JPH04372329A - 自動プログラミング装置のエラー表示方式 - Google Patents

自動プログラミング装置のエラー表示方式

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JPH04372329A
JPH04372329A JP17876491A JP17876491A JPH04372329A JP H04372329 A JPH04372329 A JP H04372329A JP 17876491 A JP17876491 A JP 17876491A JP 17876491 A JP17876491 A JP 17876491A JP H04372329 A JPH04372329 A JP H04372329A
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JP17876491A
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Inventor
Maki Seki
関 真樹
Takashi Takegahara
竹ケ原 隆史
Kazuhiko Morizaki
和彦 森嵜
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動プログラミング装
置のエラー表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】自動プログラミング装置のエラー表示方
式としては、NCデータの作成時等にプログラム上のエ
ラーが検出された段階でエラーコードのみを表示するも
のと、簡単なエラーメッセージのみを表示するものとが
公知である。
【0003】しかし、このようにエラーコードや簡単な
エラーメセージを表示するだけではエラーコードに基い
て操作マニュアルを参照する必要が生じ、特に、オペレ
ータの習熟度が足りないような場合には、エラーの発生
原因を見付けるだけでも多大な時間が消費されてしまう
という問題がある。メモリ容量等を増大させて詳細なエ
ラーメッセージを表示させるようにすることも可能では
あるが、いたずらに表示情報を増やせばプログラムの作
成に習熟したオペレータは過度の情報表示を煩わしく感
じるし、自動プログラミング装置側の表示処理にも時間
がかかるため、全体的な作業効率が劣化するといった問
題も生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
はこれら従来技術の欠点を解消し、オペレータの習熟度
に応じた必要最小限のエラーメッセージを効率よく表示
し、プログラムの修正作業を円滑に行うことのできる自
動プログラミング装置のエラー表示方式を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、エラーの種別毎に夫々情報の詳細度によっ
て階層分けされた複数のエラーメッセージを記憶したメ
ッセージ記憶手段と、表示すべきエラーメッセージの階
層を設定する階層設定手段とを設け、プログラム上のエ
ラーが検出されると、エラーを発生したプログラムと共
に、このエラーの種別に対応するエラーメッセージを上
記階層設定手段で予め設定された階層で自動的に表示す
るようにした。
【0006】
【作用】エラー検出時に表示すべきエラーメッセージの
階層をオペレータの習熟度等に応じて予め階層設定手段
により設定する。
【0007】プログラム上のエラーを検出した自動プロ
グラミング装置は、エラーを発生したプログラムを表示
すると共に、検出したエラーの種別に基いてメッセージ
記憶手段のエラーメッセージを検索し、対応する種別の
エラーメッセージのうち階層設定手段で設定された階層
のエラーメッセージを表示する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0009】図1は一実施例の自動プログラミング装置
の要部を示すブロック図で、1はマイクロプロセッサ、
2は該自動プログラミング装置を制御する制御プログラ
ムを格納したROM、3はフロッピーディスク4からロ
ードされた各種のシステムプログラムやデータおよびマ
イクロプロセッサ1による処理結果等を一時記憶するR
AM、5はFAPT等の高級言語で作成されたパートプ
ログラムやこれを変換して得たNCデータ等を記憶する
NCデータ記憶メモリ、6はキーボード、7はディスク
コントローラ、8はCRT表示装置等からなる表示画面
であり、これらの各要素はバス9で接続されている。
【0010】フロッピーディスク4には、グラフィック
ディスプレイ8からの設問に応じてパートプログラムを
作成するための「パートプログラム入力処理」や、入力
されたパートプログラムをNCデータに変換するための
「NCデータ変換処理」等を初めとする各種のシステム
プログラムが格納され、これらのシステムプログラムが
ディスクコントローラ7を介して選択的にRAM3にロ
ードされるようになっている。また、フロッピーディス
ク4には、エラーの種別毎にエラーメッセージを記憶し
たメッセージファイルが格納されており、このファイル
は「作業選択処理」のシステムプログラムと共にRAM
3にロードされる。
【0011】図2はメッセージファイルの概要を示すメ
モリマップである。種別毎のエラーメッセージは情報の
詳細度により、各コード番号毎、簡潔メッセージSM,
詳細メッセージDM,原因メッセージCM,例題メッセ
ージEMの4階層に分類されている。図2では特定のコ
ード番号に対応する1組の階層のみを表示しているが、
エラーの種別に対応するコード番号はエラーの種別数だ
け存在し、種別毎のエラーメッセージは、簡潔メッセー
ジSM,詳細メッセージDM,原因メッセージCM,例
題メッセージEMの順で、かつ、コード番号順に記憶さ
れている。従って、コード番号1に対応する種別の簡潔
メッセージSMがメッセージファイルの第0アドレスに
記憶されているとすれば、コード番号Nに対応する簡潔
メッセージSMは第(N−1)・4アドレスに記憶され
、また、詳細メッセージDMは第(N−1)・4+1ア
ドレスに記憶される。以下、同様に、原因メッセージC
Mは第(N−1)・4+2アドレスに記憶され、例題メ
ッセージEMは第(N−1)・4+3アドレスに記憶さ
れることとなる。
【0012】また、ERLVL は表示すべきエラーメ
ッセージの階層を記憶するレジスタ、ERNOは検出さ
れたエラーの種別に対応するコード番号を記憶するレジ
スタ、ERLNO はエラーを検出したプログラムの行
番号を記憶するレジスタであり、これらの各レジスタ 
ERLVL,ERNO,ERLNO の各々はRAM3
内に設定されている。
【0013】図3はフロッピーディスク4に格納された
「作業選択処理」のシステムプログラムを概略で示すフ
ローチャートであり、この処理には、エラー検出時に表
示すべきエラーメッセージの階層を設定するための「初
期設定処理」と、初期設定された階層に関わりなく表示
すべきエラーメッセージの階層を一時的に変更して表示
するための「エラー表示処理」、および、パートプログ
ラムをNCデータに変換するための「NCデータ変換処
理」が包含されている。
【0014】以下、予めFAPT等の高級言語で作成さ
れたパートプログラムがNCデータ記憶メモリ5に格納
され、「作業選択処理」のシステムプログラムがRAM
3にロードされているものとして、本実施例の処理動作
を説明する。
【0015】RAM3に格納されたシステムプログラム
に従って「作業選択処理」を開始したCPU1は、まず
、CRT表示装置8の表示画面に作業項目選択のガイダ
ンスメッセージ「リクエスト=」を表示し、オペレータ
の入力操作を待つ待機状態に入る(ステップS1)。 次いで、CPU1は、キーボード6を介してオペレータ
が入力する文字列を読込み、入力文字列に対応して(ス
テップS2)、「初期設定処理」(ステップS3),「
NCデータ変換処理」(ステップS4),「エラー表示
処理」(ステップS5)、または、加工形状の入力やプ
ログラムの編集等に関する従来と同様の処理(ステップ
S6)の内、いずれか1つの処理を選択して実行する。 なお、ステップS6の従来処理に関しては本発明の要旨
と直接の関係がないので特に説明しない。
【0016】そこで、エラー検出時に表示すべきエラー
メッセージの階層を設定または確認する場合、オペレー
タは、まず、 ERRLEVEL の文字列をキーボー
ド6から入力し、CPU1によりステップS3の「初期
設定処理」を実行させることになる。
【0017】図4は「初期設定処理」の概略を示すフロ
ーチャートである。「初期設定処理」を開始したCPU
1は、一旦、オペレータの入力操作を待つ待機状態に入
る。そこで、エラー検出時に表示すべきエラーメッセー
ジの階層を確認したい場合、オペレータはテンキーを操
作せずにデータエントリーキーのみを操作することとな
る。データエントリーキーのみを操作した場合にはキー
ボード6の入力バッファには何の数値も設定されないの
で、ステップS7の判別結果は偽となり、CPU1は表
示すべきエラーメッセージの階層を記憶したレジスタE
RLVL の現在値とこれに対応する階層の内容をCR
T表示装置8の表示画面に表示する(ステップS8)。 図7はこの段階における表示画面の一例を示すもので、
例えば、レジスタERLVL の現在値が0であれば、
該現在値0とその階層の内容が「0:番号表示」として
表示される。レジスタERLVL の値が0の状態でエ
ラーが検出されると、エラーの種別を示すコード番号E
RNOの値と、エラーを検出したプログラムの行番号E
RLNO のみが表示されることとなる。
【0018】また、エラー検出時に表示すべきエラーメ
ッセージの階層を再設定する場合、オペレータはキーボ
ード6を介して0から4の数値を入力した後、データエ
ントリーキーを操作する。この場合、オペレータが入力
した数値がキーボード6の入力バッファに記憶され、C
PU1はこの値をレジスタERLVL に更新記憶して
エラーメッセージの階層を再設定する(ステップS9)
。エラーメッセージの階層を再設定した場合には、図7
に示されるように、更新されたレジスタERLVL の
現在値とこれに対応する階層の内容がCRT表示装置8
の表示画面に表示される。図7ではキーボード6のテン
キーから1を入力した場合を例にとって示しており、「
1:簡潔表示」はエラーの内容を示す簡潔メッセージS
Mまでの階層が表示されることを示している。即ち、レ
ジスタERLVL の値が1の状態でエラーが検出され
ると、エラーの種別を示すコード番号ERNOの値と、
エラーを検出したプログラムの行番号ERLNO 、お
よび、このエラーに対応する簡潔メッセージSMの内容
が表示されることとなる。以下、同様に、レジスタER
LVL の値が2の状態では詳細メッセージDMまでの
階層が表示され、また、レジスタERLVL の値が3
の状態では原因メッセージCMまでの階層が表示され、
更に、レジスタERLVL の値が4の状態では例題メ
ッセージEMまでの全ての階層が表示される。
【0019】図5は「NCデータ変換処理」の概略を示
すフローチャートであり、初期画面表示におけるステッ
プS2の処理でオペレータがG0の文字列をキーボード
6から入力することによって起動される。この処理はR
AM3に格納されたパートプログラムを1行読込む毎に
逐次繰り返して実行されるものであるが、エラーの発生
が検出された場合にはステップS18の判別結果が真と
なった段階で次のパートプログラムの読込みが一旦中止
され、読込みを中止した状態で再起動をかければレジス
タERLNO の値に基きエラー発生行からのNCデー
タ変換処理が再開される。なお、処理を中止する前に作
成されたNCデータはNCデータ記憶メモリ5にそのま
ま保存される。
【0020】まず、NCデータ記憶メモリ5に記憶され
た1行分のパートプログラムを読込んだCPU1は、こ
のパートプログラムをCRT表示装置8の表示画面に表
示してISO/EIAフォーマット等からなるNCデー
タに変換し(ステップS10)、この変換処理でエラー
が生じていなければ(ステップS11)、エラーのコー
ド番号を記憶するレジスタERNOの値とエラーを検出
したプログラムの行番号を記憶するレジスタERLNO
 の値を0に初期化して、このNCデータをNCデータ
記憶メモリ5に保存し(ステップS12)、ステップ1
3の判別処理でこのパートプログラムのプログラムエン
ドが検出されるまでの間、以下、同様の処理を繰り返し
実行してパートプログラムを1行ずつNCデータに変換
する。
【0021】また、読込んだパートプログラムがNCデ
ータに変換できないような場合には、ステップS11の
判別処理実行後ステップS14の処理に移行し、検出さ
れたエラーのコード番号をレジスタERNOに記憶する
と共に、エラーの発生したパートプログラムの行番号を
レジスタERLNO に記憶してNCデータへの変換処
理を一旦中止し(ステップS15)、エラーのコード番
号ERNOとエラーの発生したプログラムの行番号ER
LNO をCRT表示装置8の表示画面に表示する(ス
テップS16)。
【0022】次いで、CPU1はレジスタERNOの値
に対応するコード番号を格納したメッセージファイルの
アドレスにポインタを移動しカウンタの値を0に初期化
して(ステップS17)、カウンタの値がレジスタER
LVL の設定値に達しているか否かを判別するが(ス
テップS18)、カウンタの値が設定値に達していなけ
れば、ポインタの現在位置に対応するアドレスの記憶内
容をメッセージファイルから読込んで逐次追加表示して
(ステップS19)、カウンタの値をインクリメントす
ると共にメッセージファイルのポインタを1アドレスず
つ移動する(ステップS20)。
【0023】図8はレジスタERLVL の値を1に設
定した場合の表示状態の1例を示すものである。行番号
20のパートプログラムは分母を0とした演算式を含む
パートプログラムであるから、このパートプログラムを
NCデータに変換することはできず、ステップS11の
処理により算術オーバーフローとして検出される。この
場合、算術オーバーフローを示すコード番号ME155
Eと行番号20がレジスタERNOとレジスタERLN
O の各々に記憶され(ステップS14,ステップS1
5)、かつ、CRT表示装置8に表示される(ステップ
S16)。また、レジスタERLVLの値は1に設定さ
れているから、ステップS19およびステップS20の
処理が1回だけ実行され、コード番号ME155Eに対
応するメッセージファイルのアドレスADの簡潔メッセ
ージSMの内容、即ち、算術オーバーフローが表示され
る。この時、レジスタERLVL の値が0に設定され
ていたとすれば、ステップS17における初期値の設定
実行直後にカウンタの値=ERLVL と判定されるか
ら、ステップS19およびステップS20の処理は非実
行となり、CRT表示装置8上にはエラーの種別に関す
るコード番号ME155Eと行番号20が表示されるだ
けである。なお、レジスタERLVL の値が2であれ
ばADアドレスの簡潔メッセージSMを表示した後、更
に、AD+1アドレスの詳細メッセージDMが表示され
、また、レジスタERLVL の値が3であれば更にA
D+2アドレスの原因メッセージCMが表示され、更に
、レジスタERLVL の値が4であれば更にAD+3
アドレスの例題メッセージEMが追加して表示されるこ
ととなる。
【0024】図8に示される例では、レジスタERLV
L の値が1であるからADアドレスの簡潔メッセージ
SMである算術オーバーフローを表示した段階でステッ
プS18の判別結果が真となり、図5に示す「NCデー
タ変換処理」が一旦中止される。CRT表示装置8のエ
ラーメッセージを参照したオペレータはNLキー等の操
作でCPU1を初期画面表示の状態に強制復帰させ、従
来と同様の処理で行番号20のパートプログラムに修正
を加えた後、この「NCデータ変換処理」を再び起動し
て、レジスタERLNO に記憶された行番号20のパ
ートプログラムからNCデータへの変換処理を再開させ
る。なお、パートプログラムを修正するための処理を「
NCデータ変換処理」の一部として組込み、ステップS
18の判別結果が真となってエラーメッセージの表示が
終了した段階でパートプログラムに修正を加え、NCデ
ータの作成を継続して行わせるようにすることも可能で
ある。
【0025】「NCデータ変換処理」で表示可能なエラ
ーメッセージの階層はレジスタERLVL の値によっ
て拘束されているので、このままの状態ではERLVL
 の値を再設定しない限り、この値を越えて詳細なエラ
ーメッセージを表示させることはできないが、「NCデ
ータ変換処理」を一旦中止してCPU1を初期画面表示
の状態に強制復帰させた状態で図6に示されるような「
エラー表示処理」の実行を選択することにより、更に詳
細なエラーメッセージを表示させることが可能である。
【0026】このような場合、オペレータは初期画面表
示の状態でキーボード6の「?」キーを操作して「エラ
ー表示処理」を開始させることになる。
【0027】ステップS2の判別処理でオペレータによ
る「?」キーの操作を検出したCPU1は、レジスタE
RNOに何等かの値が記憶されているか否か、即ち、直
前の「NCデータ変換処理」でエラーとなったままNC
データへの変換が完了していないパートプログラムが残
存しているか否かを判別し(ステップS21)、NCデ
ータへの変換が完了していないパートプログラムが残存
する場合に限り、ステップS22以降の処理を実行する
。レジスタERNOに何等かの値が記憶されていれば直
前の「NCデータ変換処理」でエラーとなったままNC
データへの変換が完了していないパートプログラムが残
存することを意味するので、CPU1はオペレータによ
るデータエントリーキーの操作が検出された段階でキー
ボード6のバッファに記憶された文字ストリングを読込
んで「?」キーの操作回数を検出し、この操作回数を一
時記憶用のレジスタに格納し(ステップS22)、エラ
ーのコード番号を記憶したレジスタERNOとエラーを
検出したプログラムの行番号ERLNO の値に基いて
、エラーを発生したプログラムの内容とエラーのコード
番号およびエラーを発生したプログラムの行番号を表示
する(ステップS23)。
【0028】次いで、CPU1はカウンタの値を0に初
期化してレジスタERNOの値に対応するコード番号を
格納したメッセージファイルのアドレスにポインタを移
動し(ステップS24)、カウンタの値がレジスタER
LVL の設定値に達しているか否かを判別するが(ス
テップS25)、カウンタの値が設定値に達していなけ
れば、ポインタの現在位置に対応するアドレスの記憶内
容をメッセージファイルから読込んで逐次追加表示して
(ステップS26)、カウンタの値をインクリメントす
ると共にメッセージファイルのポインタを1アドレスず
つ移動する(ステップS27)。
【0029】図9は「?」キーを2回操作した場合の表
示状態の1例を示すものである。この場合、レジスタE
RLNO の値に基いて行番号20のパートプログラム
が表示されると共に、レジスタERNOとレジスタER
LNOの値の各々に基いて算術オーバーフローを示すコ
ード番号ME155Eと行番号20が表示され、更に、
「?」キーの操作回数に対応してステップS26および
ステップS27の処理が2回繰り返されるから、コード
番号ME155Eに対応するメッセージファイルのアド
レスADの簡潔メッセージSMの内容である算術オーバ
ーフローとAD+1アドレスの詳細メッセージDMのシ
ステムエラーの内容とが表示される。また、「?」キー
を3回操作した場合には、更に、AD+2アドレスの原
因メッセージCMの内容が図10に示されるようにして
表示されることとなる。
【0030】この「エラー検出処理」によれば、表示す
べきエラーメッセージの階層を「?」キーの操作回数で
逐次指定して表示させることができるので、不慣れなプ
ログラムでエラーを生じたような場合に詳細な情報を表
示させるような場合に便利である。
【0031】CRT表示装置8のエラーメッセージを参
照したオペレータは「NCデータ変換処理」の場合と同
様、NLキー等の操作でCPU1を初期画面表示の状態
に強制復帰させ、従来と同様の処理で行番号20のパー
トプログラムに修正を加えた後、「NCデータ変換処理
」を起動して、レジスタERLNO に記憶された行番
号20のパートプログラムからNCデータの変換処理を
再開させる。パートプログラムを修正するための処理を
「エラー表示処理」の一部として組込み、ステップS2
5の判別結果が真となってエラーメッセージの表示が終
了した段階でパートプログラムに修正を加え、「NCデ
ータ変換処理」に自動復帰してNCデータの作成を継続
して行わせるようにすることも、また、「NCデータ変
換処理」におけるステップS18の判別結果が真となっ
た段階でNLキーの操作や「?」キーの操作を検出し、
「?」キーの操作に応じてメッセージファイルのアドレ
スNの値を逐次更新して、対応する階層のエラーメッセ
ージを追加表示させるようにすることも可能である。
【0032】また、エラーコードを不連続に設定した場
合には、メッセージファイルの先頭部分にエラーコード
と1対1に対応して各エラー種別の最初の階層のエラー
メッセージのアドレスを示す値を記憶したテーブルを設
け、エラーを検出した段階でこのテーブルから各エラー
種別毎のエラーメッセージの先頭アドレスに対応する値
を検索してエラーメッセージを表示することにより、メ
ッセージファイル中に各エラーコード毎のメッセージを
シーケンシャルに記憶させることが可能となり、メモリ
容量の節約につにながる。例えば、上述の例で第1のエ
ラーコードを1,第2のエラーコードを5と設定したと
すると、第2のエラーコードに対応する簡潔メッセージ
SMを(5−1)・4=第16アドレスに記憶させる必
要があり、第1のエラーコードに対応する例題メッセー
ジEMのアドレス(1−1)・4+3=第3アドレスと
の間に12アドレス分の未使用領域が生じるが、エラー
コード005に対応する値2をテーブルに記憶させてお
けば、第2のエラーコードに対応する簡潔メッセージS
Mを(2−1)・4=第4アドレスに記憶させることが
でき、メッセージファイルに無駄な空きスペースが生じ
るのを防止することができる。
【0033】以上、一実施例として、内容の詳細度に応
じて階層分けされた複数のエラーメッセージを、階層を
指定するレジスタの値や特定キーの操作回数に応じ、簡
潔なものから詳細なものへと逐次追加表示するようにし
た例を説明したが、階層を指定するレジスタの値や特定
キーの操作回数に応じて特定の階層のエラーメッセージ
のみを表示させるようにしても、これと同等の作用効果
を得ることができる。この場合、詳細な階層のエラーメ
ッセージには、それよりも簡潔な階層のエラーメッセー
ジを全て記憶させるようにすることが望ましい。例えば
、前述の実施例でいえば、詳細メッセージDMの項目に
は詳細メッセージ本来の表示内容に加えて簡潔メッセー
ジの表示内容を記憶させ、原因メッセージCMの項目に
は原因メッセージ本来の表示内容に加えて更に簡潔メッ
セージと詳細メッセージの表示内容を記憶させるように
する。
【0034】
【発明の効果】本発明のエラー表示方式は、情報の詳細
度によって階層分けされた多数のエラーメッセージから
階層を指定してエラーメッセージを表示するようにした
ので、常にオペレータの習熟度に応じて過不足なく必要
最小限の情報を表示することができ、情報の不足や無駄
な表示に悩まされることなく、効率の良いプログラミン
グ作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方式を実施する一実施例の自動プログ
ラミング装置の要部を示すブロック図
【図2】同実施例におけるメッセージファイルの概要を
示すメモリマップ
【図3】同実施例の自動プログラミング装置による処理
の概略を示すフローチャート
【図4】同実施例の自動プログラミング装置による処理
の一部を示すフローチャート
【図5】同実施例の自動プログラミング装置による処理
の一部を示すフローチャート
【図6】同実施例の自動プログラミング装置による処理
の一部を示すフローチャート
【図7】同実施例の自動プログラミング装置における表
示画面の一例を示す図
【図8】同実施例の自動プログラミング装置における表
示画面の一例を示す図
【図9】同実施例の自動プログラミング装置における表
示画面の一例を示す図
【図10】同実施例の自動プログラミング装置における
表示画面の一例を示す図
【符号の説明】
1  CPU(マイクロプロセッサ) 2  ROM 3  RAM 4  フロッピーディスク 5  NCデータ記憶メモリ 6  キーボード 7  ディスクコントローラ 8  CRT表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エラーの種別毎に夫々情報の詳細度に
    よって階層分けされた複数のエラーメッセージを記憶し
    たメッセージ記憶手段と、表示すべきエラーメッセージ
    の階層を設定する階層設定手段とを設け、プログラム上
    のエラーが検出されると、エラーを発生したプログラム
    と共に、このエラーの種別に対応するエラーメッセージ
    を上記階層設定手段で予め設定された階層で自動的に表
    示するようにしたことを特徴とする自動プログラミング
    装置のエラー表示方式。
JP17876491A 1991-06-24 1991-06-24 自動プログラミング装置のエラー表示方式 Pending JPH04372329A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62245405A (ja) * 1986-04-18 1987-10-26 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置のエラ−表示システム
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