JPH0438623Y2 - - Google Patents

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JPH0438623Y2
JPH0438623Y2 JP1984191087U JP19108784U JPH0438623Y2 JP H0438623 Y2 JPH0438623 Y2 JP H0438623Y2 JP 1984191087 U JP1984191087 U JP 1984191087U JP 19108784 U JP19108784 U JP 19108784U JP H0438623 Y2 JPH0438623 Y2 JP H0438623Y2
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recording
cutter
recording head
platen roller
recording paper
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JP1984191087U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、ロール状記録紙をマニユアルでセ
ツトするフアクシミリ等の記録装置に関する。
従来技術 一般に、この種の記録装置においては、記録ヘ
ツドとプラテンローラとの位置関係が正確である
ことが必要であり、記録ヘツドを着脱交換しても
その位置決めが正確にできるようにした記録ヘツ
ドの位置決め機構が実開昭57−173461号公報によ
り提案されている。これは、記録ヘツドを支持し
て開閉自在な上カバーに位置決め部材を備える等
の構成を採用するものである。しかし、この方式
の場合、部品点数が多く、組立て時に位置出しを
しなければならない。従つて、市場において記録
ヘツドの交換を行なうことは困難である。また、
部品点数が多いため、位置精度を出しにくい。
又、この種の記録装置にあつては、ロール状記
録紙がセツトし易いことも重要である。この点、
実開昭57−123339号公報に示されるように、搬送
経路が全体的に開放されるように構成すれば、記
録紙のセツト性が向上するといえる。しかし、記
録紙のセツト性が向上するといえる。しかし、カ
ツター刃まで露出して危険であるとともに、この
カツター刃及びその近傍ガイド板の位置精度の確
保が困難である。
目 的 この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、記録ヘツドの交換、ロール状記録紙のセツト
性を損なうことなく、記録ヘツドの位置決めの簡
略化及び搬送経路の簡略化を図ることができる記
録装置を得ることも目的とする。
構 成 この考案は、上記目的を達成するため、ロール
状記録紙の先端側を記録ヘツドとプラテンローラ
とにより挟持した状態で前記プラテンローラによ
り搬送させつつ記録ヘツドにより記録を行ない、
記録済み後端部分の記録紙をカツターで切断する
ようにした記録装置において、前記プラテンロー
ラの軸芯と一致する方向に離間した外径の丸い2
本のピンと一方の前記ピンに嵌合する丸孔及び他
方の前記ピンの外径に一致する幅で前記ピンの配
列方向に長い長孔による2つの基準穴とにより前
記記録ヘツドを固定ベースに着脱自在に取付け、
この記録ヘツドに対し前記プラテンローラを接離
自在に設け、前記記録ヘツドとカツターとを近接
配置させてこの記録ヘツドのカツター側先端部分
とこのカツターの一部とにより記録ヘツド・カツ
ター間の搬送経路を形成したことを特徴とするも
のである。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。この実施例は、サーマル型記録装置に適
用したもので、基本的には矢印方向から挿入され
るロール状記録紙1の先端側をサーマルヘツド2
とこれに押圧接触させたプラテンローラ3とによ
り挟持し、反時計方向に回転駆動されるプラテン
ローラ3により記録紙1を搬送させながら、サー
マルヘツド2に印字信号を与えて記録を行なうこ
とになる。記録が終了すると、その記録済み後端
部分にて記録紙1が、固定刃4と回転する可動刃
5とにより構成されたカツター6によつて切断さ
れ、排出ローラ7とアイドルーラ8とにより排出
される。
しかして、前記サーマルヘツド2は記録装置に
固定された固定ベース9に対して着脱自在に取付
けられている。具体的には、固定ベース9上に形
成された突起10,11上に載せられるものであ
り、先端側の突起10に形成された位置決めピン
12に嵌合する基準穴13a,13bがサーマル
ヘツド2の左右に形成されている。ここで、第2
図に示すように一方の基準穴13aはピン12に
対応する丸穴とされ、他方の基準穴13bは幅方
向に長穴形状とされている。
次に、前記プラテンローラ3は、排出ローラ7
の軸7aを中心に開閉自在なブラケツト14によ
り支持されて回転駆動されるものである。ここ
に、このプラテンローラ3の位置と軸7aの位置
と前記ピン12の位置とは各々その精度が確保さ
れている。又、第1図に示すようにブラケツト1
4を閉じて図示しないロツク手段でロツクした状
態では、ばね等の加圧手段によりプラテンローラ
3がサーマルヘツド2に押圧接触するように設定
されている。この際、サーマルヘツド2はプラテ
ンローラ3側からの圧力を突起10,11部分で
受けることになる。そして、記録紙1の進行方向
及び幅方向の力の受止めや位置決めはピン12に
よつて行なわれる。又、サーマルヘツド2の上方
への抜け止めは、プラテンローラ3により圧力が
かかつているので、特に必要ないが、簡単な押え
ブラケツトを用いてもよい。
つづいて、前記カツター6の固定刃4と可動刃
5とは固定ベース9上に固定された断面コ字状の
ブラケツト15により支持されており、その曲げ
先端部15aはサーマルヘツド2の先端部2aよ
り少し低くなるように設定されている。又、前記
固定刃4及び第1図に示すようにプラテンローラ
3に極めて近い位置に配置されている。従つて、
固定刃4の下端部分がガイド板と同等の機能をな
すことになる。このようにして、サーマルヘツド
2・カツター6間の搬送経路16は、ガイド板を
用いることなく、サーマルヘツド2の先端部分2
aとカツター6の一部、即ち固定刃4の下端のみ
により形成されている。なお、固定刃4は可動刃
5の回転に従つて微少量揺動するが、この揺動量
をみこして固定刃4の位置決めがなされている。
又、前記可動刃5の上部は透明なガイド17によ
り覆われている。このガイド17はアーム18に
前記排出ローラ7の軸7aを中心に開閉自在に支
持されており、ストツパー片19により可動刃5
の回転を妨げない位置を採るように設定されてい
る。
このような構成において、まず、サーマルヘツ
ド2の交換、点検等を要する場合には、ブラケツ
ト14を上方へ開放させてプラテンローラ3をサ
ーマルヘツド2から離反させ、サーマルヘツド2
を上方へ抜き取り、新してサーマルヘツド2を基
準穴13がピン12に嵌合するようにして突起1
0,11上に載せ、ブラケツト14を閉じればよ
い。このようにして、サーマルヘツド2の交換を
容易に行なうことができ、交換に際して特別な調
整を行なうことなく正確に位置決めできる。すな
わち、一方のピンと丸い基準穴との嵌合により記
録ヘツドの位置決めを行ない、かつ、他方のピン
と長孔による基準穴との嵌合により記録ヘツドの
方向性を定めることができる。なお、20は電源
及びコントロール系の入力コネクタであり、サー
マルヘツド2を外す場合には抜く必要がある、も
つとも、第3図に示すように、入力コネクタ21
をボード22上に実装された相手コネクタ23に
直接抜き差しするプラグイン型に構成して着脱の
容易化を図つてもよい。
次に、ロール状記録紙1のセツトに際しても、
ブラケツト14を上方へ開放させてプラテンロー
ラ3をサーマルヘツド2から離反させる。そし
て、ロール状記録紙1の先端をサーマルヘツド2
をガイドテーブルとしてカツター6に向けて挿入
する。この時、可動刃5を覆うガイド7が透明で
あるので、オペレータは紙先端の挿入を目視にて
チエツクし易い。更には、このガイド17に先端
セツト位置のマーク等を印刷しておけば、記録紙
先端の位置合わせも容易となる。又、ブラケツト
14の開放時にはこのブラケツト14の回動基部
側の一部でアイドルローラ8を押し下げて排出ロ
ーラ7から離反させるようにすれば、記録紙1の
先端を外部に出すことも簡単にできる。ところ
で、カツター6部分においては記録紙ジヤムが生
じ易い。例えば、カツター6部分において誤動作
を生じると、短いカツト紙であれば排出されずカ
ツター6内搬送経路中に残ることになる。この
点、従来にあつてはこのジヤム発生の確認が困難
であつたが、この実施例によれば、ガイド17が
透明であるので、ジヤム紙の視認を簡単に行なう
ことができるとともに、ジヤム紙の除去もこのガ
イド17を上方へ開放させることにより簡単に行
なえる。
次に、実際の記録動作待期中(通常時)にあつ
ては、ロール状記録紙1の先端はカツター6によ
る切断位置か又はカツター6を通過した位置にあ
る。又、ロール状記録紙1はロール体の上部側か
ら第1図に示すようにサーマルヘツド2側に給紙
させるものであり、そのカール方向が上に凸の方
向である。従つて、記録紙1の先端がプラテンロ
ーラ3・固定刃4間に入り込むような不都合を生
ずることは殆どないといえる。しかして、プラテ
ンローラ3から出た記録紙1はサーマルヘツド2
の先端部分2aと固定刃4の下端とによる搬送経
路16により直接カツター6内に進入することに
なる。この結果、この部分に専用のガイド部材を
設ける必要がなく、部品点数を減らして搬送経路
を単純化できる。更には、記録位置と切断位置と
を近づけることができるので、記録終了後カツト
位置までの搬送時間あるいは記録位置までの逆転
切戻し時間を短縮することができる等のシステム
上のメリツトもある。
ところで、一般にロール状記録紙を使用する記
録装置ではカツターを装備することになるが、カ
ツターはその性質上、記録紙セツト、ジヤム紙除
取等のオペレータ操作時において充分な安全性が
考慮されなければならない。この点、通常はカツ
ター部開放時には電源が切れるように構成してカ
ツター駆動源が動作しないようにしているわけで
あるが、ドアスイツチやインターロツクソスイツ
チを器具で生かしておき電源オンの状態でメンテ
ナンスする場合もある。又、カツターの駆動方法
として、モータ等によりスプリングチヤージを行
ない、そのチヤージエネルギー解放により急速に
カツトするものもあるが、このような方式の場
合、チヤージされた機構が予期せぬシヨツク等に
より外れると、可動刃が回転して危険な場合があ
る。しかして、第4図はカツター6における安全
性を考慮した変形例を示すものである。まず、可
動刃5の軸5a上には切欠24aを有するデイス
ク24が固定されている。一方、この切欠24a
に係脱し得るロツク部25aを有するレバー25
が支軸26を中心に回動自在に設けられ、通常は
はね27によりロツク部25aがデイスク24か
ら離反する方向に付勢されている。そして、この
レバー25の他端は軸7a側に延設され、ガイド
17を開放させたときにアーム18に形成された
突部18aの干渉を受けるように設定されてい
る。このような構成によれば、カツター6内でジ
ヤムが生じたとき、ジヤム紙を取除くためガイド
17を上方へ開放させることにより、可動刃5が
露出する。しかし、このガイド17の開放に伴な
い第4図に示すように突部18aによりレバー2
5が押し下げられ、ロツク部25aがデイスク2
4の切欠24aに係合する。これにより、可動刃
6の回転がロツクされ、安全性が確保される。な
お、第4図ではガイド17の開放に連動させてレ
バー25を作動させるようにしたが、ブラケツト
14の開放に連動させるようにしてもよい。
効 果 この考案は、上述したように記録ヘツドを固定
ベースに対し位置決めされた状態で着脱自在に設
けたので、記録ヘツドの交換が容易であるととも
に位置決め機構が簡単であつて交換に伴なう調整
も必要なく、又、記録ヘツドの位置決めは、ピン
と基準穴との嵌合により行なわれて固定されるた
め、その記録ヘツドの固定ベースに対する着脱は
容易であり、そのため、カツターを近接配置する
ことも容易であり、したがつて、記録ヘツド・カ
ツター間を搬送経路とすることができ、専用のガ
イドを用いることなく搬送経路を単純化すること
ができ、このような記録位置とカツター位置との
近接により記録紙の正転搬送時間や逆転引戻し時
間を短縮させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は一部を切欠いて示す側面図、第2図はサーマ
ルヘツド部分の平面図、第3図はコネクタの変形
例を示す側面図、第4図はカツターの安全性を考
慮した変形例を示す側面図である。 1……ロール状記録紙、2……サーマルヘツド
(記録ヘツド)、3……プラテンローラ、6……カ
ツター、9……固定ベース、16……搬送経路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロール状記録紙の先端側を記録ヘツドとプラテ
    ンローラとにより挟持した状態で前記プラテンロ
    ーラにより搬送させつつ記録ヘツドにより記録を
    行ない、記録済み後端部分の記録紙をカツターで
    切断するようにした記録装置において、前記プラ
    テンローラの軸芯と一致する方向に離間した外径
    の丸い2本のピンと一方の前記ピンに嵌合する丸
    孔及び他方の前記ピンの外径に一致する幅で前記
    ピンの配列方向に長い長孔による2つの基準穴と
    により前記記録ヘツドを固定ベースに着脱自在に
    取付け、前記記録ヘツドとカツターとを近接配置
    させてこの記録ヘツドのカツター側先端部分とこ
    のカツターの一部とにより記録ヘツド・カツター
    間の搬送経路を形成したことを特徴とする記録装
    置。
JP1984191087U 1984-12-17 1984-12-17 Expired JPH0438623Y2 (ja)

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JP1984191087U JPH0438623Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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JP1984191087U JPH0438623Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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JPS61107261U JPS61107261U (ja) 1986-07-08
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5376720U (ja) * 1976-11-29 1978-06-27
JPS6110993Y2 (ja) * 1981-04-28 1986-04-08

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JPS61107261U (ja) 1986-07-08

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