JPH04370462A - 車両用自動変速装置 - Google Patents
車両用自動変速装置Info
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- JPH04370462A JPH04370462A JP17319291A JP17319291A JPH04370462A JP H04370462 A JPH04370462 A JP H04370462A JP 17319291 A JP17319291 A JP 17319291A JP 17319291 A JP17319291 A JP 17319291A JP H04370462 A JPH04370462 A JP H04370462A
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- pressure
- range
- vehicle
- clutch
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 239000003112 inhibitor Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車等に好適
に用いられる車両用自動変速装置に関し、特に、発進時
の衝撃を緩和するようにした車両用自動変速装置に関す
る。
に用いられる車両用自動変速装置に関し、特に、発進時
の衝撃を緩和するようにした車両用自動変速装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に搭載されるエンジンと、
該エンジンからの入力回転を変速し、出力側に伝達する
変速クラッチと、該変速クラッチにクラッチ作動油圧を
供給する油圧ラインと、該油圧ラインの途中に設けられ
、前記クラッチ作動油圧を制御する制御弁機構と、前記
エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記車
両の走行速度を検出する車速検出器と、前記車両に設け
られ、該車両を走行、停止させるべく走行レンジ、停止
レンジに切換操作されるシフトレバーとを備えてなる車
両用自動変速装置は知られている。
該エンジンからの入力回転を変速し、出力側に伝達する
変速クラッチと、該変速クラッチにクラッチ作動油圧を
供給する油圧ラインと、該油圧ラインの途中に設けられ
、前記クラッチ作動油圧を制御する制御弁機構と、前記
エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記車
両の走行速度を検出する車速検出器と、前記車両に設け
られ、該車両を走行、停止させるべく走行レンジ、停止
レンジに切換操作されるシフトレバーとを備えてなる車
両用自動変速装置は知られている。
【0003】この種の車両用自動変速装置では図10に
例示する如く、変速クラッチ1を油圧ポンプ(図示せず
)に接続する油圧ライン2の途中にアキュムレータ3が
設けられ、該アキュムレータ3は、シリンダ3Aと、該
シリンダ3A内に摺動可能に挿嵌されたピストン3Bと
、該ピストン3Bによってシリンダ3A内に画成された
蓄圧室3Cおよび背圧室3Dと、該背圧室3D内に設け
られ、ピストン3Bを蓄圧室3C側に向けて常時付勢し
たばね3Eとから構成されている。
例示する如く、変速クラッチ1を油圧ポンプ(図示せず
)に接続する油圧ライン2の途中にアキュムレータ3が
設けられ、該アキュムレータ3は、シリンダ3Aと、該
シリンダ3A内に摺動可能に挿嵌されたピストン3Bと
、該ピストン3Bによってシリンダ3A内に画成された
蓄圧室3Cおよび背圧室3Dと、該背圧室3D内に設け
られ、ピストン3Bを蓄圧室3C側に向けて常時付勢し
たばね3Eとから構成されている。
【0004】また、アキュムレータ3の背圧室3Dはパ
イロットライン4に接続され、該パイロットライン4の
途中にはアキュムレータ制御プラグ5およびライン圧ソ
レノイド6等が設けられている。そして、該ライン圧ソ
レノイド6はアキュムレータ3等と共に、油圧ライン2
から変速クラッチ1に供給されるクラッチ作動油圧を制
御する制御弁機構7を構成している。
イロットライン4に接続され、該パイロットライン4の
途中にはアキュムレータ制御プラグ5およびライン圧ソ
レノイド6等が設けられている。そして、該ライン圧ソ
レノイド6はアキュムレータ3等と共に、油圧ライン2
から変速クラッチ1に供給されるクラッチ作動油圧を制
御する制御弁機構7を構成している。
【0005】即ち、ライン圧ソレノイド6は50HZ
の周波数特性をもったデューティサイクル型ソレノイド
により構成され、開弁時にはアキュムレータ3の背圧室
3Dに作用するパイロット圧(以下、背圧という)を低
下させ、閉弁時には背圧室3Dの背圧を上昇させる。そ
して、アキュムレータ3はライン圧ソレノイド6で背圧
室3Dの背圧が調整されることにより、蓄圧室3Cの圧
力が変化し、これによって、油圧ライン2のクラッチ作
動油圧を可変に制御する。
の周波数特性をもったデューティサイクル型ソレノイド
により構成され、開弁時にはアキュムレータ3の背圧室
3Dに作用するパイロット圧(以下、背圧という)を低
下させ、閉弁時には背圧室3Dの背圧を上昇させる。そ
して、アキュムレータ3はライン圧ソレノイド6で背圧
室3Dの背圧が調整されることにより、蓄圧室3Cの圧
力が変化し、これによって、油圧ライン2のクラッチ作
動油圧を可変に制御する。
【0006】ここで、変速クラッチ1および制御弁機構
7等はエンジンの出力軸とプロペラシャフト(いずれも
図示せず)との間に設けられる自動変速機の変速歯車機
構に設けられ、油圧ライン2のクラッチ作動油圧が可変
に制御されることにより、油圧ライン2の途中に設けら
れる複数のシフト弁(図示せず)と共に、エンジンの回
転を複数段に変速して、プロペラシャフト等に伝達する
構成となっている。
7等はエンジンの出力軸とプロペラシャフト(いずれも
図示せず)との間に設けられる自動変速機の変速歯車機
構に設けられ、油圧ライン2のクラッチ作動油圧が可変
に制御されることにより、油圧ライン2の途中に設けら
れる複数のシフト弁(図示せず)と共に、エンジンの回
転を複数段に変速して、プロペラシャフト等に伝達する
構成となっている。
【0007】そして、ライン圧ソレノイド6は前記シフ
トレバーが停止レンジにあるときに、アキュムレータ3
の蓄圧室3Cの圧力を低下させることにより変速クラッ
チ1の連結を解除して、エンジンの回転がプロペラシャ
フト等に伝えられるのを中断させ、シフトレバーが走行
レンジに切換えられたときには、アキュムレータ3の蓄
圧室3Cの圧力を上昇させることにより変速クラッチ1
を連結させ、アキュムレータ3は変速クラッチ1の連結
時、変速時の衝撃を可及的に吸収する。
トレバーが停止レンジにあるときに、アキュムレータ3
の蓄圧室3Cの圧力を低下させることにより変速クラッ
チ1の連結を解除して、エンジンの回転がプロペラシャ
フト等に伝えられるのを中断させ、シフトレバーが走行
レンジに切換えられたときには、アキュムレータ3の蓄
圧室3Cの圧力を上昇させることにより変速クラッチ1
を連結させ、アキュムレータ3は変速クラッチ1の連結
時、変速時の衝撃を可及的に吸収する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、シフトレバーを停止レンジから走行レンジ
に切換操作したときに、油圧ライン2から変速クラッチ
1に供給されるクラッチ作動油圧がライン圧ソレノイド
6によりアキュムレータ3を介して上昇され、変速クラ
ッチ1が連結してエンジンの回転がプロペラシャフト等
に伝えられるから、例えば運転者がアクセルペダルを誤
って操作し、エンジンの回転数をアイドル回転数よりも
高い高回転数とした状態で、シフトレバーを停止レンジ
から走行レンジに切換えると、クラッチ作動油圧が図2
に点線で示す特性線8の如く上昇し、エンジンの高回転
数がプロペラシャフト等に急激に伝えられ、車両が急発
進して危険となるばかりでなく、変速歯車機構やプロペ
ラシャフト等に過大なトルクが発生し、機械の損傷を招
くという問題がある。
来技術では、シフトレバーを停止レンジから走行レンジ
に切換操作したときに、油圧ライン2から変速クラッチ
1に供給されるクラッチ作動油圧がライン圧ソレノイド
6によりアキュムレータ3を介して上昇され、変速クラ
ッチ1が連結してエンジンの回転がプロペラシャフト等
に伝えられるから、例えば運転者がアクセルペダルを誤
って操作し、エンジンの回転数をアイドル回転数よりも
高い高回転数とした状態で、シフトレバーを停止レンジ
から走行レンジに切換えると、クラッチ作動油圧が図2
に点線で示す特性線8の如く上昇し、エンジンの高回転
数がプロペラシャフト等に急激に伝えられ、車両が急発
進して危険となるばかりでなく、変速歯車機構やプロペ
ラシャフト等に過大なトルクが発生し、機械の損傷を招
くという問題がある。
【0009】そして、機械の損傷を防止するためには変
速歯車機構等を高強度に形成する必要があり、この場合
には全体の重量が増大して車両の燃費が悪くなるという
問題がある。
速歯車機構等を高強度に形成する必要があり、この場合
には全体の重量が増大して車両の燃費が悪くなるという
問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は車両の急発進を防止でき、機械
の損傷等をなくすことができる上に、車両重量を軽減で
き、燃費を向上できるようにした車両用自動変速装置を
提供することを目的としている。
されたもので、本発明は車両の急発進を防止でき、機械
の損傷等をなくすことができる上に、車両重量を軽減で
き、燃費を向上できるようにした車両用自動変速装置を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成の特徴は、車両の停止時に
回転数検出手段からの信号に基づき、エンジンの回転数
が高回転数であるか否かを判定する回転数判定手段と、
該回転数判定手段により高回転数であると判定したとき
に、シフトレバーが停止レンジから走行レンジに切換ら
れたか否かを判定する切換判定手段と、該切換判定手段
により走行レンジに切換えられたと判定したときに、制
御弁機構によりクラッチ作動油圧を所定時間の範囲内で
経時的に昇圧制御する弁制御手段とを設けたことにある
。
ために本発明が採用する構成の特徴は、車両の停止時に
回転数検出手段からの信号に基づき、エンジンの回転数
が高回転数であるか否かを判定する回転数判定手段と、
該回転数判定手段により高回転数であると判定したとき
に、シフトレバーが停止レンジから走行レンジに切換ら
れたか否かを判定する切換判定手段と、該切換判定手段
により走行レンジに切換えられたと判定したときに、制
御弁機構によりクラッチ作動油圧を所定時間の範囲内で
経時的に昇圧制御する弁制御手段とを設けたことにある
。
【0012】また、前記制御弁機構は前記油圧ラインの
途中に設けられるライン圧ソレノイドおよび電磁式圧力
制御弁によって構成し、前記弁制御手段は回転数検出手
段からの信号に基づき、前記クラッチ作動油圧を電磁式
圧力制御弁により複数の昇圧特性をもって選択的に制御
させてなる構成としてもよい。
途中に設けられるライン圧ソレノイドおよび電磁式圧力
制御弁によって構成し、前記弁制御手段は回転数検出手
段からの信号に基づき、前記クラッチ作動油圧を電磁式
圧力制御弁により複数の昇圧特性をもって選択的に制御
させてなる構成としてもよい。
【0013】
【作用】上記構成により、エンジンの回転数がアイドル
回転数よりも高い高回転数となった状態で、シフトレバ
ーが停止レンジから走行レンジに切換えられた場合に、
クラッチ作動油圧が急上昇するのを制御弁機構で抑える
ことができ、変速クラッチが急激に連結されるのを防止
できる。
回転数よりも高い高回転数となった状態で、シフトレバ
ーが停止レンジから走行レンジに切換えられた場合に、
クラッチ作動油圧が急上昇するのを制御弁機構で抑える
ことができ、変速クラッチが急激に連結されるのを防止
できる。
【0014】また、制御弁機構に電磁式圧力制御弁を用
いるようにすれば、クラッチ作動油圧をエンジン回転数
に応じた昇圧特性で選択的に制御でき、変速クラッチの
連結をエンジン回転数に応じて調整できる。
いるようにすれば、クラッチ作動油圧をエンジン回転数
に応じた昇圧特性で選択的に制御でき、変速クラッチの
連結をエンジン回転数に応じて調整できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図9に基
づき説明する。なお、実施例では前述した図10に示す
従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略するものとする。
づき説明する。なお、実施例では前述した図10に示す
従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説
明を省略するものとする。
【0016】而して、図1ないし図4は本発明の第1の
実施例を示している。
実施例を示している。
【0017】図中、11はインヒビタスイッチ等によっ
て構成されるシフトレバーセンサを示し、該シフトレバ
ーセンサ11は自動車の運転室に設けられるシフトレバ
ー(図示せず)に付設され、このシフトレバーが停止レ
ンジとしてのパーキングレンジ(以下、Pレンジという
)、ニュートラルレンジ(以下、Nレンジという)また
は走行レンジとしてのドライブレンジ(以下、Dレンジ
という)、リバースレンジ(以下、Rレンジという)等
のうち、いずれのレンジに切換操作されているかを検出
する。そして、該シフトレバーセンサ11はその検出信
号を後述のコントロールユニット15に出力し、シフト
レバーがPレンジ、Nレンジ、DレンジまたはRレンジ
等のうちいずれのレンジに切換えれているかを判定させ
る。
て構成されるシフトレバーセンサを示し、該シフトレバ
ーセンサ11は自動車の運転室に設けられるシフトレバ
ー(図示せず)に付設され、このシフトレバーが停止レ
ンジとしてのパーキングレンジ(以下、Pレンジという
)、ニュートラルレンジ(以下、Nレンジという)また
は走行レンジとしてのドライブレンジ(以下、Dレンジ
という)、リバースレンジ(以下、Rレンジという)等
のうち、いずれのレンジに切換操作されているかを検出
する。そして、該シフトレバーセンサ11はその検出信
号を後述のコントロールユニット15に出力し、シフト
レバーがPレンジ、Nレンジ、DレンジまたはRレンジ
等のうちいずれのレンジに切換えれているかを判定させ
る。
【0018】12はエンジン回転数Nを検出する回転数
検出手段としてのクランク角センサ、13は自動車の走
行速度を検出する車速検出器としての車速センサを示し
、該車速センサ13はその検出信号をコントロールユニ
ット15に出力し、例えば自動車が停車中であるか、走
行中であるかを判定させる。
検出手段としてのクランク角センサ、13は自動車の走
行速度を検出する車速検出器としての車速センサを示し
、該車速センサ13はその検出信号をコントロールユニ
ット15に出力し、例えば自動車が停車中であるか、走
行中であるかを判定させる。
【0019】14は油圧ライン2の途中に設けられる圧
力センサを示し、該圧力センサ14は油圧ライン2から
変速クラッチ1に供給されるクラッチ作動油圧Pを検出
し、その検出信号をコントロールユニット15に出力す
る。この場合、クラッチ作動油圧Pは図10に例示した
如く、ライン圧ソレノイド6を開弁させることにより、
アキュムレータ3の背圧室3Dの背圧が低下するから、
アキュムレータ3の蓄圧室3Cの圧力に対応して低下す
る。そして、ライン圧ソレノイド6を閉弁させたときに
は背圧室3Dの背圧が上昇するから、クラッチ作動油圧
Pは蓄圧室3Cの圧力に対応して上昇する。
力センサを示し、該圧力センサ14は油圧ライン2から
変速クラッチ1に供給されるクラッチ作動油圧Pを検出
し、その検出信号をコントロールユニット15に出力す
る。この場合、クラッチ作動油圧Pは図10に例示した
如く、ライン圧ソレノイド6を開弁させることにより、
アキュムレータ3の背圧室3Dの背圧が低下するから、
アキュムレータ3の蓄圧室3Cの圧力に対応して低下す
る。そして、ライン圧ソレノイド6を閉弁させたときに
は背圧室3Dの背圧が上昇するから、クラッチ作動油圧
Pは蓄圧室3Cの圧力に対応して上昇する。
【0020】さらに、15はマイクロコンピュータ等に
よって構成されるコントロールユニットを示し、該コン
トロールユニット15はその入力側がシフトレバーセン
サ11、クランク角センサ12、車速センサ13および
圧力センサ14等に接続され、出力側がライン圧ソレノ
イド6等に接続されている。そして、該コントロールユ
ニット15はその記憶回路内に図3,図4に示すプログ
ラム等を格納し、クラッチ作動油圧の制御処理等を行う
ようになっている。また、該コントロールユニット15
の記憶回路にはその記憶エリア15A内に、エンジン回
転数Nがアイドル回転数(例えば600〜800rpm
)よりも高い高回転数N1(例えば1500rpm程度
)の設定値、クラッチ作動油圧Pの制御目標値となる図
2に例示した目標圧P1 ,P2 (P1 <P2 )
およびクラッチ作動油圧Pを目標圧P1 ,P2 に制
御するための所定時間T1 ,T2 (T1 <T2
)等が格納されている。
よって構成されるコントロールユニットを示し、該コン
トロールユニット15はその入力側がシフトレバーセン
サ11、クランク角センサ12、車速センサ13および
圧力センサ14等に接続され、出力側がライン圧ソレノ
イド6等に接続されている。そして、該コントロールユ
ニット15はその記憶回路内に図3,図4に示すプログ
ラム等を格納し、クラッチ作動油圧の制御処理等を行う
ようになっている。また、該コントロールユニット15
の記憶回路にはその記憶エリア15A内に、エンジン回
転数Nがアイドル回転数(例えば600〜800rpm
)よりも高い高回転数N1(例えば1500rpm程度
)の設定値、クラッチ作動油圧Pの制御目標値となる図
2に例示した目標圧P1 ,P2 (P1 <P2 )
およびクラッチ作動油圧Pを目標圧P1 ,P2 に制
御するための所定時間T1 ,T2 (T1 <T2
)等が格納されている。
【0021】本実施例による車両用自動変速装置は上述
の如き構成を有するもので、次にコントロールユニット
15による発進時のクラッチ作動油圧制御処理について
図3,図4を参照して説明する。
の如き構成を有するもので、次にコントロールユニット
15による発進時のクラッチ作動油圧制御処理について
図3,図4を参照して説明する。
【0022】まず、処理動作がスタートすると、ステッ
プ1でシフトレバーセンサ11からの信号に基づきシフ
トレバーが停止レンジとしてのPレンジまたはNレンジ
にあるか否かを判定し、「YES」と判定したときには
、ステップ2に移り、車速センサ13からの信号に基づ
き自動車が停車状態にあるか否かを判定する。そして、
ステップ2で「YES」と判定したときにはシフトレバ
ーがPレンジまたはNレンジで停車状態にあるから、ス
テップ3に移ってクランク角センサ12からエンジン回
転数Nを読込み、ステップ4でエンジン回転数Nが、例
えば1500rpm程度の高回転数N1 以上であるか
否かを判定する。
プ1でシフトレバーセンサ11からの信号に基づきシフ
トレバーが停止レンジとしてのPレンジまたはNレンジ
にあるか否かを判定し、「YES」と判定したときには
、ステップ2に移り、車速センサ13からの信号に基づ
き自動車が停車状態にあるか否かを判定する。そして、
ステップ2で「YES」と判定したときにはシフトレバ
ーがPレンジまたはNレンジで停車状態にあるから、ス
テップ3に移ってクランク角センサ12からエンジン回
転数Nを読込み、ステップ4でエンジン回転数Nが、例
えば1500rpm程度の高回転数N1 以上であるか
否かを判定する。
【0023】そして、ステップ4で「YES」と判定し
たときにはステップ5に移ってシフトレバーがPレンジ
またはNレンジから走行レンジとしてのDレンジまたは
Rレンジ等に切換られたか否かを判定し、「YES」と
判定したときにはエンジン回転数Nが高回転数N1 以
上となった状態で、自動車を発進させようとしているか
ら、ステップ6に移ってタイマTをスタートさせ、図4
に示すステップ8で圧力センサ14からクラッチ作動油
圧Pを読込む。
たときにはステップ5に移ってシフトレバーがPレンジ
またはNレンジから走行レンジとしてのDレンジまたは
Rレンジ等に切換られたか否かを判定し、「YES」と
判定したときにはエンジン回転数Nが高回転数N1 以
上となった状態で、自動車を発進させようとしているか
ら、ステップ6に移ってタイマTをスタートさせ、図4
に示すステップ8で圧力センサ14からクラッチ作動油
圧Pを読込む。
【0024】次に、ステップ9でクラッチ作動油圧Pが
図2に例示する目標圧P1 以上となっているか否かを
判定し、「YES」と判定したときにはクラッチ作動油
圧Pが目標圧P1 以上となっているから、ステップ1
0に移ってライン圧ソレノイド6に制御信号を出力し、
該ライン圧ソレノイド6を開弁させることにより、アキ
ュムレータ3で油圧ライン2のクラッチ作動油圧Pを低
下させ、ステップ11でタイマTが所定時間T1 以上
経過したか否かを判定し、「NO」と判定する間はステ
ップ8〜10の処理を繰返す。また、ステップ9で「N
O」と判定したときにはクラッチ作動油圧Pが目標圧P
1 よりも低くなっているので、ライン圧ソレノイド6
に制御信号を出力してクラッチ作動油圧Pを低下させる
ことなくステップ11に移る。
図2に例示する目標圧P1 以上となっているか否かを
判定し、「YES」と判定したときにはクラッチ作動油
圧Pが目標圧P1 以上となっているから、ステップ1
0に移ってライン圧ソレノイド6に制御信号を出力し、
該ライン圧ソレノイド6を開弁させることにより、アキ
ュムレータ3で油圧ライン2のクラッチ作動油圧Pを低
下させ、ステップ11でタイマTが所定時間T1 以上
経過したか否かを判定し、「NO」と判定する間はステ
ップ8〜10の処理を繰返す。また、ステップ9で「N
O」と判定したときにはクラッチ作動油圧Pが目標圧P
1 よりも低くなっているので、ライン圧ソレノイド6
に制御信号を出力してクラッチ作動油圧Pを低下させる
ことなくステップ11に移る。
【0025】次に、ステップ11で「YES」と判定し
たときにはステップ12に移ってクラッチ作動油圧Pを
再び読込み、ステップ13でクラッチ作動油圧Pが図2
に例示する目標圧P2 以上となっているか否かを判定
し、「YES」と判定したときにはステップ14に移り
、前記ステップ10と同様にライン圧ソレノイド6を開
弁させてクラッチ作動油圧Pを低下させ、ステップ15
でタイマTが所定時間T2 以上経過するまで、ステッ
プ12〜15の処理を繰返す。
たときにはステップ12に移ってクラッチ作動油圧Pを
再び読込み、ステップ13でクラッチ作動油圧Pが図2
に例示する目標圧P2 以上となっているか否かを判定
し、「YES」と判定したときにはステップ14に移り
、前記ステップ10と同様にライン圧ソレノイド6を開
弁させてクラッチ作動油圧Pを低下させ、ステップ15
でタイマTが所定時間T2 以上経過するまで、ステッ
プ12〜15の処理を繰返す。
【0026】そして、ステップ15で「YES」と判定
したときにはステップ16に移ってタイマTを停止させ
ると共に、タイマTをリセットし、図3に示すステップ
7でリターンさせ、例えば通常の自動変速制御処理(図
示せず)等を行わせる。また、ステップ1,2およびス
テップ4,5で「NO」と判定したときにも、ステップ
7でリターンさせ、通常の自動変速制御処理等を行わせ
る。
したときにはステップ16に移ってタイマTを停止させ
ると共に、タイマTをリセットし、図3に示すステップ
7でリターンさせ、例えば通常の自動変速制御処理(図
示せず)等を行わせる。また、ステップ1,2およびス
テップ4,5で「NO」と判定したときにも、ステップ
7でリターンさせ、通常の自動変速制御処理等を行わせ
る。
【0027】かくして、本実施例によれば、自動車の停
車時にエンジン回転数Nが高回転数N1 以上の状態で
、シフトレバーを停止レンジから走行レンジに切換えた
場合には、ライン圧ソレノイド6に制御信号を出力して
クラッチ作動油圧Pを図2に実線で示す特性線16の如
く制御でき、クラッチ作動油圧Pが従来技術の如く点線
で示す特性線8に沿って急上昇するのを確実に防止でき
る。
車時にエンジン回転数Nが高回転数N1 以上の状態で
、シフトレバーを停止レンジから走行レンジに切換えた
場合には、ライン圧ソレノイド6に制御信号を出力して
クラッチ作動油圧Pを図2に実線で示す特性線16の如
く制御でき、クラッチ作動油圧Pが従来技術の如く点線
で示す特性線8に沿って急上昇するのを確実に防止でき
る。
【0028】従って本実施例では、クラッチ作動油圧P
を図2に示す特性線16の如く段階的に昇圧させ、所定
時間T2 の経過後に変速クラッチ1を連結させること
ができ、例えば変速クラッチ1を一時的に半クラッチ状
態として自動車の急発進を防止できる。また、変速歯車
機構やプロペラシャフト等に過大なトルクが作用するの
を防止でき、機械の損傷等を防止できる上に、変速歯車
機構等を軽量化でき、全体の重量を軽くして燃費を向上
できる等、種々の効果を奏する。
を図2に示す特性線16の如く段階的に昇圧させ、所定
時間T2 の経過後に変速クラッチ1を連結させること
ができ、例えば変速クラッチ1を一時的に半クラッチ状
態として自動車の急発進を防止できる。また、変速歯車
機構やプロペラシャフト等に過大なトルクが作用するの
を防止でき、機械の損傷等を防止できる上に、変速歯車
機構等を軽量化でき、全体の重量を軽くして燃費を向上
できる等、種々の効果を奏する。
【0029】次に、図5ないし図9は本発明の第2の実
施例を示し、本実施例では、前記第1の実施例と同一の
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するもの
とするに、本実施例の特徴は、油圧ライン2の途中に電
磁式圧力制御弁21を設け、該圧力制御弁21とライン
圧ソレノイド6等とによって制御弁機構22を構成した
ことにある。
施例を示し、本実施例では、前記第1の実施例と同一の
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するもの
とするに、本実施例の特徴は、油圧ライン2の途中に電
磁式圧力制御弁21を設け、該圧力制御弁21とライン
圧ソレノイド6等とによって制御弁機構22を構成した
ことにある。
【0030】ここで、電磁式圧力制御弁21はライン圧
ソレノイド6等と共にコントロールユニット23の出力
側に接続され、コントロールユニット23からの制御信
号により、ライン圧ソレノイド6と共にクラッチ作動油
圧Pを図9に示す昇圧特性としての特性線I ,II,
III のうち、いずれかの特性線に沿って昇圧させる
。そして、コントロールユニット23はその記憶回路内
に図7,図8に示すプログラム等を格納し、自動車の発
進時におけるクラッチ作動油圧制御処理等を行うように
なっている。
ソレノイド6等と共にコントロールユニット23の出力
側に接続され、コントロールユニット23からの制御信
号により、ライン圧ソレノイド6と共にクラッチ作動油
圧Pを図9に示す昇圧特性としての特性線I ,II,
III のうち、いずれかの特性線に沿って昇圧させる
。そして、コントロールユニット23はその記憶回路内
に図7,図8に示すプログラム等を格納し、自動車の発
進時におけるクラッチ作動油圧制御処理等を行うように
なっている。
【0031】また、コントロールユニット23の記憶回
路にはその記憶エリア23A内に、図9に示す特性線I
,II,III の如き昇圧マップと、アイドル回転
数よりも僅かに高い通常の発進回点数Ni(例えば10
00rpm程度)、1500rpm程度の高回転数Nk
と、所定時間Ta ,Tb ,Tc (Ta <Tb
<Tc )等とが格納されている。そして、図9に示
す昇圧マップの特性線I ではクラッチ作動油圧Pを所
定時間Ta の間で変速クラッチ1を連結させるのに必
要な所要圧力に昇圧させ、特性線IIでは所定時間Tb
をもって所要圧力まで昇圧させる。また、特性線II
I では、クラッチ作動油圧Pを所定時間Tc をもっ
てゆっくりと所要圧力まで昇圧させ、変速クラッチ1を
比較的長い、例えば1〜2秒程度の間半クラッチ状態に
設定させる。
路にはその記憶エリア23A内に、図9に示す特性線I
,II,III の如き昇圧マップと、アイドル回転
数よりも僅かに高い通常の発進回点数Ni(例えば10
00rpm程度)、1500rpm程度の高回転数Nk
と、所定時間Ta ,Tb ,Tc (Ta <Tb
<Tc )等とが格納されている。そして、図9に示
す昇圧マップの特性線I ではクラッチ作動油圧Pを所
定時間Ta の間で変速クラッチ1を連結させるのに必
要な所要圧力に昇圧させ、特性線IIでは所定時間Tb
をもって所要圧力まで昇圧させる。また、特性線II
I では、クラッチ作動油圧Pを所定時間Tc をもっ
てゆっくりと所要圧力まで昇圧させ、変速クラッチ1を
比較的長い、例えば1〜2秒程度の間半クラッチ状態に
設定させる。
【0032】次に、コントロールユニット23によるク
ラッチ作動油圧制御処理について図7,図8を参照して
説明するに、ステップ21〜ステップ25では前記第1
の実施例で述べた図3に示すステップ1〜ステップ5と
ほぼ同様の処理を行い、ステップ25で「YES」と判
定したときには、自動車がアイドル回転数に近い、例え
ば1000rpm程度の発進回転数Ni 以下で発進さ
れるときであるから、ステップ26でライン圧ソレノイ
ド6および電磁式圧力制御弁21に制御信号を出力し、
クラッチ作動油圧Pを図9に示す特性線I に沿って通
常の発進時と同様に昇圧させる。
ラッチ作動油圧制御処理について図7,図8を参照して
説明するに、ステップ21〜ステップ25では前記第1
の実施例で述べた図3に示すステップ1〜ステップ5と
ほぼ同様の処理を行い、ステップ25で「YES」と判
定したときには、自動車がアイドル回転数に近い、例え
ば1000rpm程度の発進回転数Ni 以下で発進さ
れるときであるから、ステップ26でライン圧ソレノイ
ド6および電磁式圧力制御弁21に制御信号を出力し、
クラッチ作動油圧Pを図9に示す特性線I に沿って通
常の発進時と同様に昇圧させる。
【0033】また、ステップ24で「NO」と判定した
ときには図8に示すステップ28に移って、エンジン回
転数Nが前記発進回転数Ni よりも高く、例えば15
00rpm程度の高回転数Nk 以下であるか否かを判
定し、「YES」と判定したときにはステップ29でシ
フトレバーが停止レンジから走行レンジに切換えられた
か否かを判定し、「YES」と判定したときにはステッ
プ30に移ってライン圧ソレノイド6,および電磁式圧
力制御弁21に制御信号を出力し、クラッチ作動油圧P
を図9に示す特性線IIに沿って徐々に昇圧させる。
ときには図8に示すステップ28に移って、エンジン回
転数Nが前記発進回転数Ni よりも高く、例えば15
00rpm程度の高回転数Nk 以下であるか否かを判
定し、「YES」と判定したときにはステップ29でシ
フトレバーが停止レンジから走行レンジに切換えられた
か否かを判定し、「YES」と判定したときにはステッ
プ30に移ってライン圧ソレノイド6,および電磁式圧
力制御弁21に制御信号を出力し、クラッチ作動油圧P
を図9に示す特性線IIに沿って徐々に昇圧させる。
【0034】そして、ステップ28で「NO」と判定し
たときにはエンジン回転数Nが高回転数Nk よりも高
い回転数となり、ステップ31で「YES」と判定した
ときに自動車が急発進するので、ステップ32に移って
クラッチ作動油圧Pを図9に示す特性線III に沿っ
てゆっくりと昇圧させ、変速クラッチ1を半クラッチ状
態に可及的に長く設定することにより、自動車が急発進
するのを防止する。
たときにはエンジン回転数Nが高回転数Nk よりも高
い回転数となり、ステップ31で「YES」と判定した
ときに自動車が急発進するので、ステップ32に移って
クラッチ作動油圧Pを図9に示す特性線III に沿っ
てゆっくりと昇圧させ、変速クラッチ1を半クラッチ状
態に可及的に長く設定することにより、自動車が急発進
するのを防止する。
【0035】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、自動車の発進時にク
ラッチ作動油圧Pをエンジン回転数Nに応じた特性をも
って昇圧させることができ、自動車の発進をスムーズに
行うことができる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、自動車の発進時にク
ラッチ作動油圧Pをエンジン回転数Nに応じた特性をも
って昇圧させることができ、自動車の発進をスムーズに
行うことができる。
【0036】なお、前記各実施例では、図3、図4、(
図7、図8)に示すプログラムのうち、ステップ4(ス
テップ28)が本発明の構成要件である回転数判定手段
の具体例を示し、ステップ5(ステップ29,31)が
切換判定手段の具体例であり、ステップ8〜15(ステ
ップ30,32)が弁制御手段の具体例である。
図7、図8)に示すプログラムのうち、ステップ4(ス
テップ28)が本発明の構成要件である回転数判定手段
の具体例を示し、ステップ5(ステップ29,31)が
切換判定手段の具体例であり、ステップ8〜15(ステ
ップ30,32)が弁制御手段の具体例である。
【0037】また、前記各実施例では、高回転数N1
(Nk )を1500rpm程度の回転数に設定するも
のとして述べたが、本発明はこれに限らず、高回転数N
1(Nk)を、例えば1200〜6000rpmの範囲
内で任意の高回転数に設定するようにしてもよい。
(Nk )を1500rpm程度の回転数に設定するも
のとして述べたが、本発明はこれに限らず、高回転数N
1(Nk)を、例えば1200〜6000rpmの範囲
内で任意の高回転数に設定するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、エン
ジンの回転数が高回転数状態で、シフトレバーが停止レ
ンジから走行レンジに切換えられたときに、クラッチ作
動油圧を所定時間の範囲内で経時的に昇圧制御する構成
としたから、クラッチ作動油圧が急上昇するのを抑えて
変速クラッチを半クラッチ状態に設定でき、車両が急発
進するのを防止できると共に、例えば変速歯車機構やプ
ロペラシャフト等に過大なトルクが作用するのを防止で
き、機械が損傷する等の問題を解消できる。また、車両
を軽量化することが可能となり、燃費を向上できる等、
種々の効果を奏する。
ジンの回転数が高回転数状態で、シフトレバーが停止レ
ンジから走行レンジに切換えられたときに、クラッチ作
動油圧を所定時間の範囲内で経時的に昇圧制御する構成
としたから、クラッチ作動油圧が急上昇するのを抑えて
変速クラッチを半クラッチ状態に設定でき、車両が急発
進するのを防止できると共に、例えば変速歯車機構やプ
ロペラシャフト等に過大なトルクが作用するのを防止で
き、機械が損傷する等の問題を解消できる。また、車両
を軽量化することが可能となり、燃費を向上できる等、
種々の効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例による自動変速装置を示
す制御ブロック図である。
す制御ブロック図である。
【図2】クラッチ作動油圧の制御特性を示す特性線図で
ある。
ある。
【図3】自動車の発進時におけるクラッチ作動油圧制御
処理を示す流れ図である。
処理を示す流れ図である。
【図4】図3に続くクラッチ作動油圧制御処理を示す流
れ図である。
れ図である。
【図5】第2の実施例による自動変速装置を示す制御弁
機構等の回路構成図である。
機構等の回路構成図である。
【図6】自動変速装置を示す制御ブロック図である。
【図7】クラッチ作動油圧制御処理を示す流れ図である
。
。
【図8】図7に続くクラッチ作動油圧制御処理を示す流
れ図である。
れ図である。
【図9】コントロールユニットの記憶エリア内に格納さ
れた昇圧マップの説明図である。
れた昇圧マップの説明図である。
【図10】従来技術による自動変速装置を示す制御弁機
構等の回路構成図である。
構等の回路構成図である。
1 変速クラッチ
2 油圧ライン
3 アキュムレータ
6 ライン圧ソレノイド
7,22 制御弁機構
11 シフトレバーセンサ
12 クランク角センサ(回転数検出手段)13
車速センサ(車速検出器) 21 電磁式圧力制御弁
車速センサ(車速検出器) 21 電磁式圧力制御弁
Claims (2)
- 【請求項1】 車両に搭載されるエンジンと、該エン
ジンからの入力回転を変速し、出力側に伝達する変速ク
ラッチと、該変速クラッチにクラッチ作動油圧を供給す
る油圧ラインと、該油圧ラインの途中に設けられ、前記
クラッチ作動油圧を制御する制御弁機構と、前記エンジ
ンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記車両の走
行速度を検出する検出器と、前記車両に設けられ、該車
両を走行、停止させるべく走行レンジ、停止レンジに切
換操作されるシフトレバーとを備えてなる車両用自動変
速装置において、前記車両の停止時に前記回転数検出手
段からの信号に基づき、前記エンジンの回転数が高回転
数であるか否かを判定する回転数判定手段と、該回転数
判定手段により高回転数であると判定したときに、前記
シフトレバーが停止レンジから走行レンジに切換えられ
たか否かを判定する切換判定手段と、該切換判定手段に
より走行レンジに切換えられたと判定したときに、前記
制御弁機構によりクラッチ作動油圧を所定時間の範囲内
で経時的に昇圧制御する弁制御手段とを設けたことを特
徴とする車両用自動変速装置。 - 【請求項2】 前記制御弁機構は前記油圧ラインの途
中に設けられるライン圧ソレノイドおよび電磁式圧力制
御弁によって構成し、前記弁制御手段は回転数検出手段
からの信号に基づき、前記クラッチ作動油圧を電磁式圧
力制御弁により複数の昇圧特性をもって選択的に制御さ
せてなる請求項1に記載の車両用自動変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17319291A JPH04370462A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 車両用自動変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17319291A JPH04370462A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 車両用自動変速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04370462A true JPH04370462A (ja) | 1992-12-22 |
Family
ID=15955803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17319291A Pending JPH04370462A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 車両用自動変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04370462A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020094489A (ko) * | 2001-06-12 | 2002-12-18 | 현대자동차주식회사 | 자동 변속기 차량의 엔진 제어 방법 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP17319291A patent/JPH04370462A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020094489A (ko) * | 2001-06-12 | 2002-12-18 | 현대자동차주식회사 | 자동 변속기 차량의 엔진 제어 방법 |
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