JPH0438926A

JPH0438926A - 食器洗い機

Info

Publication number: JPH0438926A
Application number: JP14476390A
Authority: JP
Inventors: Takashi Komatsu; 隆小松; Wataru Hamaguchi; 渉濱口; Gihei Oiwa; 大岩　義平
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-06-01
Filing date: 1990-06-01
Publication date: 1992-02-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は異常状態時におけるタンクから溢水するのを防
止する食器洗い機に関する。

従来の技術近年、食器洗い機は普及してきており、その使用条件か
ら異常状態においても溢水することがなく、安全性の向
上が求められている。

従来、この種の食器洗い機は第３図に示すような構成が
一般的であった。以下、その構成について説明する。

図に示すように、ヒータ１は洗浄手段２とともに負荷駆
動手段３と電源スィッチ４とドアスイッチ５を介して電
源６に接続されており、また排水手段７は負荷駆動手段
３のみを介して、電源６に接続されている。そして負荷
駆動手段３は、制御手段８によってオンオフが制御され
るものである。さらに溢水検知スイッチ９が制御手段８
に入力されている。

この構成により、電源スィッチ４がオフ状態であっても
、またドアスイッチ５がオフの場合、すなわちドアが開
けられている場合に、溢水検知スイッチ９から溢水状態
を示す信号が制御手段８に入力されれば、負荷駆動手段
３を介して排水手段７を駆動し、排水を行うようにして
いた。

発明が解決しようとする課題このような従来の食器洗い機では、機器の小型化が要求
されて（ると、洗浄手段２と排水手段７とをそれぞれに
駆動するモータを持つスペースがなくなり、これらを１
個のモータで兼用する必要が生じる。洗浄手段２と排水
手段７とを１個のモータで兼用した場合、ドアを開いて
いる場合には洗浄手段２を確実にオフにする必要がある
ため、排水手段７もオフになって、溢水状態となっても
排水手段７を働かせることができないという問題があっ
た。

本発明は上記問題を解決するもので、機器の小型化を追
求し、洗浄手段と排水手段とを一体化したものであって
も溢水の危険性があるとき排水手段を確実に動作させ、
安全性を向上することを第１の目的としている。

また、溢水の危険性があって排水手段を動作させるとき
、洗浄手段は確実に動作させないようにすることを第２
の目的としている。

課題を解決するための手段本発明は上記第１の目的を達成するために、１個のモー
タにより構成した洗浄手段および排水手段と、前記洗浄
手段、排水手段などを駆動する負荷駆動手段と、タンク
内の水位が溢水状態となる直前の水位を検出する溢水検
知手段と、マイクロコンピュータなどからなる制御手段
と、前記制御手段に接続したドアスイッチ検知手段とを
備え、前記制御手段は前記ドアスイッチ検知手段がドア
が開いていることを検知しているときでも前記溢水検知
手段が溢水直前の水位を検知したとき、前記排水手段を
動作させるようにしたことを第１の課題解決手段として
いる。

また、第２の目的を達成するために、上記第１の課題解
決手段に加えて、洗浄手段に直列にドアの開閉に応じて
開閉する独立したドアスイッチを接続したことを第２の
課題解決手段としている。

作用本発明は上記した第１の課題解決手段により、ドアが開
けられていてドアスイッチがオフの状態であっても、溢
水検知手段が溢水直前の水位を検知すれば、制御手段は
排水手段を駆動し、溢水を防止できる。

また、第２の課題解決手段により、溢水検知手段が溢水
直前の水位を検知して排水手段を動作させるとき、洗浄
手段は確実に動作しないようにできる。

実施例以下、本発明の一実施例について第１図および第２図を
参照しながら説明する。

図に示すように、洗浄手段１０と排水手段１１は１個の
モータ１２により構成し、給水弁１３゜ヒータ１４とと
もに負荷駆動手段１５を介して電源１６に接続している
。負荷駆動手段１５は、双方向性サイリスタ１７，１８
．１９とリレー２０とにより構成しており、双方向性サ
イリスタ１８をオンするとモータ１２は正回転して洗浄
手段１゜を駆動し、双方向性サイリスタ１７をオンする
とモータ１２は逆回転して排水手段１１を駆動するよう
にしている。ドアスイッチ２１．２２はそれぞれ独立し
連動して開閉し、ドアスイッチ２２は洗浄手段１０に直
列に接続している。ドアスイッチ検知回路２３はドアス
イッチ２１．２２の状態を検知するものである。制御手
段２４はマイクロコンピュータなどからなり、機器の制
御全体の中心となるものである。電源回路２５は制御手
段２４に制御用の電源を供給する。溢水検知手段２６は
タンクから水が溢れる直前の水位を検知するもので、そ
の出力をスイッチなどによる入力手段２７の出力ととも
に制御手段２４に入力する。表示手段２８は動作の進行
などを表示するものである。

外郭をなすボデ２９は内部に食器を洗浄するタンク３０
を取付け、タンク３０の前面に食器を出し入れするため
の開閉自在のドア３１を設け、ドアスイッチ２１．２２
をその開閉に連動するように取り付けている。タンク３
０内にはモータ１２の駆動により水を噴射するノズル３
２を設けている。なお、３３は給水口、３４は排水口で
ある。

以上の構成において動作を説明する。通常の場合の動作
は、入力手段２７の操作により動作の開始を指示すると
、制御手段２４はあらかじめ決められた順序にしたがっ
て、給水弁１３によりタンク３０内に給水し、ヒータ１
４により水温を上げ、洗浄手段１０により洗浄し、排水
手段１１により排水するといった動作を、負荷駆動手段
１５を働かせることにより行う。

ここで、モータ１２などの負荷が運転中にドア３１が開
けられ、ドアスイッチ２１．２２がオフになると、その
状態をドアスイッチ検知回路２３で検知し、制御手段２
４ヘドア開の情報が送られる。制御手段２４は負荷駆動
手段１５へ出力していた信号を停止させ負荷を停止する
。ところが、給水弁１３の故障などの原因で水がタンク
３０内に入りつづけ、タンク３０の外へあふれ出してし
まう溢水という異常が生じたとき、ドア３１の開閉によ
らず溢水を検知し処置を行う必要がある。

つまり、溢水直前の水位を溢水検知手段２６で検知し、
排水手段１１を働かせることによりタンク３０内の水を
あふれる前に排水するものとすれば、排水手段１１はド
ア３１の開閉にかかわらず動作する必要があり、モータ
１２にはドアスイッチ２１．２２を直列に接続できない
が、一方モータ１２は、排水と洗浄を兼ねたものである
ため、洗浄手段１０が動作中にはモータ１２の動作を停
止させばならない。すなわち、洗浄手段１０が動作中に
は、ノズル３２から勢いよく水が噴き出ているので、ド
ア３１が開けられたときは、すぐに洗浄手段１０を停止
しないと、外へ水が飛び出してしまうからである。そこ
で、モータ１２のうち洗浄手段ｉｏｇｓのみへドアスイ
ッチ２２を直列に接続し、排水手段１１へは接続しない
でおけば、ドア３１が開かれている場合でも、溢水検知
手段２６が溢水を検知したときに、排水手段１１を動作
して排水することができる。しかし、通常の動作中には
ドア３１が開けられたときは、すべての動作を停止する
ために、ドアスイッチ２１からドアスイッチ検知回路２
３を介して制御手段２４ヘドア３１の開閉信号を入力す
ることによって、制御手段２４から負荷駆動手段１５を
制御して負荷の動作を制御する。

以上の構成によって、通常の場合はドア３１の開閉によ
って動作、停止を制御し、溢水異常の場合にはドア３１
の開閉に関係なく排水処置ができるものである。

発明の効果以上の実施例から明らかなように本発明によれば、１個
のモータにより構成した洗浄手段および排水手段と、前
記洗浄手段、排水手段などを駆動する負荷駆動手段と、
タンク内の水位が溢水状態となる直前の水位を検出する
溢水検知手段と、マイクロコンピュータなどからなる制
御手段と、前記制御手段に接続したドアスイッチ検知手
段とを備え、前記制御手段は前記ドアスイッチ検知手段
がドアが開いていることを検知しているときでも前記溢
水検知手段が溢水直前の水位を検知したとき、前記排水
手段を動作させるようにしたから、機器の小型化を追求
し、洗浄手段と排水手段とを一体化したものであっても
溢水の危険性があるとき排水手段を確実に動作させるこ
とができ、溢水異常に対する安全性を向上することがで
きる。

また、洗浄手段に直列にドアの開閉に応じて開閉する独
立したドアスイッチを接続したから、溢水検知手段が溢
水直前の水位を検知して排水手段を動作させるとき、洗
浄手段は確実に動作しないようにできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の食器洗い機のプロ図、第２
図は同食器洗い機の断面図、第３図は従来の食器洗い機
のブロック図である。１０・・・・・・洗浄手段、１１・・・・・・排水手段
、１２・・・・・・モータ、１５・・・・・・負荷駆動
手段、２３・・・・・・ドアスイッチ検知回路（ドアス
イッチ検知手段）、２４・・・・・・制御手段、２６・
・・・・・溢水検知手段、３０・・・・・・タンク、３
１・・・・・・ドア。代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名モータ角術撃」カ子投ド７スイソナ笠頚回１各（）′７スイソテ捜預予ｌり）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）１個のモータにより構成した洗浄手段および排水
手段と、前記洗浄手段、排水手段などを駆動する負荷駆
動手段と、タンク内の水位が溢水状態となる直前の水位
を検出する溢水検知手段と、マイクロコンピュータなど
からなる制御手段と、前記制御手段に接続したドアスイ
ッチ検知手段とを備え、前記制御手段は前記ドアスイッ
チ検知手段がドアが開いていることを検知しているとき
でも前記溢水検知手段が溢水直前の水位を検知したとき
、前記排水手段を動作させるようにしてなる食器洗い機
。
（２）洗浄手段に直列にドアの開閉に応じて開閉する独
立したドアスイッチを接続してなる請求項１記載の食器
洗い機。