JPH0438619B2 - - Google Patents

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JPH0438619B2
JPH0438619B2 JP59275452A JP27545284A JPH0438619B2 JP H0438619 B2 JPH0438619 B2 JP H0438619B2 JP 59275452 A JP59275452 A JP 59275452A JP 27545284 A JP27545284 A JP 27545284A JP H0438619 B2 JPH0438619 B2 JP H0438619B2
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cart
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Priority to GB8524047A priority patent/GB8524047D0/en
Priority to GB08526304A priority patent/GB2171969B/en
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はゴルフ場において、ゴルフ用具乃至は
プレーヤ等をコースに従つて運搬するための原動
機を搭載した自走式カートの自走装置に関し、更
に詳しくはゴルフコースのフエアウエイに埋設さ
れた軌条上を走行する自走式カートの自走装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来ゴルフ場で、用具やプレーヤ等を乗せるカ
ートの自走式のものとしては、単軌条より成るモ
ノレール式が提案されている(実開昭53−149306
号公報)が、この方式は大きな溝(例えば25cm
位)をゴルフコースのラフの外側に掘つて、この
中に軌条を地上に出ないように設置し、この軌条
上をカートの走行輪が走行するものである。
一方、地上に設置されたモノレール上を走行す
る運搬車も提案されている。(実公昭52−154813
号公報) この公知の運搬車は、第6図及び第7図に示す
ように、基台31と該基台31に設けられた走行
体32とからなつているが、走行体32を駆動す
る原動機33が該走行体32に設けられている。
そして、原動機33の回転を歯車34,35,3
6を介して走行輪37,38に伝達している。
(発明が解決しようとする問題点) ゴルフコースのフエアウエイを走行できるよう
にしたカートを提供するには、埋設される軌条が
フエアウエイの景観を損なうことがなく、かつプ
レイに支障がでないように、小形のものとしなけ
ればならない。
ところが、前記実開昭53−149306号公報に記載
されている公知のモノレール式の車両では、原動
機、減速機構、走行輪等を軌条の内部に収容して
いるので、軌条が大きくなつて該軌条をゴルフコ
ースのフエアウエイに埋設することの困難な構造
となつている。しかも、ゴルフ用具等を載せてい
る基台を走行輪等からなる前後2台の走行体によ
つて支持させており、該走行体は別個に向きを調
整することが不能となつているため、急なカーブ
や勾配のある箇所に至ると、前方の走行体がカー
ブや勾配に沿つて向きが変わつているのに、後方
の走行体の向きが変わつていないため、カートの
走行が不可能となつてしまう。
又、前記実公昭52−154813号公報に記載されて
いる公知の運搬車では、基台31の前後に設けら
れた2個の走行体32の向きを別個に調整可能と
するために、走行体32に原動機33、歯車3
4,35,36、を設けた構造としている。この
ように構成すると、走行体32の向きを別個に変
える構造を得ることは簡単であるが、これを地中
に埋設されたレール内部に配置して走行させるに
はレールの大きさが大きくなり過ぎてフエアウエ
イ設置の軌条を走行するカートに使用することは
できない。
そこで、本発明の目的は、前記フエアウエイに
埋設設置の軌条上を走行するカートにおいて、簡
単な機構を用いて小形化を達成すると同時に急な
カーブや勾配の箇所に至つても円滑に走行できる
ようにした自走装置を提供せんとするにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の特徴とするところは、ゴルフ場内のフ
エアウエイに埋設される軌条上に走行するカート
において、該カートが、ゴルフ用具及び原動機を
を載せる基台と、前記軌条上を走行する前後2個
の走行体とからなり、前記走行体の内の一方ある
いは両方は、フレームと、該フレームに設けられ
て前記軌条の底部内面上に接して走行する走行輪
と、該走行輪を回転駆動する駆動スプロケツトを
有し、前記基台から垂下して連結軸が設けられ、
該連結軸と前記走行体とをカートの前後方向に揺
動自在かつカートの左右方向に揺動不能に連結す
る枢軸が設けられ、前記連結軸と基台との間に走
行体を基台に対してカートの左右方向に揺動自在
に支持するスラストベアリングが設けられ、前記
原動機の原動スプロケツトと駆動スプロケツトと
を走行体の左右の揺動による長さの変位を吸収で
きる程度の緩みを持つたチエンで巻き掛けてな
り、以て前後の走行体が独立して前後方向および
左右方向に揺動可能としてなるところにある。
(作用) 本発明によると、カートがカーブに差し掛かつ
た時には、走行体が該カーブに沿つて左右に揺動
してその曲率に追従し、勾配に差し掛かつた時に
は、走行体が該勾配に沿つて前後に揺動してその
傾斜に追従する。この時、カートの基台上に設置
された原動機と走行体に設置された走行輪との回
転伝達がチエンによるものであるから、走行体の
向きが独立して変わつてもその変位がチエンの緩
みによつて吸収され、回転伝達機構に何等支障を
来たさない。
(実施例) 次に図面に示した本発明の実施例により詳細に
説明する。
1は単軌条式の軌条で、ゴルフコースのフエア
ウエイに沿つて地表とほほ同一レベルに敷設され
るものである。軌条1の底部2及び肩部3は、底
部内面4及び肩部内面5が何れも水平状のもので
もよいが、好ましくは図示例の如く底部内面4は
V字状に肩部内面5は山形の軽斜面状とする方が
好ましい。両側から中央に向かつて延びる肩部3
の衝き合わせ端には間隔6′を区画する口部6が
設けられ、間隔6′は可撓性のゴム板からなるカ
バー7,7′によつて重なつて覆われている。カ
バー7,7′は、その一辺が互いに間隔6′を部分
的に覆い、土、砂、雨水等の侵入を防止すると同
時に、カートの通過時には重なりが開かれるよう
になつている。
カート25はゴルフ用具や走行輪駆動用の原動
機を載せる基台8と走行輪等の設けられた前後2
台の走行体とからなつている。基台8の前後方向
と左右方向には、ゴルフバツク等(図示せず)を
保持するための載置台9が十文字状に配設され、
この各載置台9を傾斜状に保持する背板10が複
数本の支柱11並びにステー12によつて連結さ
れている。
前記基台8から垂下して連結軸13が設けら
れ、該連結軸13は枢軸14を介して走行体の縦
軸15に枢着されている。枢軸14は連結軸13
(即ち、カート25)と走行体とが前後方向に揺
動可能であり、左右方向には揺動不可能にするも
のである。
縦軸15は走行体の枠体であるフレーム16に
固定されており、該縦軸15にはスプリング17
によつて弾性的に上下方向に摺動自在のボス18
が挿通されている。このボス18の両側面には軸
19が縦軸15に対して十文字状に形成され、こ
の軸19にそれぞれ転倒防止輪20が回転自在に
挿着されていて、これが前記スプリング17によ
り軌条1の肩部3の肩部内面5に弾性的に当接し
ている。フレーム16の前後方向に位置して走行
輪23と駆動スプロケツト22が軸21によつて
回転自在に設けられており、駆動スプロケツト2
2を巻回するチエン24はカート25の基台8上
に設置した原動スプロケツト26に巻回されてい
る。原動スプロケツト26は可逆転モータ等の原
動機の回転が減速されて回転されるものとなつて
いる。ここで、チエン24は走行体が左右に揺動
した際の長さの変位を吸収できる程度の緩みを持
つて巻回されている。
上記した走行輪23等より成る走行体は、この
実施例ではカート25の一方(前方)に設けられ
ており、他方(後方)には、駆動機構が設置され
ていないだけでその他の構造がほぼ同一構成の走
行体が設けられている。即ち、転倒防止輪20は
前記同様に縦軸15に摺動自在とスプリング17
にて弾性的に支持され軌条1の肩部内面5の圧接
されて回転する。そしてフレーム16に取付けた
軸21′に回転自在に嵌挿されている従動輪2
3′は軌条1の底部内面4に接して回転する。し
かして、上記縦軸15は枢軸14で連結軸13′
と前後方向に揺動自在に連結されるとともに連結
軸13′はカート25に設けられた支持体27に
スラストベアリング28を介して連結軸13′及
び縦軸15を中心として左右方向に回動自在にな
つている。即ち、この走行体は前後方向の揺動並
びに左右方向の揺動が可能となつている。
なお、上記走行輪23、従動輪23′並びに転
倒防止輪20の夫々にはフランジ部29,29′
並びに30,30′を形成し、底部内面4や肩部
内面5の面に、上記フランジ部に適合する段部
4′,5′を設けてカート25の走行案内を一層確
実なものとしてもよい。
以上に説明した実施例では、前方の走行体だけ
が回転駆動されているが、本発明は前後2台の走
行体が共にチエンによつて回転駆動される構造も
含むものである。
又、枢軸14は縦軸15に設けられる構造に限
定されるものではなく、フレーム16に設けられ
る構造とすることもできる。
(作用) 軌条1のカーブ地点では前方の走行体が後方の
走行体とは独立してスラストベヤリング28の部
分で左右方向に揺動し、該軌条1のカーブの曲率
に沿つて揺動するので、前方及び後方の走行体の
走行が円滑になるとともに、転倒防止輪20に形
成されたフランジ部30の案内も良好となる。
又、軌条1が急な勾配の箇所に至ると、枢軸1
4によつて前方の走行体がが後方の走行体とは独
立して前後方向に揺動し、円滑な走行が得られ
る。
上記前後方向の揺動作用時において、原動スプ
ロケツト26と駆動スプロケツト22との間の回
転伝達がチエン24によるものであるから、走行
体が前後方向に揺動しても回転伝達に何等支障を
来たすものとはならない。
又、上記左右の揺動作用時において、原動スプ
ロケツト26と駆動スプロケツト22の間に巻回
されたチエン24は、それぞれ多少の緩みを持つ
ているので、回転伝達に支障を来たすことがな
い。
更に、地形や振動等によつてカート25に転倒
作用が生ずると、転倒防止輪20が軌条1の肩部
内面5に強く当接して転倒を阻止する。更に又、
スプリング17は上記両輪20,23,23′を
軌条1の肩部内面5と底部内面4間に強く弾圧す
るので走行の円滑、走行音の解消を得られるもの
となる。
(発明の効果) 本発明は上記したように、前後に設けられた2
台の走行体の一方あるいは両方が独立して前後方
向及び左右方向に揺動自在であるため、急カーブ
や急勾配となつても円滑な走行が得られるもので
ある。
フエアウエイの地中に埋設される軌条は小形の
ものでなければならないが、本発明の走行体はフ
レームと、走行輪、駆動スプロケツト等だけの構
成となつて原動機を含んでいないので、走行体を
前記フエアウエイ設置の小形の軌条に容易に収容
されるものとなる。
又、基台に設置された原動機と走行体に設けら
れた走行輪との回転伝達機構が、チエン及びスプ
ロケツトとなつているので、走行体の左右の揺動
時にチエンの緩みによつてその長さの変位を吸収
するので、基台に原動機を設置する構造としても
走行体の左右の揺動時に回転伝達機構に支障を来
たすものとはならない。
更に又、基台に設置された原動機と走行体に設
けられた走行輪との回転伝達機構が、チエン及び
スプロケツトとなつているので、走行体が前後方
向に揺動してもその長さに変更がなく、従つて基
台に原動機を設置する構造としても走行体の前後
方向の揺動時に回転伝達機構に支障を来たすもの
とはならない。
【図面の簡単な説明】
図は本発明装置の実施例を示したもので、第1
図は軌条部分を切断した全体側面図、第2図は走
行輪部分の一部切断正面図、第3図は第2図−
線の断面図、第4図は同じく−線の断面
図、第5図は従動輪部分の一部切断正面図であ
る。第6図は従来公知の地上設置のモノレール運
搬車を示す概略断面図、第7図は第6図の走行体
部分を示す拡大断面図である。 1……軌条、2……底部、3……肩部、4……
底部内面、5……肩部内面、6……口部、8……
基台、13,13′……連結軸、14……枢軸、
15……縦軸、16……フレーム、17……スプ
リング、18……ボス、19……軸、20……転
倒防止輪、21,21′……軸、23……走行輪、
23′……従動輪、24……チエン、25……カ
ート、26……原動車、27……支持体、28…
…スラストベアリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ゴルフ場内のフエアウエイに埋設される軌条
    上を走行するカートにおいて、 該カードが、ゴルフ用具及び原動機を載せる基
    台と、前記軌条上を走行する前後2個の走行体と
    からなり、 前記走行体の内の一方あるいは両方は、フレー
    ムと、該フレームに設けられて前記軌条の底部内
    面上に接して走行する走行輪と、該走行輪を回転
    駆動する駆動スプロケツトを有し、 前記基台から垂下して連結軸が設けられ、該連
    結軸と前記走行体とをカートの前後方向に揺動自
    在かつカートの左右方向に揺動不能に連結する枢
    軸が設けられ、 前記連結軸と基台との間に走行体を基台に対し
    てカートの左右方向に揺動自在に支持するスラス
    トベアリングが設けられ、 前記原動機の原動スプロケツトと駆動スプロケ
    ツトとを走行体の左右の揺動による長さの変位を
    吸収できる程度の緩みを持つたチエンで巻き掛け
    てなり、 以て前後の走行体が独立して前後方向および左
    右方向に揺動可能としてなることを特徴とするゴ
    ルフ場のカート自走装置。
JP59275452A 1984-03-22 1984-12-27 ゴルフ場のカ−ト自走装置 Granted JPS61155052A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59275452A JPS61155052A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 ゴルフ場のカ−ト自走装置
GB08507245A GB2158404B (en) 1984-03-22 1985-03-20 A system for driving a caddie cart
US06/756,693 US4823705A (en) 1984-07-26 1985-07-19 Golf cart system with embedded rail having inclined surfaces
CA000487361A CA1302784C (en) 1984-07-26 1985-07-24 Golf cart system and rail therefor
GB8524047A GB8524047D0 (en) 1984-12-27 1985-09-30 Rail
GB08526304A GB2171969B (en) 1984-12-27 1985-10-24 A rail for running a vehicle along a golf course
GB08710545A GB2190343B (en) 1984-03-22 1987-05-05 A system for driving a caddie cart

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59275452A JPS61155052A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 ゴルフ場のカ−ト自走装置

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Publication Number Publication Date
JPS61155052A JPS61155052A (ja) 1986-07-14
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ID=17555721

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59275452A Granted JPS61155052A (ja) 1984-03-22 1984-12-27 ゴルフ場のカ−ト自走装置

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GB (1) GB8524047D0 (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63117775A (ja) * 1986-11-05 1988-05-21 福田 富市 ゴルフカ−ト

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JPS5291211A (en) * 1974-02-18 1977-08-01 Buero Patent Ag Conveying vehicle for track type conveyor

Family Cites Families (2)

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JPS52154813U (ja) * 1976-05-19 1977-11-24
JPS53149306U (ja) * 1977-04-28 1978-11-24

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Publication number Publication date
GB8524047D0 (en) 1985-11-06
JPS61155052A (ja) 1986-07-14

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