JPH0437589Y2 - - Google Patents

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JPH0437589Y2
JPH0437589Y2 JP15624387U JP15624387U JPH0437589Y2 JP H0437589 Y2 JPH0437589 Y2 JP H0437589Y2 JP 15624387 U JP15624387 U JP 15624387U JP 15624387 U JP15624387 U JP 15624387U JP H0437589 Y2 JPH0437589 Y2 JP H0437589Y2
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flap
water inlet
thread
boss portion
opened
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JP15624387U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ポツト注水口のフラツプ開閉装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
ポツトの注水口からごみや虫などが侵入するこ
とを防止するためにポツトの注水口に開閉自在の
フラツプを設けることが従来から行われている。
このようなフラツプは、注水の際にだけ開放す
ればよく、注水しない場合、即ち閉栓状態或いは
輸送時等においては、フラツプが開放しないよう
にロツクしておくことが望ましい。
このため、従来から、閉栓状態にある栓体をフ
ラツプの一部に係合せしめることによりフラツプ
をロツクし、栓体を開けることによりそのロツク
を解除するようにすることが行われている(例え
ば、実開昭54−132861号公報、実開昭54−161659
号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の構造によると、フラツプ開閉の際に栓体
との干渉を避けるため、フラツプの後端と栓体と
の間に所要の間隙が設けられる。
しかし、このような構成によると、注水のため
にポツトを傾けた際、水が上記の間隙からフラツ
プ上面に流出する不都合がある。
そこで、この考案は、フラツプのロツク構造を
備え、しかも上記のごとき不都合を解消したフラ
ツプ開閉構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は注
水口の両側部に注水口フラツプを回転自在に軸着
し、そのフラツプの一部を閉栓時の栓体の一部に
係合せしめることによりフラツプをロツクするよ
うにしたポツト注水口のフラツプ開閉構造におい
て、上記フラツプの取付軸のまわりにボス部を設
け、そのボス部に軸断面が円弧状になる円弧部を
形成し、フラツプ開時に円弧部がねじ山頂部に接
触しうる位置に上記フラツプを取付けた構成とし
たものである。
〔作用〕
閉栓状態においては、フラツプの一部が栓体の
一部に係合しているため、フラツプは開放されな
い。開栓状態においては、フラツプのボス部の円
弧部が栓体のねじ山頂部に接触するので、栓体と
フラツプのボス部の間から水が流出することを防
ぐことができる。
〔実施例〕
第1図から第3図に示す実施例のポツトは、フ
ラツプ1の回転軸2を給水路3の両側壁に回転自
在に取付たものである。フラツプ1の後端面4
は、フラツプ1の上面と直交する面をなし、回転
軸2のまわりにおけるボス部5に連続している。
ボス部5は、軸断面が円弧状になる円弧部6を有
し、第3図に示すように、フラツプ1の両端にわ
たる長さを有する。また円弧部6は栓体7のねじ
山8の周方向の円弧に沿うようわん曲している。
上記のフラツプ1を取付ける回転軸2の位置
は、フラツプ1が開時にそのボス部5の円弧部6
が栓体7のねじ山8の山頂部分に接触する位置で
ある。ボス部5の円弧部6はフラツプ1の開時に
ねじ山8の山頂部に接触すればよいので、開状態
になるまでは、回転に支障がない範囲のすき間が
ある。回転軸2の位置を上記のように設置する
と、栓体7を開方向及び閉方向のいずれの方向に
回転してもボス部5はねじ山8の山頂部分の前方
に位置する。
また、ボス部5の上方に形成されるフラツプ1
の後端面4は、ねじ溝9の前方に位置する(第2
図参照)。
一方、栓体7のねじ溝9は、栓体7の頭部10
に近い部分で終つており、ねじ山8の高さと等し
い周壁11になつている。
このため、第1図のように、閉栓状態にあると
きは、後端面4が周壁11に接触し、フラツプ1
はロツクされるから、その開放が不可能となる。
また、第2図のように、開栓状態においては後端
面4がねじ溝9の前方に位置するので、フラツプ
1は一定角度回転し開放される。このとき、ボス
部5も回転するが、円弧部6がねじ山8の山頂に
接近しており、かつねじ山8の周方向の円弧に沿
うようわん曲しているため、フラツプ1が開状態
になると円弧部6がねじ山8の山頂部に接触す
る。
第4図から第6図は、開栓時におけるフラツプ
1のロツク構造の諸例を示すものである。第4図
は、フラツプ1の上面に突起12を設け、その突
起12に栓体7の頭部10の下面を当てるように
したものである。また、第5図及び第6図は頭部
10にフラツプ1の上面に対する突起13,1
3′を設けた例である。これらのいずれの場合も、
突起13,13′が回転軸2より前方に位置して
おり、ボス部5と後端面4′は全体として円柱状
をなす。また、ボス部5の円弧部6はフラツプ1
が開時にねじ山8の山頂に接触する位置に取付け
られる。
〔考案の効果〕
この考案は、上記のように、閉栓時にフラツプ
がロツクされる一方、開栓時は自由に開放できる
と共に、フラツプ上面に水が流出する不都合を無
くすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のポツトの一部を示す閉栓状態
における断面図、第2図は同上の開栓状態におけ
る断面図、第3図は同上の一部の分解斜視図、第
4図から第6図は他の諸例の一部を示す断面図で
ある。 1……フラツプ、2……回転軸、3……給水
路、4,4′……後端面、5……ボス部、6……
円弧部、7……栓体、8……ねじ山、9……ねじ
溝、10……頭部、11……周壁、12,13,
13′……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 注水口の両側部に注水口フラツプを回転自在に
    軸着し、そのフラツプの一部を閉栓時の栓体の一
    部に係合しめることによりフラツプをロツクする
    ようにしたポツト注水口のフラツプ開閉構造にお
    いて、上記フラツプの取付軸のまわりにボス部を
    設け、そのボス部に軸断面が円弧状になる円弧部
    を形成し、フラツプ開時に円弧部がねじ山頂部に
    接触しうる位置に上記フラツプを取付けたことを
    特徴とするポツト注水口のフラツプ開閉構造。
JP15624387U 1987-10-12 1987-10-12 Expired JPH0437589Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15624387U JPH0437589Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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JP15624387U JPH0437589Y2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12

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Publication Number Publication Date
JPH0159545U JPH0159545U (ja) 1989-04-14
JPH0437589Y2 true JPH0437589Y2 (ja) 1992-09-03

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ID=31434610

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JPH0159545U (ja) 1989-04-14

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