JPH0438577B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0438577B2
JPH0438577B2 JP58118953A JP11895383A JPH0438577B2 JP H0438577 B2 JPH0438577 B2 JP H0438577B2 JP 58118953 A JP58118953 A JP 58118953A JP 11895383 A JP11895383 A JP 11895383A JP H0438577 B2 JPH0438577 B2 JP H0438577B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
fixing
protrusion
recess
door frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58118953A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6011340A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP58118953A priority Critical patent/JPS6011340A/ja
Publication of JPS6011340A publication Critical patent/JPS6011340A/ja
Publication of JPH0438577B2 publication Critical patent/JPH0438577B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は浴室ドア等に用いられるドア框の製造
方法に関するものである。
〔背景技術〕
従来より浴室ドアに用いられる框は、塩化ビニ
ル樹脂の押出し成形品やアルミニウム成形品等で
作製されている。しかし乍ら、これらの材質で形
成された框は質感に乏しく、また断熱性が劣ると
いう欠点があるため、ウレタン樹脂の成形品で框
を作ることが提案されている。ところでウレタン
樹脂でドア框を製造するにあたつては、成形品の
強度を上げるために成形時に内部に芯材をインサ
ートするのが通常行なわれているが、金型内への
芯材の固定精度が悪いと芯材のまわりに注入され
る樹脂の注入量が異なるためにウレタン樹脂の収
縮率の違いによつて成形された框に曲がりや反り
が発生するという欠点があり、また芯材を利用し
て框をタツピングネジで組立てる場合には、芯材
の位置がウレタン樹脂の発泡圧でずれてネジが合
わない場合があるという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであつ
て、ウレタン樹脂の成形品で作ることによつて質
感がありまた断熱性に優れたドア框を得ることが
できる上に、芯材がずれて反り、曲がりを生じた
りネジが合わないということのないドア框の製造
方法を提供することを目的とするものである。
〔発明の開示〕
すなわち、本発明は合致、離反駆動自在な一対
の金型1,2の内面にそれぞれ芯材固定用突起
3,4を対向して突設し、一方の芯材固定用突起
4を金型2の内面より突設された突段部11より
さらに突設して形成し、この金型1,2内に芯材
5を挿入して両芯材固定用突起3,4で芯材5の
両側面を挟持した状態で金型1,2内にウレタン
樹脂6を注入して硬化させ、その後脱型して一方
の芯材固定用突起3で形成される凹所跡9を鍵穴
又は蝶番取付用凹所7とすると共に他方の芯材固
定用突起4で形成される凹所跡10を突段部11
にて形成される鏡板嵌合用凹溝8内に位置させる
ことを特徴とするドア框の製造方法により上記目
的を達成したものである。
以下本発明を実施例により詳述する。第1図及
び第2図に示すように、断面L型に形成された一
対の金型1,2は合致、離反駆動自在にしてあ
る。一対の金型1,2のうち一方の金型1の内面
には芯材固定用突起3が突設してあり、また他方
の金型2の内面には突段部11が突設され、さら
に突段部11より芯材固定用突起4が突設してあ
る。この芯材固定用突起4は船型をしていて、上
記芯材固定用突起3と対向して形成してある。芯
材5はアルミニウムや鉄等で略四角筒状に形成さ
れ、第2図に示すように芯材5の一側面には固定
用凹溝12が形成してあり、また一側面がわの角
部より補強片13が外側へ延出してある。ドア框
Aを製造するにあたつては、上記芯材5を第2図
のように一対の金型1,2内に配設して金型1,
2を合致させることにより両芯材固定用突起3,
4で芯材5の両側面を挟持する。その際、一方の
芯材固定用突起4を固定用凹溝12内に嵌挿する
ものである。次いで、この状態で金型1,2内に
発泡ウレタン樹脂6を注入して発泡硬化させ、上
記芯材固定用突起3,4部分を除いて芯材5をウ
レタン樹脂で被覆するのである。その後、脱型し
てウレタン樹脂6の内部に金属の芯材5がインサ
ートされたドア框Aを得るものである。
しかして、このようにして形成されたドア框A
は表面がウレタン樹脂の成形品で形成されていて
質感に富んでいるものであり、しかも内部には金
属の芯材5が挿入されていて強度も高いものであ
る。また、第3図及び第4図に示すようにドア框
Aの一側面には芯材固定用突起3で形成された凹
所跡9の鍵穴又は蝶番取付用凹所7が形成される
ことになり、これらの穴あけ加工をその後する必
要がなく手間が省けると共に、またドア框Aの他
側面に芯材固定用突起4で形成された凹所跡10
は鏡板嵌合用凹溝8内に位置することになつて外
部から見えることがなく外観を損うことがないも
のである。図中15は鏡板、16は中框である。
また上記実施例ではドア框Aのうち縦框17の製
造方法について示したが、第6図に示すような横
框18を製造する場合にも同様にして行なうこと
ができる。
〔発明の効果〕
上記のように本発明は、合致、離反駆動自在な
一対の金型の内面にそれぞれ芯材固定用突起を対
向して突設し、一方の芯材固定用突起を金型の内
面より突設された突段部よりさらに突設して形成
し、この金型内に芯材を挿入して両芯材固定用突
起で芯材の両側面を挟持した状態で金型内にウレ
タン樹脂を注入して硬化させ、その後脱型して一
方の芯材固定用突起で形成される凹所跡を鍵穴又
は蝶番取付用凹所とすると共に他方の芯材固定用
突起で形成される凹所跡を突段部にて形成される
鏡板嵌合用凹溝内に位置させたので、外側をウレ
タン樹脂の成形品で形成すると共に内部に芯材を
インサートすることにより、質感があつて強度の
高いドア框を作製することができる上に、両芯材
固定用突起で芯材を両側より確実に固定した状態
で金型内にウレタン樹脂を発泡硬化させることが
でき、ウレタン樹脂の発泡圧等で芯材の固定位置
がずれるということがなくドア框に曲りや反りが
生じたりまたネジが合わないということがないも
のである。さらに、突段部より突設された芯材固
定用突起にて形成される凹所跡は突段部にて形成
される鏡板嵌合用凹溝内に配置されることとな
り、外部から見えるようなことがないように形成
することができ、外観を損なうことがないもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の金型の斜視図、第2
図は同上の断面図、第3図及び第4図は同上の一
部切欠斜視図、第5図は同上の要部分解斜視図、
第6図は同上の他の実施例の断面図である。 1及び2は金型、3及び4は芯材固定用突起、
5は芯材、6はウレタン樹脂、7は取付用凹所、
8は鏡板嵌合用凹溝、9及び10は凹所跡、11
は突段部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 合致、離反駆動自在な一対の金型の内面にそ
    れぞれ芯材固定用突起を対向して突設し、一方の
    芯材固定用突起を金型の内面より突設された突段
    部よりさらに突設して形成し、この金型内に芯材
    を挿入して両芯材固定用突起で芯材の両側面を挟
    持した状態で金型内にウレタン樹脂を注入して硬
    化させ、その後脱型して一方の芯材固定用突起で
    形成される凹所跡を鍵穴又は蝶番取付用凹所とす
    ると共に他方の芯材固定用突起で形成される凹所
    跡を突段部にて形成される鏡板嵌合用凹溝内に位
    置させることを特徴とするドア框の製造方法。
JP58118953A 1983-06-30 1983-06-30 ドア框の製造方法 Granted JPS6011340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58118953A JPS6011340A (ja) 1983-06-30 1983-06-30 ドア框の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58118953A JPS6011340A (ja) 1983-06-30 1983-06-30 ドア框の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6011340A JPS6011340A (ja) 1985-01-21
JPH0438577B2 true JPH0438577B2 (ja) 1992-06-24

Family

ID=14749344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58118953A Granted JPS6011340A (ja) 1983-06-30 1983-06-30 ドア框の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6011340A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100620694B1 (ko) 2004-04-22 2006-09-14 ㈜제이케이엠티코리아 일체형 인서트 합성수지 창호와 문 및 그들의 제조방법
JP2018135725A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 株式会社Lixil サッシ用枠材及びサッシ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4848553A (ja) * 1971-04-16 1973-07-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4848553A (ja) * 1971-04-16 1973-07-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6011340A (ja) 1985-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6238208Y2 (ja)
US5104597A (en) Process for producing a non-warped longitudinal multi-component frame element
JP3341319B2 (ja) 冷蔵庫の扉
JPH0438577B2 (ja)
US3403476A (en) Window and door structures
JPH06246782A (ja) 板ガラス嵌込品のインサート成形方法
US4369562A (en) Process for the manufacture of a profile for metal joinery having a thermal gap
US4048273A (en) Method of making a structural element
CN111219123A (zh) 复合材料窗的制造方法
US5215761A (en) Apparatus for production of longitudinal multi-component frame element
JPH01200184A (ja) 冷蔵庫等の断熱扉
KR200324248Y1 (ko) 창호틀 조립체
JPH0310029Y2 (ja)
JP3073123B2 (ja) サッシ枠一体化粧材
JPH0619695Y2 (ja) パネル
JPS5921267Y2 (ja) 断熱型材
JPS5916771Y2 (ja) 発泡断熱材を用いた扉体
JPS5921435B2 (ja) 断熱サツシバ−の製造法
JP3239233B2 (ja) 断熱扉
JPH0545750Y2 (ja)
JPH0522623Y2 (ja)
JPS58195775A (ja) 冷蔵庫等の断熱扉
JPH0126812Y2 (ja)
KR102071756B1 (ko) 단열발포소재가 적용된 알루미늄 창호
JPH0611180Y2 (ja) 断熱用複合パネル