JPH04369583A - 画像形成用マスク材の作成方法及び画像形成用マスク材の作成装置 - Google Patents

画像形成用マスク材の作成方法及び画像形成用マスク材の作成装置

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JPH04369583A
JPH04369583A JP3173061A JP17306191A JPH04369583A JP H04369583 A JPH04369583 A JP H04369583A JP 3173061 A JP3173061 A JP 3173061A JP 17306191 A JP17306191 A JP 17306191A JP H04369583 A JPH04369583 A JP H04369583A
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Shigeru Mano
茂 間野
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隆宏 小川
Sota Kawakami
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、耐久性に優れ取扱が
容易な画像形成用マスク材に関する。
【0002】
【従来の技術】写真プリントには、例えば印画紙にネガ
フィルムから画像を焼付けると共に、画像形成用マスク
材を用いてイラスト画像等を同時に焼付けるものがある
。このような画像形成用マスク材は、例えば光不透過性
の遮光層を有する感熱転写材料と光透過性の受容体とを
重ね合わせ、この感熱転写材料の背面より文字、図形等
をサーマルヘッドにより加熱して光不透過性の遮光層を
受容体側に転写させ、その後この感熱転写材料を剥離し
て作成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような熱転写シス
テムを用いて画像形成用マスク材を作成する場合には、
熱転写の性質上、遮光層の厚さが薄くしかも強度も不足
するため、画像形成用マスク材の取り扱いが難しかった
。また、多層構成とした場合に、特に中間層の弾性が不
足した場合には接着力が弱く、遮光層にしわや破損例え
ば傷、やぶれ等が発生しやすい問題もあった。特に、受
容体がプラスチックフィルムで形成される場合には、そ
の表面が平滑で固く遮光層がしみこまないため強度の不
足が目立ち、このような画像形成用マスク材を固いもの
にぶつけたり、あるいは擦ったりすると容易に傷がつい
てしまった。
【0004】このため、例えばラミネートで遮光層を保
護することが考えられるが、高温でラミネートすると遮
光層が解けて画像にみだれが生じ、一方低温でラミネー
トした場合にはラミネートの接着力が弱いし、またオー
バコート層がない場合にも接着力が弱い場合があった。
【0005】この発明は従来の画像形成用マスク材が有
する上記の欠点を解消することを目的としており、耐擦
過性、耐引っ掻き性、耐曲げ性等の耐久性の向上を図る
画像形成用マスク材を提供することを目的としている。
【0006】また、低温でラミネートすることにより感
熱転写材料をラミネートしても画像の乱れがない画像形
成用マスク材を提供することを目的としている。
【0007】また、低温でラミネートしても接着力にす
ぐれ、ラミネート加工品の接着性の向上を図る画像形成
用マスク材を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の画像形成用マスク材は、図1に示す
ように、その層構成が、保護層1、中間層2、マスク材
原版3、中間層2、保護層1の順の多層構成であり、マ
スク材原版3に遮光層が形成されている。
【0009】また、請求項2記載の画像形成用マスク材
は、図2に示すように、その層構成が、保護層1、中間
層2、マスク材原版3の順の多層構成であり、マスク材
原版3に遮光層が形成されている。
【0010】前記したようにマスク材原版3に遮光層が
形成され、このマスク材原版3は例えば熱転写方式また
は熱剥離方式で形成される。熱転写方式としては、熱溶
融型と、熱昇華型がある。
【0011】ここで遮光層とはマスク材を利用するシス
テムにおける光源光に対して透過率が低い層のことであ
る。光透過濃度では光源光量との関係もあり、いちがい
に限定されないが、通常1.0好ましくは2.0以上が
良い。また、遮光層以外の層は光源光に対して透過率が
高いことが必要で、これも光透過濃度では光源光量との
関係もあり、いちがいに限定されないが、通常0.1好
ましくは0.05以下が良い。
【0012】熱溶融型転写方式で形成されたマスク材原
版3は、図3に示すように、少なくとも熱溶融型の感熱
転写材料4と受容体5によりなっており、この受容体5
は、支持体6のみでも良いし、図4に示すよう支持体6
上に受像層7を設けても良く、この支持体6または受像
層7に、感熱転写材料4が熱溶融で転写して形成される
【0013】この感熱転写材料は遮光層を構成しており
、遮光層は色材含有層または光吸収物質を含み、この素
材としては、原則として公知の熱溶融性物質または熱軟
化性樹脂を用いる。また、サーマルヘッドの加熱印字か
ら転写までの時間が長い場合には、公知の過冷却性物質
を含有させる。熱溶融性物質の具体例としてはカルナバ
ロウ、木ロウ、オウリキュリーロウ及びエスパルロウ等
の植物ロウ;蜜ロウ、昆虫ロウ、セラックロウ及び鯨ロ
ウ等の動物ロウ;パラフィンワックス、マイクロクリス
タルワックス、ポリエチレンワックス、エステルワック
ス及び酸ワックス等の石油ロウ;並びにモンタンロウ、
オゾケライト及びセレシン等の鉱物ロウ等のワックス類
を挙げることができ、さらにこれらのワックス類などの
他にパルミチン酸、ステアリン酸、マルガリン酸及びヘ
ベン酸等の高級脂肪酸;パルミチルアルコール、ステア
リルアルコール、ベヘニルアルコール、マルガニルアル
コール、ミリシルアルコール及びエイコサノール等の高
級アルコール;パルミチン酸セチル、パルミチン酸ミリ
シル、ステアリン酸セチル及びステアリン酸ミリシル等
の高級脂肪酸エステル;アセトアミド、プロピオン酸ア
ミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド及びア
ミドワックス等のアミド類;並びにステアリルアミン、
ベヘニルアミン及びパルミチルアミン等の高級アミド類
などが挙げられる。
【0014】また、熱軟化性樹脂としては、エチレン系
共重合体、ポリビニルアセタール樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオ
レフィン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、
セルロース系樹脂、ロジン系樹脂、アイオノマー樹脂及
び石油系樹脂等の樹脂類;天然ゴム、スチレンブタジエ
ンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム及びジエン
系コポリマーなどのエラストマー類;エステルガム、ロ
ジンマレイン酸樹脂、ロジンフェノール樹脂及び水添ロ
ジン等のロジン誘導体;並びにフェノール樹脂、テルペ
ン樹脂、シクロペンタジエン樹脂及び芳香族系炭化水素
樹脂等の高分子化合物などを挙げることができる。
【0015】また、熱昇華型転写方式で形成されたマス
ク材原版3は、図5に示すように、少なくとも熱昇華型
の感熱転写材料4と受容体5により形成する。また、こ
の受容体5は、支持体6のみでも良いし、図6に示すよ
うに支持体6上に受像層7を設けても良く、この支持体
6または受像層7に感熱転写材料4を熱転写して形成さ
れる。熱昇華転写方式を用いた場合は、感熱転写材料に
はインクシートを用い、基本的には支持体上にインク層
が積層された構造であり、このインク層は単層に限らず
複数層から構成されていても良い。このインク層は、基
本的に熱拡散性色素とバインダー樹脂とを含有し、熱拡
散性色素は熱拡散性もしくは昇華性である限り特に制限
はない。熱拡散性色素としては、シアン色素、マゼンタ
色素、イエロー色素を挙げることができる。インク層に
用いるバインダー樹脂として、感熱転写記録分野で公知
の樹脂を用いることが可能であるが、好ましいのは以下
に述べるアセタール系樹脂及び/又はセルロース系樹脂
である。まず、アセタール系樹脂としては、アセタール
系の程度、アセチル基等の含有率によって種々の化合物
があり、代表例にポリビニルアセトアセタール、ポリビ
ニルブチラール等を挙げることができる。バインダー樹
脂としてアセタール系樹脂及びセルロース系樹脂以外に
、従来から感熱転写記録分野で公知の樹脂を用いること
が可能である。例えば、この公知の樹脂としてアクリル
樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリビニル
アルコール、ポリビニルホルマール、ポリビニルエーテ
ル、ポリビニルピロリドン、ポリスチレン、ポリスチレ
ン共重合体、アイオノマー樹脂等を挙げることができる
。この受容体の支持体としては、寸法安定性がよく画像
記録の際感熱ヘッド等の加熱源の熱に耐えるものならば
難でもよいが、一般的にはコンデンサー紙、グラシン紙
のように薄葉紙、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポ
リアミド、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリス
チレン、ポリイミドのような耐熱性のプラスチックフィ
ルムを用いることができる。
【0016】熱剥離方式としては、図7に示すように、
感熱転写材料4に受容体5を重ね、この受容体5側から
サーマルヘッド8で加熱印字する。この感熱転写材料4
は支持体6と遮光層9からなり、サーマルヘッド8で加
熱印字して剥離すると、加熱印字された部分の遮光層9
が受容体5側へ転写する。
【0017】また、前記中間層2は、弾性を有する接着
層が好ましく、好ましくは曲げ弾性率が100Kg/c
m2以上、5000Kg/cm2以下が良く、これで接
着力が強くなっている。曲げ弾性率が100Kg/cm
2以下の場合は中間層が柔らか過ぎ、中間層が凝集破壊
する可能性があり、実用的でない。曲げ弾性率が500
0Kg/cm2以上の場合は中間層が固過ぎ、マスク材
を曲げた時に中間層がその屈曲に耐えられない。
【0018】また、この中間層2の厚みが1〜100μ
mであることが好ましい。中間層2の厚みが1μm以下
だとその厚み不足のため、マスク材原版3の表面を十分
覆えず接着性が低下する。例えば、熱溶融型の感熱転写
材料4により、遮光層が形成されている場合、感熱転写
材料によりマスク材原版3上に凹凸が生じ、中間層2の
厚みが薄いと、この凹凸を十分覆いきれず接着性が低下
する。一方、中間層2の厚みが100μm以上の場合は
、その厚みのため曲げたときの歪みが大きくなるので曲
げに対する耐久性や曲げによる剥がれに弱くなる。
【0019】さらに、中間層2が熱軟化性樹脂または粘
着材を含有し、また中間層2の軟化点が100℃以下で
あることが、接着力が強く好ましい。また、中間層2の
熱軟化性樹脂がEVAまたはアイオノマーの少なくとも
1種類を含有することが、特に接着力が強く好ましい。
【0020】前記熱軟化性樹脂としては、エチレン系共
重合体、ポリビニルアセタール樹脂、ポリアミド系樹脂
、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、セ
ルロース系樹脂、ロジン系樹脂、アイオノマー樹脂及び
石油系樹脂等の樹脂類;天然ゴム、スチレンブタジエン
ゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム及びジエン系
コポリマーなどのエラストマー類;エステルガム、ロジ
ンマレイン酸樹脂、ロジンフェノール樹脂及び水添ロジ
ン等のロジン誘導体;並びにフェノール樹脂、テルペン
樹脂、シクロペンタジエン樹脂及び芳香族系炭化水素樹
脂等の高分子化合物などを挙げることができる。
【0021】また、保護層1はポリエステル等、熱転写
材料4の支持体6に用いるものと同等の公知な材料で、
光透過性のものが用いられ、この保護層1の厚みが1〜
100μmであることが好ましい。多層構成の製造方法
としては、保護層1を支持体として、その上に中間層2
となる接着層を設け、これをマスク材原版3にラミネー
トする方法があるが、この場合に保護層(支持体)を1
μm以下にすることは支持体の製造上むずかしく、保護
層1が1μm以下は実用的でない。一方、中間層2の厚
みが100μm以上の場合は、その厚みのため曲げたと
きの歪みが大きくなるので、曲げに対する耐久性や曲げ
による剥がれに弱くなる。また、コストアップにもつな
がる。
【0022】この中間層2は接着層として機能し、例え
ば鯨ロウ、ミツロウ、ラノリン、アルナバワックス、キ
ャンデリラワックス、モンタンワックスなどの天然ワッ
クス、パラフィンワックス、マイクロクリンワックス、
酸化ワックス、エステルワックス、低分子量ポリエチレ
ンなどの合成ワックス、ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、フロメン酸、ベヘニン酸な
どの高級脂肪酸、ステアリルアクコール、ベヘニルアル
コールなどの高級アルコール、ソルビタンの脂肪酸エス
テルなどのエステル類、ステアリンアミド、オレインア
ミドなどのアミド類、ポリアミド系樹脂、ポリエステル
系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリ
ル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリ
ビニール系樹脂、石油系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体樹脂、フェノール系樹脂、スチレン系樹脂、天然
ゴム、スチレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロ
ロプレンゴムなどのエラストマー類、ロジン及びその誘
導体、テルペン樹脂、水添石油樹脂などのタッキファイ
ヤー充填剤、可塑剤、酸化防止剤などの単独又は混合さ
れたものが用いられる。
【0023】また、熱転写材料4の支持体6としては、
良好な耐熱強度を有するとともに寸法安定性の高いこと
が望ましい。その材料としては、例えば普通紙、コンデ
ンサー紙、ラミネート紙及びコート紙等の紙類;ポリエ
ステル、ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリイミド
等の樹脂フィルム類;紙と樹脂フィルムとの複合体なら
びにアルミ箔等の金属シートなどを挙げることができる
【0024】また、遮光層9の光不透過性を形成する色
材としては、無機及び有機の顔料ならびに染料を挙げる
ことができる。上記無機顔料としては、二酸化チタン、
カーボンブラック、酸化亜鉛、プルシアンブルー、硫化
カドミウム、酸化鉄ならびに鉛、亜鉛、バリウム及びカ
ルシウムのクロム酸塩などが挙げられる。上記有機顔料
としては、アゾ系、チオインジゴ系、アントラキノン系
、アントアンスロン系、トリフェンジオキサジン系の顔
料、バット染料顔料、フタロシアニン顔料、例えば銅フ
タロシアニン及びその誘導体ならびにキナクリドン顔料
などが挙げられる。前記染料としては、酸性染料、直接
染料、分散染料、油溶性染料、含金属油溶性染料などが
挙げられる。
【0025】また、受容体5はポリエステル等、熱転写
材料4の支持体6に用いるものと同等な公知な光透過性
の材料で構成されるが、良好な耐熱強度を有するととも
に寸法安定性の高いこと材料であることが望ましい。導
電性付与、接着性向上などのために表面処理、コーティ
ング等がしてあるものでもよい。
【0026】請求項9記載の考案の画像形成用マスク材
は、図8に示すように、遮光層が形成されたマスク材原
版3と、少なくとも支持体11に接着層12が設けられ
たラミネート材料13であり、これらを図9に示すよう
に、80℃以下の温度で、一対のラミネートロール14
の間を通過させて、ラミネート加工することによりラミ
ネート材料13とマスク材原版3を接着し多層構成とし
たことを特徴としている。
【0027】また、請求項10記載の考案の画像形成用
マスク材は、多層構成が図10に示すように前記した請
求項1記載の多層構成であり、または前記した請求項2
記載の多層構成であり、支持体11が保護層1で、接着
層12が中間層2であり、これらの層構成については既
に説明した。
【0028】また、請求項11記載の考案の画像形成用
マスク材は、図11及び図12に示すようにラミネータ
ーの構造がラミネート材料13へ熱を供給する部分20
と、前記ラミネート材料13をマスク材原版3に圧着す
る部分21に分かれ、熱を供給する部分20でラミネー
ト材料接着層が少なくとも軟化するまで温度を与え、圧
着する部分21では80℃以下の温度でラミネート加工
することにより多層構成としたことを特徴としている。 ラミネート材料13へ熱を供給する部分20が、図11
ではヒータで構成され、図12ではヒータロールで構成
されている。
【0029】ラミネート材料13の支持体11としては
、例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリエステル
、ポリアクリル等の熱転写材料4の支持体6に用いるも
のと同等の公知な光透過性の材料でよいが、補強性能を
有することから、厚さは好ましくは2〜100μmであ
る。ラミネート材料13の接着層12には、エチレン系
樹脂等の熱溶融性樹脂、好ましくはエチレン酢酸ビニル
共重合体(EVA)系樹脂を含有する熱溶融性樹脂を用
いる。EVA系樹脂を含有する接着剤は接着力が強いた
め、画像形成用マスク材の取扱性が向上し、折り曲げて
もラミネート材料13が剥がれない。
【0030】このように、接着層12がEVAまたはア
イオノマーの少なくとも1種類を含有することが好まし
い。また、接着層12の軟化点が100℃以下であるこ
とが好ましく、接着層12の軟化点が100℃の場合に
はラミネート材料13へ熱を供給する部分20の温度は
100℃以上に設定され、ラミネート材料接着層の軟化
点が90℃の場合にはラミネート材料13へ熱を供給す
る部分20の温度は90℃以上に設定される。ここでい
う軟化点とはビカット軟化点のことである。
【0031】また、接着層12が過冷却性を示す物質を
含有することが好ましい。この場合は、図13に示すよ
うに、接着層12の軟化点が100℃とすると、ラミネ
ート材料13へ熱を供給する部分20の温度は100℃
に設定する。ヒータを通過した接着層12は軟化点10
0℃以下になるが、過冷却性のため、軟化したまま圧着
する部分21のラミネートロールに達して圧着され、例
えば80℃の低温でも接着する。
【0032】さらに、マスク材原版3は前記したように
構成され、感熱転写材料4としては溶融型感熱転写材料
であることが好ましい。この溶融型感熱転写材料は図1
4に示すように受容体5に接着され、この受容体5は支
持体6のみでも良いし、図15に示すように支持体6上
に受像層7を設けても良い。
【0033】例えば、図14に示すマスク材原版3を、
図16に示すようにラミネート材料13でラミネートす
るが、溶融型の感熱転写材料4は融点が80℃以下のも
のが多く、80℃以上でラミネートすると、溶融型の感
熱転写材料4がつぶれて広がってにじみ、80℃以下で
ラミネートすれば溶融型の感熱転写材料4のつぶれが少
なくにじまなくなる。このように、溶融型の感熱転写材
料4の融点以上の温度でラミネートすると画像がにじみ
易い。ここで、融点はDSCの測定で主成分のワックス
のピークのでる温度のことをいう。
【0034】請求項16記載の考案の画像形成用マスク
材は、図17に示すように、遮光層20が形成されたマ
スク材原版3を、少なくとも支持体11に接着層12が
設けられたラミネート材料13で、ラミネート加工する
ことにより多層構成とした画像形成用マスク材において
、マスク材原版3の表面の全部または一部に、接着層1
2に用いる接着材との接着力を向上させるオーバーコー
ト層21を設けてラミネートしたことを特徴としている
【0035】また、図18に示すように、オーバーコー
ト層21と、ラミネート材接着層12が直接接触する部
分を画像形成用マスク材の外縁とすることが望ましい。 このようにすることで、予め受容体5にオーバーコート
層21を設けておき、その上にマスクパターンを形成で
きる。また、オーバーコート層21に導電性をもたせる
ことで帯電性を小さくしてゴミの付着を少なくできる。
【0036】また、接着層12に用いる接着材とオーバ
ーコート層21の材料のSP値の差が1.0以内である
ことが好ましく、また接着層12に用いる接着材とオー
バーコート層21の材料のSP値が8.0〜10.0で
あることが、接着性に優れ好ましい。
【0037】また、接着層12に用いる接着材がEVA
またはアイオノマーの少なくとも1種を含有することが
、前記したように好ましい。
【0038】このオーバーコート層21の材料がアクリ
ル系樹脂、アクリレート系樹脂、メタクリレート系樹脂
の少なくとも1種を含有することが好ましい。
【0039】そして、オーバーコート層21の厚みが0
.1〜100μmであることが好ましい。オーバーコー
ト層21の厚みが0.1μm以下の場合はその厚みが薄
すぎるので、ラミネート材料接着層12が支持体11ま
で到達したりする場合があり、オーバーコート層21の
効果を十分得られず、接着力が低下する。オーバーコー
ト層21の厚みが100μm以上の場合は、その厚みの
ため曲げたときの歪みが大きくなるので曲げに対する耐
久性や曲げによる剥がれに弱くなる。また、コストアッ
プにもつながる。
【0040】
【作用】この発明では、画像形成用マスク材の層構成が
、保護層、中間層、マスク材原版、中間層、保護層の順
の多層構成であり、遮光層が形成されたマスク材原版が
保護層で保護され、耐擦過性、耐引っ掻き性、耐曲げ性
等の耐久性が向上する。
【0041】また、この発明では、遮光層が形成された
マスク材原版を、少なくとも支持体に接着層が設けられ
たラミネート材料で、80℃以下の温度でラミネート加
工することにより多層構成としており、低温でラミネー
トすることにより遮光層が形成されたマスク材原版をラ
ミネートしても画像の乱れがない。
【0042】また、この発明では、遮光層が形成された
マスク材原版を、少なくとも支持体に接着層が設けられ
たラミネート材料で、ラミネート加工することにより多
層構成とし、このマスク材原版の表面の全部または一部
に、接着層に用いる接着材との接着力を向上させるオー
バーコート層を設けてラミネートしており、低温でラミ
ネートしても接着力にすぐれ、ラミネート加工品の接着
性が向上する。
【0043】
【実施例】以下、この発明の画像形成用マスク材の実施
例を説明する。 実施例1 表面に0.2μmのアクリル系樹脂(SP値9.3)の
オーバーコート層が設けられたOHPシート(100μ
m)に、熱転写ラインプリンタでコンピューター上で作
成したマスクパターンを出力した。ここでは、遮光層の
融点が68℃の熱転写FAX用インクシートをもちいた
。これをマスク材原版とした。
【0044】このマスク材原版を、支持体が12μm、
接着層が15μmのラミネート材料を用いて図12に示
す構造のラミネーターでラミネート加工した。
【0045】この時のラミネートロールの温度は60℃
、ヒーターロールの温度は100℃、ラミネート速度は
2m/分とした。また、ラミネート材料の支持体にはP
ET、接着層には軟化点41℃で弾性率740Kg/c
mのEVA樹脂(SP値9.1)を用いた。
【0046】ラミネート加工後、画像形成用マスク材を
所定の大きさにカットするが、このときオーバーコート
層とラミネート材料接着層が直接接触している部分が画
像形成用マスク材の外縁になるようにした。 実施例1a ラミネート材料の接着層を1.5μmとした以外は実施
例1と同じにした。 実施例1b ラミネート材料の接着層を80μmとした以外は実施例
1と同じにした。 実施例1c ラミネート材料の支持体を100μmとした以外は実施
例1と同じにした。 実施例1d オーバーコート層の厚みを80μmとした以外は実施例
1と同じにした。 比較例1a ラミネート材料の接着層を0.8μmとした以外は実施
例1と同じにした。 比較例1b ラミネート材料の接着層を120μmとした以外は実施
例1と同じにした。 比較例1c ラミネート材料の支持体を150μmとした以外は実施
例1と同じにした。 比較例1d オーバーコート層の厚みを0.07μmとした以外は実
施例1と同じにした。 比較例1e オーバーコート層の厚みを120μmとした以外は実施
例1と同じにした。 比較例1 ラミネート加工をしない以外は実施例1と同じにした。 比較例2 ラミネート材料の接着層に軟化点120℃で曲げ弾性率
13000Kg/cmの高密度ポリエチレン樹脂を用い
た以外は実施例1と同じにした。 比較例3 ラミネートロールの温度を100℃、ヒーターロールの
温度は120℃とした以外は実施例1と同じにした。 比較例4 ラミネートロールの温度を100℃、ヒーターロールの
120℃とし、ラミネート材料の接着層に軟化点120
℃で曲げ弾性率13000Kg/cm高密度ポリエチレ
ン樹脂を用いた以外は実施例1と同じにした。 実施例2 OHPシートを、表面に0.2μmのポリエステル系樹
脂(SP値10.3)のオーバーコート層が設けられた
ものにした以外は実施例4と同じにした。 実施例3 ラミネート材料の接着層に軟化点90℃で弾性率250
0Kg/cmの低密度ポリエチレン樹脂(SP値7.7
)用いた以外は実施例4と同じにした。
【0047】上記のようにして作成した画像形成用マス
ク材を下記の方法で評価した。 取扱性(きずつきにくさ) 画像形成用マスク材を通常と同様に取扱い、その時の傷
つき具合いを評価した。 ラミネート材の接着性 ラミネート材を手ではがしてその接着性を評価した。 パターンのつぶれ 細線の太り、ベタ中の抜き細線の細りを目視で評価した
【0048】以上の評価結果を表1に示す。
【0049】
【表1】 実施例1〜3、比較例2〜4と比較例2を比較すること
で多層構成にすることにより取扱い性がよくなることが
わかる。
【0050】実施例1,2,3と比較例4を比較するこ
とで弾性を有する柔軟な接着層が接着性を良くすること
がわかる。
【0051】実施例1、比較例2と比較例3、4を比較
することで、低温ラミネートがパターンのつぷれに効果
があることがわかる。
【0052】実施例1と実施例2、3、比較例2、4を
比較することでSP値の違いが接着性を良くするのに効
果があることがわかる。
【0053】実施例1、1a、1bと比較例1a、1b
を比較することで、中間層(接着層)の厚みが1〜10
0μmであると接着性が良好なことがわかる。
【0054】実施例1、1cと比較例1cを比較するこ
とで、保護層(支持体)の厚みが100μm以下である
と接着性が良好なことがわかる。
【0055】実施例1、1d、1eと比較例1d,1c
を比較することで、中間層(接着層)の厚みが0.1〜
10μmであると接着性が良好なことがわかる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、画
像形成用マスク材の層構成が、保護層、中間層、マスク
材原版、中間層、保護層の順の多層構成であり、遮光層
が形成されたマスク材原版が保護層で保護されているか
ら、耐擦過性、耐引っ掻き性、耐曲げ性等の耐久性が向
上する。
【0057】また、この発明では、遮光層が形成された
マスク材原版を、少なくとも支持体に接着層が設けられ
たラミネート材料で、80℃以下の温度でラミネート加
工することにより多層構成としたから、低温でラミネー
トすることにより遮光層が形成されたマスク材原版をラ
ミネートしても画像の乱れがない。
【0058】また、この発明では、遮光層が形成された
マスク材原版を、少なくとも支持体に接着層が設けられ
たラミネート材料で、ラミネート加工することにより多
層構成とし、このマスク材原版の表面の全部または一部
に、接着層に用いる接着材との接着力を向上させるオー
バーコート層を設けてラミネートしたから、低温でラミ
ネートしても接着力にすぐれ、ラミネート加工品の接着
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成用マスク材の層構成を示す図である。
【図2】画像形成用マスク材の他の層構成を示す図であ
る。
【図3】マスク材原版の層構成を示す図である。
【図4】マスク材原版の他の層構成を示す図である。
【図5】マスク材原版の他の層構成を示す図である。
【図6】マスク材原版の他の層構成を示す図である。
【図7】マスク材原版の作成工程を示す図である。
【図8】マスク材原版のラミネートを示す図である。
【図9】マスク材原版のラミネート機構を示す図である
【図10】画像形成用マスク材の層構成を示す図である
【図11】マスク材原版のラミネート機構を示す図であ
る。
【図12】マスク材原版の他のラミネート機構を示す図
である。
【図13】マスク材原版の他のラミネート機構を示す図
である。
【図14】マスク材原版の他の層構成を示す図である。
【図15】マスク材原版の他の層構成を示す図である。
【図16】マスク材原版のラミネート工程を示す図であ
る。
【図17】マスク材原版の他のラミネート工程を示す図
である。
【図18】マスク材原版の他のラミネート工程を示す図
である。
【符号の説明】
1  保護層 2  中間層 3  マスク材原版

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像形成用マスク材であって、その層
    構成が、保護層、中間層、マスク材原版、中間層、保護
    層の順の多層構成であり、前記マスク材原版に遮光層が
    形成されていることを特徴とする画像形成用マスク材。
  2. 【請求項2】  画像形成用マスク材であって、その層
    構成が、保護層、中間層、マスク材原版の順の多層構成
    であり、前記マスク材原版に遮光層が形成されているこ
    とを特徴とする画像形成用マスク材。
  3. 【請求項3】  中間層が、弾性を有する接着層である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形
    成用マスク材。
  4. 【請求項4】  中間層の厚みが1〜100μmである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の画像形成用マスク材。
  5. 【請求項5】  保護層の厚みが1〜100μmである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像
    形成用マスク材。
  6. 【請求項6】  中間層が熱軟化性樹脂または粘着材を
    含有することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の画像形成用マスク材。
  7. 【請求項7】  中間層の軟化点が100℃以下である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形
    成用マスク材。
  8. 【請求項8】  中間層の熱軟化性樹脂がEVAまたは
    アイオノマーの少なくとも1種類を含有することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の画像形成用マスク
    材。
  9. 【請求項9】  遮光層が形成されたマスク材原版を、
    少なくとも支持体に接着層が設けられたラミネート材料
    で、80℃以下の温度でラミネート加工することにより
    多層構成としたことを特徴とする画像形成用マスク材。
  10. 【請求項10】  多層構成が請求項1または請求項2
    記載の多層構成であり、支持体が保護層で、接着層が中
    間層であることを特徴とする請求項9記載の画像形成用
    マスク材。
  11. 【請求項11】  ラミネーターの構造がラミネート材
    料へ熱を供給する部分と、前記ラミネート材料をマスク
    材原版に圧着する部分に分かれ、熱を供給する部分でラ
    ミネート材料接着層が少なくとも軟化するまで温度を与
    え、圧着する部分では80℃以下の温度でラミネート加
    工することにより多層構成としたことを特徴とする請求
    項9記載の画像形成用マスク材。
  12. 【請求項12】  接着層が熱軟化性樹脂または粘着材
    を含有することを特徴とする請求項9または請求項10
    記載の画像形成用マスク材。
  13. 【請求項13】  接着層の軟化点が100℃以下であ
    ることを特徴とする請求項9または請求項10記載の画
    像形成用マスク材。
  14. 【請求項14】  接着層が過冷却性を示す物質を含有
    することを特徴とする請求項9または請求項10記載の
    画像形成用マスク材。
  15. 【請求項15】  接着層がEVAまたはアイオノマー
    の少なくとも1種類を含有する特徴とする請求項9また
    は請求項10記載の画像形成用マスク材。
  16. 【請求項16】  遮光層が形成されたマスク材原版を
    、少なくとも支持体に接着層が設けられたラミネート材
    料で、ラミネート加工することにより多層構成とした画
    像形成用マスク材において、前記マスク材原版の表面の
    全部または一部に、接着層に用いる接着材との接着力を
    向上させるオーバーコート層を設けてラミネートしたこ
    とを特徴とする画像形成用マスク材。
  17. 【請求項17】  接着層に用いる接着材と前記オーバ
    ーコート層の材料のSP値の差が1.0以内であること
    を特徴とする請求項16記載の画像形成用マスク材。
  18. 【請求項18】  接着層に用いる接着材と前記オーバ
    ーコート層の材料のSP値が8.0〜10.0であるこ
    とを特徴とする請求項16記載の画像形成用マスク材。
  19. 【請求項19】  接着層に用いる接着材がEVAまた
    はアイオノマーの少なくとも1種を含有することを特徴
    とする請求項16記載の画像形成用マスク材。
  20. 【請求項20】  前記オーバーコート層の材料がアク
    リル系樹脂、アクリレート系樹脂、メタクリレート系樹
    脂の少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項
    16記載の画像形成用マスク材。
  21. 【請求項21】  前記オーバーコート層の厚みが0.
    1〜100μmであることを特徴とする請求項16記載
    の画像形成用マスク材。
  22. 【請求項22】  マスク材原版が、少なくとも感熱転
    写材料と受容体により形成されたことを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項9、請求項10、請求項16の
    いずれかに記載の画像形成用マスク材。
  23. 【請求項23】  マスク材原版が、支持体上に感熱転
    写材料により遮光層が設けられており、この遮光層を受
    容シートに熱転写することで形成されたことを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項9、請求項10、請求項
    16のいずれかに記載の画像形成用マスク材。
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