価値は犬なるも
のがある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の締結構成を示す要部裁断正面図で、第1図
乃至第4図にその四態を示したものである。 1:インナチューブ(内層)、2:補強層、3:アウタ
ー、4:インサート、S:圧潰縮締管部分、5:締結用
ソケット金具、7:架橋エラストマーのスリーブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチックのインナチューブと、その上層をなす
    編組補強層と、その上層をなすプラスチックのアウタと
    から成るホース管体の端部であって、該端部には、上記
    インクチューブに内挿された金属管体のインサートと、
    閉塞蓋部分が上記端部の端口面に当接して上記端部に外
    嵌され、上記インサートと内外対向関係にあって圧潰縮
    締された管部分をもつソケット金具とを備え、上記圧潰
    縮締範囲内の上記ホース管体と、上記インサートまたは
    /および上記管部分との間には、圧縮された架橋エラス
    トマのスリーブが介在していることを特徴とするプラス
    チックホースの締結構成。 2 前1項記載のスリーブが、圧潰縮締範囲におよぶア
    ウタの切除された部分に介在されていることを特徴とす
    るプラスチックホースの締結構成。 3 前1項記載のスリーブが圧潰縮締範囲におよぶアウ
    タ及び補強層の切除された部分に介在されていることを
    特徴とするプラスチックホースの締結構成。
JP48126972A 1973-11-12 1973-11-12 プラスチツクホ−スの締結構成 Expired JPS5824678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP48126972A JPS5824678B2 (ja) 1973-11-12 1973-11-12 プラスチツクホ−スの締結構成

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP48126972A JPS5824678B2 (ja) 1973-11-12 1973-11-12 プラスチツクホ−スの締結構成

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5077925A JPS5077925A (ja) 1975-06-25
JPS5824678B2 true JPS5824678B2 (ja) 1983-05-23

Family

ID=14948441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP48126972A Expired JPS5824678B2 (ja) 1973-11-12 1973-11-12 プラスチツクホ−スの締結構成

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5824678B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5376321U (ja) * 1976-11-30 1978-06-26
JPS5761274Y2 (ja) * 1978-03-10 1982-12-27
JPS55149487A (en) * 1979-05-09 1980-11-20 Toyoda Gosei Kk Hose coupling
JPS6065988A (ja) * 1984-07-27 1985-04-15 日立電線株式会社 金具とプラスチツクホ−スの締結方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028128Y2 (ja) * 1971-10-27 1975-08-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5077925A (ja) 1975-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2453997A (en) Fitting for flexible hose
US5096231A (en) Flexible fluid conduit assembly
US3152618A (en) Flexible conduit
US5209267A (en) Convoluted hose end assembly
US5333919A (en) Gasket for a pipe joint
US2138946A (en) Method for sealing pipe joints
CN111306384A (zh) 一种低刚度抗冲击高可靠性的弧形挠性接管
US4156540A (en) Sealant for hose fittings
JPS5824678B2 (ja) プラスチツクホ−スの締結構成
US2828986A (en) Packing sleeve for a tube coupling
US3743329A (en) Pipe coupling
JPH04337186A (ja) ホース
US2374224A (en) Flexible hose coupling
US3401447A (en) Snap action method of securing a hose fitting to a hose end
US2282738A (en) Screw gland joint
US2066270A (en) Armored machinery packing
US4109943A (en) Hose fitting assembly
US1746821A (en) Steam hose and method of making the same
JPS5852118B2 (ja) プラスチツクホ−スの締結構成
US2372095A (en) Packing
US20100154977A1 (en) Method for tightly joining two end sections of corrugated pipes and device for carrying out this method
JPS6011349Y2 (ja) プラスチツクホ−スの締結構成部
US3232641A (en) Packing for fluid coupling joint
US2622657A (en) Manufacture of flexible hose
JPH041407Y2 (ja)