JPH043688Y2 - - Google Patents

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JPH043688Y2
JPH043688Y2 JP9531185U JP9531185U JPH043688Y2 JP H043688 Y2 JPH043688 Y2 JP H043688Y2 JP 9531185 U JP9531185 U JP 9531185U JP 9531185 U JP9531185 U JP 9531185U JP H043688 Y2 JPH043688 Y2 JP H043688Y2
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JP
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scrap
cutting
blade
trimming
chute
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JP9531185U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、板状のワークのトリミング切断を行
なうとともに、該トリミング切断後に、生じたワ
ークのスクラツプを切断して除去する板金プレス
切断装置に関する。
(従来の技術) 板金プレス切断装置においては、通常トリミン
グ工程により生じたスクラツプを切断して除去す
るようになつているたとえば、実開昭58−38328
号など。この場合、スクラツプの切断を行なう
と、切断されたスクラツプ片が切断刃に食い付い
た状態で残り、これを除去するためには、食い付
いているスクラツプ片を切断刃から切離す必要が
ある。従来では、切断刃に食い付いたスクラツプ
片を取除くために、プレス装置に一定の部材を設
けて、この部材により、下方からスクラツプ片を
突上げて切断刃から切離し、その後、装置から取
り除くようにしていた。
(解決すべき問題点) しかし、この従来の方法では、スクラツプ片を
突き上げる際、スクラツプ片がワークに当たり、
ワークに位置ズレが生じ、このため、正しいワー
クの受け渡しを行なうことができなくなつて、そ
の後の工程に支障をきたすといつた問題があつ
た。
(上記問題を解決するための手段) 本考案は、上記問題を解決するために構成され
たもので、切断刃に食い付き状態になつたスクラ
ツプ片をスムーズにプレス切断装置から排出でき
るようにした板金プレス切断装置を提供すること
を目的としている。
本考案にかかる板金プレス切断装置は、ワーク
のトリミング切断を行うトリミング切断用上下刃
と、前記トリミング切断によつて生じたワークの
スクラツプの切断を行うスクラツプ切断用上下刃
と、スクラツプ切断が行われる位置よりも低い位
置に固定され切断されたスクラツプを除去するた
めのシユートと、スクラツプ切断後前記スクラツ
プ切断用下刃を前記シユートの固定位置よりもさ
らに下方の位置まで移動させる移動手段とを備え
たことを特徴とする。本考案によれば、スクラツ
プ切断後、切断したスクラツプ片が食い付いてい
るスクラツプ切断用下刃は、スクラツプ片排出用
のシユートの固定位置よりも下方位置まで移動さ
せられるようになつている。従つて、スクラツプ
切断用下刃に食い付き状態になつているスクラツ
プ片は、スクラツプ切断用の下刃の下降の際に、
シユートに当たり、これによつて、スクラツプ切
断用下刃カラ切離され、その後、該シユートを介
して、装置外に排出される。
(実施例の説明) 以下、図面を参照しつつ、本考案の1実施例に
つき説明する。
本例は、本考案を車両のフロントフエンダー用
の板金プレス切断装置に適用して例である。
第1図及び第2図を参照すれば、本例の板金プ
レス切断装置1は、トリミング加工を行なうため
の上型2及び下型3を備えており、下型3は、ト
リミング加工によつて形成されるフロントフエン
ダーの形状すなわち、ほぼL状の平面形状を成
し、上型2は、該下型3に対して相補的形状を成
して、下型3を取り巻いている。そして、上型2
と下型3とが噛み合う部分には、トリミング切断
用上刃4及びトリミング切断用下刃5とがそれぞ
れ取付けられており、両者の噛み合いによつて、
トリミング切断が行なわれるようになつている。
また、下型3には、スクラツプ切断を行なうため
に複数のスクラツプ切断用下刃6,7,8,9,
10,11及び12が中央の下型3の周囲にトリ
ミング切断線に対してほぼ直交する方向に取付け
られている。トリミング加工が行なわれるフロン
トフエンダー用のほぼ台形状のワーク13は、第
1図に1点鎖線で示すように、中央の下型3を覆
うように本例のプレス切断装置1に持ち込まれる
ようになつている。そして、ワーク13が所定位
置に配置されたとき、各スクラツプ切断用下刃
6,7,8,9,10,11及び12は、ワーク
13の外形よりも突出するような長さを有してい
る。そして、各スクラツプ切断用下刃は6,7,
8,9,10,11及び12の上方には、それぞ
れ組合わされるスクラツプ切断用上刃14(1つ
のみ示す)が配置される。スクラツプ切断用下刃
6は、駆動シリンダ15のロツド16の先端に取
付けられた駆動部材16aにより第2図の実線位
置で示す上方位置と、二点鎖線で示す下方位置と
の間を移動させられるようになつている。該スク
ラツプ切断用下刃6の上方位置と下方位置との中
間の高さ位置には、スクラツプ片を排出するため
のスクラツプシユート17が配置されており、該
シユート17は、プレス切断装置1の外方に向つ
て傾斜している。
以上の構造のプレス切断装置1の作動について
説明すれば、ほぼ台形状のワーク13が、第1図
に示すように下型3を覆うように配置される。次
に、トリミング切断用上刃4及びスクラツプ切断
用上刃14を備えた上型2が下降し、まず第3図
に示すように、トリミング切断加工が行なわれ
る。この場合スクラツプ切断用上刃14は、トリ
ミング切断用上刃4と一体になつて下降し、トリ
ミング切断時においては、トリミング切断用上刃
と協働してトリミング切断を行なう。次に、第4
図に示すようにスクラツプ切断用上刃が下降し、
トリミング加工によつてワーク13の周囲に生じ
たスクラツプをスクラツプ片18に切断するスク
ラツプ切断加工が行なわれる。この場合、駆動シ
リンダ15が作動して、駆動部材16aが第2図
の実線で示す状態まで作動しており、これによつ
て、スクラツプ切断用下刃6は上方位置に達して
いる。従つて、スクラツプ切断加工は、シユート
17よりも上方の位置において行なわれる。次
に、第5図に示すように、スクラツプ切断用上刃
14、トリミング切断用上刃4が上方に移動させ
られ、一方スクラツプ切断用下刃6は、駆動シリ
ンダ15がロツド16を引込み位置に作動させる
ことにより、シユート17の位置を通り過ぎて下
方位置まで移動する。このとき、スクラツプ切断
工程の際、スクラツプ切断用下刃6に食い付き状
態になつたスクラツプ片は、該下刃6が下方位置
に移動するとき、シユート17に当たり、下刃か
ら引き離される。この引き離されたスクラツプ片
18は傾斜したシユート17上を装置1の外方向
つてすべり落ち、装置外に排出される。
(本考案の効果) 本考案によれば、スクラツプ切断加工におい
て、生じたスクラツプ切断用下刃に食い付き状態
になつているスクラツプ片をスクラツプ切断用下
刃を下方に移動させる際に排出用シユートと干渉
させることにより、該スクラツプ片を下刃から引
き離すようにしたので、スクラツプ片が上方にあ
る加工済のワークに干渉するといつた問題がなく
なり、従つて、その後の加工工程への悪影響を解
消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例に係る板金プレス
切断装置の平面図、第2図は、第1図のA−A断
面図、第3図は、トリミング切断時の状態を示す
第1図の装置の部分断面図、第4図は、スクラツ
プ切断時の状態を示す第1図の装置の部分断面
図、第5図は、スクラツプ片を除去する際の状態
を示す第1図の装置の部分断面図である。 1……板金プレス切断装置、2……上型、3…
…下型、4……トリミング切断用上刃、5……ト
リミング切断用下刃、6……スクラツプ切断用下
刃、13……ワーク、14……スクラツプ切断用
上刃、15……駆動シリンダ、17……排出用シ
ユート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークのトリミング切断を行うトリミング切断
    用上下刃と、前記トリミング切断によつて生じた
    ワークのスクラツプの切断を行うスクラツプ切断
    用上下刃と、スクラツプ切断が行われる位置より
    も低い位置に固定され切断されたスクラツプを除
    去するためのシユートと、スクラツプ切断後前記
    スクラツプ切断用下刃を前記シユートの固定位置
    よりもさらに下方の位置まで移動させる移動手段
    とを備えたことを特徴とする板金プレス切断装
    置。
JP9531185U 1985-06-24 1985-06-24 Expired JPH043688Y2 (ja)

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JP9531185U JPH043688Y2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24

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JP9531185U JPH043688Y2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24

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JPS623222U JPS623222U (ja) 1987-01-10
JPH043688Y2 true JPH043688Y2 (ja) 1992-02-05

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