JPH04372439A - エアバッグ - Google Patents

エアバッグ

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Publication number
JPH04372439A
JPH04372439A JP15008491A JP15008491A JPH04372439A JP H04372439 A JPH04372439 A JP H04372439A JP 15008491 A JP15008491 A JP 15008491A JP 15008491 A JP15008491 A JP 15008491A JP H04372439 A JPH04372439 A JP H04372439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
gas
base fabric
auxiliary
base cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15008491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kishi
和男 岸
Jun Kato
順 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP15008491A priority Critical patent/JPH04372439A/ja
Publication of JPH04372439A publication Critical patent/JPH04372439A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の衝突時に作
動し、乗員を衝撃より保護することを特徴とするエアバ
ッグ式乗員保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、エアバッグ式乗員保護装置
は、運転席用であれば40〜60l、客席用であれば 
150〜 180l容量の可撓性袋からなるバッグ基布
内にガス発生器を内蔵してなり、車両等の衝突時に於い
てはその衝撃感知に応じて瞬時にガス発生器内のガス発
生剤を発火燃焼させ、発生するガスによりバッグを膨脹
展開させ、この展開したバッグ基布により乗員を拘束し
て乗員を保護するものである。そして、かかるエアバッ
グは衝突から30ミリ秒前後の間に一旦完全にバッグ基
布を膨脹展開させてから、拘束された乗員の前屈による
加圧により内部のガスをエアバッグの底部に設けた通常
内径20〜60ミリメートルの円形で、かつ複数個の排
気孔(以下ベントホールと称する)から人体に排出ガス
が当たらない方向で車内に連続的に排出し、これによっ
て乗員に対する膨脹したエアバッグの反発による傷害並
びにエネルギー吸収による高い衝撃力の発生を防止する
様になっている。エアバッグに内蔵されるガス発生器は
バッグを極めて急速に膨脹させる為、通常ペレット状、
ディスク状等のガス発生剤が用いられる。また、その燃
焼時間を短縮する為、ガス発生器の燃焼圧力を高めて使
用することから、通常、ミスト状又は微粒子状の物質が
燃焼ガスに同伴排出される。これらの物質をガス発生器
の外部に出さないため、特開昭51−72030 号公
報、特開昭55−110642号公報等に見られるよう
に、ガス発生器内のガス流路に幾重もの金網や多孔性物
質の濾過装置を設けている。この濾過装置は非常にかさ
ばり、重く、そして高価なものである。しかるに、最近
、ガス発生器の小型軽量化及びコスト低減がユーザー側
から強く要求されてきている。また、従来のエアバッグ
ではベントホールよりバッグ内のガスが急速に排出され
る為、二次、三次の衝突或は転倒の際の衝撃に対する緩
衝効果を失ってしまうことは止むを得ないこととされて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
に対処して、ガス発生器内の濾過装置を小型軽量化した
場合に、濾過が不充分となって微量のミスト状或は微粒
子状の物質がガス発生器外へ排出されるバッグ展開用ガ
ス発生器を用いても、また二次、三次の衝突や転倒の際
の衝撃に対しても、安全且つ高機能なエアバッグを安価
に提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、内蔵するガス
発生器から発生したガスにより膨脹展開後、ガスの一部
を放出して人体の衝撃力を吸収する構造のエアバッグで
、且つメインバッグ基布外にその放出ガスを収容する補
助バッグを取り付けた構造のエアバッグに於いて、メイ
ンバッグにベントホールを設けず、補助バッグ基布と共
に補助バッグを構成するメインバッグ基布の全部又は一
部分をガス透過性としたことを特徴とするエアバッグに
関するものである。本発明に於ける補助バッグは、補助
バッグ基布と補助バッグを構成するメインバッグ基布と
から構成される。本発明の特徴は、メインバッグにベン
トホールを設けず、補助バッグを構成するメインバッグ
基布の全部又は一部分をガス透過性としたことである。 これにより、ガス発生器内の濾過装置を小型軽量化した
場合に、濾過が不十分となって微量のミスト状あるいは
微粒子状の物質がガス発生器の外へ排出されても、メイ
ンバッグ内に捕捉され、最外部の補助バッグ基布へ到達
せず、補助バッグ基布を損傷させない。また、メインバ
ッグ内のガスは、メインバッグを一旦膨脹させた後、補
助バッグ内へ移行し、収容され、外部には排出されない
【0005】本発明のエアバッグにおけるメインバッグ
及び補助バッグの基布に用いられる素材としては、ナイ
ロン66、ナイロン6、ポリエステル繊維、アラミッド
繊維、各種ポリアミド繊維、各種ポリエステル繊維等、
或はこれらの繊維からなる不織布、これらの素材からな
るフィルム、又さらには、これらの繊維で強化されたフ
ィルム等を用いることができる。メインバッグ及び補助
バッグの基布にコーティングしてガス不透過性を付与す
るため合成ゴムが用いられるが、これには広い温度範囲
で柔軟性と難燃性の面よりシリコンゴムやクロロプレン
ゴムが好んで用いられる。本発明によるエアバッグの製
造方法は、次の工程からなる。最初に、合成ゴムでコー
ティングしたガス不透過性の平面視ほぼ円形の補助バッ
グ基布、ガス透過性のメインバッグ上部基布、及び合成
ゴムでコーティングしたガス不透過性のメインバッグ下
部基布各一枚を用意し、此の順に重ね合わせ、外周部に
沿って縫製し、一体化する。その際、補助バッグ基布の
外径は必然的に他の基布より大きくなる為、その外周部
に皺状の癖を付ける等の処理を予め行い、外周を他の基
布のそれに揃えて置けば、縫製の工程は容易なものとな
る。次に、此の縫製部分に未加硫ゴムの液を浸漬、加硫
し一体化する。此の様に一体化されたバッグは、ガス発
生器の取り付け穴を介して内外を引っ繰り返して完成す
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の補助バッグ付きエアバッグの
好ましい実施例を示す添付図面を参照して、本発明を詳
細に述べるが、本発明はこの実施例のみにに限定される
ものではない。本発明エアバッグの一実施例について図
1に組み立て完成図、図2に組み立て部品図を示す。図
1及び図2に示した本発明のエアバッグは外径95cm
の補助バッグ基布1(東レSPINNAKER S11
6F,重量:56g/m2,強度40.1Kg/5cm
, 空気透過率:0.01cc/cm2 ・sec)と
、外径64cmのメインバッグ上部基布2(経緯共ナイ
ロン66マルチフィラメント840d/140f,打ち
込み密度:26/inch,重量:191g/m2,空
気透過率:0.01cc/cm2・sec)と、外径6
4cmのメインバッグ下部基布3(メインバッグ上部基
布2の片面にクロロブレンゴムを150g/m2 コー
ティング)とから成り、メインバッグ下部基布3にはガ
ス発生器取付穴6が設けられ、コーテイング層5を介し
て外周部を縫糸7により縫製、袋状に一体化される。本
発明のエアバッグにガス発生器を取り付け、展開・膨張
を行い、その展開状況を高速度カメラで撮影・観察した
。これによると補助バッグ基布1はメインバッグ上部基
布2に密着した状態で展開し、全く膨張は認められなか
ったが、メインバッグ上部基布2の展開完了後、メイン
バッグ上部基布2から徐々に排出されるガスにより補助
バッグが展開・膨張することが認められた。
【0007】
【発明の効果】本発明による衝撃吸収バッグは、メイン
バッグに補助バッグを取付け、ガスを車室内へ放出せず
、補助バッグ内に収容するため、ガス発生器からのガス
にミスト状物質又は微粒子状の物質を含んでいても安全
であり、又バッグによる衝撃効果が相対的に長時間持続
されるため、より安全な衝撃吸収バッグを安価に提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による展開した状態の衝撃吸収用袋体の
一実施例を示す断面図である。
【図2】袋体の基布を示すものであり、図2(a)は補
助バッグ基布を、図2(b)はメインバッグ上部基布を
、及び図2(c)はメインバッグ下部基布を示す図面で
ある。
【符号の簡単な説明】
1  補助バッグ基布 2  メインバッグ上部基布 3  メインバッグ下部基布 4  ガス発生器 5  コーティング層 6  ガス発生器取付穴 7  縫糸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内蔵するガス発生器から発生したガス
    により膨脹展開後、ガスの一部を放出して人体の衝撃力
    を吸収する構造のエアバッグで、且つメインバッグ基布
    外にその放出ガスを収容する補助バッグを取り付けた構
    造のエアバッグに於いて、メインバッグにベントホール
    を設けず、補助バッグ基布と共に補助バッグを構成する
    メインバッグ基布の全部又は一部分をガス透過性とした
    ことを特徴とするエアバッグ。
JP15008491A 1991-06-21 1991-06-21 エアバッグ Pending JPH04372439A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061013U (ja) * 1992-06-15 1994-01-11 セーレン株式会社 車両用エアバッグ
US6059312A (en) * 1998-10-16 2000-05-09 Breed Automotive Technology, Inc. Dual chamber airbag
JP2002308039A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Takata Corp エアバッグ
CN102975681A (zh) * 2012-11-02 2013-03-20 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 安全气囊的气袋

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