JPH0437235B2 - - Google Patents

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JPH0437235B2
JPH0437235B2 JP63317344A JP31734488A JPH0437235B2 JP H0437235 B2 JPH0437235 B2 JP H0437235B2 JP 63317344 A JP63317344 A JP 63317344A JP 31734488 A JP31734488 A JP 31734488A JP H0437235 B2 JPH0437235 B2 JP H0437235B2
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JP
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closing operation
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Keisuke Kishimoto
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Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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Publication of JPH0437235B2 publication Critical patent/JPH0437235B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建造物の出入り口に建付けられるシ
ヤツター等の開閉器を開閉作動させたりするため
の開閉器用デジタル施錠スイツチ装置に関するも
のである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題] 一般に、この種開閉器においては、例えばシヤ
ツターのように開閉作動に時間がかかり、また間
口幅が広いものでは、全開ではなく半開状態のま
まに維持したいという要求が有り、このため、開
閉器の正逆駆動および停止を選択する三点押し釦
式等の操作スイツチ機構が設けられていて、ユー
ザーが開閉状態を自由にコントロールできるよう
にしている。そしてこれら操作スイツチは、安全
性や防犯性等のため関係者以外の第三者によつて
不用意に操作されては困るものがあり、そこで従
来、この様なものにおいては、操作スイツチを、
施錠装置付きのスイツチボツクスに収納してい
た。しかるにこのものでは、関係者であつても鍵
を所有しない場合にはスイツチボツクスの解錠を
することができないこともあつて、常に鍵を管理
し、また携帯する必要があつて煩雑である許りで
なく、管理者不在のときにはシヤツターの開閉操
作が事実上できないという不便があつた。
そこで予め登録された登録番号と同じ番号をデ
ジタル信号を入力するキースイツチ手段から入力
することによつて開閉用操作スイツチの操作がで
きるよう解錠する方式を採用することも考えられ
るが、この場合に、キースイツチ入力であるた
め、実際に解錠状態になつているか否かを直接目
視することができず、正しい番号を入力して解錠
状態にしたにもかかわらず、ついうつかり開閉用
操作スイツチの操作をしないまま持ち場を離れて
しまうことがあり、この様な場合、前記解錠状態
がリセツトされないままとなつて第三者による開
閉操作が容易に成されるという惧れがあり、ま
た、前記解錠状態にし、そして開閉用操作スイツ
チの必要な操作をした後、シヤツターカーテンの
開閉作動を最後まで見届けること無くそのまま持
ち場を離れたとき、第三者によつて開閉用操作ス
イツチがさらに操作され、例えば管理者が開放し
ようと操作したにも拘らず、第三者によつて逆に
閉鎖操作されてしまう等の惧れがあり、何れにし
ろ第三者によつて管理者の意に反した開閉操作が
なされる惧れがあつて問題となる。
[課題を解決する手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠
点を一掃するとことができる開閉器用デジタル施
錠スイツチ装置を提供することを目的として創案
されたものであつて、第一の発明は、番号のデジ
タル入力をするためのキースイツチ手段と、該キ
ースイツチ手段からの入力番号が予め登録される
登録番号と一致しているか否かを判断する番号判
断手段と、入力番号が登録番号に一致していると
判断した番号判断手段からの出力信号を受けて、
開閉器の開閉制御を行うための開閉用操作スイツ
チに対し解錠指令を出力して施錠状態から解錠状
態に切換える錠制御手段とを備えて、開閉器の開
閉制御駆動を、キースイツチ手段からの入力番号
が登録番号と一致した前記解錠状態で、さらに開
閉用操作スイツチを操作することによつて行うよ
うに構成すると共に、さらに前記錠制御手段に
は、開閉用操作スイツチの操作を、解錠指令の出
力後一定時間内に制限し、これ以降は再びキース
イツチ手段からの正しい番号入力が必要な元の施
錠状態に復帰させるため開閉操作制限手段が設け
られていることを特徴とするものである。
また、第二の発明は、番号のデジタル入力をす
るためのキースイツチ手段と、該キースイツチ手
段からの入力番号が予め登録される登録番号と一
致しているか否かを判断する番号判断手段と、入
力番号が登録番号に一致していると判断した番号
判断手段からの出力信号を受けて、開閉器の開閉
制御を行うための開閉用操作スイツチに対し解錠
指令を出力して施錠状態から解錠状態に切換える
錠制御手段とを備えて、開閉器の開閉制御駆動
を、キースイツチ手段からの入力番号が登録番号
と一致した前記解錠状態で、さらに開閉用操作ス
イツチを操作することによつて行うように構成す
ると共に、さらに前記錠制御手段には、開閉用操
作スイツチの操作を、解錠指令の出力後一回に制
限し、これ以降は再びキースイツチ手段からの正
しい番号入力が必要な元の施錠状態に復帰させる
ための開閉操作制限手段が設けられていることを
特徴とするものである。
そして本発明は、これらの構成によつて、解錠
後、一定時間を経過した場合、あるいは開閉用操
作スイツチの操作を一回した場合、自動的に施錠
状態に復帰せしめるようにしたものである。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は後述するようにデジタ
ル入力をすることができる各キースイツチ群によ
つて構成されるキースイツチ手段であつて、該キ
ースイツチ手段1は、スイツチボツクスBのボツ
クス面に設けられているものであるが、スイツチ
ボツクスBは建物外方の壁2に取付けられてい
る。またシヤツターの上方には、開閉器(駆動源
はモータ37)3および該開閉器3の駆動制御を
する制御盤4が設けられているが、制御盤4には
ケーブル6を介してコントロールボツクス5から
の制御信号が入力するようになつており、またこ
のコントロールボツクス5にはケーブル6aを介
してスイツチボツクスBからの信号が入力するよ
うになつている。
第2図にはスイツチボツクスBの正面図が示さ
れているが、このボツクス面には、「0」〜「9」
までの各テンキースイツチ、リセツトキースイツ
チ「RESET」を備えたキースイツチ手段1が上
側に配設されている。また下側には、発光ダイオ
ードから成る表示ランプ「LED1,LED3,
LED2」8,10,9が上段に、三点押釦式の
各操作スイツチ11,12,13が下段にそれぞ
れ対向するよう配設されているが、これら操作ス
イツチのうち、左側の操作スイツチ11は開用、
中央の操作スイツチ12は停止用、そして右側の
操作スイツチ13は閉用に設定されている。ま
た、開用および閉用の操作スイツチ11,13に
対向する左右の表示ランプ8,9は後述するよう
に操作表示ランプに、停止用操作スイツチ12に
対向する表示ランプ10は後述するように電源表
示ランプにそれぞれ設定されている。
第3図、第4図、第5図に本発明が実施された
スイツチ回路図が示されているが、まずここで、
14はダイオードマトリクスであつて、該ダイオ
ードマトリクス「D1〜D25」14によつてス
イツチボツクスBにおける「0」〜「9」のキー
スイツチの押し操作信号が対応する二進のデジタ
ル信号にデコードされる。また、15はバツフア
として作用する回路「IC1−1〜IC1−4」で
あつて、該バツフア回路15は、ダイオードマト
リクス14からの出力を受けて、次段に接続され
る回路を駆動させるに必要な出力を与えるもので
ある。このバツフア回路15は、例えばシユミツ
ト・トリガー回路、反転増幅回路等を用いて容易
に構成されるが、その出力端子は、比較ゲート回
路「IC2−1〜IC2−4」16の一方の入力端
子とダイオード「D26〜D29」17の一方の
端子に接続されている。ダイオード17の他方の
端子は、デコーダ付き十進カウンタ回路「IC5」
18のクロツク端子とアンド回路「IC3−2」
19の一方の端子に接続される。また上記十進カ
ウンタ回路18における「1」〜「4」の各出力
端子はデジタルスイツチ「SW1〜SW4」21
〜24の各COM端子にそれぞれ接続されている。
これら各デジタルスイツチ21〜24からの出力
は、ダイオード「D30〜D75」25〜28を
介して比較ゲート回路16の他方の入力端子のそ
れぞれに供給されるべく配線されている。また比
較ゲート回路16の出力端子はアンド回路「IC
3−1」29に接続され、該アンド回路29の出
力はデコーダ付き十進カウンタ「IC4」30の
クロツク端子に供給される。
42はモノマルチバイブレータ「IC6−1」
であつて、このモノマルチバイブレータ42は、
十進カウンタ回路30からの出力を受けて一定時
間、出力するものであり、その出力端子は十進カ
ウンタ回路18,30のリセツト端子にそれぞれ
接続されてリセツト出力として用いられると共
に、スイツチ作用をするトランジスタ「Tr−1」
32をドライブさせるためのベース電流出力とし
て用いられる。
また、RUは、開用操作スイツチ11の回路に
接続される開放(上昇)制御用リレースイツチと
そのスイツチ接点、RDは、閉用操作スイツチ1
3の回路に接続される閉鎖(下降)制御用リレー
スイツチとそのスイツチ接点、そして、RSは、
停止用操作スイツチ12の回路に接続される停止
制御用リレースイツチとそのスイツチ接点である
が、開放、閉鎖制御用の各リレースイツチRU,
RDは、前記トランジスタ32のコレクタ回路
に、対応する操作表示ランプ8,9と並列の関係
でそれぞれ接続されている。また、停止制御用リ
レースイツチRSは、電源表示ランプ10と共に、
トランジスタ32とは無関係になる配線状態で電
源回路に並列の関係で接続されている。一方、こ
れら各リレースイツチのスイツチ接点RU,RD,
RSは、制御盤4中に設けた開閉器用電源制御回
路36に配線されるが、開放制御用および閉鎖制
御用の各スイツチ接点RU,RDは、後述する開
放用または閉鎖用リレースイツチRYU,RYDの
回路に接続されており、開用、閉用操作スイツチ
11,13のスイツチ操作で当該リレースイツチ
RU,RDのリレーコイルが励磁されることに基
づいて対応する回路の通電をするよう閉成し、ま
た停止制御用リレースイツチのスイツチ接点RS
は、停止用操作スイツチ12のスイツチ操作で停
止制御用リレースイツチRSのリレーコイルが励
磁されることに基づいて開放用および閉鎖用リレ
ースイツチRYU,RYDの両回路を絶つよう開成
する設定になつており、これらの切換え作動によ
つてシヤツターの対応する開放、閉鎖および停止
の各制御を行うことができるように構成されてい
る。
尚、電源制御回路36中に示す記号のうち、
RYUは開放用リレースイツチとそのスイツチ接
点、RYDは閉鎖用リレースイツチとそのスイツ
チ接点であつて、該開放用あるいは閉鎖用のリレ
ースイツチRYU,RYDは、前述したように開放
あるいは閉鎖制御用リレースイツチ接点RU,
RDの閉成に伴う通電でリレーコイルが励磁して
各対応するスイツチ接点RYU,RYDが切換わ
り、これによつてモータ37への正逆転用電源回
路の開成、閉成がなされると共に、対応する開放
用あるいは閉鎖用リレースイツチRYU,RYDの
回路に対する通電状態を自己保持するように設定
されている。一方、LSU,LSDは、シヤツター
が全開あるいは全閉状態になつたときそれぞれ開
成して、開放用あるいは閉鎖用のリレースイツチ
RYU,RYDの回路の通電を断つための全開用、
全閉用リミツトスイツチである。また、38は上
記各リレー回路やデジタル回路等の各部材に電源
供給するための電源回路であるが、これらのもの
は、上記電源制御回路36と同様、一般的な回路
構成であるので詳しい説明は省略する。
一方、39はモノマルチバイブレータ「IC6
−2」であつて、該モノマルチバイブレータ39
の入力端子Aには、アンド回路19から出力と、
リセツトキースイツチRESETからバツフア回路
「IC1−5」15aを経由した出力とが入力する
ようになつている。さらに十進カウンタ回路18
の出力端子「9」からの出力が、そのクロツクイ
ネーブル端子とアンド回路19の他方の入力端子
に入力するようになつている。そして、十進カウ
ンタ回路18の出力端子「9」からの出力および
ダイオード17からの出力を受けたことに基づく
アンド回路19から出力、あるいはバツフア回路
15aからの出力があつたとき、該出力はモノマ
ルチバイブレータ39の入力端子Aに入力するよ
うになつている。モノマルチバイブレータ39
は、入力端子Aに信号入力があつた場合に、出力
端子Qからの出力がトランジスタ「Tr−2」4
0のベース電流出力と成り、これによつてトラン
ジスタ40のコレクタ端子側に接続されるブザー
「BX」(警報器)41に通電されて警報音を発す
るようになつている。
次に、キースイツチ手段1からの番号入力の信
号があつた場合の回路作用について説明する。こ
こでは、登録番号(暗証番号)を四桁のものと仮
定する。そしてキースイツチ手段1からキースイ
ツチ「0」〜「9」の押し操作の信号入力があつ
た場合に、ダイオードマトリクス14にて対応す
るデジタル信号にデコードされ、これが入力番号
となつて、バツフア回路15を介して予め登録さ
れた登録番号と一致するか否かを判断する比較ゲ
ート回路16の一方の入力端子に入力すると共
に、ダイオード17を介して十進カウンタ回路1
8のクロツク端子に供給され、これによつて、十
進カウンタ回路18は歩進する。つまりキースイ
ツチ手段1において、まず一桁目の押し操作をす
ると、十進カウンタ回路18は出力端子「1」か
ら出力し、この出力が一桁目のデジタルスイツチ
21に入力するが、このデジタルスイツチ21に
は予め一桁目の登録番号が設定登録されており、
これが十進カウンタ回路18からの出力を受ける
と、その登録番号に相当する二進の出力を前記一
桁目の比較ゲート回路16の他方の端子に入力す
る。このデジタルスイツチ21からの信号とキー
スイツチ手段1側からの信号とが一致する場合
に、一桁目の比較ゲート回路16は、四桁全ての
入力番号が登録番号と一致しているか否かの判断
をするアンド回路29の一つの端子に出力する。
次に二桁目の押し操作をすると、前記同様にして
十進カウンタ回路18の出力端子「2」からの出
力によつて二桁目のデジタルスイツチ22が対応
する設定信号を二桁目の比較ゲート回路16に出
力し、この信号とキースイツチ手段1側からの二
桁目の信号とが比較され、一致していればアンド
回路29に出力する。この様にして四桁総ての入
力信号が登録信号と一致した場合、アンド回路2
9は入力番号が登録番号と一致したものと判断す
るようになつており、この様にして番号判断手段
が構成されているものであるが、アンド回路29
が前記一致していると判断した場合に、十進カウ
ンタ回路30に四度の論理値「1」の信号を出力
して歩進させる。すると十進カウンタ回路30
は、出力端子「4」からモノマルチバイブレータ
42に出力し、該モノマルチバイブレータ42は
これを受けてコンダンサ「C5」が放電されるま
でのタイマ時間のあいだだけ出力端子Qから信号
を出力し、これによつて、十進カウンタ回路1
8,30をリセツトすると共に、このタイマ時間
の間、トランジスタ32にベース電流を与えてト
ランジスタスイツチがONとなつた解錠状態と
し、表示ランプ8,9の点灯をすると共に、前記
開閉用操作スイツチ11,13のスイツチ操作に
基づくシヤツターの開閉制御が可能となり、この
様にして、開閉用操作スイツチ11,13のスイ
ツチ操作を施錠−解錠状態に切換えるための錠制
御手段および、これらスイツチ操作の時間的な制
限をする解錠操作制限手段が構成されている。
一方、キースイツチ手段1からの入力番号に誤
りがあつた場合、比較ゲート回路16での入力信
号が一致せず、このためアンド回路29からの論
理値「1」の出力は無いが、十進カウンタ回路1
8では押し操作された回数に応じて歩進する。そ
して押し操作を九回繰返すと、十進カウンタ回路
18の出力端子「9」からアンド回路19に対し
て出力される。アンド回路19では、この出力信
号とキースイツチ手段1からの押し操作によるバ
ツフア回路15を経由した信号とを受けて論理値
「1」の信号を出力し、これがモノマルチバイブ
レータ39に入力すると、モノマルチバイブレー
タ39はトランジスタ40に対してコンデンサ
「C1」が放電するまでの一定時間、ベース電流
信号を出力してブザー41に通電し警報音を発す
ることになり、而して警報発令手段が構成されて
いる。
またリセツトキースイツチRESETを押し操作
した場合、その信号が直接的にモノマルチバイブ
レータ39に入力することになつて、同様にして
警報音が発せられると共に、十進カウンタ回路1
8,30のリセツトをするよう設定されている。
叙述のごとく構成された本発明の実施例におい
て、開閉器3に設けられるモータ37の正逆駆動
をしてシヤツターの開閉を行う場合に、キースイ
ツチ手段1から番号入力をして錠制御手段を解錠
状態にする必要がある。つまりこのものは、キー
スイツチ手段1から必要な複数桁の番号入力をす
ることになるが、この複数桁の入力番号が全て正
しいと番号判断手段によつて判断された場合、こ
の出力を受けたモノマルチバイブレータ42がト
ランジスタ32に対してベース電流を流すことに
よつて該トランジスタ32はドライブ状態、つま
りトランジスタスイツチがONとなつて解錠状態
に切換わり、これによつて、開閉用の操作スイツ
チ11,13のスイツチ操作によるシヤツターの
開閉制御が許容される状態となる。従つてこの解
錠状態において、開用操作スイツチ11あるいは
閉用操作スイツチ13の何れかをスイツチ操作す
ることに連繋してモータ37が正逆駆動し、シヤ
ツターの開閉制御が行われることになる。この結
果、従来のように鍵をいちいち所持管理しなくて
よい。尚、停止用操作スイツチ12については、
番号入力によつていちいち解錠することなく何時
でも操作可能である。
しかもこの開閉用の操作スイツチ11,13の
操作は、モノマルチバイブレータ42に設けたコ
ンデンサC5が放電するまでの一定時間内に制限
され、このタイマ時間の経過後は、解錠状態がリ
セツトされて再び施錠状態に復帰するため、正し
い番号を入力して解錠状態になつたまま放置し、
管理者がその場を離れてしまつたような場合であ
つても、自動的に施錠状態に切換えられることに
なつて、以降、第三者による不用意な開閉操作を
防止して安全性および防犯性を確実なものにでき
て、開閉管理の完全性をより一層確保できること
になる。
尚、本発明を実施するに当り、前記実施例の開
閉操作制限手段は、正しい番号の入力により解錠
状態になつた後、一定時間内で開閉用操作スイツ
チ11,13の操作が無ければ自動的に施錠状態
に復帰する構成にしたが、これに限定されること
無く、例えば、正しい番号の入力によつて解錠し
た場合に、つまりシヤツターを開放するために解
錠したものであつて、解錠状態にした後、必ず一
回は開閉用操作スイツチを操作するから、十進カ
ウンタ回路30の第4番目(登録番号の桁数に合
わせた数)の出力端子をトランジスタ32のベー
ス端子に接続しておくと共に、トランジスタ32
のエミツタ端子を十進カウンタ30,18のリセ
ツト端子に接続しておけば良く、この様にするこ
とによつて、解錠後、一回のみの開閉用操作スイ
ツチ11または13の操作をした後は、自動的に
解錠状態がリセツトされて施錠状態に復帰するこ
とに成り、この様にしても良いものである。
[作用効果] 以上要するに、本発明は叙述の如く構成された
ものであるから、開閉器の正逆駆動を行わしめる
にあたり、キースイツチ手段から番号入力するこ
とになるが、この入力番号が正しいと判断された
場合に、これに基づいて出力される解錠指令によ
つて解錠状態に切換わつて、開閉用操作スイツチ
のスイツチ操作によるシヤツターの開閉制御が許
容される状態となる。従つてこの解錠状態におい
て、開用あるいは閉用操作スイツチの何れかをス
イツチ操作することに連繋して開閉器が正逆駆動
して開閉制御が行われ、そして必要において半開
状態での停止維持を管理者が自由にコントロール
できることになる。
しかもその操作を行うに当り、面倒かつ煩雑な
鍵の所持管理を不要にして、番号のキー入力だけ
で解錠操作ができるものであるが、この錠制御手
段には開閉操作制限手段が設けられているが、こ
の開閉操作制限手段が時間的制限をするものであ
る場合には、解錠状態は一定時間内に制限され、
一方、開閉操作制限手段が解錠後の開閉用操作ス
イツチの操作を一回に制限するものである場合に
は、解錠状態は一回のみのスイツチ操作に制限さ
れ、そしてこれら一定時間あるいは一回操作した
以降は自動的に元の施錠状態に切換わり、再び正
しい番号入力をしなければ幾ら開閉用操作スイツ
チのスイツチ操作をしても、最早、開閉器の駆動
制御を行うことができないことになる。この結
果、正しい番号入力をして解錠状態にしたまま何
らスイツチ操作をしないで持ち場を離れても、所
定時間経過後は、あるいは解錠後、開閉用操作ス
イツチを一回操作した後は、自動的にリセツトさ
れて元の施錠状態に復帰し、以降、開閉器を駆動
させるには、再度正しい番号入力をする必要があ
り、よつて解錠状態がリセツトされないままに維
持されて、第三者が開閉用操作スイツチを操作す
ることによつて管理者の意に反した不本意な開閉
作動が行われてしまうことを未然に防止できる。
このため安全性、防犯性に極めて優れたデジタル
施錠スイツチにすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る開閉器用デジタル施錠ス
イツチ装置の実施例を示したものであつて、第1
図はシヤツターの概略側面図、第2図はスイツチ
ボツクスの正面図、第3図はデジタル施錠スイツ
チ回路図、第4図はデジタル施錠回路に電源供給
するための電源回路図、第5図は開閉器の電源制
御回路図である。 図中、1はキースイツチ手段、3は開閉器、
8,9は操作表示スイツチ、10は電源表示スイ
ツチ、11,12,13は開用、停止用、閉用の
操作スイツチ、15,15aはバツフア回路、1
6は比較ケート回路、18は十進カウンタ回路、
19,29はアンド回路、30は十進カウンタ回
路、32はトランジスタ、36は電源制御回路、
37はモータ、39,42はモノマルチバイブレ
ータ、Bはスイツチボツクス、RUは開放制御用
リレースイツチとそのスイツチ接点、RDは閉鎖
制御用リレースイツチとそのスイツチ接点、RS
は停止制御用リレースイツチとそのスイツチ接
点、RYUは開放用リレースイツチとそのスイツ
チ接点、RYDは閉鎖用リレースイツチとそのス
イツチ接点、LSUは全開用リミツトスイツチ、
LSDは全閉用リミツトスイツチである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 番号のデジタル入力をするためのキースイツ
    チ手段と、該キースイツチ手段からの入力番号が
    予め登録される登録番号と一致しているか否かを
    判断する番号判断手段と、入力番号が登録番号に
    一致していると判断した番号判断手段からの出力
    信号を受けて、開閉器の開閉制御を行うための開
    閉用操作スイツチに対し解錠指令を出力して施錠
    状態から解錠状態に切換える錠制御手段とを備え
    て、開閉器の開閉制御駆動を、キースイツチ手段
    からの入力番号が登録番号と一致した前記解錠状
    態で、さらに開閉用操作スイツチを操作すること
    によつて行うように構成すると共に、さらに前記
    錠制御手段には、開閉用操作スイツチの操作を、
    解錠指令の出力後一定時間内に制限し、これ以降
    は再びキースイツチ手段からの正しい番号入力が
    必要な元の施錠状態に復帰させるための開閉操作
    制限手段が設けられていることを特徴とする開閉
    器用デジタル施錠スイツチ装置。 2 番号のデジタル入力をするためのキースイツ
    チ手段と、該キースイツチ手段からの入力番号が
    予め登録される登録番号と一致しているか否かを
    判断する番号判断手段と、入力番号が登録番号に
    一致していると判断した番号判断手段からの出力
    信号を受けて、開閉器の開閉制御を行うための開
    閉用操作スイツチに対し解錠指令を出力して施錠
    状態から解錠状態に切換える錠制御手段とを備え
    て、開閉器の開閉制御駆動を、キースイツチ手段
    からの入力番号が登録番号と一致した前記解錠状
    態で、さらに開閉用操作スイツチを操作すること
    によつて行うように構成すると共に、さらに前記
    錠制御手段には、開閉用操作スイツチの操作を、
    解錠指令の出力後一回に制限し、これ以降は再び
    キースイツチ手段からの正しい番号入力が必要な
    元の施錠状態に復帰させるための開閉操作制限手
    段が設けられていることを特徴とする開閉器用デ
    ジタル施錠スイツチ装置。
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