JPH0437237B2 - - Google Patents

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JPH0437237B2
JPH0437237B2 JP2190950A JP19095090A JPH0437237B2 JP H0437237 B2 JPH0437237 B2 JP H0437237B2 JP 2190950 A JP2190950 A JP 2190950A JP 19095090 A JP19095090 A JP 19095090A JP H0437237 B2 JPH0437237 B2 JP H0437237B2
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JP
Japan
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switch
circuit
opening
closing
switches
Prior art date
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JP2190950A
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English (en)
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JPH0363366A (ja
Inventor
Keisuke Kishimoto
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Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
Application filed by Sanwa Shutter Corp filed Critical Sanwa Shutter Corp
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Publication of JPH0363366A publication Critical patent/JPH0363366A/ja
Publication of JPH0437237B2 publication Critical patent/JPH0437237B2/ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建造物の出入り口に建付けられる建
築用シヤツターにおける電子錠付き操作スイツチ
の表示装置に関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題] 従来、この種建築用シヤツターにおいては、シ
ヤツターの開閉停止作動をするため、開閉器の正
逆駆動とその停止を選択する三点押釦式等の操作
スイツチが設けられている。そしてこれらの操作
スイツチは、安全性や防犯性等のため関係者以外
の第三者によつて悪戯に操作されては困る。そこ
で従来、操作スイツチを、施錠装置付きのスイツ
チボツクスに収納していた。しかるにこのもので
は、関係者であつても鍵を所有しない場合にはス
イツチボツクスの解錠をすることができないこと
もあつて不便である許りでなく、鍵を管理しまた
携帯する管理者が不在のときにはシヤツターの開
閉操作が事実上できないという不都合があつた。
そこで、常時は操作スイツチのスイツチ操作に
よる開閉器の駆動を規制し、操作スイツチとは別
個に設けたテンキーから予め設定される登録番号
の入力があつた場合に、この操作規制を解除(解
錠)するように構成にすることが考えられるが、
このものにおいては、正しく登録番号が入力され
たのか否か、また操作スイツチが操作可能である
のか否かを操作する者がその場で判断できないた
め、無駄に操作を繰り返してしまう等の不具合が
あつて操作性に劣る許りでなく、番号を入力した
にも拘らず開閉器が作動しないような場合に、番
号の入力誤りなのか、機械の故障なのかの判断も
できないという欠点があり問題となつている。
これに対し、入力した番号が正しいことに基づ
いて、電源表示ランプとは異なる表示ランプを点
灯して解錠状態になつたことを知らせる構成にす
ることが試みられる。しかるに、正しい番号を入
力し解錠状態にしたままスイツチ操作を忘れて持
ち場を離れたときには、一般第三者の開閉操作が
可能であつて防犯性が損なわれるという新たな問
題が有り、そこで、解錠時間に一定の制限を与え
ることが必要になる。しかしながらこの様にした
とき、建築用シヤツターのなかには間口高さの関
係から開閉作動時間が長いものがあり、この様な
ものでは、前記解錠時間の制限を越えた後も開閉
作動が継続されることが有る。この様なものにお
いて、解錠後、シヤツターを開閉作動させた際
に、障害物の存在に気がついてシャツターの開閉
作動を緊急停止しようとしたとき、上記解錠時間
を経過した以降であれば、番号を入力して解錠状
態にしなければ停止用操作スイツチのスイツチ操
作によつて開閉器の停止ができないことになつて
安全性が損なわれ、問題になる。
このため、解錠時間を長くして開閉作動中は解
錠状態を維持するように設定することも考えられ
るが、前述したようにそのまま持ち場を離れたと
きやシヤツターを半開状態で停止した場合等には
シヤツター停止状態でも解錠状態がそのまま維持
されることになつて安全性、防犯性が損なわれる
許りでなく、さらに前述したような緊急停止をし
ようとするとき、操作をするものには気持ちの動
転等もあつて、停止用操作スイツチのみを選択し
て的確かる迅速に操作できない惧れがあるうえ
に、一旦停止用操作スイツチを操作したものの、
さらに開用あるいは閉用の操作スイツチを操作し
てシヤツターが再駆動してしまう等の誤操作を招
来する惧れもあつて、問題がある。
[課題を解決する手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠
点を一掃することができる建築用シヤツターにお
ける電子錠付き操作スイツチの表示装置を提供す
ることを目的として創案されたものであつて、開
用および閉用の各操作スイツチと、該開用あるい
は閉用操作スイツチのスイツチ操作に基づき切換
わつてシヤツター用開閉器への正逆転用電源回路
の閉成をするスイツチ接点および前記電源回路を
閉成状態に自己保持するためのスイツチ接点を備
えた開放用、閉鎖用の各リレースイツチと、スイ
ツチ操作に基づき切換わつて前記自己保持された
回路を絶つスイツチ接点を備えた停止用操作スイ
ツチと、シヤツターが全開あるいは全閉状態にな
つたとき開成して前記全自己保持された回路を絶
つ、全開用、全閉用リミツトスイツチとを備えた
構成される建築用シヤツターの開閉制御装置にお
いて、該開閉制御装置に、番号をデジタル入力す
るためのキースイツチ手段から入力した入力番号
が予め登録されている登録番号と一致していると
判断された場合に解錠指令を出力する錠制御手段
を接続するにあたり、前記開閉用の各操作スイツ
チは錠制御手段の解錠指令出力側端子に接続し、
停止用操作スイツチは電源回路に接続する一方、
錠制御手段は、解錠指令の出力を一定時間に制限
する解錠操作制限手段が設けられたものとして、
前記各操作スイツチのうち、開閉用のものは解錠
指令が出力されるあいだのみスイツチ操作が可能
で、停止用のものは解錠指令の出力に関係なくス
イツチ操作が可能となるように構成すると共に、
前記開用、閉用および停止用の各操作スイツチに
それぞれ表示ランプを対向配設し、前記各表示ス
イツチのうち、開閉用各操作スイツチに対向配設
したものは、錠制御手段の解錠指令出力側端子に
それぞれ接続して前記対応する各操作スイツチが
解錠状態であることを表示する操作表示ランプに
構成し、停止用操作スイツチに対向配設したもの
は、電源回路に接続して電源印加状態であること
表示する電源表示ランプとし、該電源表示ランプ
の表示がさらに前記停止用操作スイツチがスイツ
チ操作可能であることを表示するように構成した
ことを特徴とするものである。
そして本発明は、この構成によつて、各操作ス
イツチに対応させて設けた表示ランプを、操作表
示スイツチあるいは電源表示ランプとして、必要
な操作スイツチを的確かつ迅速に操作できるよう
にしたものである。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は後述するようにデジタ
ル入力をすることができる各キースイツチ群によ
つて構成されるキースイツチ手段であつて、該キ
ースイツチ手段1は、スイツチボツクスBのボツ
クス面に設けられているものであるが、スイツチ
ボツクスBは建物外方の壁2に取付けられてい
る。またシヤツターの上方には、開閉器(駆動源
はモータ37)3および該開閉器3の駆動制御を
する制御盤4が設けられているが、制御盤4には
ケーブル6を介してコントロールボツクス5から
の制御信号が入力するようになつており、またこ
のコントロールボツクス5にはケーブル6aを介
してスイツチボツクスBからの信号が入力するよ
うになつている。
第2図にはスイツチボツクスBの正面図が示さ
れているが、このボツクス面には、「0」〜「9」
までの各テンキースイツチ、リセツトキースイツ
チ「RESET」を備えたキースイツチ手段1が上
側に配設されている。また下側には、発光ダイオ
ードから成る表示ランプ「LED1,LED3,
LED2」8,10,9が上段に、三点押釦式の各
操作スイツチ11,12,13が下段にそれぞれ
対向するよう配設されているが、これら操作スイ
ツチのうち、左側の操作スイツチ11は開用、中
央の操作スイツチ12は停止用、そして右側の操
作スイツチ13は閉用に設定されている。また、
開用および閉用の操作スイツチ11,13に対向
する左右の表示ランプ8,9は後述するように操
作表示ランプに、停止用操作スイツチ12に対向
する表示ランプ10は後述するように電源表示ラ
ンプにそれぞれ設定されている。
第3図、第4図、第5図に本発明が実施された
スイツチ回路図が示されているが、まずここで、
14はダイオードマトリクスであつて、該ダイオ
ードマトリクス「D1〜D25」14によつてスイ
ツチボツクスBにおける「0」〜「9」のキース
イツチの押し操作信号が対応する二進のデジタル
信号にデコードされる。また、15はバツフアと
して作用する回路「IC1−1〜IC1−4」であつ
て、該バツフア回路15は、ダイオードマトリク
ス14からの出力を受けて、次段に接続される回
路を駆動させるに必要な出力を与えるものであ
る。このバツフア回路15は、例えばシユミツ
ト・トリガー回路、反転増幅回路等を用いて容易
に構成されるが、その出力端子は、比較ゲート回
路「IC2−1〜IC2−4」16の一方の入力端子
とダイオー「D26〜D29」17の一方の端子に
接続されている。ダイオード17の他方の端子
は、デコーダ付き十進カウンタ回路「IC5」18
のクロツク端子とアンド回路「IC3−2」19の
一方の端子に接続される。また上記十進カウンタ
回路18における「1」〜「4」の各出力端子は
デジタルスイツチ「SW1〜SW4」21〜24の
各COM端子にそれぞれ接続されている。これら
各デジタルスイツチ21〜24からの出力は、ダ
イオード「D30〜D75」25〜28を介して比較
ゲード回路16の他方の入力端子のそれぞれに供
給されるべく配線されている。また比較ゲート回
路16の出力端子はアンド回路「IC3−1」29
に接続され、該アンド回路29の出力はデコーダ
付き十進カウンタ「IC4」30のクロツク端子に
供給される。
42はモノマルチバイブレータ「IC6−1」で
あつて、このモノマルチバイブレータ42は、十
進カウンタ回路30からの出力を受けて一定時
間、出力するものであり、その出力端子は十進カ
ウンタ回路18,30のリセツト端子にそれぞれ
接続されてリセツト出力として用いられると共
に、スイツチ作用をするトランジスタ「Tr−1」
32をドライブさせるためのベース電流出力とし
て用いられる。
また、RUは、開用操作スイツチ11の回路に
接続される開放(上昇)制御用リレースイツチと
そのスイツチ接点、RDは、閉用操作スイツチ1
3の回路に接続される閉鎖(下降)制御用リレー
スイツチとそのスイツチ接点、そして、RSは、
停止用操作スイツチ12の回路に接続される停止
制御用リレースイツチとそのスイツチ接点である
が、開放、閉鎖制御用の各リレースイツチRU、
RDは、前記トランジスタ32のコレクタ回路
に、対応する操作表示ランプ8,9と並列の関係
でそれぞれ接続されている。また、停止制御用リ
レースイツチRSは、電源表示ランプ10と共に、
トランジスタ32とは無関係になる配線状態で電
源回路に並列の関係で接続されている。一方、こ
れら各リレースイツチのスイツチ接点RU、RD、
RSは、制御盤4中に設けた開閉器用電源制御回
路36に配線されるが、開放制御用および閉鎖制
御用の各スイツチ接点RU、RDは、後述する開
放用または閉鎖用リレースイツチRYU,RYDの
回路に接続されており、開用、閉用操作スイツチ
11,13のスイツチ操作で当該リレースイツチ
RU、RDのリレーコイルが励磁されることに基
づいて対応する回路の通電をするよう閉成し、ま
た停止制御用リレースイツチのスイツチ接点RS
は、停止用操作スイツチ12のスイツチ操作で停
止制御用リレースイツチRSのリレーコイルが励
磁されることに基づいて開放用および閉鎖用リレ
ースイツチRYU、RYDの両回路を絶つよう開成
する設定になつており、これらの切換え作動によ
つてシヤツターの対応する開放、閉鎖および停止
の各制御を行うことができるように構成されてい
る。
尚、電源制御回路36中に示す記号のうち、
RYUは開放用リレースイツチとそのスイツチ接
点、RYDは閉鎖用リレースイツチとそのスイツ
チ接点であつて、該開放用あるいは閉鎖用のリレ
ースイツチRYU、RYDは、前述したように開放
あるいは閉鎖制御用リレースイツチ接点RU、
RDの閉成に伴う通電でリレーコイルが励磁して
各対応するスイツチ接点RYU、RYDが切換わ
り、これによつてモータ37への正逆転用電源回
路の開成、閉成がなされると共に、対応する開放
用あるいは閉鎖用のリレースイツチRYU、RYD
の回路に対する通電状態を自己保持するように設
定されている。一方、LSU、LSDは、シヤツタ
ーが全開あるいは全閉状態になつたときそれぞれ
開成して、開放用あるいは閉鎖用のリレースイツ
チRYU、RYDの回路の通電を断つための全開
用、全閉用リミツトスイツチである。また、38
は上記各リレー回路やデジタル回路等の各部材に
電源供給するための電源回路であるが、これらの
ものは、上記電源制御回路36と同様、一般的な
回路構成であるので詳しい説明は省略する。
一方、39はモノマルチバイブレータ「IC6−
2」であつて、該モノマルチバイブレータ39の
入力端子Aには、アンド回路19からの出力と、
リセツトキースイツチRESETからバツフア回路
「IC1−5」15aを経由した出力とが入力する
ようになつている。さらに十進カウンタ回路18
の出力端子「9」からの出力が、そのクロツクイ
ネーブル端子とアンド回路19の他方の入力端子
に入力するようになつている。そして、十進カウ
ンタ回路18の出力端子「9」からの出力および
ダイオード17からの出力を受けたことに基づく
アンド回路19からの出力、あるいはバツフア回
路15aからの出力があつたとき、該出力はモノ
マルチバイブレータ39の入力端子Aに入力する
ようになつている。モノマルチバイブレータ39
は、入力端子Aに信号入力があつた場合に、出力
端子Qからの出力がトランジスタ「Tr−2」4
0のベース電流出力と成り、これによつてトラン
ジスタ40のコレクタ端子側に接続されるブザー
「BX」(警報器)41に通電されて警報音を発す
るようになつている。
次に、キースイツチ手段1からの番号入力の信
号があつた場合の回路作用について説明する。こ
こでは、登録番号(暗証番号)を四桁のものと仮
定する。そしてキースイツチ手段1からキースイ
ツチ「0」〜「9」の押し操作の信号入力があつ
た場合に、ダイオードマトリクス14にて対応す
るデジタル信号にデコードされ、これが入力番号
となつて、バツフア回路15を介して予め登録さ
れた登録番号と一致するか否かを判断する比較ゲ
ート回路16の一方の入力端子に入力すると共
に、ダイオード17を介して十進カウンタ回路1
8のクロツク端子に供給され、これによつて、十
進カウンタ回路18は歩進する。つまりキースイ
ツチ手段1において、まず一桁目の押し操作をす
ると、十進カウンタ回路18は出力端子「1」か
ら出力し、この出力が一桁目のデジタルスイツチ
21に入力するが、このデジタルスイツチ21に
は予め一桁目の登録番号が設定登録されており、
これが十進カウンタ回路18からの出力を受ける
と、その登録番号に相当する二進の出力を前記一
桁目の比較ゲート回路16の他方の端子に入力す
る。このデジタルスイツチ21からの信号とキー
スイツチ手段1側からの信号とが一致する場合
に、一桁目の比較ゲート回路16は、四桁全ての
入力番号が登録番号と一致しているか否かの判断
をするアンド回路29の一つの端子に出力する。
次に二桁目の押し操作をすると、前記同様にして
十進カウンタ回路18の出力端子「2」からの出
力によつて二桁目のデジタルスイツチ22が対応
する設定信号を二桁目の比較ゲート回路16に出
力し、この信号とキースイツチ手段1側からの二
桁目の信号とが比較され、一致していればアンド
回路29に出力する。この様にして四桁総ての入
力信号が登録信号と一致した場合、アンド回路2
9は入力番号が登録番号と一致したものと判断す
るようになつており、この様にして番号判断手段
が構成されているものであるが、アンド回路29
が前記一致していると判断した場合に、十進カウ
ンタ回路30に四度の論理値「1」の信号を出力
して歩進させる。すると十進カウンタ回路30
は、出力端子「4」からモノマルチバイブレータ
42に出力し、該モノマルチバイブレータ42は
これを受けてコンデンサ「C5」が放電されるま
でのタイマ時間のあいだだけ出力端子Qから信号
を出力し、これによつて、十進カウンタ回路1
8,30をリセツトすると共に、このタイマ時間
の間、トランジスタ32にベース電流を与えてト
ランジスタスイツチがONとなつた解錠状態と
し、表示ランプ8,9の点灯をすると共に、前記
開閉用操作スイツチ11,13のスイツチ操作に
基づくシヤツターの開閉制御が可能となり、この
様にして、開閉用操作スイツチ11,13のスイ
ツチ操作を施錠−解錠状態に切換えるための錠制
御手段および、これらスイツチ操作の時間的な制
限をする解錠操作制御手段が構成されている。
一方、キースイツチ手段1からの入力番号に誤
りがあつた場合、比較ゲート回路16での入力信
号が一致せず、このためアンド回路29からの論
理値「1」の出力は無いが、十進カウンタ回路1
8では押し操作された回数に応じて歩進する。そ
して押し操作を九回繰返すと、十進カウンタ回路
18の出力端子「9」からアンド回路19に対し
て出力される。アンド回路19では、この出力信
号とキースイツチ手段1からの押し操作によるバ
ツフア回路15を経由した信号とを受けて論理値
「1」の信号を出力し、これがモノマルチバイブ
レータ39に入力すると、モノマルチバイブレー
タ39はトランジスタ40に対してコンデンサ
「C1」が放電するまでの一定時間、ベース電流信
号を出力してブザー41に通電し警報音を発する
ことになり、而して警報発令手段が構成されてい
る。
またリセツトキースイツチRESETを押し操作
した場合、その信号が直接的にモノマルチバイブ
レータ39に入力することになつて同様にして警
報音が発せられると共に、十進カウンタ回路1
8,30のリセツトをするよう設定されている。
叙述のごとく構成された本発明の実施例におい
て、開閉器3に設けられるモータ37の正逆駆動
をしてシヤツターの開閉を行う場合に、キースイ
ツチ手段1から番号入力をして錠制御手段を解錠
状態にする必要がある。つまりこのものは、キー
スイツチ手段1から必要な複数桁の番号入力をす
ることになるが、この複数桁の入力番号が全て正
しいと番号判断手段によつて判断された場合、こ
の出力を受けたモノマルチバイブレータ42がト
ランジスタ32に対しベース電流を流すことによ
つて該トランジスタ32はドライブ状態、つまり
トランジスタスイツチがONとなつて解錠状態に
切換わり、これによつて、開閉用の操作スイツチ
11,13のスイツチ操作によるシヤツターの開
閉制御が許容される状態となる。従つてこの解錠
状態において、開用操作スイツチ11あるいは閉
用操作スイツチ13の何れかをスイツチ操作する
ことに連繁してモータ37が正逆駆動し、シヤツ
ターの開閉制御が行われることになる。この結
果、従来のように鍵をいちいち所持管理しなくて
よい。尚、停止用操作スイツチ12については、
番号入力によつていちいち解錠することなく何時
でも操作可能である。
このものにおいて、停止用操作スイツチ12に
対向配設された表示ランプ10は、電源回路側に
接続されていて電源印加状態では点灯していて電
源表示ランプの作用をなし、従つてこの確認によ
り、キースイツチ手段1による解錠操作が可能で
あることを知ることができる。そしてキースイツ
チ手段1から入力した番号が、予め登録されてい
る登録番号と一致していると判断された場合に、
モノマルチバイブレータ42が信号を出力し、こ
れが解錠指令信号となつてトランジスタ32のベ
ースに流れてスイツチON状態となり、これによ
つて開閉用操作スイツチ11,13のスイツチ操
作による開閉制御が可能になると共に、開閉用の
表示ランプ8,9が点灯してこれらスイツチ1
1,13が操作可能状態になつたことを表示する
ことになる。
この様に、本発明にあつては、キースイツチ手
段1から予め設定されている登録番号と一致する
番号が入力された場合にのみ解錠状態となつて開
閉用操作スイツチ11,13によるシヤツターの
開閉作動ができることになるが、開用および閉用
の操作スイツチ11,13が操作可能な解錠状態
となつた場合に、これに対向配設した各表示ラン
プ8,9が点灯してこれを報知することになる。
従つて、番号が正しく入力されて解錠状態になつ
たか否か、つまり開閉用操作スイツチ11,13
による開閉制御が可能であるか否かの判断を直ち
に成し得ることになつて、キースイツチ手段1の
操作を何度も無駄に繰り返すような不具合を確実
に防止することができ、この結果、操作性が著し
く向上されることになる。しかも、正しい番号を
入力したにも拘らずシヤツターが作動しないよう
な場合において、表示ランプ8,9の点灯を確認
することで、番号の入力ミスなのか開閉器等のシ
ヤツター側が故障なのかの判断ができる。つま
り、表示ランプ8,9が点灯していない場合には
番号の入力ミスであり、一方、表示ランプ8,9
が点灯している場合にはシヤツター側の故障であ
ると速やかに判断でき、このような状況に対した
対処が迅速にできることになる。
そのうえ、停止用操作スイツチ12とこれに対
向配設した表示ランプ10は電源回路に接続され
ているが故に、モノマルチバイブレータ42から
の解錠指令に無関係に常時スイツチ操作可能で、
かつ点灯表示している。このため、シヤツターの
開閉作動が長く、前記一定の解錠時間が過ぎた後
において開閉器3を緊急停止させたい場合に、依
然として点灯している表示ランプ10が格好の目
印になり、これに対向する操作スイツチ、つまり
停止用操作スイツチ12の操作を積極的に促して
的確に緊急停止せしめることができ、しかもこの
段階では、誤つて開用および閉用の操作スイツチ
11,13を操作しても、これらは既に解錠時間
がすぎて施錠状態になつているので開閉器3が再
駆動してしまう不具合がない。そしてこのこと
は、解錠時間を可及的に短い設定にし得て、解錠
後、そのまま持ち場を離れたりシヤツターを半開
状態で停止させ場合において、シヤツター停止以
降までも解錠状態が継続することを効果的に回避
できて、安全性、防犯性が大いに向上する。
[作用効果] 以上要するに、本発明は叙述の如く構成された
ものであるから、キースイツチ手段から入力した
番号が登録番号と一致しているときには解錠状態
となつて開用および閉用の各操作スイツチのスイ
ツチ操作による開閉器の開閉作動ができるもので
あるが、そのような解錠状態になつたことは、開
用および閉用の各操作スイツチに対向配設された
表示ランプの表示によつて判断することができ、
従つて、キースイツチ手段からの番号入力によつ
て解錠状態になつたか否か、つまり開閉用操作ス
イツチのスイツチ操作に基づく開閉制御が可能で
あるか否かの判断が直ちにできることになつて、
スイツチ操作を無闇に何度も繰り返すような不具
合が確実に防止されることになつて、操作性が著
しく向上する。
しかも、正しい番号を入力したとき、操作表示
ランプの解錠表示がある状態において、開閉用操
作スイツチのスイツチ操作をしても開閉器が作動
しない場合には該開閉器側の故障であると判断で
き、一方、操作表示ランプの解錠表示がない状態
において、開閉用操作スイツチのスイツチ操作を
したとき開閉器が作動すれば、操作表示ランプが
故障していると判断でき、作動しない場合には錠
制御手段が故障していると判断でき、この様な故
障の態様に迅速に対処することができる。
そのうえ、停止用操作スイツチとこれに対向配
設した表示ランプは電源回路に接続されているが
故に、電源表示をする表示ランプが、施錠制御手
段からの解錠指令に無関係に停止用操作スイツチ
がスイツチ操作可能であることを表示することに
なる。このため、シヤツターの開閉作動が長く、
前記一定の解錠時間が過ぎた後において開閉器を
緊急停止させたいような場合に、依然として表示
している電源表示ランプが格好の目印になり、こ
れに対向する操作スイツチ、つまり停止用操作ス
イツチのスイツチ操作を積極的に促して的確に緊
急停止せしめることができ、しかもこのとき、誤
つて開用および閉用の操作スイツチを操作して
も、これらは既に施錠状態になつているので再駆
動してしまう不具合がない。そしてこのことは、
解錠時間を可及的に短い設定にできて、解錠後、
そのまま持ち場を離れたり半開状態で停止させた
場合等においてシヤツター停止以降までも解錠状
態が継続することを効果的に回避できて、安全
性、防犯性が極めて優れたものになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る建築用シヤツターにおけ
る電子錠付き操作スイツチの表示装置の一実施例
を示したものであつて、第1図はシヤツターの概
略側面図、第2図はスイツチボツクスの正面図、
第3図は施錠制御手段の回路図、第4図は施錠制
御手段に電源供給するための回路図、第5図は開
閉器の回路図である。 図中、1はキースイツチ手段、3は開閉器、
8,9は操作表示スイツチ、10は電源表示スイ
ツチ、11,12,13は開用、停止用、閉用の
操作スイツチ、15,15aはバツフア回路、1
6は比較ケート回路、18は十進カウンタ回路、
19,29はアンド回路、30は十進カウンタ回
路、32はトランジスタ、36は電源制御回路、
37はモータ、39,42はモノマルチバイブレ
ータ、Bはスイツチボツクス、RUは開放制御用
リレースイツチとそのスイツチ接点、RDは閉鎖
制御用リレースイツチとそのスイツチ接点、RS
は停止制御用リレースイツチとそのスイツチ接
点、RYUは開放用リレースイツチとそのスイツ
チ接点、RYDは閉鎖用リレースイツチとそのス
イツチ接点、LSUは全開用リミツトスイツチ、
LSDは全閉用リミツトスイツチである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 開用および閉用の各操作スイツチと、該開用
    あるいは閉用操作スイツチのスイツチ操作に基づ
    き切換わつてシヤツター用開閉器への正逆転用電
    源回路の閉成をするスイツチ接点および前記電源
    回路を閉成状態に自己保持するためのスイツチ接
    点を備えた開放用、閉鎖用の各リレースイツチ
    と、スイツチ操作に基づき切換わつて前記自己保
    持された回路を絶つスイツチ接点を備えた停止用
    操作スイツチと、シヤツターが全開あるいは全閉
    状態になつたとき開成して前記自己保持された回
    路を絶つ全開用、全閉用リミツトスイツチとを備
    えて構成される建築用シヤツターの開閉制御装置
    において、該開閉制御装置に、番号をデジタル入
    力するためのキースイツチ手段から入力した入力
    番号が予め登録されている登録番号と一致してい
    ると判断された場合に解錠指令を出力する錠制御
    手段を接続するにあたり、前記開閉用の各操作ス
    イツチは錠制御手段の解錠指令出力側端子に接続
    し、停止用操作スイツチは電源回路に接続する一
    方、錠制御手段は、解錠指令の出力を一定時間に
    制限する解錠操作制限手段が設けられたものとし
    て、前記各操作スイツチのうち、開閉用のものは
    解錠指令が出力されるあいだのみスイツチ操作が
    可能で、停止用のものは解錠指令の出力に関係な
    くスイツチ操作が可能となるように構成すると共
    に、前記開用、閉用および停止用の各操作スイツ
    チにそれぞれ表示ランプを対向配設し、前記各表
    示スイツチのうち、開閉用各操作スイツチに対向
    配設したものは、錠制御手段の解錠指令出力側端
    子にそれぞれ接続して前記対応する各操作スイツ
    チが解錠状態であることを表示する操作表示ラン
    プに構成し、停止用操作スイツチに対向配設した
    ものは、電源回路に接続して電源印加状態である
    こと表示する電源表示ランプとし、該電源表示ラ
    ンプの表示がさらに前記停止用操作スイツチがス
    イツチ操作可能であることを表示するように構成
    したことを特徴とする建築用シヤツターにおける
    電子錠付き操作スイツチの表示装置。
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