JPH0438515Y2 - - Google Patents

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JPH0438515Y2
JPH0438515Y2 JP1981168016U JP16801681U JPH0438515Y2 JP H0438515 Y2 JPH0438515 Y2 JP H0438515Y2 JP 1981168016 U JP1981168016 U JP 1981168016U JP 16801681 U JP16801681 U JP 16801681U JP H0438515 Y2 JPH0438515 Y2 JP H0438515Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、半導体等の基板(ウエハ)に、減圧
CVD法や減圧エピタキシヤル法等の減圧気相成
長法により薄膜を成長させる装置に関する。
従来、ホツトウオール形の減圧CVD装置や減
圧エピタキシヤル成長装置において、ウエハを、
反応管内に挿入して密閉し、また反応管内より取
出す時に開く開閉扉3は、例えば第1図において
紙面に垂直方向に開閉する構造になつている。こ
の装置は最初、反応管1の内部を大気圧にした状
態で、扉3を開き、ウエハ5を保持したボート4
を抵抗加熱炉6により加熱された反応管1内の高
温領域に配置する。次に扉3を閉じて排気ポンプ
(図示せず)を作動させ、反応管1の内部を所定
の圧力にまで減圧し、ガスインレツト・フランジ
2に設けた原料ガス導入パイプ7を通して反応管
1内に原料ガスを導入し、ウエハ5に薄膜を成長
させる。気相成長が終つた後は、反応管1内に
N2ガスのような不活性ガスを導入し、反応管1
内を常圧に戻し、扉3を開き、ウエハ5を保持し
たボート4を取出すものである。
このような装置では必然的に扉3の開閉時に反
応管1内に空気が混入する。反応管の温度が800
℃以下では、例えばシリコンウエハの場合空気が
混入しても酸化等の大きな問題が生ずることは少
ないが、800℃〜1100℃程度の高温になると、空
気中のH2O分やO2ガス等とウエハ5が反応して
ウエハ5の表面が酸化し、特性の悪化をもたら
す。従つてこの様な構造の装置を用い、800℃〜
1100℃程度の高温で気相成長を行う場合には、低
温状態でウエハ5を反応管1内に挿入し、反応管
1の温度を上げて所定の温度に達してから気相成
長を行い、成長後は反応管1の温度の下るのを待
つてウエハ5を取出すという工程が必要であり、
非常に時間がかかる欠点がある。
そこで、高温の減圧CVDや減圧エピタキシヤ
ル成長のように高温でウエハ5の表面に薄膜を成
長する場合には、この様な時間のロスを除くため
に第2図の様な装置が用いられている。この場合
には、石英反応管1の前にローデイング室8を連
設し、反応管1とローデイング室8は開閉扉3に
より仕切られている。ローデイング室8内にはボ
ートローダ10が設けられ、このボートローダ1
0が出入する収納室8aがローデイング室8に連
通している。ボートローダ10の収納室8a側の
端には磁石11が固定されており、この磁石11
と磁気結合され収納室8aの外周に設けた環状の
磁石12の移動によつてボートローダ10は第2
図において左動又は右動せしめられる。13はそ
の移動用モータである。14,9はそれぞれ不活
性ガス供給パイプ及び排気ポンプ(図示せず)に
連通する排気パイプである。
このような装置においては、ウエハ5を保持し
たボート4を、まず、ローデイング室8に設けら
れた出入口(図示せず)より入れてボートローダ
10に取付ける。次にローデイング室8内の空気
を、排気ポンプ(図示せず)に連通する排気パイ
プ9から排気ポンプにより排気し、さらにローデ
イング室8の不活性ガス供給パイプ14から不活
性ガスを導入して、ローデイング室8内を常圧に
戻す。次いで、扉3を開き、ボートローダ10を
左方へ移動してウエハ5を保持したボート4を反
応管1内の所定の位置に配置した後、ボートロー
ダ10のみをローデイング室8に戻し、扉3を閉
じて気相成長を行う。成長後にウエハ5を保持し
たボート4を取出す時には、逆のプロセスをたど
ることによりウエハ5を高温状態では全く大気に
触れさせることなく、しかも時間的ロスもなく、
ウエハ5の出し入れを行うことができる。
しかしながらこのような装置を用いた場合に
は、ローデイング室8にボートローダ10の収納
室8aが設けられているため、極めて大形で複雑
になり、ウエハ5に生成された薄膜が汚染される
おそれがある。
本考案は、減圧CVD装置や、減圧エピタキシ
ヤル成長装置等の減圧気相成長装置において、
800℃〜1100℃程度の高い温度でウエハに薄膜を
気相成長させる場合に、ウエハの特性を損うこと
がない、しかも小形で経済性、操作性に優れた装
置を提供することを目的とするものである。
以下第3図によつて本考案の一実施例を説明す
る。第3図に示した符号のうち第2図と同じ符号
のものは同様の部品である。
この実施例においては、第3図示のように反応
管1の開閉扉3側の端部に、ローデイング室8を
連設し、このローデイング室8内側部の前記開閉
扉3に近接する部分に、不活性ガス供給パイプ1
4a,14bがそれぞれ接続された連続環状構造
を有する2組の不活性ガス噴射ノズル部15a,
15bを設け、この各噴射ノズル部15a,15
bの内側に中心部に向かつて不活性ガスを噴射す
る、例えば8個(第4図b参照)のノズル15を
設け、該噴射ノズル部15a,15bより後方に
位置するローデイング室8部に、前後方向のスリ
ツト8bを形成し、このスリツト8bに案内され
るL字型構造のボートローダ10を前記ローデイ
ング室8内に前後移動可能に設けてなる。
また、ボートローダ10の駆動部は反応管1に
並行に装置本体の内側面に取付けられている。次
に、不活性ガス供給パイプ14a,14bより高
純度のN2やHe、Arの様な800℃〜1100℃程度の
温度において、化学的に不活性なガスを供給し、
ノズル部15a,15bの各ノズル15より噴射
する。この様な状態で扉3を開き、ボートローダ
10を前方へ第3図において左方へ移動して、反
応管1内の所定の位置にウエハ5を保持したボー
ト4を搬入する。そしてウエハ5を保持したボー
ト4を反応管1内に残して、ボートローダ10の
みを後方へ第3図において右方へ移動してローデ
イング室8に戻し、扉3を閉じて気相成長を行
う。成長後は同様に、ノズル部15a,15bの
各ノズル15から不活性ガスを噴射した状態で扉
3を開き、ボートローダ10を前方へ移動して反
応管1内に搬入されているウエハ5を保持したボ
ート4に引掛け、ボートローダ10をウエハ5を
保持したボート4と共に後方へ移動してローデイ
ング室8に搬出する。この様にすることにより、
ローデイング室8のスリツト8bより入る空気は
ノズル部15a,15bの各ノズル15より噴射
される不活性ガスにより遮ぎられて、反応管1の
内部に流入することはなく、従つてウエハ5は高
温状態で空気に触れることはないから、ウエハ表
面の酸化といつた特性を損うような現象は起こら
ない。なお、扉3を開いてからボートローダ10
を反応管1内に搬入し、反応管1内よりウエハ5
をボート4と共にボートローダ10によりローデ
イング室8に搬出するまでの間に、ウエハ5の温
度が成長直後の800℃〜1100℃程度の温度から400
℃〜500℃程度まで低下しているので、不活性ガ
スで急冷しても問題はない。この本考案装置は第
2図の従来装置にくらべて簡単で、第2図のよう
に反応管1に連設したローデイング室8に直列に
ボートローダ10の収納室8aが配置されていな
いから装置の占有する面積も小さくてすみ、安価
で操作性も良い。第3図では2個のノズル部15
a,15bを用いている場合を示したが、1個の
ノズル部であつても良いし、3個以上のノズル部
を用いてもよい。ノズル部の数が多い程、反応管
1内への空気の混入をより確実に防ぐことが出来
る。また第3図のようなノズル部の他にも第4図
示のように1本の不活性ガス供給パイプ14に対
し、複数のノズル部15a,15b……を並設し
ても同様な効果が得られることは明らかである。
上述のように本考案によれば、反応管の温度を
800℃〜1100℃程度の一定の温度に保つたままで、
ウエハの特性を損うことなくウエハの出し入れが
でき、しかも従来より小形で簡単であり、操作性
の良い安価な装置を提供することができる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の減圧気相成長装置の第1例を示
す要部の断面図、第2図は、従来の減圧気相成長
装置の第2例を示す要部の断面図、第3図は本考
案による減圧気相成長装置の一実施例の要部の断
面図、第4図a,bはそれぞれ本考案のノズル部
の他の例を示す縦断面図及び横断面図である。 1……反応管、3……開閉扉、4……ボート、
5……ウエハ(基板)、6……抵抗加熱炉、7…
…原料ガス導入パイプ、8……ローデイング室、
8b……スリツト、10……ボートローダ、1
4,14a,14b……不活性ガス供給パイプ、
15……ノズル、15a,15b……ノズル部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反応管の開閉扉側の端部に、ローデイング室を
    連設し、このローデイング室内側部の前記開閉扉
    に近接する部分に、不活性ガス供給パイプが接続
    された連続環状構造を有する不活性ガス噴射ノズ
    ル部を設け、この噴射ノズル部の内側に中心部に
    向かつて不活性ガスを噴射する複数のノズルを設
    け、該噴射ノズル部より後方に位置するローデイ
    ング室部に、前後方向のスリツトを形成し、この
    スリツトに案内されるL字型構造のボートローダ
    を前記ローデイング室内に前後移動可能に設けて
    なる減圧気相成長装置。
JP16801681U 1981-11-10 1981-11-10 減圧気相成長装置 Granted JPS5872837U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16801681U JPS5872837U (ja) 1981-11-10 1981-11-10 減圧気相成長装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16801681U JPS5872837U (ja) 1981-11-10 1981-11-10 減圧気相成長装置

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Publication Number Publication Date
JPS5872837U JPS5872837U (ja) 1983-05-17
JPH0438515Y2 true JPH0438515Y2 (ja) 1992-09-09

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ID=29960067

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JP16801681U Granted JPS5872837U (ja) 1981-11-10 1981-11-10 減圧気相成長装置

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JPS4994568U (ja) * 1972-10-25 1974-08-15
JPS55180774U (ja) * 1979-06-08 1980-12-25

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