JPS5853150Y2 - 鍛造品のためのバリ取り用プレス型 - Google Patents
鍛造品のためのバリ取り用プレス型Info
- Publication number
- JPS5853150Y2 JPS5853150Y2 JP16382980U JP16382980U JPS5853150Y2 JP S5853150 Y2 JPS5853150 Y2 JP S5853150Y2 JP 16382980 U JP16382980 U JP 16382980U JP 16382980 U JP16382980 U JP 16382980U JP S5853150 Y2 JPS5853150 Y2 JP S5853150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deburring
- holder
- punch
- die
- saucer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J5/00—Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
- B21J5/02—Die forging; Trimming by making use of special dies ; Punching during forging
- B21J5/027—Trimming
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鍛造品に発生するパリを取り除くために使用
されるプレス型の改良に関する。
されるプレス型の改良に関する。
従来、鍛造プレスによって、たとえば自動車における車
輪用のナックルを成形する場合において、該ナックルの
ボスとスピンドルとに予め所定の角度を付けた状態で成
形してしまうと、その後のプレスによるパリ除去工程に
おいてナックル周囲の外パリとボスの芯パリとの抜き取
り方向が異なることから、一般には外パリと芯パリとの
パリ抜き後においてボスとスピンドルとに所要の角度を
付けるいわゆる曲げ加工を行うようにしている。
輪用のナックルを成形する場合において、該ナックルの
ボスとスピンドルとに予め所定の角度を付けた状態で成
形してしまうと、その後のプレスによるパリ除去工程に
おいてナックル周囲の外パリとボスの芯パリとの抜き取
り方向が異なることから、一般には外パリと芯パリとの
パリ抜き後においてボスとスピンドルとに所要の角度を
付けるいわゆる曲げ加工を行うようにしている。
その結果、鍛造成形後にパリ抜きと曲げ加工との2つの
工程を行うことから、これが生産性の向上を図る上での
阻害原因となっていた。
工程を行うことから、これが生産性の向上を図る上での
阻害原因となっていた。
また、成形後においてボスの肉厚の薄い箇所が曲げ工程
で変形し易いため、余分な肉を付けておく必要があるほ
か、曲げ角度がバラツキを生じ易く、その後の機械加工
工程において加工残りが出る等してその精度に問題を残
している。
で変形し易いため、余分な肉を付けておく必要があるほ
か、曲げ角度がバラツキを生じ易く、その後の機械加工
工程において加工残りが出る等してその精度に問題を残
している。
本考案の目的は、上述の問題点に鑑み、ラムの移動方向
に傾斜しているパリを抜きとることのできる鍛造品のた
めのパリ取り用プレス型を提供し、もって生産性ならび
に精度の向上を図ることにある。
に傾斜しているパリを抜きとることのできる鍛造品のた
めのパリ取り用プレス型を提供し、もって生産性ならび
に精度の向上を図ることにある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
図において1はベット(図示しない)上に取付けられた
ダイホルダーであり、このグイホルダー1上には下の抜
型2が固定されている。
ダイホルダーであり、このグイホルダー1上には下の抜
型2が固定されている。
また、ダイホルダー1上には鍛造品3(本実施例では自
動車における車輪用のナックルを示す)を受けるための
受皿4が、前記抜型2内に納まるようにして配置され、
この受皿4はダイホルダー1を貫通する複数本のクッシ
ョンピン5を介してグイクッション(図示しない)によ
り上下動可能に支持されており、その上動は抜型2に当
接することで制限される。
動車における車輪用のナックルを示す)を受けるための
受皿4が、前記抜型2内に納まるようにして配置され、
この受皿4はダイホルダー1を貫通する複数本のクッシ
ョンピン5を介してグイクッション(図示しない)によ
り上下動可能に支持されており、その上動は抜型2に当
接することで制限される。
なお、鍛造品つまりナックル3は鍛造成形時においてボ
ス3aとスピンドル3bとに所定の角度が付けられてお
り、従ってナックル外周の外バリ6に外しボス3aの芯
バリアは同様に傾斜している。
ス3aとスピンドル3bとに所定の角度が付けられてお
り、従ってナックル外周の外バリ6に外しボス3aの芯
バリアは同様に傾斜している。
8はラム(図示しない)によって上下動される上の抜型
であり、この抜型8は受皿4の真上に対向していて、そ
の下端外周縁のエツジ8a(刃)と前記下の抜型2の上
端内周縁のエツジ2a(刃)とによって鍛造品3の外バ
リ6を切断する。
であり、この抜型8は受皿4の真上に対向していて、そ
の下端外周縁のエツジ8a(刃)と前記下の抜型2の上
端内周縁のエツジ2a(刃)とによって鍛造品3の外バ
リ6を切断する。
鍛造品3の芯バリアを抜き取るためのポンチ9は、前記
ダイホルダー1上に所定の傾斜角をもって立設されて前
記受皿4におけるボス受承部分に相当する箇所に貫通さ
れた縦孔4a内に挿通されており、そしてこの傾斜角は
鍛造品3のボス3aとスピンドル3bとに付けられた角
度と等しく設定され、従ってポンチ9の軸芯方向とボス
3aの軸芯方向とが一致している。
ダイホルダー1上に所定の傾斜角をもって立設されて前
記受皿4におけるボス受承部分に相当する箇所に貫通さ
れた縦孔4a内に挿通されており、そしてこの傾斜角は
鍛造品3のボス3aとスピンドル3bとに付けられた角
度と等しく設定され、従ってポンチ9の軸芯方向とボス
3aの軸芯方向とが一致している。
しかして、前記ダイホルダー1の上面側にはポンチ9の
傾斜方向(軸芯方向)と直交する方向の底面をもつ凹所
10が形成されており、この凹所10内には該凹所底面
の傾斜方向と平行なガイド溝11をもつポンチ押え12
が取付けられかつ該ポンチ押え12のガイド溝11に前
記ポンチ9の下端部に形成された係止フランジ9aが摺
動可能に嵌合されている。
傾斜方向(軸芯方向)と直交する方向の底面をもつ凹所
10が形成されており、この凹所10内には該凹所底面
の傾斜方向と平行なガイド溝11をもつポンチ押え12
が取付けられかつ該ポンチ押え12のガイド溝11に前
記ポンチ9の下端部に形成された係止フランジ9aが摺
動可能に嵌合されている。
本実施例のパリ取り用プレス型は上述のように構成した
ものであり、以下その作用について説明する。
ものであり、以下その作用について説明する。
第1図は、パリ取り前の状態、つまり鍛造品のナックル
3が受皿4上にセットされた状態を示しており、斯る状
態においてラムと共に上の抜型8が下降され鍛造品3を
押圧すると、該鍛造品3と共に受皿4がクッションに抗
して降下されることに伴い外バリ6は上下の抜型8,2
のエツジ8a、Zaによって切断され、一方芯バIJ
7はポンチ9によって抜き取られるが、この場合ポンチ
9は受皿4の下降に伴い縦孔4aの傾斜面によって図示
矢印方向の力を受けてガイド溝11に沿って内側へ摺動
変位し該受皿4の下降動作を妨げない。
3が受皿4上にセットされた状態を示しており、斯る状
態においてラムと共に上の抜型8が下降され鍛造品3を
押圧すると、該鍛造品3と共に受皿4がクッションに抗
して降下されることに伴い外バリ6は上下の抜型8,2
のエツジ8a、Zaによって切断され、一方芯バIJ
7はポンチ9によって抜き取られるが、この場合ポンチ
9は受皿4の下降に伴い縦孔4aの傾斜面によって図示
矢印方向の力を受けてガイド溝11に沿って内側へ摺動
変位し該受皿4の下降動作を妨げない。
すなわち、外バリ6についてはラムつまり抜型8の移動
方向に抜き取ることができ、また外バリ6に対し傾斜し
ている芯バリアについては、その傾斜方向と直交する方
向に抜き取ることができる(第2図参照)。
方向に抜き取ることができ、また外バリ6に対し傾斜し
ている芯バリアについては、その傾斜方向と直交する方
向に抜き取ることができる(第2図参照)。
なお、パリ取り後、ラムと共に上の抜型8を上昇すれば
、受皿4がクッションにより下の抜型2に当接する位置
まで押し上げられ、それに伴いポンチ9は第2図の図示
矢印方向の力を受けてポンチ押え12にて案内されつつ
外側へ摺動変位し、次回の作業に備える。
、受皿4がクッションにより下の抜型2に当接する位置
まで押し上げられ、それに伴いポンチ9は第2図の図示
矢印方向の力を受けてポンチ押え12にて案内されつつ
外側へ摺動変位し、次回の作業に備える。
以上詳述したように、本考案はダイホルダー上にあって
ダイクッションを介して上下動可能に支持された鍛造品
の受皿と、該受皿を囲むようにしてダイホルダー上に固
定された抜型と、受皿の上方においてラムによって上下
動される抜型と、前記ダイホルダー上に立設されかつ受
皿の所定箇所に摺動可能に貫通されたポンチとからなる
鍛造品のためのパリ取り用プレス型において、前記ポン
チを前記受皿に対しては所要の傾きをもって貫通させか
つ前記ダイホルダーに対してはその傾斜方向と交差する
方向に摺動可能に取付けたことにより、ラムつまり上の
抜型の摺動力向に対して傾斜しているパリをも抜き取る
ことができるようにしたものである。
ダイクッションを介して上下動可能に支持された鍛造品
の受皿と、該受皿を囲むようにしてダイホルダー上に固
定された抜型と、受皿の上方においてラムによって上下
動される抜型と、前記ダイホルダー上に立設されかつ受
皿の所定箇所に摺動可能に貫通されたポンチとからなる
鍛造品のためのパリ取り用プレス型において、前記ポン
チを前記受皿に対しては所要の傾きをもって貫通させか
つ前記ダイホルダーに対してはその傾斜方向と交差する
方向に摺動可能に取付けたことにより、ラムつまり上の
抜型の摺動力向に対して傾斜しているパリをも抜き取る
ことができるようにしたものである。
従って、本考案によれば、鍛造成形時にパリが異なる方
向に発生するような曲げを含んだ成形を可能とし、パリ
抜き取り後の曲げ工程を省略することができるものであ
り、このことは生産性の向上を図る上においてきわめて
有効であり、かつまた鍛造成形の時点において曲げを含
ませ得ることから加工精度の面においてもパリ取り後に
曲げ加工を行う場合に比べて有利となる。
向に発生するような曲げを含んだ成形を可能とし、パリ
抜き取り後の曲げ工程を省略することができるものであ
り、このことは生産性の向上を図る上においてきわめて
有効であり、かつまた鍛造成形の時点において曲げを含
ませ得ることから加工精度の面においてもパリ取り後に
曲げ加工を行う場合に比べて有利となる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はパリ取り前の状
態を示すパリ取り用プレス型の縦断面図、第2図はパリ
抜き取時の縦断面図である。 1・・・・・・ダイホルダー、2,8・・・・・・抜型
、3・・・・・・鍛造品、4・・・・・・受皿、9・・
・・・・ポンチ、9a・・・・・・係止フランジ、10
・・・・・・凹所、11・・・・・・ガイド溝、12・
・・・・・ポンチ押え。
態を示すパリ取り用プレス型の縦断面図、第2図はパリ
抜き取時の縦断面図である。 1・・・・・・ダイホルダー、2,8・・・・・・抜型
、3・・・・・・鍛造品、4・・・・・・受皿、9・・
・・・・ポンチ、9a・・・・・・係止フランジ、10
・・・・・・凹所、11・・・・・・ガイド溝、12・
・・・・・ポンチ押え。
Claims (1)
- グイホルダー上にあってグイクッションを介して上下動
可能に支持された製品の受皿と、該受皿を囲むようにし
てグイホルダー上に固定された抜型と、受皿の上方にお
いてラムによって上下動される抜型と、前記グイホルダ
ー上に立設されかつ受皿の所定箇所に摺動可能に貫通さ
れたポンチとからなり、該ポンチは前記受皿に対して所
要の傾きをもって貫通されるとともに、前記グイホルダ
ーに対してその傾斜方向と交差する方向に摺動可能に支
持されていることを特徴とする鍛造品のためのパリ取り
用プレス型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16382980U JPS5853150Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | 鍛造品のためのバリ取り用プレス型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16382980U JPS5853150Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | 鍛造品のためのバリ取り用プレス型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5786044U JPS5786044U (ja) | 1982-05-27 |
JPS5853150Y2 true JPS5853150Y2 (ja) | 1983-12-03 |
Family
ID=29522595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16382980U Expired JPS5853150Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | 鍛造品のためのバリ取り用プレス型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853150Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011088862A1 (de) * | 2011-12-16 | 2013-06-20 | Cdp Bharat Forge Gmbh | Verfahren zum Umformen von Schmiedeteilen |
-
1980
- 1980-11-14 JP JP16382980U patent/JPS5853150Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5786044U (ja) | 1982-05-27 |
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