JPH04370321A - 車両用エンジンの共鳴過給制御方法 - Google Patents

車両用エンジンの共鳴過給制御方法

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JPH04370321A
JPH04370321A JP14832091A JP14832091A JPH04370321A JP H04370321 A JPH04370321 A JP H04370321A JP 14832091 A JP14832091 A JP 14832091A JP 14832091 A JP14832091 A JP 14832091A JP H04370321 A JPH04370321 A JP H04370321A
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JP
Japan
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volume
engine
intake system
resonance
resonator
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JP14832091A
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Yasuki Tamura
保樹 田村
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Mitsubishi Motors Corp
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  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共鳴過給を積極的に利
用して車両の加速性能を向上さるようにした車両用エン
ジンの共鳴過給制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の吸気系においては、エンジンの
吸気弁とスロットル弁との間で吸気脈動を利用して共鳴
過給することが行なわれている。つまり、共鳴により大
きな正圧波を生成させ、過給させ、出力の向上を図って
いるのである。
【0003】しかし、この共鳴過給は、図6に示すよう
に、あるエンジン回転速度にある場合、つまり定常状態
にある場合に効果を発揮するものであった。これは、共
鳴効果を利用できるエンジン状態はある限られた範囲(
あるエンジン回転速度±100rpm程度)であること
による。
【0004】したがって、加速時等の過度状態ではほと
んど共鳴過給効果を利用できていなかった。特に、オー
トマチックトランスミッション車(以下、A/T車)で
は加速時にエンジ回転速度が一定になるストール領域が
あるが、共鳴過給効果は有効には利用されてはいなかっ
た。
【0005】このような事情から、エンジンの吸気系の
体積を可変とする可変共鳴過給が実施されている。つま
り、エンジンの回転数などを検出し、それに応じて吸気
系の体積を変えているのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すように、エンジン回転数などを検出し、それに基づ
き共鳴管の体積を変更しても、応答遅れがあることから
、必要な時期にトルク増大効果が合わないことがあった
。つまり、加速性能の向上に十分には寄与していなかっ
たのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明では、車両の加速状態を検出し、予め求められ
ているエンジン回転速度と応答遅れを見越した目標吸気
系体積とのマップから目標吸気系体積を求め、この目標
吸気系体積にすべく吸気系の体積を可変制御するように
したのである。
【0008】
【作用】この方法では、応答遅れを見越して、高めの回
転速度で共鳴過給が生じるように吸気系の体積を制御す
るので、応答遅れがあっても吸気系の体積が目標値に追
従し、遅れなく共鳴過給効果による加速性の向上が得ら
れる。
【0009】
【実施例】図1には、一実施例方法を実施するための共
鳴過給制御装置の概略を示す。1はエンジン、2はエン
ジン1の吸気ポートにつながる吸気マニホルド、3はエ
アクリーナ4と吸気マニホルド2とをつなぐ吸気管であ
り、その途中にはスロットル弁5が設けられている。
【0010】吸気系を構成する吸気管3にはレゾネータ
6が接続される。つまり、吸気マニホルド2,吸気管3
,レゾネータ6が共鳴管を構成しているのである。レゾ
ネータ6内には仕切板7が設けられており、仕切板7を
移動することにより容量を変えることができるようにな
っている。仕切板7の移動は、レゾネータ6の上部に設
けられたアクチュエータ8によりなされる。
【0011】一方、電子制御装置9には、エンジンスピ
ードセンサにより検出されたエンジンの回転速度Ne、
スロットルセンサにより検出されたスロットル開度θt
などが入力される。電子制御装置9には、車両の状態に
応じて選択されるマップが記憶されている。図3には加
速時用のマップ(マップ1)を示し、図4には定常走行
時用のマップ(マップ2)を示す。電子制御装置9では
、エンジンの回転速度Neに基づき、マップ1,2より
目標レゾネータ体積Vaが読み取られ、これがレゾネー
タ6の駆動系であるアクチュエータ8に指令される。
【0012】次に、制御の一例を図2のフローチャート
に基づき説明する。先ず、エンジンスピードセンサによ
りエンジンの回転速度Ne、スロットル開度センサによ
りスロットル開度θtがそれぞれ検出され、電子制御装
置9に入力される(ステップ(1)(2))。
【0013】電子制御装置9では、スロトル開度θtの
変化量から加速状態かどうかが判断される(ステップ(
3))。加速状態でないと判断された場合は、定常状態
であるので、ステップ(4)に移行し、定常用の図4に
示すマップ2に基づき目標レゾネータ体積Vaが求めら
れ、それがアクチュエータ8に指示され(ステップ(5
))、レゾネータ6の体積が制御、つまり共鳴管の体積
が制御されるのである。
【0014】ステップ(3)において、加速状態である
と判断された場合は、ステップ(6)に移行し、加速時
用のマップ1より、エンジン回転速度Neに基づき、目
標レゾネータ体積Vaが求められる。この目標レゾネー
タ体積Vaは、アクチュエータ8の応答遅れを見越して
、実際のエンジン回転速度より高いエンジン回転速度で
共鳴状態となるように設定される。つまり、先回りして
制御し、応答遅れを防いでいるのである。
【0015】求められた目標レゾネータ体積Vaとなる
ようにアクチュエータ8に制御指令が出されるのは定常
時と同じである(ステップ(5))。
【0016】以上のように応答遅れを見越して制御する
こにより、図5に示すように、共鳴管体積は目標値に追
従し、共鳴過給により遅れのない加速が得られるのであ
る。
【0017】なお、上記実施例では、レゾネータ6内の
仕切板7を動かすことによりその体積を変えるようにし
ているが、その他の方式、例えば多数の仕切板を倒した
り起こしたりすることにより可変とするもの、その他種
々の方式が採用できる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る車両用エンジンの共鳴過給
制御方法によれば、車両の加速状態を検出し、応答遅れ
を見越して共鳴管の体積を制御するので、応答遅れなく
、つまりエンジンの回転速度に停滞のない加速が得られ
、加速性能が向上すると共に、乗車フィーリングも良く
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の実施に用いる共鳴過給制御装置の概
略図である。
【図2】一実施例のフローチャートである。
【図3】加速用のマップ図である。
【図4】定常用のマップ図である。
【図5】本発明による共鳴過給効果の説明図である。
【図6】従来の共鳴過給状態の説明図である。
【図7】従来の共鳴過給効果の遅れを示す概略図である
【符号の説明】
1  エンジン 2  吸気マニホルド 3  吸気管 4  エアクリーナ 5  スロットル弁 6  レゾネータ 7  仕切板 8  アクチュエータ 9  電子制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンの吸気系の体積を可変として
    、共鳴過給効果が可変的に得られるようにし車両用エン
    ジンにおける共鳴過給制御方法であって、車両の加速状
    態を検出し、予め求められているエンジン回転速度と応
    答遅れを見越した目標吸気系体積とのマップから目標吸
    気系体積を求め、この目標吸気系体積にすべく吸気系の
    体積を可変制御することを特徴とする車両用エンジンの
    共鳴過給制御方法。
JP14832091A 1991-06-20 1991-06-20 車両用エンジンの共鳴過給制御方法 Expired - Lifetime JP2591369B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06307248A (ja) * 1993-04-23 1994-11-01 Kimimoto Murase 内燃機関の吸入空気量制御装置
KR100251181B1 (ko) * 1996-12-30 2000-04-15 정몽규 체적 조절형 흡기 리조네이터 구조
GB2547207A (en) * 2016-02-10 2017-08-16 Ford Global Tech Llc An intake system
US10066587B2 (en) 2016-02-09 2018-09-04 Ford Global Technologies, Llc Methods and systems for a variable volume engine intake system

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KR100251181B1 (ko) * 1996-12-30 2000-04-15 정몽규 체적 조절형 흡기 리조네이터 구조
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GB2547207A (en) * 2016-02-10 2017-08-16 Ford Global Tech Llc An intake system

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Effective date: 19961029