JPH0437135Y2 - - Google Patents

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JPH0437135Y2
JPH0437135Y2 JP9966987U JP9966987U JPH0437135Y2 JP H0437135 Y2 JPH0437135 Y2 JP H0437135Y2 JP 9966987 U JP9966987 U JP 9966987U JP 9966987 U JP9966987 U JP 9966987U JP H0437135 Y2 JPH0437135 Y2 JP H0437135Y2
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folded
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JP9966987U
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、亜鉛鉄板等金属性の連続瓦型に関
する。
(従来の技術) 出願人は、これまでに各種金属瓦を散見して来
たが、本考案のような亀甲型を基本にしたものを
知らない。従つて他と比較することは出来ない。
なお、本考案は、出願人が先に実用新案登録出
願した「金属性亀甲連続瓦型」(実願昭60−90293
号(実開昭62−88014号)、実願昭61−90804号
(実開昭63−51019号)(以下先願技術という)に
ついて、形態的改良を加えたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、金属の加工性を生かして亀甲の連続
した瓦型の組み合わせを完成し、屋根葺模様に亀
甲独特の美観を付与することに成功した点におい
て、先願技術と共通するが、さらにその連続形態
を改良することにより施工の容易性を図つたもの
である。
[考案の構成] (実施例) 以下図面の実施例によつて説明すると、本考案
の瓦型は、金属性の凸状三連瓦型1と凹状三連瓦
型2との組合わせから成る。
まず凸状三連瓦型1は、第1図に示すように、
中央に亀甲型3の下半部の両斜辺と、その亀甲型
3と同型の亀甲型4,5の上半部の一斜辺とを段
折り重ねにより一体連続させて凸状三連型に形成
し、その段折り重ね部6を除く上半部の各斜辺縁
を表側に折返して斜辺ハゼ掛部7に、又各天端辺
縁を表側に折返して頭部ハゼ掛部8を形成すると
ともに、下半部の各斜辺縁を裏側に折返して斜辺
ハゼ掛部9に、又各底端辺縁を裏側に折返して尾
部ハゼ掛部10を形成してある。
そしてさらに前記各頭部ハゼ掛部8の内側面に
は三条のビード11を突設してある。
次に凹状三連瓦型2は、第2図に示すように、
中央の亀甲型12の上半部の両斜辺と、その亀甲
型12と同型の亀甲型13,14の下半部の一斜
辺とを段折り重ねにより一体連続させて凹状三連
型に形成し、その段折り重ね部15を除く下半部
の各斜辺縁を裏側に折返して斜辺ハゼ掛部16
に、又各底端辺縁を裏側に折返して尾部ハゼ掛部
17を形成するとともに、上半部の各斜辺縁を表
側に折返して斜辺ハゼ掛部18に、又各天端辺縁
を表側に折返して頭部ハゼ掛部19を形成してあ
る。
そしてさらに前記各頭部ハゼ掛部19の内側面
には三条のビード20を突設してある。
(施工法) 今以上の構成に係る凹凸亀甲連続瓦型を葺くに
は、第3図に示すように、屋根面の一法の隅から
縦方向に、凸状三連瓦型1のみで、各頭部ハゼ掛
部に各尾部ハゼ掛部を掛止し、その隣に、棟方向
に今度は凹状三連瓦型2のみで、各頭部ハゼ掛部
に各尾部ハゼ掛部を掛止するとともに各斜辺ハゼ
掛部と先に葺いた隣の凸状三連瓦型1の各斜辺ハ
ゼ掛部同士を表裏掛止しつつ葺いていく。
そしてその際各斜辺ハゼ掛部には吊子21を引
掛けてその基端部において下地材に釘打ち22す
るものとする。
なお凸状三連瓦型1と凹状三連瓦型2の組合わ
せによつて軒部や棟方向端部に生ずる半端空間に
は、それぞれ空間形状に対応する各変形瓦型を葺
合わせて補完することは言うまでもない。
かくして完成した屋根葺状態を第4図によつて
示す。即ち本考案にあつては、軒方向から棟方向
に凸状三連瓦型1を一連に葺上げ、その隣に凹状
三連瓦型2を一連に葺上げ、交互隣合わせに組み
合わせられるものである。
[考案の効果] 本考案の亀甲連続瓦型は以上のようで、屋根葺
模様に亀甲模様による独特の美観をもたらし、全
体として極めて体裁が優れていること、頭部ハゼ
掛部の内側面にビードを突設した結果として天端
部が袋状ハゼ掛部に形成され、雨返し効果を増大
させることなどは、先願技術がもたらす効果と同
様であるが、特に本考案にあつては、前記のよう
に棟方向に凹状乃至凸状の同一形態の瓦型で一連
の葺上げるものであるから、葺上げ手順が単純明
瞭で、斜め方向葺の先願技術に比べ作業性が著し
く向上する。また先願技術の瓦型が斜め連続の長
尺物で所謂撓りを生じやすく、作業上扱いずらか
つたのに対し、本考案は凸状乃至凹状連続の山型
乃至逆さ山型を成すから撓りが殆ど生ずることな
く、この点からも作業性に優れ、また竪固性をよ
り増大させる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図イは凸状
三連瓦型1の展開平面図、ロは同上成形後の平面
図、第2図イは凹状三連瓦型2の展開平面図、ロ
は同上成形後の平面図、第3図は葺状態を示す平
面図、第4図は同上屋根を含む家屋の遠望斜視
図。 1……凸状三連瓦型、2……凹状三連瓦型、3
……中央の亀甲型、4,5……同型の亀甲型、6
……段折り重ね部、7……斜辺ハゼ掛部、7,8
……頭部ハゼ掛部、9……斜辺ハゼ掛部、10…
…尾部ハゼ掛部、11……ビード、12……中央
の亀甲型、13,14……同型の亀甲型、15…
…段折り重ね部、16……斜辺ハゼ掛部、17…
…尾部ハゼ掛部、18……斜辺ハゼ掛部、19…
…頭部ハゼ掛部、20……ビード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金属製の亀甲瓦葺屋根において、 中央の亀甲型3の下半部の両斜辺と、前記亀甲
    型3と同型の亀甲型4,5の上半部の一斜辺とを
    段折り重ねにより一体連続させて凸状三連型に形
    成し、その段折り重ね部6を除く上半部の各斜辺
    縁を表側に折返して斜辺ハゼ掛部7に、又各天端
    辺縁を表側に折返して頭部ハゼ掛部8を形成する
    とともに、下半部の各斜辺縁を裏側に折返して斜
    辺ハゼ掛部9に、又各底端辺縁を裏側に折返して
    尾部ハゼ掛部10を形成し、さらに前記各頭部ハ
    ゼ掛部8の内側面にはビード11を突設して成る
    凸状三連瓦型1と、 中央の亀甲型12の上半部の両斜辺と、前記亀
    甲型12と同型の亀甲型13,14の下半部の一
    斜辺とを段折り重ねにより一体連続させて凹状三
    連型に形成し、その段折り重ね部15を除く下半
    部の各斜辺縁を裏側に折返して斜辺ハゼ掛部16
    に、又各底端辺縁を裏側に折返して尾部ハゼ掛部
    17を形成するとともに、上半部の各斜辺縁を表
    側に折返して斜辺ハゼ掛部18に、又各天端辺縁
    を表側に折返して頭部ハゼ掛部19を形成し、さ
    らに前記各頭部ハゼ掛部19の内側面にはビード
    20を突設して成る凹状三連瓦型2との組合わ
    せ。
JP9966987U 1987-06-29 1987-06-29 Expired JPH0437135Y2 (ja)

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JPS644726U JPS644726U (ja) 1989-01-12
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