JPH04372941A - 冷却フアン制御装置 - Google Patents

冷却フアン制御装置

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JPH04372941A
JPH04372941A JP3175904A JP17590491A JPH04372941A JP H04372941 A JPH04372941 A JP H04372941A JP 3175904 A JP3175904 A JP 3175904A JP 17590491 A JP17590491 A JP 17590491A JP H04372941 A JPH04372941 A JP H04372941A
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cooling fan
fan
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drive motor
cooling
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Koichi Asakura
朝倉 孝一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光ランプ点灯による
スキヤナ部の発熱を冷却する冷却フアンを備えた画像形
成装置の冷却フアン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲンランプなどの露光ランプにより
原稿を照射し、その反射光を、感光体上に結像して静電
潜像を形成し、さらに現像装置により顕像化して転写紙
上に転写する画像形成装置においては、露光ランプの点
灯によりスキヤナ部が発熱する。発熱するスキヤナ部お
よびその熱が伝播される他のユニツト部が過度に温度上
昇すると、各部品の性能や耐久性が劣化し、また、誤つ
て手で触れると危険であるため、従来より、冷却フアン
でスキヤナ部を冷却している。
【0003】この場合、露光ランプの連続点灯により、
スキヤナ部近傍の温度が最高になつても、十分冷却でき
る風量で常時冷却フアンを回転させると、温度がそれ以
下の状況では電力の無駄になり、また、騒音が発生する
ため、従来より機内温度に応じてフアン制御を行つたり
、あるいはコピーカウント数に応じてフアン制御を行う
技術が提案されている。なお、これらに関連する技術と
しては、特開昭61−219966号公報、特開昭63
−159873号公報、特開昭63−214770号公
報、実開昭61−86750号公報、実開昭61−92
953号公報等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置においては、温度センサが必要になつたり、あるいは
その温度センサの故障による誤検知の危険性がある。ま
た、単にコピーカウント数からだけでは、実際の温度上
昇は正確には計れないという問題がある。即ち、連続コ
ピーか否か、あるいは変倍率(ランプ点灯時間に対応す
るスキヤン長が変倍率によつて変わつてくる)によつて
温度上昇の度合が変わつてくるからである。
【0005】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、画像形成装置の運転状況に応じた実際の
温度上昇を判断して、より正確に冷却することができる
冷却フアン制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像形成装
置の露光ランプ点灯によるスキヤナ部の発熱を冷却する
冷却フアンの冷却能力を制御する冷却フアン制御装置に
おいて、連続コピー枚数と形成画像の変倍率により、ス
キヤナ部の上昇温度を予測し、その値に基づいて前記冷
却フアンを制御する制御手段と、この制御手段からの指
令により前記冷却フアンの駆動モーターへの電力供給を
変化させる電力可変手段とを備えた第1の手段により達
成される。なお、この場合、電力可変手段としては、冷
却フアンのタツプ切り替え機構、電圧切り替え機構、デ
ユーテイ切り替え機構等がある。また上記目的は、画像
形成装置の露光ランプ点灯によるスキヤナ部の発熱を冷
却する冷却フアンの冷却能力を制御する冷却フアン制御
装置において、連続コピー枚数と形成画像のスキヤン長
により、スキヤナ部の上昇温度を予測し、その値に基づ
いて前記冷却フアンを制御する制御手段と、この制御手
段からの指令により前記冷却フアンの駆動モーターへの
電力供給を変化させる電力可変手段とを備えた第2の手
段により達成される。なお、この場合も、電力可変手段
としては、冷却フアンのタツプ切り替え機構、電圧切り
替え機構、デユーテイ切り替え機構等がある。
【0007】
【作用】制御手段は連続コピー枚数と変倍率、あるいは
連続コピー枚数とスキヤン長とから、スキヤナ部のラン
プ点灯に伴うスキヤナ部近傍の上昇温度を予測し、その
値に基づいて駆動モーターのタツプや、電圧や制御信号
のデユーテイを切り替えて冷却フアンの回転数、従つて
風量を切り替える。
【0008】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づき説明
する。図5は複写機の構成図である。本発明に関係する
ところのみ説明すると、1は光学ユニツト、2はスキヤ
ナ、3は露光ランプ、4は冷却フアン、5は感光体ドラ
ム、6は給紙カセツトである。ところで、最近の複写機
は変倍機能を備えたものが多く見受けられる。この変倍
時には、スキヤナ2の速度を変化させ、縦(副走査)方
向の変倍を行う。例えば、50%に縮小する場合は、ス
キヤナ2の速度は100%(等倍時)の倍の速度となり
、200%の拡大時には、スキヤナ2の速度は100%
時の1/2となる訳である。従つて、例えば同じA4の
用紙にコピーをとる時には、拡大時は1/2の距離を1
/2のスピードで、縮小時は2倍の距離を2倍のスピー
ドでスキヤンを行うことになる。
【0009】その場合、図8に示したようにスキヤナ部
やその周辺の部品(例えばコンタクトガラス等)の温度
は変倍率によつて上昇カーブが異なつてくることになる
。従つて、各変倍率に対して一律に同じ連続枚数にて冷
却フアン4の風量の切り替えを行う必要はないというこ
とになる。
【0010】また、最近の複写機は、原稿サイズや転写
紙サイズにより必要なスキヤン長のみをスキヤンし、小
サイズのコピースピードを上げるというのが一般的にな
つている。そのため、スキヤナ部の温度または周囲の部
品の温度(例えばコンタクトガラス等)は、図9に示す
ように、スキヤン長によりその上昇カーブが異なつてく
る。本例では、小サイズの方が上昇カーブが急になつて
いる。これは、短距離を長サイズのものより高頻度にて
スキヤンしているからである。従つて、各サイズに対し
て一律に同じ連続枚数にて冷却フアン4の風量切り替え
を行う必要はないと言うことになる。
【0011】このような背景から、本発明では、変倍率
あるいはスキヤン長に応じて、冷却フアン4の風量を切
り替える際の連続コピー枚数を設定する。図1、図2、
図3は、冷却フアン制御装置の本発明の実施例に係る制
御ブロツク図である。
【0012】まず、図1に示す実施例において、10は
操作部、11はCPU、12はリレー、12aは切り替
え片である。この実施例においては、CPU11よりフ
アンオントリガ(FO)を出力して冷却フアン4を駆動
し、かつ、パワーアツプトリガ(PU)を出してリレー
12を動作させ、通常時、低速側にある切り替え片12
aを高速側に切り替えることで冷却フアン4の駆動モー
ター7を高速回転させ、フアン風量を増大させる。また
、フアンオントリガのみを出力すれば、切り替え片12
aは低速側にあるため、冷却フアン4は低速回転となり
、フアン風量は小さく抑えられる。
【0013】図2に示す実施例の変形例において、12
cはリレー12の接続片、13は増幅トランジスタであ
る。この実施例では、CPU11よりフアンオントリガ
を出力し、通常開の接続片12cを閉じて冷却フアン4
を駆動し、かつ、パワーアツプトリガをオンして増幅ト
ランジスタ13により、冷却フアン4の駆動モーター7
に供給される電圧を増加させることでフアン風量を増大
させる。また、フアンオントリガのみCPU11から出
力すれば、冷却フアン4の風量は小さいものとなる。
【0014】図3に示す実施例の他の変形例においては
、フアンオントリガを図4の(1)の常時GNDの状態
で流すことで、冷却フアン4を高速回転し、風量を増加
させる。また、フアンオントリガを図4の(2)のパル
ス分割の状態で流すことで、冷却フアン4を低速回転さ
せ、フアン風量を小さくする。
【0015】図6は、変倍率と連続コピー枚数に応じた
フアン制御の実施例に係るフローチヤートである。本実
施例では、変倍率とフアン風量切り替えの連続コピー枚
数との関係は、変倍率50%〜90%のとき、切り替え
枚数20枚、変倍率91%〜140%のとき、切り替え
枚数15枚、変倍率141%以上のとき、切り替え枚数
10枚となつている。
【0016】まず、コピー中かどうかのチエツクを行い
(S1)、コピー中でなければフアンモータをオフする
(S2)。コピー中であつて、その変倍率が50%〜9
0%で(S3でY)、連続20枚以上コピーした場合(
S4でY)、あるいは、変倍率が91%〜140%で(
S5でY)、連続15枚以上コピーした場合(S6でY
)、さらにはそれ以外の変倍率で連続10枚以上コピー
した場合は、前述のフアン風量制御を行い、フアン風量
を増加させる(S8)。上記以外の場合は、逆にフアン
風量を小さく抑える(S9)。
【0017】図7は、スキヤン長と連続コピー枚数に応
じたフアン制御の実施例に係るフローチヤートである。 本実施例では、スキヤン長とフアン風量切り替えの連続
コピー枚数との関係は、スキヤンサイズがA3のとき切
り替え枚数20枚、スキヤンサイズがB4のとき切り替
え枚数15枚、スキヤンサイズがA4以下のとき切り替
え枚数が10枚となつている。
【0018】まず、コピー中かどうかのチエツクを行い
(S11)、コピー中でなければ、フアンモーターをオ
フする(S12)。コピー中であつて、そのスキヤン長
がA3で(S13でY)、連続20枚以上コピーした場
合(S14でY)、あるいは、スキヤン長がB4で(S
15でY)、連続15枚以上コピーした場合(S16で
Y)、あるいは、スキヤン長がB4より小さいがA4以
下ではなく(S17でN)、連続15枚以上コピーした
場合(S16でY)、さらに、スキヤン長がA4以下で
(S17でY)、かつ、連続10枚以上コピーした場合
(S18でY)、フアン風量を増加させる(S19)。 上記以外の場合は、逆にフアン風量を小さく抑える(S
20)。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、連続コピ
ー枚数と変倍率とから、また請求項2記載の発明によれ
ば、連続コピー枚数とスキヤン長とから、それぞれ冷却
フアンの風量制御を行つているから、変倍モードや転写
紙サイズに応じた実際の温度上昇に対して、きめ細かい
冷却フアンの制御を行うことができ、騒音、電力ロスを
なくし、信頼性の高い冷却フアン制御装置を提供するこ
とができる。請求項3ないし5記載の発明によれば、冷
却フアンの駆動モーターへの電力供給を変化させる装置
を容易、かつ効率的な構成にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の制御回路を示すブロツク図で
ある。
【図2】同じく実施例の変形例の制御回路を示すブロツ
ク図である。
【図3】同じく実施例の他の変形例の制御回路を示すブ
ロツク図である。
【図4】他の変形例に係る制御信号の波形図である。
【図5】複写機の一例を示す構成図である。
【図6】実施例の変倍率と連続コピー枚数に応じたフア
ン制御のフローチヤートである。
【図7】実施例のスキヤン長と連続コピー枚数に応じた
フアン制御のフローチヤートである。
【図8】連続コピー枚数とスキヤナ温度との関係を示す
変倍率ごとの特性図である。
【図9】連続コピー枚数とスキヤナ温度との関係を示す
スキヤン長ごとの特性図である。
【符号の説明】
2  スキヤナ 3  露光ランプ 4  冷却フアン 7  駆動モーター 11  CPU 12  リレー 13  増幅トランジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像形成装置の露光ランプ点灯による
    スキヤナ部の発熱を冷却する冷却フアンの冷却能力を制
    御する冷却フアン制御装置において、連続コピー枚数と
    形成画像の変倍率により、スキヤナ部の上昇温度を予測
    し、その値に基づいて前記冷却フアンを制御する制御手
    段と、この制御手段からの指令により前記冷却フアンの
    駆動モーターへの電力供給を変化させる電力可変手段と
    を備えたことを特徴とする冷却フアン制御装置。
  2. 【請求項2】  画像形成装置の露光ランプ点灯による
    スキヤナ部の発熱を冷却する冷却フアンの冷却能力を制
    御する冷却フアン制御装置において、連続コピー枚数と
    形成画像のスキヤン長により、スキヤナ部の上昇温度を
    予測し、その値に基づいて前記冷却フアンを制御する制
    御手段と、この制御手段からの指令により前記冷却フア
    ンの駆動モーターへの電力供給を変化させる電力可変手
    段とを備えたことを特徴とする冷却フアン制御装置。
  3. 【請求項3】  請求項1または請求項2の記載におい
    て、電力可変手段を、前記駆動モーターの駆動力を切り
    替えるタツプ切り替え機構で構成したことを特徴とする
    冷却フアン制御装置。
  4. 【請求項4】  請求項1または請求項2の記載におい
    て、電力可変手段を、前記駆動モーターに供給する電圧
    を変化させる電圧切り替え機構で構成したことを特徴と
    する冷却フアン制御装置。
  5. 【請求項5】  請求項1または請求項2の記載におい
    て、電力可変手段を、前記駆動モーターの制御信号のデ
    ユーテイを変化させるデユーテイ切り替え機構で構成し
    たことを特徴とする冷却フアン制御装置。
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JP2012150254A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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