JPH0437277B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0437277B2 JPH0437277B2 JP58106476A JP10647683A JPH0437277B2 JP H0437277 B2 JPH0437277 B2 JP H0437277B2 JP 58106476 A JP58106476 A JP 58106476A JP 10647683 A JP10647683 A JP 10647683A JP H0437277 B2 JPH0437277 B2 JP H0437277B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- gear position
- control
- ignition
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 17
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P9/00—Electric spark ignition control, not otherwise provided for
- F02P9/002—Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression
- F02P9/005—Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression by weakening or suppression of sparks to limit the engine speed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジンの過回転防止装置、さらに
詳しく言えば、シフトされているギヤポジシヨン
ごとに定まる制限回転数を越えないように点火時
期が制御されるとともに、そのような装置を車両
の速度制限装置として用いた場合に人為的に速度
制限の制御機能を解除できないようにしたエンジ
ンの過回転防止装置に関する。
詳しく言えば、シフトされているギヤポジシヨン
ごとに定まる制限回転数を越えないように点火時
期が制御されるとともに、そのような装置を車両
の速度制限装置として用いた場合に人為的に速度
制限の制御機能を解除できないようにしたエンジ
ンの過回転防止装置に関する。
車両の速度規制の対応策として、エンジンの点
火時期を制御して、回転数を一定値以下に抑止す
るエンジンの過回転防止装置が種々提案されてい
る。従来のエンジンの過回転防止装置は、シフト
されているギヤポジジヨンがトツプギヤのときに
のみ、そのシフトされているトツプギヤで走行し
たときの制限速度に対応する制御回転数を越えな
いように点火制御がされていた。この装置では、
制限速度を比較的高い速度に設定したとき、例え
ば80Km/hの場合には問題はなかつた。なぜな
ら、第1図に示すように、第4速以下では80Km/
hの速度で走行するには、エンジンの回転数が
10000rpmを!?かに越えていなければならないの
で、通常のエンジンでは性能上不可能であるから
である。ところが、制限速度を50Km/h程度の中
高速に設定した場合には、例え第5速にシフトさ
れているときに、エンジンの回転数を6350rpmに
制限しても、第4速で7450rpm,第3速で
9500rpmの回転数であれば、50Km/hの速度を越
える走行は可能になつてしまい、速度制限装置と
しての機能を果たさなくなつてしまう。
火時期を制御して、回転数を一定値以下に抑止す
るエンジンの過回転防止装置が種々提案されてい
る。従来のエンジンの過回転防止装置は、シフト
されているギヤポジジヨンがトツプギヤのときに
のみ、そのシフトされているトツプギヤで走行し
たときの制限速度に対応する制御回転数を越えな
いように点火制御がされていた。この装置では、
制限速度を比較的高い速度に設定したとき、例え
ば80Km/hの場合には問題はなかつた。なぜな
ら、第1図に示すように、第4速以下では80Km/
hの速度で走行するには、エンジンの回転数が
10000rpmを!?かに越えていなければならないの
で、通常のエンジンでは性能上不可能であるから
である。ところが、制限速度を50Km/h程度の中
高速に設定した場合には、例え第5速にシフトさ
れているときに、エンジンの回転数を6350rpmに
制限しても、第4速で7450rpm,第3速で
9500rpmの回転数であれば、50Km/hの速度を越
える走行は可能になつてしまい、速度制限装置と
しての機能を果たさなくなつてしまう。
さらに、このような速度制限装置として問題に
なるのは、制御精度を向上させるため車両の種々
の情報を得ようとしてセンサ類を設けても、その
センサ類を人為的に取り外してしまえば、速度制
限装置としての機能を果たさなくなつてしまうこ
とである。
なるのは、制御精度を向上させるため車両の種々
の情報を得ようとしてセンサ類を設けても、その
センサ類を人為的に取り外してしまえば、速度制
限装置としての機能を果たさなくなつてしまうこ
とである。
そこで、本発明の目的は、ギヤポジションごと
にエンジンの制限回転数を設定してエンジンの過
回転を防止するとともに、車両の速度制限装置に
用いられたときに人為的に速度制限機能を停止さ
せることができないようにしたエンジンの過回転
防止装置を提供することにある。
にエンジンの制限回転数を設定してエンジンの過
回転を防止するとともに、車両の速度制限装置に
用いられたときに人為的に速度制限機能を停止さ
せることができないようにしたエンジンの過回転
防止装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明によるエンジ
ンの過回転防止装置はエンジンの回転に同期して
発電コイルおよび信号コイルに電圧を発生する点
火用発電機と、前記発電コイルで発生した電圧を
コンデンサに蓄電し前記信号コイルからの交流信
号により導通が制御される点火用サイリスタによ
り前記コンデンサに蓄えられた電荷を点火コイル
の一次側に放電する点火ユニツトと、前記信号コ
イルからの交流信号によりエンジンの回転数に比
例した電圧を発生する回転検出部と、前記回転検
出部の出力が制限回転数になつたときには前記発
電コイルからの電圧を失火用サイリスタで遮断す
る制御回路部とからなり、エンジンの回転数が制
御回転数を越えたときには前記失火用サイリスタ
が導通し前記コンデンサへの蓄電を停止させるエ
ンジンの過回転防止装置において、ギヤチエンジ
の動作により回動する軸に同軸にギヤポジション
スイツチを設け、該軸の回動により制御回転数設
定素子を選択して前記制御回路部の制御回転数を
設定するギヤポジション制御部を設け、ギヤポジ
ションが高速ギヤになるに従つて制限回転数が低
くなるよう設定し、かつ、前記ギヤポジションス
イツチ、前記ギヤポジション制御部および前記点
火用サイリスタまたは失火用サイリスタのアース
端子を一体に設けて構成してある。
ンの過回転防止装置はエンジンの回転に同期して
発電コイルおよび信号コイルに電圧を発生する点
火用発電機と、前記発電コイルで発生した電圧を
コンデンサに蓄電し前記信号コイルからの交流信
号により導通が制御される点火用サイリスタによ
り前記コンデンサに蓄えられた電荷を点火コイル
の一次側に放電する点火ユニツトと、前記信号コ
イルからの交流信号によりエンジンの回転数に比
例した電圧を発生する回転検出部と、前記回転検
出部の出力が制限回転数になつたときには前記発
電コイルからの電圧を失火用サイリスタで遮断す
る制御回路部とからなり、エンジンの回転数が制
御回転数を越えたときには前記失火用サイリスタ
が導通し前記コンデンサへの蓄電を停止させるエ
ンジンの過回転防止装置において、ギヤチエンジ
の動作により回動する軸に同軸にギヤポジション
スイツチを設け、該軸の回動により制御回転数設
定素子を選択して前記制御回路部の制御回転数を
設定するギヤポジション制御部を設け、ギヤポジ
ションが高速ギヤになるに従つて制限回転数が低
くなるよう設定し、かつ、前記ギヤポジションス
イツチ、前記ギヤポジション制御部および前記点
火用サイリスタまたは失火用サイリスタのアース
端子を一体に設けて構成してある。
前記構成によれば本発明の目的は完全に達成で
きる。
きる。
以下、図面等を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。
説明する。
第2図は本発明によるエンジンの過回転防止装
置の第1の実施例を示した全体の構成図、第3図
は第1の実施例の点火制御装置を詳細に示した回
路図である。
置の第1の実施例を示した全体の構成図、第3図
は第1の実施例の点火制御装置を詳細に示した回
路図である。
本発明によるエンジンの過回転防止装置は、第
2図に示すように、バツテリ1、単相全制御レギ
ユレータ2、マグネト発電機3、点火制御装置
4、ギヤポジションスイツチ5、点火コイル6、
点火プラグ7とから構成されている。
2図に示すように、バツテリ1、単相全制御レギ
ユレータ2、マグネト発電機3、点火制御装置
4、ギヤポジションスイツチ5、点火コイル6、
点火プラグ7とから構成されている。
点火制御装置4は、第3図に示すように、回転
検出部41、制御回路部42,コンデンサ放電式
点火ユニツト43(以下CDIユニツト43とい
う)、制御回転数設定抵抗44とから構成されて
いる。
検出部41、制御回路部42,コンデンサ放電式
点火ユニツト43(以下CDIユニツト43とい
う)、制御回転数設定抵抗44とから構成されて
いる。
回転検出部41は抵抗r1,r2、ダイオードD1,
D2、コンデンサC1,C2等から構成されている。
回転検出部41は信号コイル3bからの交流信号
によりエンジンの回転数を検出するためのもので
ある。
D2、コンデンサC1,C2等から構成されている。
回転検出部41は信号コイル3bからの交流信号
によりエンジンの回転数を検出するためのもので
ある。
制御回路部42はツエナダイオードZD、失火
用サイリスタSCR1等から構成されている。ツエ
ナダイオードZDは回転検出部41の出力が制限
回転数に対応する回転数を越えたときに降伏電圧
Vzに保つ定電圧ダイオードである。失火用サイ
リスタSCR1はゲートに入力されるツエナダイオ
ードZDからの電流が一定値i0を越えたときに発
電コイル3aからの電流をアースして後述のコン
デンサC3への蓄電を阻止するためのものである。
用サイリスタSCR1等から構成されている。ツエ
ナダイオードZDは回転検出部41の出力が制限
回転数に対応する回転数を越えたときに降伏電圧
Vzに保つ定電圧ダイオードである。失火用サイ
リスタSCR1はゲートに入力されるツエナダイオ
ードZDからの電流が一定値i0を越えたときに発
電コイル3aからの電流をアースして後述のコン
デンサC3への蓄電を阻止するためのものである。
CDIユニツト43はダイオードD3,D4、コン
デンサC3,C4、抵抗r4〜r6、点火用サイリスタ
SCR2とから構成されている。ダイオードD3は発
電コイル3aで発生した交流電圧を整流するため
のものである。コンデンサC3はダイオードD3で
整流された電圧を点火エネルギとして蓄電するた
めのものである。点火用サイリスタSCR2は信号
コイル3bからの交流信号によりコンデンサC3
に蓄電された電荷を放電させるためのものであ
る。
デンサC3,C4、抵抗r4〜r6、点火用サイリスタ
SCR2とから構成されている。ダイオードD3は発
電コイル3aで発生した交流電圧を整流するため
のものである。コンデンサC3はダイオードD3で
整流された電圧を点火エネルギとして蓄電するた
めのものである。点火用サイリスタSCR2は信号
コイル3bからの交流信号によりコンデンサC3
に蓄電された電荷を放電させるためのものであ
る。
制御回転数検出抵抗44は抵抗R1〜R3,r7と
から構成されている。抵抗R11〜R3は抵抗r7を
介して、失火用サイリスタSCR1のゲートに接続
されている。抵抗R1〜R3はギヤポジションスイ
ツチ5が第3速〜第5速にシフトされているとき
に各ギヤポジションに対応して選択される抵抗で
ある。速度を50Km/hに制限する場合には、第3
速のときにエンジンの回転数を9500rpm、第4速
のときに7450rpm、第5速のときに6350rpmにな
るように設定されている(第1図参照)。
から構成されている。抵抗R11〜R3は抵抗r7を
介して、失火用サイリスタSCR1のゲートに接続
されている。抵抗R1〜R3はギヤポジションスイ
ツチ5が第3速〜第5速にシフトされているとき
に各ギヤポジションに対応して選択される抵抗で
ある。速度を50Km/hに制限する場合には、第3
速のときにエンジンの回転数を9500rpm、第4速
のときに7450rpm、第5速のときに6350rpmにな
るように設定されている(第1図参照)。
発電コイル3aに発生した電圧は、ダイオード
D3で整流されたのち、コンデンサC3に蓄電され
る。点火時期に信号コイル3bで発生した信号電
圧がサイリスタSCR2に導通し、コンデンサC3は
点火コイル6の一次側を通して放電し、二次側に
高電圧を発生して点火プラグ7を点火させる。
D3で整流されたのち、コンデンサC3に蓄電され
る。点火時期に信号コイル3bで発生した信号電
圧がサイリスタSCR2に導通し、コンデンサC3は
点火コイル6の一次側を通して放電し、二次側に
高電圧を発生して点火プラグ7を点火させる。
発電コイル3bからの信号により回転検出部41
でエンジンの回転数に比例する電圧VPを出力す
る。ツエナダイオードZDの降伏電圧をVzとする
と失火用サイリスタSCR1にかかる電圧vはv=
Vp−Vzである。したがつて、失火用サイリスタ
SCR1のゲードにかかる電流iはi=v/Rとな
る。ここで、Rはギヤポジションスイツチ5によ
り選択される抵抗R1,R2またはR3と抵抗r3,r7
との合成抵抗である。つまり、失火用サイリスタ
SCR1を導通させるゲート電流i0よりもiが大き
くなつたときに、失火用サイリスタSCR1が導通
して点火を阻止する。ギヤが第3速にシフトされ
ているとすると、ギヤポジションスイツチ5は接
点aをアースする。このため、合成抵抗RはR=
(R1+r7)/〔(R1+r7)+r3〕=1/〔1+r3/
(R1+r7)〕となる。ギヤが第4速にシフトされて
いるとすると、ギヤポジションスイツチ5は接点
bをアースする。このため、合成抵抗RはR=
(R2+r7)/〔(R2+r7)+r3〕=1/〔1+r3/
(R2+r7)〕となる。ギヤが第5速にシフトされて
いるとすると、ギヤポジションスイツチ5は接点
cをアースする。このため、合成抵抗RはR=
(R3+r7)/〔(R3+r7)+r3〕=1/〔1+r3/
(R3+r7)〕となる。
でエンジンの回転数に比例する電圧VPを出力す
る。ツエナダイオードZDの降伏電圧をVzとする
と失火用サイリスタSCR1にかかる電圧vはv=
Vp−Vzである。したがつて、失火用サイリスタ
SCR1のゲードにかかる電流iはi=v/Rとな
る。ここで、Rはギヤポジションスイツチ5によ
り選択される抵抗R1,R2またはR3と抵抗r3,r7
との合成抵抗である。つまり、失火用サイリスタ
SCR1を導通させるゲート電流i0よりもiが大き
くなつたときに、失火用サイリスタSCR1が導通
して点火を阻止する。ギヤが第3速にシフトされ
ているとすると、ギヤポジションスイツチ5は接
点aをアースする。このため、合成抵抗RはR=
(R1+r7)/〔(R1+r7)+r3〕=1/〔1+r3/
(R1+r7)〕となる。ギヤが第4速にシフトされて
いるとすると、ギヤポジションスイツチ5は接点
bをアースする。このため、合成抵抗RはR=
(R2+r7)/〔(R2+r7)+r3〕=1/〔1+r3/
(R2+r7)〕となる。ギヤが第5速にシフトされて
いるとすると、ギヤポジションスイツチ5は接点
cをアースする。このため、合成抵抗RはR=
(R3+r7)/〔(R3+r7)+r3〕=1/〔1+r3/
(R3+r7)〕となる。
したがつて、ギヤポジションが第3速〜第5速
に応じて抵抗R1〜R3が異なるので、失火用サイ
リスタSCR1を導通させる時期をエンジンの回転
数とギヤポジションに連動させて決定することが
できる。
に応じて抵抗R1〜R3が異なるので、失火用サイ
リスタSCR1を導通させる時期をエンジンの回転
数とギヤポジションに連動させて決定することが
できる。
第4図は本発明によるエンジンの過回転防止装
置の第2の実施例を示した回路図である。
置の第2の実施例を示した回路図である。
第2の実施例では本発明の特徴とするギヤポジ
ションスイツチ5と制御回転設定抵抗44の回路
部分をCDIユニツット43の点火用サイリスタ
SCR2のアース端子と一体にして設けたものであ
る。このため、ギヤポジションスイツチ5の接続
を外して速度制限機能を解除させようとすると、
同時にCDIユニツト43のアースも開放されてし
まうので、点火不能となり人為的な速度制限解除
を回避することができる。
ションスイツチ5と制御回転設定抵抗44の回路
部分をCDIユニツット43の点火用サイリスタ
SCR2のアース端子と一体にして設けたものであ
る。このため、ギヤポジションスイツチ5の接続
を外して速度制限機能を解除させようとすると、
同時にCDIユニツト43のアースも開放されてし
まうので、点火不能となり人為的な速度制限解除
を回避することができる。
第5図は本発明によるエンジンの過回転防止装
置の第3の実施例を示した回路図、第6図は第3
の実施例に用いられギヤポジションスイツチを表
した正面図、および側断面図である。
置の第3の実施例を示した回路図、第6図は第3
の実施例に用いられギヤポジションスイツチを表
した正面図、および側断面図である。
第3の実施例では本発明の特徴とするギヤポジ
ションスイツチ5と制御回転設定抵抗44の回路
部分を回転検出部41および制御回路部42と一
体にして設けたものである。このため、ギヤポジ
ションスイツチ5の接続を外して速度制御機能を
解除させようとすると、同時に回転検出部41お
よび制御回路部42も外されてしまうので、点火
不能となり人為的な速度制限解除を回避すること
ができる。
ションスイツチ5と制御回転設定抵抗44の回路
部分を回転検出部41および制御回路部42と一
体にして設けたものである。このため、ギヤポジ
ションスイツチ5の接続を外して速度制御機能を
解除させようとすると、同時に回転検出部41お
よび制御回路部42も外されてしまうので、点火
不能となり人為的な速度制限解除を回避すること
ができる。
ギヤポジションスイツチ5は、第6図に示すよ
うに、ギヤチエンジの動作により回動する軸51
と、軸51の先端に突出方向に付勢された可動接
点52と、本体53と、本体53に設けられギヤ
ポジションに対応して設けられた固定接点54と
から構成されている。本実施例では制御回転設定
抵抗44を内蔵するとともに回転検出部41,制
御回路部42が実装されているプリント基板55
も本体53内に内蔵されている。このため、ギヤ
ポジションスイツチ5の本体53を取り外すと、
プリント基板55も同時に外されてしまうので、
点火不能になつてしまう。
うに、ギヤチエンジの動作により回動する軸51
と、軸51の先端に突出方向に付勢された可動接
点52と、本体53と、本体53に設けられギヤ
ポジションに対応して設けられた固定接点54と
から構成されている。本実施例では制御回転設定
抵抗44を内蔵するとともに回転検出部41,制
御回路部42が実装されているプリント基板55
も本体53内に内蔵されている。このため、ギヤ
ポジションスイツチ5の本体53を取り外すと、
プリント基板55も同時に外されてしまうので、
点火不能になつてしまう。
以上詳しく説明したように、本発明によれば、
つぎのような効果がある。
つぎのような効果がある。
ギヤポジションスイツチが点火制御装置と連動
しているので、どのギヤポジションにシフトされ
ていても制限回転数を越えることはない。
しているので、どのギヤポジションにシフトされ
ていても制限回転数を越えることはない。
このため、車両の速度制限装置として最適であ
るとともに、ギヤポジションスイツチ等を外して
も速度制限の制御機能を人為的に解除することを
回避できる。
るとともに、ギヤポジションスイツチ等を外して
も速度制限の制御機能を人為的に解除することを
回避できる。
第1図は車速とエンジンの回転数および駆動力
の関係を示した図である。第2図は本発明による
エンジンの過回転防止装置の第1の実施例を示し
た全体の構成図、第3図は第1の実施例の点火制
御装置を詳細に示した回路図である。第4図は本
発明によるエンジンの過回転防止装置の第2の実
施例を示した回路図である。第5図は本発明によ
るエンジンの過回転防止装置の第3の実施例を示
した回路図、第6図は第3の実施例に用いられる
ギヤポジションスイツチを表した正面図、および
側断面図である。 1……バツテリ、2……レギユレータ、3……
マグネト発電機、3a……発電コイル、3b……
信号コイル、4……点火制御装置、41……回転
検出部、42……制御回路部、43……CDIユニ
ツト、44……制御回転設定抵抗、5……ギヤポ
ジションスイツチ、6……点火コイル、7……点
火プラグ、SCR1……失火用サイリスタ、SCR2…
…点火用サイリスタ。
の関係を示した図である。第2図は本発明による
エンジンの過回転防止装置の第1の実施例を示し
た全体の構成図、第3図は第1の実施例の点火制
御装置を詳細に示した回路図である。第4図は本
発明によるエンジンの過回転防止装置の第2の実
施例を示した回路図である。第5図は本発明によ
るエンジンの過回転防止装置の第3の実施例を示
した回路図、第6図は第3の実施例に用いられる
ギヤポジションスイツチを表した正面図、および
側断面図である。 1……バツテリ、2……レギユレータ、3……
マグネト発電機、3a……発電コイル、3b……
信号コイル、4……点火制御装置、41……回転
検出部、42……制御回路部、43……CDIユニ
ツト、44……制御回転設定抵抗、5……ギヤポ
ジションスイツチ、6……点火コイル、7……点
火プラグ、SCR1……失火用サイリスタ、SCR2…
…点火用サイリスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンの回転に同期して発電コイルおよび
信号コイルに電圧を発生する点火用発電機と、前
記発電コイルで発生した電圧をコンデンサに蓄電
し前記信号コイルからの交流信号により導通が制
御される点火用サイリスタにより前記コンデンサ
に蓄えられた電荷を点火コイルの一次側に放電す
る点火ユニツトと、前記信号コイルからの交流信
号によりエンジンの回転数に比例した電圧を発生
する回転検出部と、前記回転検出部の出力が制御
回転数になつたときには前記発電コイルからの電
圧を失火用サイリスタで遮断する制御回路部とか
らなり、エンジンの回転数が制御回転数を越えた
ときには前記失火用サイリスタが導通し前記コン
デンサへの蓄電を停止させるエンジンの過回転防
止装置において、ギヤチエンジの動作により回動
する軸に同軸にギヤポジシヨンスイツチを設け、
該軸の回動により制御回転数設定素子を選択して
前記制御回路部の制御回転数を設定するギヤポジ
シヨン制御部を設け、ギヤポジシヨンが高速ギヤ
になるに従つて制限回転数が低くなるように設定
し、かつ、前記ギヤポジションスイツチ、前記ギ
ヤポジション制御部および前記点火用サイリスタ
または失火用サイリスタのアース端子を一体に設
けたことを特徴とするエンジンの過回転防止装
置。 2 前記ギヤポジション制御部は前記回転検出部
および制御回転部と一体に設けて構成したことを
特徴とする前記特許請求の範囲第1記載のエンジ
ンの過回転防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10647683A JPS59231173A (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | エンジンの過回転防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10647683A JPS59231173A (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | エンジンの過回転防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59231173A JPS59231173A (ja) | 1984-12-25 |
JPH0437277B2 true JPH0437277B2 (ja) | 1992-06-18 |
Family
ID=14434554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10647683A Granted JPS59231173A (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | エンジンの過回転防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59231173A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6054774U (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-17 | 三菱電機株式会社 | 車速制御装置 |
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-
1983
- 1983-06-14 JP JP10647683A patent/JPS59231173A/ja active Granted
Patent Citations (4)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59231173A (ja) | 1984-12-25 |
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